ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

包丁人ヨシゾー2

2007年10月11日 22時30分19秒 | 日記

♪ 包丁い・いっぽ~ん ♪

 ♪ サラシにま~い~て~ ♪

と言うことで、今回の包丁人ヨシゾーは、カジカです。こいつも、ハモ(マアナゴ)同様に、嫁が捌いてくれません。なので、ヨシゾーの出番となります。

で、今回の写真は去年仕留めた40UPのカジカでやんす。Photo

【手順1】
腹を割いて肝臓を取り出します。バックの内臓と血がキモイですね。
Photo_4

【手順2】
次に頭を落とします。右上にあるのは胃袋。右のオレンジ色した肝臓です。
Photo_5

【手順3】
ハラスを落とします。
Photo_6

【手順4】
頭を半分にして、身は三枚におろします。Photo_7

【手順5】
身は皮を剥いで刺身又は唐揚げに。
カジカの傷むのが早いので、カジカの刺身は釣り人の特権です。
また、唐揚げは鶏肉の食感で美味しいです。
頭と、胸びれ、ハラス、背骨はぶつ切りにしてカジカ鍋の出汁となります。ヨシゾーは目の下のほほの身と胸鰭付け根の身が好きです。
胃袋は輪切りにしてカジカ鍋に入れると、ホルモンの様な食感でこれまた美味い。
肝は、そのままカジカ汁に入れても美味しいですが、包丁で叩いてすり鉢でペースト状にしたものをカジカ鍋に入れると、もの凄くコクが出て美味いです。
Photo_2

前回同様、ヨシゾーの出番はここまで、後は嫁の手に渡り、調理されます。

で、明日は会社の観楓会。来年サミットが開催される洞爺湖温泉に1泊してきます。
二日酔い確定なので、今週末の釣行は無しです(〃⌒ー⌒)

 

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投げ釣り仕掛け Part26 スプリング

2007年10月10日 00時00分53秒 | 仕掛け

最近、次回のカジカ釣りは何処に行こうか考えてばかり。

狙いはズバリ50UPです(   ̄ー ̄)ノ

そんな中、一番の問題が根掛かり対策。一見、砂浜でも海底は横溝や根が沢山あるポイントでないと爆釣出来ないと思っているので、根掛かりが多い場所にしか行きません。去年は、バカみたいな根掛かり防止対策を色々考え、全く効果の無いボツとなった仕掛けは数知れず。しかし、怪我の功名とでも言いますか、先週の釣行で威力を発揮したのが、中通しオモリ+根掛かり防止スプリング。なんたって、根掛かりしても、そのまま糸を緩めて放っておけば、外れてくるのである。ちなみに、先週の釣行では仕掛けのロストは2個。それも、ただの中通しゴロ仕掛け(スプリング無し)1個と遠投1本針仕掛け1個だけで、根掛かり防止スプリング付きの仕掛けは、ロスト無しというすばらしい結果を残したのである。
この仕掛けの原型は、10年ほど前に釣り会の人にもらった仕掛けである。
Photo_2
上の写真は、10年ほど前に貰った仕掛けの一番下についていたスプリング。シモリ玉の下にオモリが付く構造となっている。しかし、何とも綺麗な仕上げのスプリングでしょう。でも、どうやったらこんなに綺麗に作れるのかわからない。だから、ヨシゾー流に改良したのが、下の写真のスプリング。
Photo_3

見栄えは悪いですが、効果は実証済みです。

このオモリ。何故、根掛かりが少ないかと言うと、あくまでヨシゾーの仮説ではあるが、根掛かりの大半はオモリが岩の間に挟まることが原因と言われている。このため、オモリの前にスプリングを付ければ、オモリが岩の間に挟まるのを防いでくれる。おまけに、20cmほどのステンレス針金もオモリ自体が溝に入るのを防止してくれる。たぶん・・・・。だから、根掛かりが少なくなると思ってる。

【用意するもの】
ステンレス針金 1.Omm×50cm、1.2mm×25cm
中通しオモリ 35号又は40号
ローリングサルカン4号×2個
ビーズ 3個、ゴムパイプ 2個

【作り方】

  1. ステンレス針金1.0mmを直径1cm程のパイプに手で巻き付けます。この場合、軍手をしたほうがケガをしないと思います。なんたって、すごい反発力で戻ろうとしますから。
  2. 両端を先の丸いプライヤーで小さな丸を作り、形を整えます。
  3. 手で、ねじるように回しながらスプリングの輪を広げ、延ばして形を整えます。
  4. 次に1.2mmのステンレス針金の端部を曲げて、サルカンをセットしてゴムパイプを被せます。
  5. 1.2mmの針金にビーズ、仲通しオモリ、ビーズ、スプリング、ビーズ、ゴムパイプの順に差込、端部を曲げてサルカンをセットしゴムパイプを被せて出来上がりです。

ただし、この根掛かり防止スプリングにも弱点があります。襟裳などの昆布根に打ち込む場合は、長い針金が邪魔をして

昆布の中に仕掛けが落ちない。= 魚が釣れない!

となりますから。

※この仕掛けは、あくまでも根掛かり防止対策の07’バージョンです。今後は一切の断わり無く、仕様変更を勝手に行いますので、ご了承願います。
また、効果が無いという苦情は一切受け付けません。あくまでも個人の裁量で使う、使わないを判断してください。

ま、硬いことを色々書いてみましたが、このブログを通じて皆さんの、いえ北海道の特殊な投げ釣り環境のレベルアップにつながれば、ヨシゾー的にはもの凄く嬉しいです!

 

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俺達、カジカ捕獲調査隊! 21-2

2007年10月08日 08時03分11秒 | 07’釣行記

10月6日、11時に朝のお勤めを終え帰宅。大急ぎでイカゴロとカツオを購入した。

ヨシゾーの帰宅を待ちきれなかった、捕獲調査隊の”〇井”と”ささぼー”は、掟破りの行動で超フライング。既に目的地のすぐそばまで車を走らせていると無電があった。

12時過ぎには”〇熊”が迎えに来たが、”〇熊”は、自分家の玄関に竿と三脚を忘れて来るという、大失態!

ガ━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン!!

ヨシゾーの竿と三脚を一式貸し、事なきを得て出発。

掟破りの2人は、13時過ぎには現地着。奥の大平盤の好ポイントを確保したようだ。

ヨシゾーと〇熊は遅れること1時間半。14時半頃に現地着。一度ポイントに入ったが、携帯電話を忘れて、もう一度車まで戻るという大失態。

なんだか、今日はいやな予感が・・・・・・。

Photo_2

場所は日高でもカジカの早場といわれる某ポイント。車を置いて砂浜を10~15分ほど歩いた大平盤周辺である。

一番奥に”ささぼー”と”〇井”。この2人は大平盤上の浅瀬で岩の付け根を狙った。(写真に写らないくらい奥です。)

”〇熊”(写真奥)は大平盤と深みの境を狙う定石の攻め方である。

”ヨシゾー”(写真手前)は、出遅れたのと”時期と潮周りを考えた場合、大平盤上は魚影が薄い”と勝手に判断。水温が高めなのを考えて、少しでも水温の低い深場を探すことにした。背後の地形と波の具合を見ながら、半分勘で釣り座を決定。

16時頃、捕獲調査隊4名揃っての捕獲調査開始である。

【竿】
旧スピンパワー425BX-T ×2本
NEWスッピンパワー425BX-T ×1本

【リール】
ベーシア45QDⅡ × 3台
道糸 PE3号+力糸 PE6号(船用)

【仕掛け】
遠投1本針仕掛け→タコベイト仕様
イカゴロ仕掛け→根掛かり防止スプリング付き
オモリ 35号~40号

【餌さ】
カツオ 4本(60切れ) → 40切れほど使用
イカゴロ 50本       →30本使用

まずは、竿2本を強い斜め左向かい風の中、遠投1本針仕掛けで4色~4色半を攻める。数投探ると、右手100m強に範囲は狭いが昆布根があり、海草が密集しているようだ。カジカ&アブラコの期待がかかる。残り1本はイカゴロ仕掛けで波打ち際30m~40mほど先にある駆け上がり付近を攻める。海底は岩盤の上に玉砂利が載った状態の様で、左方向の海底は一部岩盤がむき出しと思われる箇所があり、この場所は根掛かりが激しく、これまた大物の期待がかかる。

しかし、日が暮れても竿先を揺らすのは30cm~45cm程のアカハラ、マイクロドンコ、超コマイの外道ばかり。おまけに、気温が高いので冷凍イカゴロが融け、少し力を入れて投げるとワタが破れて仕掛けとは違う方向に飛んでいく。なので、竿の反発を利用したふんわり投げしか出来ない。こんな状況が続き、いい加減嫌やになってきた頃”ささぼー”カジカGETの一報が入る。俄然やる気になり、再度気合を入れなおす。

そして、19時過ぎに派手な当たりと共に遂に奴は来た!

沖から岸よりしたばかりと思われる、派手な外見のオレンジカジカ34cm
イカゴロ丸呑みです。
7

すかさず、竿3本をイカゴロ仕掛けに交換した直後の20時過ぎ。
日焼けした顔で上がってきたのは33cmのガングロカジカ
横に写っているカニはカジカの口から出てきました。
8

更に、間髪入れずに茶色カジカ34cmが続きました。
Photo_3

これから、終了時間までの餌の調整を考えて”アカハラを解体して切り身に”。その後、”ささぼー”に無線を入れると”もう片付けて、そっちに向っている”とのこと。

結局、21時にフライング組の”〇井”と”ささぼー”が餌さ切れ終了。この合図で、カジカ捕獲調査隊の調査は終了です。
Photo_4

とても同じ魚とは思えない位色が違います。

結局、ヨシゾーの釣果は、カジカ3本。アカハラ、ドンコ ∞
おまけとして、2度ほど波打ち際でばらしました。最初は昆布根に遠投していた竿。竿先が微妙に揺れたと思うと一気に刺さり、これでもかと言うほど竿先を引っ張ります。すかさず合わせてリーリング。重量感のある手ごたえと、竿を持つ手に伝わる暴れ方は大物アブラコ?しかし、波打ち際で大暴れ。”俺を捕獲するなんて、百万年早え~んだよ”と言って沖に帰ってしまいました。
二度目はイカゴロ仕掛けに。これまた、派手な当たりで竿先を揺らし、竿を持つ手に伝わる重量感はカジカ?しかし、これも波打ち際で大暴れ、痛恨のばらしです。

どうやら2回とも、寄せ波の時にタイミング良く暴れられ、針にかかるテンションが無くなってしまった為だと思われます。ヘタクソですね。

そして、魚の大きさは、たぶん50cmオーバーでしょう。

逃がした魚はデカイと言いますから(^―^)


結局、捕獲調査隊の捕獲調査結果はと言うと。

【〇井】 35cm級1匹とカジカ?1匹の合計2匹GETしました。Photo_5


【ささぼー】 35cm級2匹です。Photo_6


【〇熊】 本日の身長賞 36cm1匹です。Photo_7

【ヨシゾー】 33cm~34cm 3匹です。
Photo

【捕獲調査を終えて;カジカ8匹確認】
最初にオレンジカジカを釣り上げた時は、岸よりは始まったばかりと思ったが、ガングロ、茶色と釣れた事を考えると、もう既に本格化、又は一歩手前といったところですかね?
しかし、4人で8匹の釣果はあったものの、サイズはいまいちで、アベレージが35cm弱と小型が多かったのが気になります。最盛期には40UPや50UPも出ることを考えると、やっぱりまだまだ物足りない。でも、確実にカジカが釣れることがわかっただけでも儲けモンですね。今後は更に気温が下がるので、大物の期待に胸を膨らませながら、次回釣行を楽しみにしようと思います。

それにしても、シーズン最初のカジカは楽しかった。後2~3時間竿を出したら、2~3匹は追加できたかもしれませんが、こればっかりはわかりません。でも、竿を持って行かれるような激しい当たりに、潜水艦の様な重量感のある釣味。小型であってもその存在感は別格です(   ̄▽ ̄)

 

次回は、逃がした50UPを再捕獲します(^―^)

 

 

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カジカ捕獲調査 速報! 21-1

2007年10月07日 00時46分45秒 | 07’釣行記

ただ今捕獲調査から帰って来ました!
とりあえず、速報です。Photo

今日は、疲れたので寝ます・・・・・Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzz。

詳細は、次回のお楽しみ(   ̄ー ̄)ノ 

        

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逆境!だから燃えるんです!

2007年10月06日 06時45分35秒 | 日記

最近のヨシゾーは毎週の様に喪服を着ている。今回は、学校の部活の後輩で、今も同じ職場に勤める”奴”の嫁さんの母親が水曜日の深夜に亡くなった。”奴”との付き合いも16歳からなので、かれこれ2回り位の付き合いであり、おまけに母親が亡くなる2時間前まで一緒に飲んでいた・・・・・。

そんな”奴”だが、嫁さんの母親と一緒に暮らしていたため、何故か喪主で葬儀を仕切ることになったようだ。決して亡くなる直前まで一緒に飲んでいたという罪悪感からでは無いが、昨日の通夜は16時に会場入りし、受付で会計のお手伝い。今日も8時までに会場に行きお手伝いをしてくる。

昨日の通夜で2日ぶりに会った”奴”は、水曜日からほとんど寝ていないようで、疲れた顔で、ヨシゾー達に”すいません!おろしくお願いします。”と挨拶する姿は、なんだか痛々しかった。

なので、今回の釣行は完全な準備不足である。

昨日はお手伝いから帰ってきてから、なんとかゴロ仕掛けを10組作った。今朝は朝4時から起きて遠投1本針仕掛けを10組作成。さすがにネット仕掛けを作る元気は無かった・・・・。去年の残りの仕掛けとあわせても、ゴロ仕掛けが11組と少し足りなさそうだが何とかなるだろう。餌の準備も皆無である。行く途中で、カットカツオとイカゴロを買っていくしかない。

おまけに、潮周りを調べて見ると全く動かない。最悪・・・・・・・。

満潮14:06 → 潮位122.7cm
干潮18:17 → 潮位107.1cm
満潮23:04 → 潮位122.3cm

更に追い討ちをかけるような、無風・べた凪の天気予報。
海水温も高めだ(涙)

海況も潮周りも最悪である。

これから、顔を洗って飯食って、喪服に着替えてお手伝いしてきます。

昼過ぎには、〇井と〇熊が迎えに来る・・・。

たぶん、家に戻ってきたと同時に捕獲調査へ出発となるだろう。

でも・・・・・。きっと・・・・・。

俺、頑張ったよ!

だから、今日はいい事あるだろう!

逆境!だから燃えるんです!

釣りの神様!ヨシゾーに釣果を!

願望だけは、人一倍強いヨシゾーでした。

では、準備が出来たら行ってきます。

 


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包丁人ヨシゾー

2007年10月02日 22時28分27秒 | 日記

土曜日の夜釣りの影響で、日曜日は20時過ぎには爆睡してました。月曜の朝は6時に起きたのですが、2階の寝室から階段を下りる足取りが妙にぎこちない。上半身は右側、下半身が左側と、何ともバランスの悪い筋肉痛です。あの竿2本を8時間、軽く振れば良い物を、バカのひとつ覚えで思いっきり振り回す事しか考え無いヨシゾーは本当にアホですね。おまけに2日たった今日も左足ふくらはぎが筋肉痛です。決して歳のせいではありません。少しだけ、筋肉の神経が鈍いだけです(   ̄▽ ̄)

で、今シーズンのハモ漁が終了したので、2007年ハモ漁終了記念として、土曜日に釣ってきたハモ(マアナゴ)の解体を紹介します。

何故かって?

こいつの解体だけは、嫁が気持ち悪がってやってくれません。

包丁人ヨシゾーの出番です。

♪包丁~一本♪サラシに巻いて~♪

【手順1】
ハモを粗塩で揉んで、ぬめりを取ります。本当は、取らなくても良いのですが、やはり気持ち悪いのでヨシゾーは必ず取ります。
【手順2】
背中を手前に向けて、まな板の上に乗せ、目にアイスピックを打ち込みます。
1_2

【手順3】
鰭の少し後ろに包丁を入れます。
【手順4】
頭の方から包丁を背骨に沿って入れ、尻尾まで一気に開きます。
2_1

【手順5】
内臓を取り、キッチンペーパーで汁や血を拭きます。
【手順6】
頭の方の背骨を切断します。
【手順7】
手順4と同様に、背骨の沿って一気に背骨を取ります。
3_2

【手順8】
最後に、頭と背びれを落として食べやすい大きさに切って解体ショーの終了です。

これで、ハモはヨシゾーの手を離れます。

【ポイント】
ハモの背骨は、内臓のある当たりは三角形で、尻尾の方は平です。なので、開いているときにこの場所に来たら、包丁の角度を変えると綺麗に骨だけとれます。
頭と背骨は出汁取りに。肝は数があれば串焼きに。数が無ければ勝手に焼いて食べちゃいます。身は、天ぷら、白焼き、煮アナゴなど、お好みに応じて料理してください。

※ちなみに、2007年のハモ漁は、5本/4回の惨敗でした(涙)

 

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