- 松永史談会 -

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オールドレンズ活用作戦-タムロン28-200 171D編-

2008年04月13日 | 断想および雑談
いまはくっきりはっきりが好まれる時代。猫も杓子も・・。いまだに1000万画素機種にタッチしていないpoko_9はもう時代遅れなのだろうか。ハハハ・・・・・・・・。Blog,雑誌の挿絵程度の《普通の》写真ならコンデジ(たとえばフジのFinePix F100fd)でもよいとさえ思っている程だ。まあ、どんな趣味でも「道具に凝る」というのも、楽しみの一つだから、他人様はそれでよい。今回取り上げる、タムロン28-200 171D(AF28-200mm F/3.8-5.6 LD Aspherical IF)は発売されてかなり年数が経つ(発売期間1996-1998)。すでにオールドレンズと呼んでもよい代物だ。銀塩時代は画質が悪くあまり、使わなかったが、デジタルカメラに使ってみると・・・・、なんと~。


典型的な安物レンズだが、意外とテレ端の解像度は良好、レンズの絞りをF9程度にして使うと結構イケル=”まあまあ”な感じなのだ。いやはや恐れ入りました。暗いレンズなので、高感度特性のよいデジカメで、ある程度SS(シャッタースピード)は稼げるし・・・、43-300ミリで比較的近距離(数十メートル先)の風景・静物用かな?!。総合評価:新規に購入する必要は絶対にないが、あればデジカメでも使えるので、捨てる必要はない
このレンズで、上記の点に留意しながら、新装した建礼門の桧皮と装飾金具(カメラより15~6メートルはなれた位置にある被写体)を撮ってみた。問題点:①若干偽色が出る。②味はあるが、微妙に抜けの悪い画質、③使い方を間違うとまともな絵像は撮れないので、レンズの癖を抑えてから使う必要がある。



サブ情報

露出時間 : 1/125秒

レンズF値 : F8.0(下の飾り金具)~9.0(上の桧皮葺)、F8/F9では画像の解像度が変わる。くっきり・はっきりさせたい時はF9に。 
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
オリジナル撮影日時 : 2008:04:12 11:55:32
露光補正量 : EV-0.7
自動露出測光モード : 分割測光
レンズの焦点距離 : 200.00(mm)
撮影モード : マニュアル 
ホワイトバランスモード : マニュアル(太陽光。なお、快晴時にAWBは使うと失敗する) 
レンズの焦点距離(35mm) : 300(mm)・・・・・・テレ端。ワイド端は幾ら絞ってもAFではボケボケ(Bokeh)。
シーン撮影タイプ : 標準
コントラスト : 標準
彩度 : Low
シャープネス : Hard
被写体の距離範囲 : 遠景
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