東京からスタートし、各地でチケットが取れない異常現象を巻き起こしている『わが星』 3月の段階で東京にいる式部が、「これ、めちゃ話題よ。」って教えてくれていたので、一度観ておかねばと思っていたお芝居です。今日はアイホールでの伊丹公演初日。行ってきました。あと二日公演は続くのでネタバレになる描写は控えつつ、感じたことを少しだけ。
この何年か、突き抜けない現実と、そこをリアルに表現するお芝居の世界に重さというかフラストレーションを感じつつ我慢強く劇場に通い続けていた演劇ファンに、やっと一息つかせてくれた「質感のあるファンタジー」だと受け取りました。無から宇宙が生まれ、やがて太陽系が形成され、僕たちの住む地球が生まれてやがて消えていくという壮大な時間軸と、団地に住む一人の少女の人生を重ね合わせるという手法で描かれた作品。人の生と死は決して喜びと悲しみではないかも…、という新たな価値観は、幻だと分かっていながらそう考えてみてもいいかもね…なんて気持ちにさせる力を持った作品だったと思います。
現実がどんなに辛く厳しくても、100億光年先をみつめて歩くことが出来れば、人はまた違った希望を手に入れられるのかも知れない。せめて今日ぐらいはそう空想してみることにします。
この何年か、突き抜けない現実と、そこをリアルに表現するお芝居の世界に重さというかフラストレーションを感じつつ我慢強く劇場に通い続けていた演劇ファンに、やっと一息つかせてくれた「質感のあるファンタジー」だと受け取りました。無から宇宙が生まれ、やがて太陽系が形成され、僕たちの住む地球が生まれてやがて消えていくという壮大な時間軸と、団地に住む一人の少女の人生を重ね合わせるという手法で描かれた作品。人の生と死は決して喜びと悲しみではないかも…、という新たな価値観は、幻だと分かっていながらそう考えてみてもいいかもね…なんて気持ちにさせる力を持った作品だったと思います。
現実がどんなに辛く厳しくても、100億光年先をみつめて歩くことが出来れば、人はまた違った希望を手に入れられるのかも知れない。せめて今日ぐらいはそう空想してみることにします。
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