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日本製鉄は、洋上風力発電用風車の
基礎に使われる鋼材の量産体制を
整えます。これまでは、個別注文で
生産していましたが、需要拡大を
見込んで2016年にも専用ラインを
設置します。生産する厚板は厚さが
約100ミリメートル。船舶用の厚さは
25ミリメートル、建設機械用が40~
50ミリメートルです。40ミリメートル
を超えると、製造の難易度が急に上がる
そうです。
政府は、洋上風力発電の新規案件目標を
2030年度で計1,000万キロワット、
2040年度までに3,000万~4,500万キロ
ワットとしています。1,000万キロは
風車約600基に相当します。1基当たり
の鋼材使用量は数千トンになります。