えくぼ

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つゆ読の本

2015-06-29 08:53:56 | 歌う

              ・・・ つゆ読の本 ・・・

 ☂ 日もすがら我に読書をさせる雨、青葉を洗いつづけている雨   松井多絵子

 つゆは夏至をはさむ20日から約1か月の雨季、梅の実が熟する季節のため梅雨と書かれるらしい。雨の日は用事がなければ家にいる、歩かないと脳の活動が鈍るのではないか。でも本を読めば脳細胞が動きまわるだろう。☂ 「つゆ読・書店フェアー」の新聞広告には15冊が並んでいる。旅、健康、園芸などが目につく。どれも私が関心のある本だ。

 ◆ 『99歳ちりつもばあちゃんの幸せの道しるべ』 たなか とも著                        いつからか本の題名が長くなっている。この本は『99歳、ちりつも女』で十分ではないか。
99歳の女は当然「ばあちゃん」である。山あり谷ありの人生でも約100年も生きてきたのだから「幸せ」だ。「道しるべ」は蛇足だと私は思うのだが、、

 おばあちゃんから日々のくらしのなかで教わった大切なことをつづった感動エッセイ。「幸せみつけ」 「人の良いとこ見てくらそ」 「覚悟決めたら道はぜったいひらけるもんやねん」 よろこびあふれる言葉の数々。  (じゃこめてい出版 1080円)                  

 この本の隣には ◆ 『健康常識100のウソ 間違いだらけの家庭の医学 』
「卵や肉の食べ過ぎは体に悪い」「運動は体に良い」「タバコを吸うと肺ガンになる」など誤った健康常識の真相を、分子栄養学の権威が科学的根拠とともに解説。健康長寿を目指す全ての人必読。  著者は三石巌 幻冬舎 1296円  

        私の体のなかは見られない、私の明日はわからない。

                                   6月29日   松井多絵子 

 

             短歌情報 新刊歌集

 ✿ 河野美砂子歌集 『ゼクヱンツ』 作者はピアニスト (本体2500円・砂子屋書房)

     さきほどは不在のdolce再現部に見つけてブラームスと少し会話す

 ✿ 寺松滋文歌集 『ことば』 第2歌集 (本体2500円・本阿弥書店)

     <ホコ天>の銀座のはづれドトールにカフェオレこんなものか天国