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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1401- 新春対談に共感

2014-01-04 | 日記
 この三が日は快晴で、三宮の商店街も異人館通りも人人人。北野天満宮のトランペット奏者の座像広場には今朝、関東から来たと言う大道芸人もいて大変な人だかりだった。三十代の若い男が「新幹線で往復3万円もかけて来ました。私も生活があるので・・ご覧の方は」と、簡単なテーブル一つでの手品とパントマイム。街中が初笑いの渦・・賢そうな勇気のある若者だった。山の上の北野天満宮は昔、平の清盛が神戸の福原(今の和田岬辺り)に、京都から都を移すため(遷都) 北野方角に鬼門鎮護の目的で建てられたのが この天満宮。それによりこの辺りを北野村となり、眼下の田畑の向こうに神戸港が見渡せたらしい。今は政治・経済更に少子化など、暗い話題と不安な未来を予感させる事ばかりだが 日本人には途方もない大物がいた。比べてスケールは小さいがこの若い、一人芸の男も手荷物一つで全国回りして生活する 凄いやつかも知れない。

 元旦の新聞に、昨年のノーベル賞受賞者 山中伸弥教授とラクビーの神戸製鋼 平尾誠二監督の新春対談。研究の世界でもスポーツの世界でも、今は若い力を育てるのが難しい。今の時代は二人が体験してきた様な、強制も体罰も出来ないので内面からやる気を起こさせ自分から「なにくそ」と思わせるしかないからと・・・。山中教授は「若いうち世界に出て、語学だけでは無くて外から見た今の日本と自分を自らが知ってほしい、他国の若者は以前の日本人の様に 目をギラギラさせて頑張っている姿があるから」、平尾監督は「今の横並びの悟り世代には、もっとやりたいことを思い切り実行してほしい。その時は不安でも、結果が良かった時は 周囲から称賛される経験を知ってほし、例え失敗してもも次の活動に活かせる」とそれぞれに経験を語る。幸い、日本は2019年のワールドサッカー、2020年のオリンピックが決まった。スポーツの世界では、この7年間で・・と訓練計画が立てられ、山中氏もIPS研究のアプリケーション4項目を、オリンピックの年までに完成させる目標を立てているそうだ。平尾氏の周りのご高齢の方も、一生で二度目のオリンピックを是非見たいと、それが健康維持のモチベーションになっているとか・・。

 前回の東京五輪 1964年秋・・・今から半世紀前 私は20歳前半だったがTVで見た程度、このお二人は1962-3年生まれなので 多分見ていない。




1401- 新年はアンデスから

2014-01-02 | 日記
 新年の初詣は、神戸ではいつも生田神社なので 今年は有名な湊川神社へ。朝、最寄駅の大倉山駅の南口に降り 大きなスポーツセンターの横を神社方面は南に下る。すると、傍らで二人のペルー楽器でアンデスの曲を演奏する路上演奏を発見。今始めたばかりの様子で 知らない曲だったが あまりに上手。思わず、例のコンドル・・をリクエストしたら その演奏が又、素晴らしい。今年の幕開けは このケーナ演奏だ。
 ご兄弟で、日本全国を10年前から回っているそうだ。目の前で吹くケーナと打楽器の音響も良く小銭のほかにCDまで買ってから目的の神社に向かう。別れ際に、参拝に急ぐ数人に「素晴らしいですよ」とお誘いしたら次々と3人ぐらがい立ち止まり振り返ると人が増えていた。歌も演奏も技術が並みでないので多分、人で一杯になるだろう。グループ名は「TAKISUN タキスン」、帰ってネットで調べるとアンデス音楽の世界では有名人で 普段はコンサートに出ている人が、新年の参拝の人々に音楽紹介をしたかったのだろう。今年は、運が良いかも。



 湊川神社。神社が見えたあたりから人人人で、交通規制がある程の参拝客。明治神宮みたいだが楠正成を祭られている神社で 地元では「楠公さん・・ナンコウさん」と呼ばれ親しまれているそうだ。