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本日(11月6日)は、メンタルヘルス・マネジメント検定の公開試験日です。

2011-11-06 | 2.心の健康情報
●公開試験実施日

本日(11月6日・日)は、メンタルヘルス・マネジメント検定の公開試験日です。Ⅰ種は、団体試験がなく、年2回の公開試験のうち1回はⅡ種とⅢ種だけですので、Ⅰ種は年1回のチャンスということになります。論述試験がありますので合格率は10%台前半ということが多く、なかなかの難関です。

この試験について考えてみたいと思います。
まずこの試験は大阪商工会議所の主催です。商工会議所主催ですから、「公的資格」ということになります。
Ⅰ種はマスターコースであり、企業の中で実際に「心の健康づくり計画」まで行う、実践力が求められています。
Ⅱ種はラインケアコースであり、管理者として最小限知っておかなければならない知識を問うものですが、合格後は是非実践に生かしていただきたいものです。一番受験者の多いコースですが、それだけニーズが多いのだと思います。
Ⅲ種はセルフケアコースであり、「自分の健康は最終的には自分で守らなければならない」との趣旨で設けられています。
この試験では、労働安全衛生法や心理学の基礎知識、ストレスへの対処、自分自身として、上司として、会社としてやらなければならないことなど幅広い知識が問われます。1級、2級という試験ではありませんが、難易度的にはⅠ種>Ⅱ種>Ⅲ種でしょう。特にⅠ種の論述試験の突破には、正確な知識を持っているかだけでなく、回答時間が60分と短いため、スピードとの闘いになります。論述試験が基準点を満たさないと、択一式が満点でも合格できません。
もう一度該当ホームページを見直しておいてくださいね。
この試験の背景にある厚生労働省からでている指針等のなかで重要なものが2つあります。是非見直したいものです。
①「労働者の心の健康の保持増進のための指針」
②「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きについて」
「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の中では「産業医等の助言、指導等を得ながら事業場のメンタルヘルスケアの推進の実務を担当する事業場内メンタルヘルス推進担当者を、事業場内産業保健スタッフ等の中から選任するよう努めること」の規定があり、実際に中央労働災害防止協会で事業場内メンタルヘルス推進担当者養成研修も行われています。(k)


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