命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

供養は結局、生きている我々のため?

2021年01月08日 19時17分21秒 | ひと口法話

先祖様の追善供養の事に付いての質問があり、

何故子孫の我々が先祖供養をしなければ成らんのか

との質問です。

 

我々の住む人間の世界での貯金は銀行とかの

金融機関の通帳に記載されているおり、金額の残高はすぐに、確認出来ますね。

残高の沢山ある人を、お金持ちと言ってます。

 

しかし、霊界における陰徳と言う貯金は目には見えず、残高も分りません。

 

陰徳と言う霊界の貯金の残高が不足し赤字になると

病気に成ったり、こどもが非行化したり、事故に遭ったり我々の望まない事が、

次々に起こって来ます。

 

更に赤字が大きくなると

不幸な出来事が続いて起る様になります。

 

そこで、先祖の供養をして

霊界に於ける貯金である陰徳を積む事になる

これを積善供養と言います。

 

亡くなった先祖は善行を積む事が出来ないので、

その先祖に成り代わって生きている私たちが積善のご供養をします。

 

私達子孫がご先祖様に功徳を積む事により、

功徳の果報が先祖に廻らされ陰徳と言う貯金が貯まってきます。

 

そうして霊界のお金(陰徳)は、私達子孫に廻ってくるのです。

世の中に対して善行を積む事も、又先祖に最大のご供養と成るのです。

 

生きている先祖である親を大切にし、

家の根っこである墓を大事にし、毎朝仏壇には家族全員お参りする。

 

これが幸せ往きの基本です。

常に追善供養をいたしましょう

 合掌