2022年3月期の決算を発表した企業の
7割が純利益を増やし、3割が最高益を
達成しました。新型コロナウィルス
感染症拡大による業績の悪化から
回復期に入ったところに、資源高や
円安メリット受けた企業が好業績を上げ
ました。商社は大手7社がすべて最高益。
海運3社は、コンテナ船運賃の高止まりの
恩恵を受けました。自動車の電動化や
企業のデジタル化による需要拡大により、
電子部品会社も業績を伸しました。
2023年3月期は、一転して減益予想が
発表されています。前期最高益を記録した
トヨタは、半導体不足や上海封鎖などに
よる供給網の混乱から生産に制約を受け、
資材費上昇が利益を圧迫します。
