5月に経済産業省と国土交通省が出した
洋上風力発電の入札ルールの変更案に
対し、審議会委員から異論が出ている
にもかかわらず見直す考えはないようです。
昨年、三菱商事が3海域の事業を総取りした
ことが、役所には気にくわなかったようです。
公正な入札の結果なら、事業者が偏っても
しかるべきです。
入札ルールの変更を受け、洋上風車メーカーの
欧州大手は、日本市場への戦略を見直しています。
デンマークのベスタスは、日本での新工場の建設
計画を中止しました。独シーメンスグループは、
日本向けの製品を絞るようです。
役所の都合でルールが変わるようだと、企業に
とって長期投資は難しい。