関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

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イエスマン

2012年04月10日 14時40分04秒 | Weblog
ずっと見たい見たいと思い続けてたら、公開からもう3年が過ぎていました(笑)
最近どうもレンタルビデオ屋さんに行くのがおっくうで(必ず子供たちも何か借りたい~ってなるし、ちょっと遠いところにあったりして)長々と行っておりませんでした。先日「けいおん」にどハマりしているダンナさまに頼んで借りて来てもらい、やっとゆっくり見ることができたんですが、ほんと面白かったです。

奥さんと離婚して元気のないジム・キャリー演じる主人公のポールが、友達の勧めで怪しげなセミナーに参加。それは「全てのことにイエスと言おう」という集まりで、今後もしノーと言ったらバチが当たる!くらいに脅かされて、最初は半強制的にイエスと言っていたんだけど、どんどん色んなことが面白いように転がっていく、というストーリーでした。

色んな偶然が重なって、最後はやんちゃで素敵な女性との恋が成就するんですが、それを「映画のストーリーだから」と言うことなかれ!「イエスと言い続けるとどうなるか」という所は実話だそうですし、実際に「こんな事ってあるんだ!!」と思うようなこと、身の回りにたくさんありませんか??例えばちっちゃなところだと、買い物から帰って来たら、ちょうど宅配便の車が家の前に停まったとか、新聞のテレビ覧で最初に目を落としたところに、大好きなタレントさんの名前が書いてあったとか、しばらく会っていなかった人に立て続けに会うとか。

ポールは銀行の融資係をしていて、それまでは断ってばかりだったのをどんどんOKして行ったら、感謝されてきちんと返してくれる人が増えて、銀行の業績もよくなったとか、冗談が好きな上司に付き合って明るくふるまっていたら、上司との関係がよくなって職場の雰囲気がよくなったとか、結局イエスと言うことは相手に喜ばれるということなんですよね。
私も声をかけていただいたお誘いには、可能な限りイエスと言うようにしているつもりです。ただ、じっくり考えて答えを出した方がいい時もあるので、それは映画の後半にも出て来たように、ただやみくもにイエスというのが正しいわけではない。でもじっくり考えるまでもない事に関しては、できるだけイエスの方が、やっぱり気持ちいいということじゃないでしょうか。

何より人の誘いを断っては、家で1人ビデオばかり見ていたポールが、新しいことに遭遇することで明るさを取り戻し、どんどんその周りに人が集まり出すという所が良かったです。親友の独身さよならパーティでは、イエスマンになって知り合った人たち同志がまた知り合いになったりしていて面白かったです。やっぱり明るくて優しい人の周りには、たくさん人が集まって来るものなんですね。

卒業式などお別れの行事にすごく反応してしまうせいか、3月はびっくりするほど元気が出なかったのですが、この映画を見てやっぱり元気って大事!と思いました