「高尾山に3万人」
❤海よりも山の好きな子二人いてあとの一人は「どっちでもいい」 松井多絵子
新緑のこの時期の高尾山へは1日平均約3万人。初夏の陽気となった4日の「みどりの日」は大勢の行楽客で賑わったらしい。神宮球場観衆の3万人をテレビで見ながら、自殺する日本人は1年に3万人もいるということを思った。高尾山へ上る人々は心身ともに健康であろう。
都心から1時間で標高599mの高尾山。その中腹には♠高尾山薬王院♠サル園♠野草園がある。標高500mからの夜景は素晴らしく、夏には♠ビアマウントでビールを飲める、そうである。
近隣には天然温泉♠塩釜の湯を毎日配送する岩露天風呂があり、茶褐色に濁った湯に浸ることができるらしい。私が高尾山にはじめて登ったのは小学生のとき、遠足だった。その後、さくらの満開のころに2度上ったが、ケーブルカーで上り、下りは歩いた。わが家から1番近い山だが、家からも、わたしの町からも見えない。近くて遠い山である。
今年の3月にオープンした♠あべのハルカス は300mのビルらしい。高尾山の半分の高さである。高尾山は低い山に思えてくる。いやビルが高すぎるのかもしれない。来春には♠京王高尾山口駅の近くに温泉施設が新しくオープンするそうだ。ケーブルカーで山頂へ行き、さくらを眺めながら下りて、温泉に浸かる。わたしは年相応の高尾山を楽しみたい。
❤下りるのは誰よりもはやく上るのは常にわたしは最後の一人
5月7日 昨日は冬、今日は初夏 松井多絵子
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