2号の疑問

2009-07-14 19:26:25 | 子育て
先日、比良げんき村という施設に行きました。

そのときにすぐ近くで見たスズメバチ。
規格外にデカかった、と日常でスズメバチを見る機会の少ない僕には思えました。

ところで2号。
そのスズメバチがよっぽど恐かったのでしょうか、
しばらくしてから、保育園まで迎えに行った帰りに、こんなことを聞いてきました。

“なぁ、パパ。なんでハチとか恐いのがいるん?”

来ました。
あまりにも素朴であまりにも答えに困る子どもの質問。
2号はこう思っているんです。

“この世界にはどうしてハチとかヘビとか恐い生き物がいるんだろう?
そんな恐いものがいなくても、世界は変わらないのに。。。”

そうですよね。
この世界からスズメバチが絶滅したところで、
2号の世界観では何ら問題なく、むしろ歓迎すべき世界なのでしょう。
人間に危害を加えることのある生き物の存在自体が、
信じられないというか信じたくないのかも知れません。

さて、問題はこの問いに対する答えです。
はっきり言って、僕は何一つ明確な答えを示すことができませんでした。

“そりゃー2号・・・。
えーと、やっぱりほら、色んな生き物がいてこその地球やからな、うん。
優しいのがいれば、恐いものもいるで”

・・・・・・。
何ですか?このテキトーな答えは。
しかも、シドロモドロもいいとこです。
ランカーに怒られちゃいそうですな(汗)

で、この答えに対する2号の反応は・・・・ありませんでした。
きっと、何一つ納得していないのでしょう(汗)


ところで以前、電車の宙吊り広告でこんなストレートな問いかけがありました。

“『どうして人を殺しちゃダメなの?』と子どもに聞かれたとき、あなたは何と答えますか?”

しばらく考えてしまいました。
そんなことを教えなくちゃならない子どもに育ててしまう親が問題かとは思いますが、
“何と答えますか?”と聞かれれば答えを探してしまうものです。
で、僕がたどり着いた答え。

“パパやママが死んだら、おまえは悲しくないか?
パパはおまえが死んだら、悲しくて寂しくて胸が張り裂けてしまうと思う。
人を殺せば、悲しくて寂しくて胸が張り裂ける人がいっぱい出てくる。
そういう人を増やしちゃならないから、人は殺しちゃダメなんだ。”

どうでしょう。
これで、子どもの心に届くでしょうか。
いずれにしても、我が家の子ども達には、こんなバカな質問をするヤツはいません。

話がそれてしまいましたが、冒頭の2号の問いに対する理想的な答えは、
まだまだ見つけられていません。
何かいい答え方を思いつかれた方、いらっしゃいましたら教えてください。
では。