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軽井沢からの通信ときどき3D

移住して11年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

Karuizawa Foto Fest 2023(2)

2023-04-07 00:00:00 | 軽井沢
 「第1回軽井沢フォトフェスト(KFF)」の開会式が、4月1日11時から矢ケ崎公園で行われた。

 今回のイベントの監督を務めた野辺地ジョージ氏の挨拶、遠山勉・実行委員会委員長、スポンサーの富士フィルムからの来賓などの挨拶に続いて、野辺地氏から提供されたシャンパンが皆に配られこれで乾杯し、この日から始まるフォトフェストのスタートを祝い、5月14日まで続く展示会の成功を祈念した。


開会式の冒頭で挨拶するKFF監督の野辺地ジョージ氏(2023.4.1 撮影)


開会式で挨拶するKFF実行委員会委員長の遠山勉氏(2023.4.1 撮影)


開会式で挨拶する特別協賛・FUJIFILMからの来賓(2023.4.1 撮影)


配られたシャンパンで乾杯(2023.4.1 撮影)

 この後、関係者によるテープカットが行われ、展示会場の1つ、諏訪ノ森公園がある、わが旧軽井沢区の区長Yさんの姿もあった。


関係者によるテープカット(2023.4.1 撮影)

 開会式に続いて、今回展示されることになった250点の作品の中から、さらに9点が佳作として選ばれ、その作者の紹介が行われた。事前のアナウンスはなく、該当する佳作作品の作者が会場に居合わせるかどうか判らないままの紹介であったが、ほぼ全員がが少し高くなった場所に整列した。


佳作作品9点の作者の紹介(2023.4.1 撮影)

 続いて、この9点の作品の中からさらにグランプリとして、津金沢 周子さんの作品が選ばれ紹介された。それまで、1か所だけ写真作品などを印刷したシート(ターポリン)が巻き上げられている木枠が中央部にあったが、ここにグランプリ作品が配されていて、初のお目見えとなった。

 このグランプリ作品の選考に当たった写真家・成蹊大学法学部教授・多摩美術大学非常勤講師の塩澤一洋さんから講評が述べられ、津金沢さんには賞品として富士ィルムから提供されたカメラ「X100」が手渡された。 


グランプリ受賞作品の前で賞品が津金沢周子さんに手渡された(2023.4.1 撮影)

 グランプリを受賞した津金沢さんは受賞賞品を手に、今後も可能な限り写真を撮り続けたいと喜びを語った。

 開会式が終了すると、写真作品の入賞者(97名)には全入選作品250点を紹介した「KARUIZAWA FOTO FESO 2023」カタログが手渡され、私も受け取ることができた。実は今回、私自身も作品を応募しており、8点が入選、内1点が佳作に選ばれるという幸運と栄誉に恵まれたのでした。
 
 昨年、KFFの企画があると知ったころ、何かお手伝いをしなければと思い、実行委員のお一人に相談したが、特にないと思いますよとの回答であったので、老体を思いやっていただいたのかと思い、それではと、このブログで紹介してきた写真をたくさん投稿して、盛り上げようと考えた。

 私の写真は、ご覧の通りで記録が目的なので芸術性はないから、その中でもある程度鑑賞にたえるものを選びはしたが、入賞する可能性は低いだろうと思っていたので、望外の結果となった。


 
KFF 2023 の全入選作品を掲載したカタログの表紙(写真は野辺地ジョージ氏)

 この後、希望者は主催者が用意したバスで展示会場をめぐる巡回ツアーに出かけ、各会場では野辺地氏から会場での作品の配置やターポリンシート内でのレイアウトの意図などについて解説が行われていた。

 妻と私は、マイカーで湯川ふるさと公園、追分公園、諏訪ノ森公園と順に展示会場を回り、ツアーの皆さんの後を追うようにしてすべての作品を鑑賞した。

 佳作に選ばれた8作品は4か所の展示会場に2点づつ配置され、各作品には選者選評が添えられた。


矢ケ崎公園の展示風景(2023.4.1 撮影)


噴煙を上げる浅間山を背景とした矢ケ崎公園の展示風景(2023.4.1 撮影)


矢ケ崎公園の展示風景(右は大賀ホール、2023.4.1 撮影)


湯川ふるさと公園(上流部)の展示風景(2023.4.1 撮影)


浅間山を望む湯川ふるさと公園(上流部)の展示風景(2023.4.1 撮影)

追分公園の展示風景(2023.4.1 撮撮影)


追分公園で野辺地ジョージ氏の解説を聞くツアーメンバー(2023.4.1 撮影)

 他の会場でも同様であるが、諏訪ノ森公園に展示された佳作作品2点には、それぞれ選考した審査員山田裕理氏とDxO ニコラ・ボーモン氏の総評と選評が「審査員の声  Words from the Jury」として日本語と英語で添えられていた。


諏訪ノ森公園に展示されたPEXX氏と大森知恵氏の作品に添えられた選者の総評と選評(2023.4.1 撮影)

諏訪ノ森公園の展示風景(2023.4.1 撮影)

諏訪ノ森公園で展示作品を鑑賞するツアーメンバー(2023.4.1 撮撮影)

 このように、KFF 2023の野外展示は順調にスタートを切り、入選者に配られたカタログには次のような主催者側からの言葉やデータなどが記されていた。

 まず、監督を務めた野辺地ジョージ氏からの「開催のごあいさつ」から一部を引用させていただくと、次のようである。
 「軽井沢フォトフェスト(KFF)は文字通り『軽井沢』、『フォトグラフィー』(ギリシャ語で『光で描く』)、『フェスティバル』(祭り)を組み合わせた発想より始まりました。・・・
 そして、この写真祭を皆様の写真活動の発表の場、成果の証、次のステップへの足がかりとして、世界中の写真愛好家と一緒に展示できることの嬉しさを祝う場にしたいと思いました。・・・
 来年度の撮影期間もすでに始まっております。あなたしか語れない軽井沢のストーリーをお待ちしております!」

 作品についてみると、応募総数:1176点、入選作品:250点、入選者数:97名である。

 審査員の方々は次の通り。

・ 青山国雄 Kunio AOYAMA 
   富士フィルム株式会社 イメージングソリューション事業部 マネージャー
・ 柿島貴志 Takashi KAKISIMA
   ギャラリーディレクター
・ 片岡英子 Hideko KATAOKA
   フォトエディター、キュレーター 東京工芸大学芸術学部非常勤講師
・ 塩沢一洋 Kazuhiro SHIOZAWA
   写真家・成蹊大学法学部教授・多摩美術大学非常勤講師
・ シンヤB Shinya B
   写真家、教育者、ドラマトゥルク
・ 山田裕理 Yuri YAMADA
   東京都写真美術館学芸員 明治学院大学非常勤講師
・ ニコラ・ボーモン Nicolas BEAUMONT
   フォトグラファー、フォトレポーター、DxOチーフプロダクトエバンジェリスト
・ 遠山 勉 Tsutomu TOYAMA
   弁理士、写真家、KFF軽井沢実行委員会委員長、軽井沢観光協会理事
・ 野辺地ジョージ George NOBECHI
   写真家、KFF監督、Nobechi Creative 代表

 審査に当たられた9名の方々の総評も記載されているが、多くの方々が、第一回の開催・募集にもかかわらず1176点という多くの応募があったことに驚いておられる。

 また、軽井沢での写真活動の層が厚く、地域に根差した写真文化がすでにはぐくまれているように思えたとの評や、作品のレベルが高く、選びがいのある作品ぞろいであったとの温かい評も見られた。

 一方、自然や動物を主題にしたストック的作品が多かったこと、「軽井沢」のイメージに引きずられた作品も少なくなかったこと、人物を配した日々の生活や旅の道程などを捉えた作品が少なかったこと、鳥や山、紅葉の風景は決して悪くはないが、作家の個性が現れないと、何万枚もある写真の中の一枚にしか過ぎず、構図・技術の工夫などで「自分らしさを」表わしてほしいとの励ましの評があり、次回以降の作品制作の参考になるであろうものであった。

 最後に、今回入選作品として選んでいただいた拙作品を紹介させていただく。すでにこのブログで紹介してきたものばかりであるが、中の1枚が佳作に選ばれたので、KFF実行委員会委員長の遠山勉氏からいただいた選評もあわせてご紹介させていただく。

【佳作作品】湯川ふるさと公園(上流部)に展示

アトリの群れ(2022.2.5 撮影)

  雪の帯の上にアトリの群。一羽一羽の姿や表情が異なり、まるで語り合
  っているようにも見え、ほのぼのとする。このようなシーンはなかなか
  見られない。白い雪の帯の層を上の藪の層と下の土の層との間に置き、
  ほぼ均等に三分割した構図で安定感がある。白い雪を背景としたため
  アトリの群れが際立ち、自ずと視線がそこに集中し、見る者を惹きつけ
  る。(遠山 勉 選評)

【入選作品】矢ケ崎公園に展示
旧軽井沢のどんど焼き(2022.1.10 撮影)

雲場池のダイサギー1(2023.1.4 撮影)

【入選作品】諏訪ノ森公園に展示
雲場池のダイサギー2(2023.1.26 撮撮影)

【入選作品】湯川ふるさと公園(上流部)に展示
けあらしの朝の雲場池(2022.12.27 撮影)

【入選作品】追分公園に展示
浅間山麓に沈む2022年最後の満月(2022.12.9 撮影)

飛翔するマガモ♂(右)とヨシガモ♂(2022.2.14 撮影)

鹿島の森のニホンリス(2022.10.1 撮影)

 では、皆様もぜひ現地に足を運んで作品をご覧ください。5月14日までの開催です。
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今月の雲場池(3月)

2023-03-24 00:00:00 | 軽井沢
 朝、散歩に出るときの外気温が次第にマイナスからプラスになってきている。3月にはしばしば大雪が降り、美しく雪化粧をした雲場池を見ることがあるが、今年はまだそこまでの雪は降らず、うっすらと雪をかぶった木々が見られるにとどまった。


3月の朝の外気温(下の表示)

 雲場池定点からの様子は次の通り。3月18日には未明から降った雪が2㎝ほど積もった。

2月26日撮影

3月5日撮影

3月12日撮影

3月18日撮影

3月22日撮影

 安曇野方面からは、ハクチョウの北帰行の便りも聞かれるようになってきており、ここ雲場池の水鳥たちも何となく落ち着かなくなっているようである。

 3月5日の朝、マガモが突然姿を消した。前日には20羽ほどの姿を確認していたので、もうそんな時期が来たのかと思ったが、翌6日には一つがいのマガモが戻ってきていた。

 その後も十数羽に増えたりと増減を繰り返したが、中旬にはもう戻ってくることはなくなった。
22日現在、一つがいのマガモが残っているが、この2羽はもう北に帰ることなく夏をここで過ごすのかもしれない。昨年と一昨年は1羽のマガモ♂だけが雲場池に残ったのであった。

北に帰る仲間と別行動をとり雲場池にとどまるマガモのペア(2023.3.6 撮影)

同上(2023.3.22 撮影)

 この間も、オカヨシガモ4羽、オオバン2羽とコガモ7-8羽は残り続けていたが、次第にコガモの数が減り、オカヨシガモも22日には2羽になった。代わって、このところカイツブリが1羽現れ、毎日のように見かけることができている。カルガモは時々姿を消すが、これは近隣の水場に移動しているのであろう。通年見ることができる。

オカヨシガモ♂(2023.3.6 撮影)

オカヨシガモのペア(左:雌 2023.3.22 撮影)

オオバン 1/2(2023.3.4 撮影)

オオバン 2/2(2023.3.22 撮影)

コガモのペア(2023.3.3 撮影)


コガモ♂(2023.3.4 撮影)

コガモ♂(2023.3.22 撮影)

カイツブリ(2023.3.12 撮影)

カルガモ(2023.3.4 撮影)

 雲場池に接する精進場川にいたカワガラスの姿も消え、ずいぶん寂しくなってしまったが、そんな中ミソサザイの美しい鳴き声が周囲に響き渡るようになった。

にぎやかに囀るミソサザイ(2023.2.26 撮影)


苔むした浅間石に止まるミソサザイ(2023.2.26 撮影)

にぎやかに囀るミソサザイ(2023.3.16 撮影)

にぎやかに囀るミソサザイ(2023.3.16 撮影)

 
ミソサザイの囀り動画(2023.3.22 撮影)

 中旬のある日、珍しくキクイタダキに出会った。この日は時々姿を見かけるエナガも現れ、雲場池の常連であるミソサザイと合わせて、久しぶりに「小さな3兄弟」が揃った(2020.4.10 公開の当ブログ参照)。また、この日初めてトラツグミを撮影することができた。


キクイタダキ(2023.3.16 撮影)

キクイタダキ(2023.3.16 撮影)

エナガ(2023.3.7 撮影)

エナガ(2023.3.16 撮影)


ミソサザイ(2023.3.16 撮影)


トラツグミ(2023.3.16 撮影)

 今月、雲場池周辺で見かけ、撮影ができた種には、このほかカヤクグリ、ジョウビタキ♂・♀、カケス、セグロセキレイ、キセキレイ、ホオジロ、ヒヨドリなどがいる。


カヤクグリ(2023.3.12 撮影)


カヤクグリ(2023.3.12 撮影)


ジョウビタキ♂(2023.3.9 撮影)


ジョウビタキ♂(2023.3.9 撮影)

カケス(2023.3.16 撮影)

セグロセキレイ(2023.3.16 撮影)

キセキレイ(2023.3.18 撮影)


ホオジロ(2023.3.14 撮影)

ヒヨドリ(2023.3.12 撮影)

 散歩中にキツツキのドラミングが聞こえてくることがよくある。しばらく音のする方に目を凝らしていると、樹上を動く姿を見つけることができる。今月は雲場池周辺に生息している3種、コゲラ、アカゲラ、アオゲラを撮影することができた。

コゲラ 1/3(2023.3.5 撮影)

コゲラ 2/3(2023.3.16 撮影)

コゲラ 3/3(2023.3.5 撮影)

アカゲラ(2023.2.26 撮影)


アオゲラ(2023.3.1 撮影)

 雲場池周辺の植物にも春の兆しがみられる。遊歩道の脇にはネコヤナギの花穂が膨らみ、フキノトウが咲き、民家の庭先ではフクジュソウが咲き始めた。

ネコヤナギの花穂(2023.3.16 撮影)

遊歩道脇に咲くフキノトウ(2023.3.22 撮影)

民家の庭に咲くフクジュソウ(2023.3.9 撮影)

 雲場池の入り口付近で進められている正宗白鳥の詩碑移設工事は進んでいて、当初予定よりは1週間程度遅れているようであるが、詩碑本体も現地に運びこまれ、次第に完成時の姿が想像できるようになっている。

正宗白鳥の詩碑移設工事現場(2023.3.1 撮影)

正宗白鳥の詩碑移設工事現場(2023.3.22 撮影)



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今月の雲場池(2月)

2023-02-24 00:00:00 | 軽井沢
 2月に入り雲場池はとても静かになった。まず定点からの様子を見ていただく。
 2月10日の寒波の襲来で、11日には前日から降った雪が雲場池の周辺の木々にも積もり、美しい雪景色を見せたが、翌12日にはほとんど消えてしまった。

  朝方の気温はマイナス5度程度の日が続いていて、天気予報でマイナス11度にまで下がるとされた16日の朝は雲場池の大池にも氷が張った。

 ただ、この日凍ったのは前回の下流域ではなく池の少し奥の方であった。朝日が差し込む場所が関係しているのかもしれない。

2023.1.29 撮影

2023.2.5 撮影

2023.2.11 撮影 前夜からの雪で雪化粧をした


2023.2.12 撮影 前日木々に積もっていた雪は消えた


2023.2.16 撮影 気温がマイナス10度近くまで下がり、池縁部と中ほどに氷が張った

2023.2.22 撮影

 
2023.2.16 撮影 池の中ほどに張った氷


2023.2.16 撮影 同上

 池にいる水鳥の種類は、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オオバンがほぼ定着し、これに時々キンクロハジロとダイサギが、そしてごくまれにヒドリガモが加わるという状態である。

マガモの群れ (2023.2.13 撮影)

マガモの群れ (2023.2.10 撮影)

逆立ちして餌を探すマガモ♂(2023.2.14 撮影)

 水鳥たちは、ペアになっていることが多く、群れで過ごしているマガモの場合でも、その群れから少し離れて2羽が泳ぐ姿を時々見かける。このマガモの求愛のポーズである首を上下に振るしぐさを、雌雄が同時にしているのを見かけることがある。ある時、そんな様子を見ていると、突然交尾行動に入ったようであった。カメラをビデオモードにして撮影を試みたが、池周辺の樹木の陰に移動してしまいうまく撮影できなかった。次の2枚目の写真はそのビデオからキャプチャーしたものである。

ペアになって泳ぐマガモ(2023.2.21 撮影)


マガモの交尾行動(2023.2.20 ビデオ映像からのキャプチャー画像)

 このマガモの雌たちは、妊娠した状態でもうすぐ北に帰り、そこで子育てをすることになるのだろう。無事に繁殖してまた子供たちと戻ってきてもらいたい。

 オカヨシガモの2組の番(つがい)が定着して過ごしている。雌雄は嘴の色ではっきりと区別される。黒い方が♂、オレンジ色の方が♀。

オカヨシガモのペア(2023.2.8 撮影)

オカヨシガモのペア(2023.2.12 撮影)

オカヨシガモのペア(2023.2.14 撮影)

羽繕いするオカヨシガモ♂ (2023.2.12 撮影)

羽繕いする2羽のオカヨシガモ (左♀、右♂ 、2023.2.12 撮影)


羽繕いするオカヨシガモ (左♂、中・右♀ 、2023.2.12 撮影)

朝のけあらしの中を泳ぐオカヨシガモ (2023.2.22 撮影)


羽ばたくオカヨシガモ♀ (2023.2.22 撮影)


飛び立つオカヨシガモ(左♂、右♀ 、2023.2.12 撮影)

 コガモが小さな群れをつくり定着しているように見える。他の水鳥があまりやって来ない、雲場池上流域で餌を探すこともある。


雪の日、一列になって泳ぐコガモの群れ (2023.2.10 撮影)

雲場池の上流域に来たコガモ♀ (2023.1.29 撮影)


雲場池の上流域の流れに逆らって泳ぐコガモ♂ (2023.1.29 撮影)


コガモのペア (左♀、右♂、2023.2.11 撮影)


コガモ♀ (2023.2.11 撮影)

コガモ♂ (2023.2.8 撮影)

 慣れてきたのか、私が遊歩道を近づいて行っても、逃げ去ることがなくなったので、アップで撮影した。

コガモ♂のアップ (2023.2.16 撮影)

 オオバンは先月まで1羽だけでマガモやオカヨシガモに混じっていたが、最近になってもう1羽が加わり、現在2羽になった。雌雄の区別がつかないのではっきりしたことはわからないが、ペアなのだろうか、仲睦まじい姿を見かける。

オオバン (2023.2.8 撮影)

オオバン (2023.2.11 撮影)
 
オオバン (2023.2.11 撮影)

 次は潜水して餌を探した後のオオバンの動き。別にここは浅いわけではない、なんだか奇妙な動作に見える。

オオバンの奇妙な動作 (2023.2.22. 撮影)

 昨年は多数見かけたキンクロハジロであるが、今年は数が少ない。どこか他の場所との間を行き来している様子である。冠羽が特徴で、雄の方が長く目立つが雌にも冠羽がある。

キンクロハジロペア (2023.2.15 撮影)

キンクロハジロペア (2023.2.15 撮影)

 キンクロハジロはよくこうした動作をして笑わせてくれる。

キンクロハジロ♀ (2023.2.15 撮影)

 
単独で現れたヒドリガモ♀ (2023.2.16 撮影)

 続いて小鳥たちの様子。池の周囲にはいつものようにシジュウカラが見られるが、他のカラたちの姿はあまり見られない。

樹上を飛び回るシジュウカラ(2023.2.12 撮影)

 1月末から2月にかけて久しぶりにカヤクグリの姿が見られた。池周辺に植えられているドウダンツツジなどの根元の落ち葉をかき分けて何やら餌を探していることが多い。近寄ると、すぐ近くのイチイの枝に飛び移るが、それ以上飛び去らないので、ゆっくり撮影ができた。スズメ大の目立たない種で、表情はなかなか可愛いい。

地上で餌を探すカヤクグリ(2023.1.29 撮影)

イチイの木の枝にとまるカヤクグリ(2023.1.29 撮影)

 別の日、今度は池周辺の別荘地庭の樹上で見かけた。

樹上のカヤクグリ (2023.2.10 撮影)

 この日はズミと思われる小さな実がなっている木の枝に止まっていた。この日も警戒する様子がなく、ゆっくりと撮影することができた。

カヤクグリ (2023.2.13 撮影)

 カワガラスは同じ場所で見かけることが多いのだが、こちらは相変わらず警戒心が強く、撮影しようとしてカメラを構えると距離をとるようにして遠ざかってしまう。そのためなかなかカワガラスのはっきりした写真を撮ることができないでいる。

カワガラス(2023.2.8 撮影)

河の中に入って餌を採るカワガラス(2023.2.8 撮影)


シルエットがミソサザイによく似ているカワガラス(2023.2.10 撮影)


カシラダカ(2023.2.10 撮影)

高い樹上で囀るホオジロ (2023.2.20 撮影)

シロハラ (2023.2.3 撮影)


シロハラ(2023.2.15 撮影)

 何かが動いた気配に傍らの木を見上げると、幹を上の方に器用に登っていくキバシリがいた。


キバシリ (2023.2.20 撮影)

 ダイサギは10羽前後の群れで時々やってきており、距離を詰めていくと飛びたつ。羽をひろげゆったりと飛ぶ姿は美しく、見かけるとついつい時間を忘れて撮影に夢中になってしまう。

ダイサギの群れ(2023.2.15 撮影)

 以下、ダイサギの飛翔する美しい姿の数々を見ていただく。

2023.1.31 撮影

2023.1.31 撮影

2023.1.31 撮影

2023.2.22 撮影

2023.2.22 撮影

2023.2.15 撮影

2023.2.15 撮影

2023.2.15 撮影

2023.2.15 撮影

2023.2.15 撮影

2023.2.22 撮影

 冬の間はどんな風になっているのだろうかと気になっていたモンローの唇(イオウゴケ)は変わらずお色気をふりまいていた。


モンローの唇(イオウゴケ 2023.2.12 撮影)

 話題は異なるが、今月に入り雲場池の入り口に工事のための仮設小屋が建てられた。自転車置き場を占領したかたちだが、これはすぐ近くで行われている正宗白鳥の詩碑(文学碑)移設工事のためである。

 以前このブログで紹介したことがあるが(2018.6.22 公開)、正宗白鳥の詩碑は現在、旧軽井沢銀座通りの一番奥にある二手橋を渡り左の水源地の方に折れて進み、さらにしばらく行き右側にある細い山道を登ったところに設けられている。

 ここは不便な場所であり訪れる人も少ないことから、正宗白鳥の別荘が今も残されている雲場池の正面近くに移すことをご遺族が決め、町との交渉の末、今回の移設が決まったという。とてもいい判断だと思う。

 2月上旬に着工した工事が進み、2月下旬には詩碑を設置する台座部分の様子が見えてきている。 

仮説小屋の前に設置されている工事の案内板(2023.2.8 撮影)


工事予定地の前面道路に集まる工事関係者と車両(2023.2.8 撮影)


詩碑を移設する場所の工事と思われる(2023.2.22 撮影)


詩碑は精進場川に面した場所に設置される模様(2023.2.22 撮影)
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今月の雲場池(2023.1月)

2023-01-27 00:00:00 | 軽井沢
 定点のパノラマ画像から見ていただく。冬季にも普段は凍りつくことのない雲場池・大池であるが、1月25日から26日にかけての10年ぶりの大寒波で、軽井沢地方は夜間マイナス15度近くまで冷え込み、雲場池の大池もかなりの部分が氷に覆われた。

2023.1.3 撮影

2023.1.8 撮影

2023.1.13 撮影

2023.1.16 撮影

2023.1.20 撮影

2023.1.26 撮影

 1月26日は、雲場池の小池はもちろん、大池も入り口付近から中ほどより奥の方まで、60%ほどが結氷した。


手前の小池とともに60%ほどが結氷した雲場池の大池(2023.1.26 撮影)

一面氷に覆われた雲場池の大池(2023.1.26 撮影)


諏訪湖の御神渡り風の筋が入った雲場池(2023.1.26 撮影)


上流中間地点より奥の方まで氷が張った雲場池(2023.1.26 撮影)

 水鳥たちは凍結していない池の奥の方に集まっていた。

池の奥の方に集まるマガモたち(2023.1.26 撮影)

池の奥の堰堤近くに集まる水鳥(2023.1.26 撮影)

  さて、1月に見られる水鳥はマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、オオバンそしてダイサギなどである。 

 先月から同じような顔ぶれなので、今月は水上で羽ばたく水鳥の姿を追ってみた。マガモやキンクロハジロなど、羽ばたく姿勢をとると、翼鏡がよく見えるようになる。

 ダイサギは羽を広げた姿が美しく、飛翔するのを待って撮影した。

 まず、マガモ♂が力強く羽ばたく様子から。


羽ばたくマガモ♂(2023.1.4 撮影)

羽ばたくマガモ♂(2023.1.4 撮影)

羽ばたくマガモ♂(2023.1.13 撮影)

羽ばたくマガモ♂(2023.1.14 撮影)

羽ばたくマガモ♂(2023.1.13 撮影)


羽ばたくマガモ♂(2023.1.14 撮影)

 続いて、キンクロハジロ♂。

羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)

羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)

羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)

羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)

 ダイサギは大きな羽を広げ悠々と飛ぶ姿がとても美しい。

飛び立つダイサギ(2023.1.4 撮影)


飛び立つダイサギ(2023.1.4 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.4 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.4 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)


飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)


飛び立つダイサギ(2023.1.13 撮影)


飛び立つダイサギ(2023.1.13 撮影)

戻ってきたダイサギ(2023.1.26 撮影)


戻ってきたダイサギ(2023.1.26 撮影)

 マガモの飛ぶ姿も以下に紹介する。朝日を受けて、こちらの方が翼鏡の色がよく分かる。

飛び立つマガモ♂(2023.1.14 撮影)

飛ぶマガモ(2023.1.15 撮影)

 コガモも常連になり、5-6羽がいつも見られる。この日は、なぜか飛ばずに遊歩道を歩いて隣接地の小川に移動していた。

雲場池の遊歩道を行進するコガモ(2023.1.19 撮影)

雲場池に隣接する別荘地内の小川に移動するコガモ(2023.1.19 撮影)

 1月26日の雲場池・大池の60%程度の結氷の影響を受けて、水鳥は奥の方に追いやられた形だが、見ていると集団で上空を旋回し、着水できる場所を探しているようであった。

雲場池の上空を旋回するマガモなどの群れ(2023.1.26 撮影)

雲場池の上空を旋回するマガモなどの群れ(2023.1.26 撮影)


凍りついた雲場池に降り立ったマガモ、オカヨシガモ(2023.1.26 撮影)


諦めて再び飛び立つマガモ、オカヨシガモ(2023.1.26 撮影)

 また、1月になってからしばらくの間は姿を消していたヒドリガモが久しぶりに姿を見せた。普段過ごしていた池が凍結した影響を受け、不凍部のある雲場池に移動してきたのかもしれない。

久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♂(2023.1.26 撮影)

久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♀(2023.1.26 撮影)

久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♂とマガモ♂(2023.1.26 撮影)

 小鳥ではカケスがいつものように群れをなして高い木の梢の間を飛び回り、時には地上に降りてドングリを探している。このほかアカゲラのつがい、コゲラ、ツグミ、ホオジロなどを見かけた。

高い木の枝の間を飛び回るカケス(2023.1.8 撮影)


別荘地の庭に下りて餌を探すカケス(2023.1.19 撮影)

頭部が黒いアカゲラ♀(2023.1.15 撮影)

頭部が赤いアカゲラ♂(2023.1.15 撮影)

コゲラ(2023.1.16 撮影)

ツグミ♂(2023.1.5 撮影)


ツグミ♂(2023.1.5 撮影)


雪の日のホオジロ♂(2023.1.26 撮影)


雪の日のホオジロ♂(2023.1.26 撮影)

 日本に生息する最小の小鳥とされている3種を今月はすべて目撃することができた。ミソサザイ、エナガ、キクイタダキの3種である。

ミソサザイ(2023.1.5 撮影)

エナガ(2023.1.16 撮影)

エナガ(2023.1.16 撮影)

エナガ(2023.1.15 撮影)

キクイタダキ(2023.1.16 撮影)

キクイタダキ(2023.1.16 撮影)

 雲場池に接する精進場川によく姿を見せるカワガラス。2羽いるのでつがいかと思う。せっせと餌を探しているが、警戒心が強く人の気配にすぐに飛び立ち距離をとろうとする。

川の中に入り餌を探すカワガラス(2023.1.11 撮影)


石の上から餌を探すカワガラス(2023.1.26 撮影)

川で見つけた餌を咥えるカワガラス(2023.1.21 撮影)

 少しだけ雪の降った朝、雲場池の上流にかかる木橋に犬や猫でなさそうな動物の足跡があった。
 
うっすらと雪で覆われた橋にみられる足跡(2023.1.10 撮影)

橋の上に残る足跡(2023.1.10 撮影)

 この足跡の主を帰宅後調べ、ニホンリスではないかということになった。別の日、雲場池からの帰路そのニホンリスに出会った。

橋の欄干の基部にジャンプするニホンリス(2023.1.15 撮影)

橋の欄干の基部で餌を食べるニホンリス(2023.1.15 撮影)

 このニホンリス、どうした訳か最近野鳥用にと用意しているヒマワリを食べに、我が家の庭に出没するようになってきた。








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今月の雲場池(12月)

2022-12-30 00:00:00 | 軽井沢
 朝の冷え込みがだいぶ厳しくなって、雲場池の小池の表面に氷が張る日もでてきた。ただ、主池はまだ凍ることはない。この池の水源はすぐ上流の鹿島の森にあり、供給される湧水量も多いからであろう。

 おかげで、マガモはじめこの池の水鳥たちは安心して過ごしているようである。今の時期に個体数が多く、ほぼいつでも見られる種はマガモ、カルガモ、キンクロハジロで、オオバンも1羽が住みついているように見える。これに時々、オカヨシガモ、コガモ、ヒドリガモ、ダイサギが加わる。このほか、昨年に続いてヨシガモも1日だけ美しい姿を見せた。

 今月の定点からの雲場池の様子は次のようである。木々の葉はすっかり落ちてしまっていて、周辺の別荘地の庭では、この落ち葉の処理を行うブロワーのエンジン音が響いている。
 今年の初雪は12月13日で、雲場池周辺にはうっすらと雪が積もった。

 その後日本海側を襲ったクリスマス寒波の影響で軽井沢でも10㎝以上の雪が積もり、雲場池は本格的に冬景色に変わった。スマホのパノラマモードの写真で見ていただく。


2022.12.1 撮影


2022.12.8 撮影


2022.12.13 撮影


2022.12.22 撮影


2022.12.23 撮影


2022.12.24 撮影


2022.12.25 撮影


2022.12.29 撮影

別荘地の庭の落ち葉が作るグラデーション(2022.11.26 撮影)

別荘地の庭の落ち葉(2022.12.5 撮影)


落ち葉をブロワーで1か所に集める(2022.12.4 撮影)


氷が張った小池(2022.12.18 撮影)

クリスマス寒波で小池に張った氷は雪で覆われた(2022.12.24 撮影)

 続いて水鳥の様子を見ていただく。

マガモ♀(2022.11.25 撮影)

浮かぶマガモ♀(2022.12.10 撮影)


羽ばたくマガモ♀(2022.12.16 撮影)


背中の羽が頭部と同じように構造色に輝くマガモ♂ 1/2(2022.12.3 撮影)

背中の羽が頭部と同じように構造色に輝くマガモ♂ 2/2(2022.12.4 撮影)


羽ばたくマガモ♂(2022.12.1 撮影)

マガモのペア 1/2(12022.11.27 撮影)


マガモのペア 2/2(2022.12.16 撮影)


飛ぶマガモ♂(2022.11.27 撮影)

羽ばたくカルガモ(2022.12.22 撮影)


雪の降った日のカルガモ(2022.12.25 撮影)

キンクロハジロの群れ(2022.12.26 撮影)

潜って採った藻を食べるオオバン(2022.12.16 撮撮影


虹彩が赤いオオバン(2022.12.17 撮影)


オカヨシガモとの会議に加わるオオバン(2022.12.16 撮影)


オカヨシガモ♀(2022.11.25 撮影)

オカヨシガモ♂(2022.11.25 撮影)

オカヨシガモのペア(2022.11.27 撮影)


コガモ♀ 1/2(2022.12.4 撮影)


コガモ♀ 2/2(2022.12.18 撮影)


美しい冬羽にもどったコガモ♂(2022.12.5 撮影)

コガモ♂(2022.12.4 撮影)


恐ろし気に見えるコガモ♂の尾羽(2022.12.5 撮影)


マガモ♂(手前)と並んで泳ぐコガモ♂(2022.12.16 撮影) 


並んで泳ぐコガモ♂(左)と♀(2022.12.4 撮影)

ヒドリガモ♀(2022.12.22 撮影)

冬羽への換羽の最終段階のヒドリガモ♂(2022.12.25 撮影)

冬羽に換羽したヒドリガモ♂(2022.12.25 撮影)

ヒドリガモのペア(2022.12.19 撮影)

羽ばたくヒドリガモ♂(2022.12.23 撮影)

ヨシガモ♀(2022.12.15 撮影)

ヨシガモ♂(2022.12.15 撮影)

ダイサギ(2022.12.19 撮影)

飛び立つダイサギ(2022.12.19 撮影)

ダイサギの群れ(2022.12.19 撮影)

樹上のダイサギ 1/2(2022.12.29 撮影)

樹上のダイサギ 2/2(2022.12.29 撮影)

 雲場池に隣接し、雲場池からの水を集めて流れる精進場川にはカワガラスがときおり姿を見せる。警戒心が強いようで、近づいていくとすぐに距離をとって遠ざかってしまう。手元の図鑑の分類では、水辺の鳥ではなく山野の鳥の方に入っている。

カワガラス 1/3(2022.11.27 撮影)

カワガラス 2/3(2022.12.3 撮影)

カワガラス 3/3(2022.12.4 撮影)

 周辺の樹上では、通年見られるシジュウカラのほか、キバシリ、ホオジロ、シロハラホオジロ、ヒヨドリ、ベニマシコ、ミソサザイ、エナガ、カケス、アカゲラ、アオゲラ、セグロセキレイ、キセキレイ、ノスリの姿が見られた。以下紹介する。

キバシリ 1/2(2022.12.17 撮影)

キバシリ 2/2(2022.12.17 撮影)

ホオジロ(2022.12.10 撮影)

シロハラホオジロ(2022.12.25 撮影)


イチイの赤い実をついばむヒヨドリ(2022.12.8 撮影)


ムラサキシキブの実をついばむベニマシコ(2022.12.8 撮影)


雲場池の周囲を敏捷に飛び回るミソサザイ(2022.12.17 撮影)

小群でこずえの間を飛び回るエナガ(2022.12.18 撮影)

エナガ(2022.12.23 撮影)

数羽の群れを作り人の気配にジェーと鳴くカケス(2022.12.13 撮影)


カケスの飛翔を連続撮影した(2022.12.17 撮影)

アカゲラ♀(2022.12.23 撮影)

アオゲラ♀(2022.12.22 撮影)

セグロセキレイ 1/2(2022.12.26 撮影)

セグロセキレイ 2/2(2022.12.26 撮影)

キセキレイ(2022.12.19 撮影)

ノスリ(2022.12.25 撮影)

飛ぶノスリ(2022.12.25 撮影)

 池周辺の木の根元に木くずが落ちているのに気がついて、上を見上げると真新しい穴があけられていた。犯人(鳥)はコゲラではないかと思われたが、周囲に姿は見えなかった。後日、穴の入り口に羽毛らしいものが見られたので、出入りをしているようである。来春、幼鳥を見ることができるだろうか。楽しみである。


立ち木にあけられた真新しい巣穴(2022.12.1 撮影)


巣穴の入り口に羽毛がみえる(2022.12.23 撮影)


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