英国籍「SlverMuse 40700t」の真っ白い船体のクルーズ船が着岸した。神戸港初ではないが 私は 初めて見たので埠頭まで見に行くと 今までにない後部の優雅なデッキを持つ形の良い船だった。
この船を調べると日本一周15日間で、総トン数は4万ｔ 定員600名、全室スイートルームで室毎にクルーが一人つく高額なクルーズ船だった。クルーズ船で4万トンは小型だが、運搬船なら兎も角 遠い英国から荒海を越えて来る船旅は考えられないと疑問だったが 航空便で欧州から日本に来て横浜発着で日本一周 桜見物の企画なのだろう。地方の港は大型船は着岸出来ない隙をついて顧客を集める狙いだと思うが 少ない定員から見てもこの企画は相当に贅沢な船旅だと思う。
今回の神戸寄港の前は清水港で 次港は広島となっていた、発着は横浜港で 国内宣伝もあるので 日本人の富裕層もかなり乗船している筈だ。費用は10600-35800US$と言う数字からすると、円換算で一人150から500万円になるのだろうか・・世界も含めた世の中には、金額なんて意味のない階層が大量に存在している証拠だろう。
帰りに北公園に立ち寄ったが、良い天気で防波堤の釣りをする人もいたが 海が濁っていて何も成果を上げた人はいないようだ、公園の桜だけは満開だったが この格差はどうにもならないのだろうか。
英国籍 SLVER MUSE 40700t (2017就航）
北公園で
