関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

KK JAM@BAJ 2008.7.11

2008年07月13日 21時28分15秒 | 音楽
春のマイルス・カフェに行かなかったので、約半年ぶりのKK JAM。いんや~~、やはりTRIXとはまた違った窪田さんの魅力満載で、翌日が娘の運動会というのに(朝5時起きでお弁当作りして全て滞りなく終了、ホッ)行って本当に良かったです~。
今回も最高の席を取って下さったjunkoさんや、常連さんの方とおしゃべりしながらの開演前。Fantomラックの表示が気になって、ステージに乗り出して見てみたら、ピアノのプリセット音源の中でも1番に入っていて、宮崎裕介さんもお気に入りの「Ultimate Grand」でした!わ~わ~!これからもいっぱい使おう!たぶん1曲目の「Kool Tune」のMOTIFのピアノがそうだったんじゃないかと思います(それ以外はあまりアコピの音はなかったので)すごい!大発見をした気分~♪(誰もそこまで気にしてないってば)

今回、カメラが2台入っていました。PVっぽいものを作る予定だそうですが、どこで放送するか、何になるかは未定とのこと。いっそニュー・アルバムにおまけのDVDとして付けてもらえるとすごくうれしいのですが・・・。それにしても私、KK JAM参戦率は5割に満たないかもしれないのに、AIR JAZZのライブ録音の時も今回のビデオ撮影にも参加できてラッキーです。映像、早く見たいです。

で、7時半をちょっと過ぎてみなさんが登場。この日の窪田さんは赤Tの上に黒のジャケット腕まくり&黒ジーンズに黒革靴でした。いわきの時も赤Tだったし、やはり赤や黒、白といったベーシックな色がお似合いなんですよね。勝田さんは黒系、石川さんは最近の定番、ジョー・ザビヌル帽。
まずは新譜にも入る「Kool Tune」からスタート。深いピアノの音、弾く人が弾けばこうなるのね、という見本のような。1曲目から何て素敵・・・。
今回、大好きな曲をたくさん聴くことができました。1部では3曲目「Chattanooga Choo Choo」。元気で楽しいアレンジが大好き。それに以前1度だけライブで聴いた「Summer Time」(これも新譜に入るそう)、打ち込みのスタンダードは何か新鮮で。勝田さんいわく「これだけ怖いSummer Timeを演奏できるのはKK JAMだけ」とのこと。う~ん、確かに。でもシブかっこいいアレンジで私は好きです。
1部の最後はニューアルバムの1曲目に入る「Funky D Town」。いつ聴いてもすごくハデでかっこいい!!他の曲でも感じたのですが、今回のライブ、窪田さんのアドリブ・ソロがそれはそれは白熱していました。観ていてどんどんヒートアップしていくのがわかるという。勝田さんとの掛け合いもまるでバトルのようで、こういった熱のこもった演奏が、観ているものを感動させるんだなあと、改めて思いました。指が鍵盤の上を走っている、というかすべっている?いや、なでている?とにかく16分音符(いやきっとそれ以上)のオンパレード。ピアノより軽めの鍵盤をあれだけ正確に弾けるというのは、やはり人間技ではありません。

熱~く終わった1部の余韻を冷ますように、2部の1曲目はこれまたオシャレで大人な曲からスタート。ハービー・ハンコックの「Tell Me a Bedtime Story」。うう、私この曲も大好きなんです。H・ハンコックの曲の中でも1、2を争うほど(ちなみに1位はやはり「PARADISE」!)何でも以前はソロで演奏されていて、今回久々の演奏とか。KK JAMバージョン、ゼッタイいいです!ステキです!シビれました。
キーボードはD-DECKのエレピの音がメインで、とってもメロウで夜にぴったりな音なのですが、ソロの途中、レイヤーでストリングスが重なって入って来るところがあり、それを聴いて「あ、これはTRIXの「Phoenix」のソロと同じ感じだ」と。逆に言うと「Phoenix」のソロはきっとD-DECKで弾いてらっしゃるんですね。そんなことも考えながら、ほんと窪田さんはH・ハンコックがお好きなんだなあ、と思うとうれしくなりました。
3枚目のアルバムに入る予定の勝田さんの新曲の次は、聴き覚えあるけれどタイトルがわからないスタンダード。ラテンというかカリビアンな感じ?と4ビートが交互に出てくる明るいジャズ。とっても良かったです。また聴きたい。もしかするとこれが「Walki'n」に変わる窪田さんの足鍵コーナー曲になるのかな?「Walki'n」ほどの速さはないものの、4ビートジャズのなめらかなベースが聴けて、むしろこちらの方が好きかも。終わってから勝田さんから曲紹介があったのですが「ジョン・コルトレーンの「よるせん」でした~」??よるせん?調べてみました(ほんとジャズファンなら知らなきゃもぐりと言われそうですが)「夜は千の顔を持つ」という曲でした。KK JAMはこういったジャズのスタンダードもやってくれるのがウレシイ。でもくくりは「フュージョン」なんですよね。私は「ジャズ・フュージョン」だと思うけどなあ。これからもいろんなスタンダードが聴きたいです。

「In The Moment」(と紹介されてました)「Duration」でライブ終了、そしてアンコール。新譜の曲は今回あまりやっていなくて(9月のレコ発ライブまでおあずけなんだそうですが、9月は・・・行けない(涙))きっとあの曲!と思っていたらビンゴ!でした。前回のBAJで初めて聴いてスゴイと思ったブルース→2倍速のあの曲。う~ん、いい曲です。たぶん新譜に入ります。タイトルはわかりませんでした。

基本は生演奏、そこに時々シーケンサーが入ることで、曲がカラフルになってあきがこない。3人なのに音が薄いと感じることが一切ないというのもすごいです。今回のライブ、今までの中でもかなり熱く、お客さんもたくさんで盛り上がりました。

9月17日に2枚目のアルバム「KK JAMⅡ」が発売になります。1枚目よりさらにすごいことになっているのは必至。今から楽しみです。

KK JAMに行って来ました!

2008年07月13日 10時34分12秒 | 音楽
今回のライブ、とっても熱いプレイに感動でした!ただ今ライブレポ作成中です。
BAJでのライブが終わり、自宅に戻ったのが日付が変わる少し前、お留守番をしてもらったダンナさまにひととおりの内容をしゃべり、寝床についたのが1時。それから4時間後の早朝5時に起きてお弁当作り。何ときのうは娘の運動会だったんです・・・。いつもは9月なのによりにもよってライブの翌日とは、KK JAMを予約したときには知る由もなく(というか予定表を確認してなかっただけ)だからといってライブをキャンセルしない!それがわたし。他の幼稚園ママに話すとびっくりされました。とにかくどちらも滞りなく運んだので、終わりよければ全てよし~。