時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス コロナ禍

2020-06-12 13:36:36 | 事件

国民総自粛、みんなは引きこもり中に何を考えていただろうか!私もこれまで一人暮らしで別に何も変わらないだろうと思っていたが何かが違う、することが無いのでテレビでも見ようかと思ったがワイドショーではコロナ禍がメインテーマとなっていて、専門家が話すのはネガティブな話しばかり、PCR検査が少ないので実際の感染者は今の10倍はいるなどと暗い話ばかり、こうすれば収束することが出来るなど明るい話題を説明する専門家はいない。
何もしないでいるとタバコに手が伸びる、これまで1日20本が40本になっていた。外に出られないのがストレスになっているのかも知れない。他の世の中の人たちは何をしているのだろう。
テレビ放送で良かったのは再放送の『JIN-仁-』幕末の江戸時代へタイムスリップしてしまった現代の脳外科医・南方仁を主人公とする物語。土日に一回3時間ほどで6日間、流行病に立ち向かう医療従事者は現代にもマッチングする。
コロナ禍に立ち向かってくれている医療従事者の皆さんは南方仁、橘咲のように見えてくる。
『JIN-仁-』を見て頭に浮かんだのは同じような医療映画、日本映画で最高傑作と思っている黒澤明監督の『赤ひげ』でDVDを久しぶりに見た。貧しさにうちひしがれた人々を導き若き医者に偉大なる愛と人間性を自覚させていく“赤ひげ”という男。この2作品に共通しているのは病を治すだけでなく“死”についても真正面から立ち向かっている。誰もが考えなくてはならない“死についても考えさせられた。
外出自粛中は友人とは電話による話もしていない。誰とも接触しないでの生活、もし感染したら孤独死が頭に浮かんだ。何もしないで暇なのでコロナについて色々と調べた。感染しないためにはと感染者データを調べた。
大阪府内感染者データをまとめると、大阪市内に行かなければ感染しないと結論を出した。地元でカラオケ、パチンコ、喫茶店に行っても高齢者ばかり、この人たちも感染しないだろうと確信した。しかし、緊急事態宣言でこれらの店は営業自粛で行くところが無くなってしまった。
しかし大人も子供もそれぞれ外出自粛中はストレスを感じていたはずである。ストレス解消としてそれぞれ何かをしていたかも知れないが解消できたとは思えないコロナ禍はまだ続いている。問題はこの新型コロナが終息した後に出るかも知れない。
高齢者の認知症予防に効果があると言われる有酸素運動、しかし外出自粛では運動どころか外に出ることも出来ない。家でテレビを見ていても暗い話しばかり、コロナ禍終息後に認知症患者が増えないか心配になる。
もうひとつの心配は子供たち、発育盛りの中で行動を自粛された生活が続き、ストレスが溜まっていると思われる。コロナ禍の終息後にストレスによる影響を心配している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナウイルス 中間まとめ

2020-06-08 12:57:11 | 事件

新型コロナウイルス感染は東京を除けば、ほぼ収束しているのではないだろうか!それでも各地では第二波を恐れている。だが第二波の根拠を説明する人はいない。個人的には第二波は来ないと思っているが第二波に備えて活動している人たちがいるのでそれに水を差すつもりはない。今、重要なのは中間まとめ的な事実の検証で反省点を抽出して対策を考えることだと思う、それを国際社会も含め考えて見たい。参考にする国は台湾で、台湾は小さな国で大国に飲み込まれないように防御に細心の注意を払っている。中国に対する厳しい入境管理や、ITを駆使したマスクの実名配給など、迅速な対応で早期の感染封じ込めに成功。約2,400万人の人口で感染者は累計443人、死亡は7人となっている。それに対して欧州はアジアのコロナ禍を対岸の火事のように眺めていた。イギリスの感染者約28万人死者約4万人、フランスの感染者約19万人死者約3万人、イタリアの感染者約23万人死者約3万人と多くの感染者を出している。これは情報収集、検証、対策、判断で遅れた結果だと考えられる。これに比べて日本の感染者17.174人死者916人は少ないとも言えるが、台湾と比べると水際作戦が遅かった。
医療格差の米国と監視社会の中国は参考にしないほうが良い。日本で問題となったのはクラスター、卒業記念で海外旅行、帰国して宴会、医学研修が終わり禁止されているのに慰労会と称する宴会、そこでの集団感染、これが感染を広げた要因になった。若者は反省するので今後は起きないだろう。考えなくてはならないのは院内感染、それぞれの病院に問題点はあると思うが、医療関係者ならば知識があるので感染は防げるはずである。それでも起きるのは管理体制が不備だからである。多くの感染者を受け入れていた病院でも院内感染を出していないクラスターが起きた病院は多い参考にすべきである。参考にならない中国と言ったがひとつ参考になる施策がある。武漢で感染が始まった時に国内から医療チーム約5万人うち7割が女性看護師を派遣した。日本でもコロナ禍初期に全国から医師を首都圏に派遣していれば人員不足を補えるし、地方に帰った後で地域のコロナ対策に効果を出せたはずである。
福祉施設のクラスター、これは介護現場の現状を考えなくてはならい5K(きつい、汚い、危険、暗い、臭い)そして安い給料、人手不足と職場環境は最悪である。クラスターが発生してもおかしくない介護現場は多い、感染防止だけでなく、これからの高齢者社会に向けて環境整備、待遇など見直す必要がある。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナウイルス 第二波③

2020-06-04 12:06:12 | 事件
感染症予防には一人ひとりが危機感を持つのが大事なのだが、1月23日に中国武漢市が新型コロナ感染防止のため都市閉鎖を行っても日本ではそれほど危機感を持たなかった。2月3日にダイヤモンドプリンセス号が横浜港に接岸して新型コロナ感染者が多く出ても関心は高まったが大阪の人たちの危機感は低かった。遠くの大きな災害に関心は持つが危機感はあまり感じないが、身近で起きると関心は高まり危機感も高まる。

新型コロナ ライブハウス感染
「大阪京橋ライブハウスArc」(大阪市都島区)で2月15日のライブ開催以降、参加者の感染が相次いだ。府は同29日、該当する8つのライブの参加者にPCR検査の受診を呼び掛けた。関係者を含めた参加者はのべ710人以上で、相談センターにはのべ364件の相談があった。府内で153人が検査を受け、そのうち48人の陽性が判明。最も多かった8日は10人の感染が確認された。府外でも兵庫県(10人)や東京都(6人)をはじめ、全国で感染が広がった。

京産大クラスター
(1) 感染源となった患者の行動歴等
3月 2日 ~13日患者A(愛媛県),B(石川県),C(本市27例目)を含む4人で
イギリス,アイスランド,スイス,フランス,スペインに旅行
3月14日 帰国(関西国際空港)
3月19日 患者Cが所属するCゼミの卒業祝いの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋)
3月21日 患者Aが所属するAゼミの卒業祝いの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋,三次会:カラオケ)
3月22日 患者A,Bが所属するEサークルの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋)
京産大クラスターの感染者は京都市だけでなく他府県も含め計 69人の感染者をだした。

京大病院研修医57人、飲酒会食し自宅待機 コロナ予防方針に反し
4/7(火) 17:39配信 京都新聞
 京都大医学部付属病院(京都市左京区)に4月から配属された研修医95人のうち6割に当たる57人が、新型コロナウイルス感染予防のため飲酒を伴う会食などを禁じた病院の方針に反したとして自宅待機となっていることが7日分かった。同病院は「患者さんに安全な医療を受けていただくために必要な措置。現時点で診療に支障は生じていない」としている。
 同病院などによると、3月の段階で4月から働く研修医らへ飲酒を伴う会食などの自粛方針を伝えたが、違反すると自宅待機にすることは決まっていなかった。その後、全国で研修医の新型コロナウイルスへの感染が問題となっていることを踏まえ、同病院として自宅待機を決定したとしている。研修医以外にも、自宅待機となった職員はいるという。
7日午前段階で診療機能の抑制は行われていないが、手術の一部停止などを容認しているという。

「おかしいと思っていた」 大阪で集団感染の病院 感染看護師の同僚証言
4/24(金) 20:58配信  毎日新聞
 20代の女性看護師が最初の感染者として陽性確認されたのは4月14日。だがスタッフたちは、数日前から異変を感じていた。「11日ごろから発熱やせき込む患者が増え始めた。最初は数人で、15~16日にはかなりの人数に広がっていた。スタッフたちは『おかしい』と思っていた」。取材に応じた看護師は振り返る。
 この病院は外来診療はなく、リハビリに臨む入院患者向け。感染はリハビリ室の利用者を中心に広がったとみられる。証言によると、15日ごろまで、症状のある患者と無い患者が同時にリハビリしていた。現場のスタッフから上司に「発熱者もいるので、リハビリ室を閉めるべきだ」と提案したが、閉鎖の指示はすぐには出なかったという。
 「患者さんに何かあってからでは遅い。早くPCR検査(遺伝子検査)してほしい」。
最初の陽性が14日に確認され、不安がより強まった。スタッフの半分は濃厚接触者扱いで自宅待機になり、看護師らの負担が一気に増加した。
 病院は人手不足を補えず、陽性が確認された女性看護師2人に夜勤を指示。病院は大阪市の調査に「代わりの看護師が見つからずにやむを得ずにお願いした」と説明したが、近くで2人の苦闘を見ていた同僚として「責任感があり、残された患者さんのために出勤したのだと思う。病院は、やってはいけないことをやった」と強く批判した。
 この病院に感染症の専門スタッフはおらず、防護服などの備蓄もなかったという。「現場対応には限界があった」と根本的な問題を指摘し、「病院の責任を追及するだけでは、問題は解決しない。統一的なマニュアルの整備など、行政の支援も必要だ」と訴えた。

※ダイヤモンドプリンセス号クラスターではクルーズに参加している特定の人という感覚だったが、京橋のライブハウスクラスター、さらに京産大クラスターは身近な人の中にも居るかも知れないと大阪の人たちは危機感を高めた。そして大阪府の自粛要請が出る前から人が多く集まる催し物の中止が広がった。3月からは市の施設を使っている子ども食堂が中止、そうなると公民館を使ってボランティアで行っていたパソコン講習会も中止をしなくてはならない。友達とのカラオケも中止するしかない。3月初めはまだ感染者も少なく心配し過ぎではとも思ったが、街の人たちに危機感が広がり自粛しなくてはならないような雰囲気になった。4月初めにはピークを迎え、その後、病院のクラスターも発生したが大阪の悪い材料は出尽くしたと思っている。大阪では新型コロナの第二波は起きないだろう。

コロナ禍が沈静化して再度感染が広がると第二波と呼ばれるような報道があるが、これは間違いだと思う。第二波の定義とするならばそれは海外からの入国制限を解除となり感染した人が入国して感染を広げた場合に当てはまるのであって、今、北九州市で広がっているのは前にも言ったが、これはまだ収束していなかっただけであり第二波ではない。当初ウイルスの潜伏期間は14日と言われていたが人から人へ感染していく中でウイルスも鍛えられて1ヶ月近く長くなっている可能性がある。ウイルスの潜伏期間14日は見直さなければならない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする