・・・ テオは幸綱の息子か孫か ・・・
♥ 幼児期を卒業せりとはおもわねど朝日に立てり少年のテオ 佐佐木幸綱
歌人の佐佐木幸綱に青い目のまだ少年の息子が?なんて驚いてしまいますね。昨日の☀夕刊の {かぞくの肖像}に紹介されている犬。ネットでフリーダーを探して昨年6月、長野県上田市まで幸綱が訪ねた。6匹のなかの一番元気な雄をもらった。ゴッホの弟のテオドールをこの犬の本名に、ふだんはテオと呼んでいる。白い毛の犬、佐佐木家にきたときは7キロだったが今は約30キロ。
「テオはまだ小学生くらいか、わんぱくで、好奇心がいっぱい、大事な長火鉢も齧られたり、いたずらが激しい」 と、まるで孫のように幸綱はテオを語る。近くの沼地までテオとお散歩、汚れた犬を氏自らが洗う。テオの歌は30首位詠んだそうだ。掲出の1首の他にも、、。
♥、飽きることは絶対にない三十回ボールを投げて疲れたよ俺は
♥ 無防備に腹だし仰向けに寝てしまうまだ幼年の夢見居るらん
佐佐木幸綱編集発行の「心の花」は118年の歴史をもつ歌誌である。この伝統ある短歌結社の主宰の家族になったテオ君は、歌を詠むことができないのは残念だ。でも幸綱はテオのことを詠みたくなるそうだからテオは大切な家族の1員である。
2日前、私はミステリーツアーに参加するため7時すぎに家を出た。いつもは寝ている頃である。予報では朝の気温は零度。すごく寒かった。私の前を女が仔犬をつれて歩いていた。犬に運動をさせるためか。女はフード付きダウンコートを着ている。しかし仔犬は一糸纏わぬ真裸、犬はヤレヤレではないか。昨日犬の体温を調べたら人間よりやや高く、平均38度位らしい。犬も歩けば体温が上がるのか。私も零度の路を歩いたら少し温かくなったが、。
幸綱先生 2月のお散歩はくれぐれもお風邪にご注意を テオ君も、、。
2月5日 松井多絵子、
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