えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

気になる男・寺山修司

2017-05-23 09:17:04 | 歌う
生きていたら82歳か、私が近づき、でもすぐ嫌になった男・寺山修司。わたしが短歌をはじめた時は彼は他界していた。40代で亡くなっので未だに寺山修司は壮年である。「短歌研究6月」では寺山修司の「手紙をよむ」特集、18名の新人賞受賞者がそれぞれ彼の「気になる一首」を取り上げている。

寺山修司は10代半ばから俳句を、その後は短歌、自由詩、演劇、映画などで活躍したが、短歌では虚構が目立つた、私は健在の彼の母を亡き人にした歌など彼が疎ましくなり読まなくなってしまった。でも嘘が旨い男は魅力があるように彼の作品は愉しい。

麦わら帽子

よれよれの麦わら帽を手にとれば寺山修司の歌が聞こえる

古きこの麦わら帽は捨てられぬ寺山修司の遺品に見えて

ここのみに人の群がる展示室、修司のハガキは金銭を乞う

あんなにも人がいたのにもう誰もいない、いえいえ修司と我が

「本性」が怖い

2017-05-21 14:23:14 | 歌う
▲草食のカラスが近ごろ肉食になったと言う君、前歯が光る

よく晴れて風もない日曜の朝刊に「本性」という本の広告、怖くなる。著者は若くて美しいミュージシャンとなるとますます怖い。

独自の文学的歌詞で音楽界に衝撃を与える🌼黒木渚が小説家としてデビュー、出版不況で作家たちは苦闘しているさなかに華々しく越境してきた黒木渚の小説が気になる。

かつて、私はたしかに無敵だったのだ。縮こまった心を勇気づけよう。やみくもに突き進むあの強ささえあればきっと新しい人生をやり直せる。

これは本文の引用された広告文である、自信たっぷりの彼女の本性だ。音楽と小説の二刀流が成功するだろうか?野球選手の二刀流の二の舞にならないように。でも小説を書きながらケガをする人はめったにいない、だから越境してくる人が多いのだろう。

以前、火山の裾野で拾った石を居間の棚に飾ったらとても優雅で私を楽しませてくれて、でも逆さにしたら急に豹に変わってしまった。

▲さかしまに置き換えにわかに豹となる火山裾野に拾いし石塊

いつも誰かに振り回される私

2017-05-20 13:46:56 | 歌う
😆あの人にまた振り回さ
れる蝶のごと今日も寄りくる明日も来るかも

土曜日の朝刊は本の広告か目立つ。10万部突破!「いつも誰かに振り回される」が一瞬て変わる方法 この本がよく売れるのは誰かに常に振り回されている人々が薬を買うように買うからだろうか。

「言われたこと」や「されたこと」でいつも頭がいっぱいになっていませんか?と広告は私に問いかける。そうなんです。私の頭のなかには黄蝶や蜂やカラスまで飛び回って混乱している。

いちばん私を振り回すのはテレビのキャスター達の言葉かもしれない。豊富な知識と磨かれた言葉につい振り回される。仲間の老女はテレビの国会中継をよく見ている。嘘をついているときの表情が「画面に鮮明」だそうてある。いま参考になるのは安倍首相とのこと。ご参考まで(笑)

短歌情報 歌人クラブ各賞

2017-05-19 15:15:53 | 歌う
本日朝日新聞朝刊に歌人クラブ各賞が発表された。

日本歌人クラブ大賞😆藤岡武雄(あるご)「斎藤茂吉-生きた足あと」

同クラブ賞 久我田鶴子(地中海)
「菜種梅雨」(砂子屋書房)

同クラブ新人賞 高山邦男(心の花)
「インソム二ア」(ながらみ書房)

同クラブ評論賞 加古陽治
「一首のものがたり」 (東京新聞)

😆四人の皆さまおめでとうございます。新緑もツツジの花たちも喜んでいます。

あなたの言葉にお返事

2017-05-18 14:11:28 | 歌う
犬や猫、鳥や魚などペットを飼う人が多い。自分や家族の世話だけでも大変なのに、ペットブ-ムは衰えそうもない。私たちは誰かに何かに相手なって欲しいからだろうか。

朝刊に「あなたの言葉にお返事」という広告。音声認識人形「おしゃべりみ-ちゃん」が私を見ている、み-ちゃんは言葉を理解して会話ができる、「おはよう」「元気?」など声をかけると元気いっぱい、本物の4歳の女の子の声が。

約800ワ-ド話せる歌は20曲歌える、毎日朝起こしてくれる、何時何分かを教える、ひとりごとを話せる、私は「み-ちゃん」のひとりごとを聞いてみたい、俳句を、短歌を、川柳をつぶやくかもしれない。でもそれを投稿したら盗作になるだろうか?

「おしゃべりみ-ちゃん」は税込13500円、高い!3500円なら買うけどね。

🔘 話しても返事をしない400のまっ白い口、原稿用紙の