関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

TRIX STYLEリリースツアー@いわきBar QUEEN パート2

2008年07月03日 21時00分06秒 | 音楽
まず、写真はライブの始まりにみなさんがかぶって出て来たダンボール。須藤さんは最後のほうで平井くんのをかぶって演奏したりしてました(「ベース、須藤武士~」と紹介されてました)

さて、後半は複雑変態系のオンパレードでした。まずは新譜から「Complex」。これはタイトル通りまさに複雑な曲。こんなすごい曲をライブでバッチリ合わせてしまうみなさん、もしかしたら人間じゃないのかも。TRIXのバンドとしての一体感をまざまざと見せつけられた、そんな気がしました。
続いては「狂騒曲騎士」。イントロのピアノ、クラシカルと言ったらいいのでしょうか、そこで弾いているのはキース・ジャレット?それともチック・コリア?何だかそんなアプローチ。窪田さんの玉手箱?のような音の引き出しに、ただただ感動するばかり。流石~、素敵~~

エンディングのピアノからそのまま「MAーTSUーTAーKE」のイントロへ流れたのはびっくりでした。この日もたくさんの王選手が登場。須藤さんのカラフル扇子が壊れるハプニングもありつつ、やはりライブの定番曲、盛り上がります。
「狂騒曲騎士」について窪田さんが「ドラマーがこんな曲普通は書かない、チック・コリアか、熊谷徳明か」と持ち上げておいて、熊ちゃんが「いや~、そうですか~」と喜ぶと「いや、それほどでもないけど」と。それを聞いていた須藤さんと平井くんが声を揃えて「そこまで落とすとは」。笑えました。これもネタだな、きっと。
次の曲は窪田さんの「Perfect Game」。「「MAーTSUーTAーKE」の第2弾みたいなのを作ろうと思ってたんだけど」とのこと。どうやらまた窪田さんのノリノリでちょっと変態系?みたいなのが聴けるようです。6枚目のアルバムにぜひ!ということで拍手しておきました。「Perfect Game」実は前のバージョンがあまりにも好きだったので、ロック3連バージョンはちょっと聴き慣れなかったふしがあったのですが、ライブで聴くとそれはそれはカッコイイ!まるでロック・コンサートに来たようで迫力満点でした。イントロのギターのところでは後の3人が手もみで手拍子するもんで、いつの間にか表手拍子になってしまい、一生懸命ウラに直そうとするもののなかなか直らなくて、あせってる平井くんの様子がとてもかわいかったです。表で手拍子するとほんと演歌みたいになるんですよね~。

これまたライブの定番曲「puma」で、ベース&ドラムソロ。ベースソロでは何と!ダンナさまの椅子の上で須藤さんが結構長い時間弾いて下さいました(ダンナさまはどこに位置していいやらオロオロしてましたけど)目の前に座っていた私はとってもいいカンジで見させていただきました。須藤さんのソロ、いつ見てもカッコイ~!後ろの方に移動した際、うちより少し大きいくらいの女の子の側でベースを弾こうとしたら女の子が泣いてしまい、責任を感じた須藤さんはお店の外へ。姿が見えないながら音はバリバリ(笑)
続いての熊ちゃんのソロ、めずらしくエレドラが入ってたり、かなり金属音の強い新しい叩きモノが入っていたりで、今回は6万発とのことでした。相変わらずスゴイ!エレドラの種明かしは、ラスト・ナンバーの「jeunesse」の中でちょっとだけ使いたいということで用意したのを、せっかくなのでソロでも使っちゃえ!とのことでした。ラストさよなら系では熊ちゃんの合図で「パンパン」と手拍子。合図がなくてもたぶんみんなやっていたとは思いますが。だってやりたいんだも~ん。

最後の曲が終わり、アンコールタイム。お店の外にいた窪田さんが、何やら巨大な虫となって登場。他のみなさんも装着完了でいよいよ「クワガッタン」がクワガタのお腹の部分がみなさんの顔の出る部分になっているため、角やら足やらがびょんびょん出ていて、虫の若干苦手な私には正直かなりこわかったです。途中寝ていた娘、寝起きに巨大クワガタ、しかも乱入(乱入の瞬間、彼女は私の洋服をぎゅっと握りました)で、どうなることやらと。曲はほんとにかっこよくて子供がいなければ大盛り上がりしていたところですが、泣いたりしないかちょっと心配で。でも今回何と!窪田さんがビン底メガネ&クワガタ姿でにこにこしながら、娘の目の前でmicroKontrolを弾いて下さったのです!うれしかった~。最前席にはエレクトーンをやっていると思しき男の子が座っていて、窪田さんは彼にもよく微笑みかけてらっしゃったので、子供を見ると笑顔になってしまう優しいお人柄に、ますます惹かれてしまいました。娘も後で聞いたら「こわくなかったよ、なんでおかあさんおとななのにこわかったの?」と逆に聞かれてしまいました。とりあえず窪田さんを見て泣かなくてほんとよかった

オーラスはこれまた定番入りの「Passion」。さっきの曲の衝撃か、娘は立ち上がることに抵抗したため、昨年のサッポロ同様、抱っこでのダンスとなりました。でもやっぱこの曲、いいわ~。

私たちは帰りの電車があったので、2時間半でおさめていただけて本当にありがたかったです。何せサイン会まで間に合ったのですから。いの一番にサインしていただいた感激と「打ち上げは出ないんですか?」とのマスターのお言葉に後ろ髪ひかれつつ、撤収中のもろもろのものをカメラにおさめつつ、雨の中をいわき駅に戻り、最終のスーパーひたちでさいたまに戻りました。

ダンナさまがいつも言っているけれど、地方参戦、クセになりそう。次回はぜひ打ち上げにも参加してみたい(緊張してしっちゃかめっちゃかになりそうですが)

TRIXのライブは元気の源。TRIX大好き9月のツアーも楽しみにしてます!