ありがとう

今日は娘の幼稚園最後の参観でした。「今日は何やるの？」「せんせいが言っちゃダメって」何やらサプライズが用意されている模様。それは「おかあさんへの手紙」でした。
1人1人前に出て、お母さんへの感謝の言葉を読み上げます。「いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう」「遊んでくれてうれしいよ」自分の子供の順番が来るより前に、涙腺がうるおい始めました。娘の番、最後に「すてきなミュージシャンになってね」と。そんな事を書いている子は他にはいませんでした。ちょっと恥ずかしかったのですが、自分ががんばることだけでなく、私のことを応援するメッセージも書いてくれたことがうれしくて・・・。その後「お母さん方に感想を一言ずつ」という時に、他のお母さんの涙が伝染して、みんな言葉につまるつまる。私はというと・・・。言葉が出ずにしばらくお待たせする始末。
お母さんたちもみんな最後は「ありがとう」。今日の小１時間の参観で、何回「ありがとう」という言葉を聞いたでしょう。「ありがとう」のシャワーをあびて、本当にうれしい、幸せな気持ちになりました。

私がここ数年読んでいる本のどれにも、感謝の気持ちで生活することの素晴らしさが書かれています。なので、なるべく何にでも感謝するようにしていたら、時々びっくりするようなことが起こります。他愛もないことかもしれないのですが、ここ数日で3回、宅配便が外出から戻って来てほぼジャストのタイミングで届きました。1回ならラッキー、2回目にはおお、すごい、そして今日3回目があって「あ、これは何かのごほうびかもしれない」と。

人間関係でつい悩みを持ってしまうタイプなんですが、とにかく周りの人に喜んでもらえる方向でがんばってみたら、少しずつ悩みが解消して来ました。人は何のために生まれてくるかというと「周りの人を喜ばせるために生まれてくる」と書いてある本を読んで、その通りかもしれない、と。子供はまさにそんな存在。

「ありがとう」という言葉。本当にいい言葉ですね