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ブログって何? 2023年4月より兵庫県高等学校演劇研究会東播支部へ移動。高校演劇の情報の配信、記録も。

史上初!伊丹西OB公演

2009-08-21 21:48:48 | お芝居演劇
 よく楽屋見舞いのお花とかお酒に「公演おめでとうございます」なんて書いてあるんだけど、今まで自分の舞台でも、仲間の舞台でも「おめでとう」なんて一度も思ったことはなかった。
 舞台に立つのは当たり前。そこから先の勝負だって。でも今日だけは「公演おめでとうございます」って気分なんですね。尼北時代を含めて純粋に卒業(部?)生だけで舞台を作ったのは初めてでしたから。稽古場を確保する。みんなのスケジュールを合わせる。道具や衣装を用意しようにも財産は無し置き場所も制作場さえ無し。当然補助金も頼れる相談役も無し。そんな無い無い尽くしの一からのスタートがゴールを切ることの大変さや大切さは、やった者にしか分からないのです。心配な噂も弱音も色々聞こえたけれど、お客さんが入って気づいたらカーテンコールだったって感じかしら。終わった瞬間お~って正直思えました。
 出演者のみんなが会わない間に何かしら成長してて、それは舞台のおかげで成長したんじゃなくて、社会にもまれて年月と生活を経て成長してるんだけど、その成長が何気なく吐くセリフに見え隠れするのを、嬉しく眺めていました。そうなんです。高校演劇には賞味期限があるんですけど、その後の世界には時代に応じて様々な可能性が広がってるんですよね。
 食えるかどうかの現実は悲惨なものですけど、表現することと生活の基盤を得ることはまた別な話。彼女らが就職して、あるいは子育てに一段落して、旦那の定年を見届けてもう一度舞台に立つなら、僕はぜひ観に出かけようと思っています。 

『五十円玉の向こう側』
  作 いにょ  演出 いっけ

 CAST
  いにょ いっけ みるきぃ 麒麟、アイアイ
 STAFF
  みさっぺ かなめ ドリア
 スペシャルゲスト
  徳ちゃん
 オマケ
  関係者多数(失礼) 受付はこれか?のみんな
 スペシャルサンクス
  A積さんを筆頭にピッコロシアターの皆様
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