きのうのミュージックステーション。関ジャニも出てるしももクロも出てるし、その上こないだZIP春フェスで見たナオトも出てるしで、娘と一緒に見ていました。そこで一番食いついたのが、ナオトのバックでキーボードを弾いてる宮崎裕介お兄さん!やー、やっぱりカッコいいです。普通バックのミュージシャンってそんなに目に止まらないのですが、裕介お兄さんだけはすぐにわかる。何かカッコいいオーラが出てる気がします。何でも今日発売の西田ひかるさんの新曲は、SPICY KICKENが演奏しているそうです。またジャンク・フジヤマ&SPICY KICKENのライブに行きたくなりました。
さて、先日映画「舟を編む」を見て来ました。思った通り、心にじんわり来るいい映画でした。松田龍平さん扮する主人公馬締くんに共感できるか否かで、感じ方も変わってくると思うのですが、私は人とコミュニケーションを取る事に一生懸命な馬締くんに、かなり共感しました。オダギリジョーさん扮する、ちょっと軽めの先輩・西岡に、勇気を出して朝声をかける時、ぱっと腕をつかむあの仕草!すごくわかる~~!
加藤剛さんの役、松本先生がとにかく良かった。静かな中に言葉に対する深い愛情を持った人で、新しい言葉探し(用例採集)を常にやっていて。あんなにダンディではなかったにしても、昔ながらのメガネに真面目な髪形ときちんとした服装、そしてわからない言葉が出て来るといつも広辞苑をめくっていた私の父を思い出して、余計にじーんとしてしまいました。辞書作り一筋の夫を陰で支え続けた奥さん役の八千草薫さんの演技が、また最高に泣けた~~。「ツナグ」の時もほんと、その優しいお母さんの表情にどれだけ泣いたことか。
松田龍平さんと宮崎あおいさんの静かな演技も良かったし、オダギリジョーさんと池脇千鶴さんのいまどきカップルも何か良かったし、俳優さんのチョイスがばつぐんだと思いました。音楽も抑え目な感じで素敵でした。
温かい涙を流したい方に、超オススメです