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気になったので調べて見ました。

2016-07-27 | 5.最近思うこと等
◆ご飯を仏壇に上げる
仏壇に あげるご飯のことを御飯様(おっぱんさん)といいます。また仏飯様(ぶっぱんさん)とか御仏飯(おぶっぱん)などの言い方もあります。お供えしたご飯は「おぼくさん(御仏供飯)」と言います。

仏壇にお仏飯をお供えするのは、昔はお米が食べれなかったので、「今日も主食のお米が食べれます」と言う感謝の意味があって、まず仏様に供えるのです。もろもろの鬼神等に分けてあげるという意味合いもあり、仏様や故人への食物として上げるのとは違うようです。

お供えの際、お仏飯は、仏壇に供えて手を合わせて(出来れば、読経して)から、仏様に語り掛け、下げる際も「下げさせて頂きます」と声を掛けて下げます。正しくは朝供えて、午前中には下げて無駄にならないように食べます。すぐに下げたからと言って仏様に対して失礼なことにはなりません。

仏様は、ご飯の場合は湯気を召しあがるので、湯気がなくなったら下げても良いです。「仏様のお下がり」を有難く家族皆で頂戴するようにするのが、ものの命を大切にすることになります。まだ柔らかいうちに下げて、御櫃に戻して軽く混ぜて皆で頂くのが基本のようです。

これは、長い時間あげていれば、ほこりもつくでしょうし、硬くもなります。そのように思えば、食べ物を無駄にしないという理にも叶っているなと思います。果物などの供物も痛む前に下げて食べます。

飾りではないので、硬くなって食べずに捨てたりすることが一番の罰当たりで、無駄にするくらいなら供えない
ほうがよいです。

生活形態が昔と異なりますので、ご飯を夕方だけ炊く家では、炊き立てを供えて奉告すると言う意味では夕方や夜だからいけないということはありません。ご飯を焚かなければ無理をして上げなくてもいいそうです。

捨ててしまうのは、勿体無いことです。仏様には苦痛なのではないでしょうか。食育も兼ねて、今日のご飯に感謝しましょう。

ほっとクラブ担当 矢端


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