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がんばれ、ドボジョ

2016-04-15 09:56:28 | 歌う

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 ♥ 女が強くなったのではない男らが仔猫のようになっただけです  松井多絵子

 ドボジョがいま注目されている。阿部政権が女性の活躍を推進していることを受け、国土交通省は、建設業で働く女性を5年間で2倍に増やす方針を固めた。明日の日本を支える女たち、土木女子たちよ、がんばって欲しい。土木だけでなく力仕事で活躍している女性が増えている。わたしの住む駅前のスーパーで5千円以上の買い物を無料配送してくれるが先日は女性が届けてくれた。お米10キロ、ビール2ケースを左右の手に下げているのは小柄の痩せた若い女性、言葉使いもキレイな優雅な女性だった。小型トラックの運転もしながら1人で配送をしていた。

 裾がすっきりした作業服、軽いベルト、日焼けのあとを残さないヘルメットなど、土木や建設の現場で働くドボジョの声が商品開発につながった。大成建設の作業所では女性の多くは男性のSサイズを着用、長靴やヘルメットも少し大きめのものを着用していた。1昨年9月、同社が現場での女性の要望を実現したらしい。現場の作業所に配属される女性は10年前の10倍に増え140人。日本建設連合会によると今ではドボジョは約8万人、5年で倍増させようと「女性用仮設トイレ」「鏡を備えた洗面所」を設けるなど23項目のマニュアルを企業に通知した。

 建設現場では 「男ばかりではカリカリする。女性がいたほうが明るくなる」という男たちも多いらしい。原始時代は女も男のように力仕事をしたのではないか。将来は妻を娶らば力ある女を の時代に変わかもしれない。旅行でも荷物を持つのは妻、夫は不用になるか。

               4月15日  ときにはドボジョの主婦です。 松井多絵子

  < 文芸情報 >

 ✿ 第42回川端康成文学賞は山田詠美(57)に決定

    「生鮮てるてる坊主」  「群像」 2015年9月号掲載

    授賞式は6月24日、東京・虎の門のホテルオークラで。副賞100万円。