えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

レストラン「火星」

2013-10-09 13:54:42 | 歌う

             ★「レストラン火星」★

★「火星には雨が降らないそうですね」「地球には不幸が降るそうですね」
                            歌集『えくぼ』より

 昨年7月、「これまで経験したことのないような大雨」が阿蘇を襲った。豊肥線でもトンネルが崩落、全線が復旧したのは2か月前である。今月の15日から九州を周遊する豪華寝台車「ななつ星」が走り出す。JR豊肥線の阿蘇駅は県内唯一の停車駅。金曜と日曜の朝6時ごろ、2番線に到着する。停車は3,4時間。車内では運行開始に合わせて改装されたホームの真新しい建物のなかの、「レストラン火星」での朝食。食材はすべて阿蘇産。キャベツは波野から。トマト、あか牛は産山(うぶやま)のもの。新築のレストランは、ガラス張り、外輪山を眺めながの朝食はさぞオイシイことだろう。駅舎を出ると、阿蘇五岳がゆったりと裾野をひろげる。阿蘇の魅力をここから世界に発信できる、もうじきですね。「ななつ星」のスタートは。

 わたしもぜひ「ななつ星」に乗りたい。しかしスイートは2人1室110万円。お高いですね。せめて「レストラン火星」で朝食を。グルメ老女A子を誘おうか。いやそれより、「殻ちゃん」がいい。阿蘇の中岳から立ちのぼる白い噴煙を見せてあげたい。水口もアキも一緒に「レストラン火星」で朝食。そして「ななつ星」で九州を周遊する、私と殻ちゃんはスイートの同室、隣室は水口とアキ、あの二人たまには遊ばせなければね。費用は年末の宝くじがもし当たったら、ですが。

  「火星よ、地球に幸運が降ることもありますよ」。  10月9日 松井多絵子    


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