命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

霊界に行くためには

2018年08月03日 13時08分56秒 | ひと口法話

亡くなった者は、 

現世の行ないにより霊界でその霊性にふさわしい段階の境涯で、

それぞれ生活や修行をしているようです。

但し、霊界に全ての者が行けるわけではありません。

 

霊界へ行くためには、導いてくれる導師が必要です。

葬儀は、霊界に行くための一番最初の儀式です。

故人の意志で霊界に行けるというような話ではありません。

 

葬儀は、人間としての卒業式、そしてこれから行く世界(霊界)への為に入学式です。

僧侶の引導により、死後仏様の弟子となる得度(入学の許可)を受けます。

戒名は、霊界で呼ばれる故人の名前です。

生前の名前で呼ばれることはございません。

 

そして死後、七日間ごとに霊界に行くために

四十九日の修行するカリキュラムが課せられます。

 

その為に七日ごとのご供養が必要であり、

四十九間のカリキュラムを卒業して初めて自分の行く

境涯が決まるのです。

 

霊界では、

指導や学びの為の交流はありますが、

霊性の違う霊が入り混じって生活することはありません。

家族でも夫婦でも同じ境涯に行くことは稀です。

 

どんなに低い段階の境涯に住む霊でも

他の喜びを、自分に喜びとして生きております。

 

南無大師遍照金剛