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少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 学校の空調

2020-07-09 13:24:04 | 事件
新型コロナウイルスに対しては連日報道されているが、インフルエンザは毎年流行しているがさほど報道されない。
2月1日までの1週間だけで罹病者数は400万人増え、今シーズンの罹病者は合計で2200万人。死者は1万2000人――。これは、今世界を震撼させているコロナウイルス肺炎の話ではなく、「インフルエンザ」のアメリカでの現状です。
日本でもインフルエンザ、毎年多くの感染者を出していますが、あまり話題に上がりません。
国立感染症研究所からの資料で2018-19年のインフルエンザ推計数は1201万人、死亡者数3,325人、死亡率2,7%15歳未満が全体の41%という結果でした。子どもたちが多いのは集団感染になる可能性が高いからだと考えられます。子どもたちが集まるのは学校でインフルエンザによる学級閉鎖はメディアに取り上げられることはありますが、ローカルニュースぐらいの扱いです。
学級閉鎖は教室内で集団感染が起きている可能性が高い、子供たちは接触が多く飛沫感染が多いと思います。校内の共用器具も触ることもあるので接触感染も考えられます。でもそれだけでしょうか!
インフルエンザで集団感染があった学校、なかった学校、それぞれ違いはなかったのか、
データがないので判りませんが気にかかることがあります。それは学校の空調設備です。
・空調設備がない学校
・壁に取り付けられた送風口から風を送るタイプを設置
・天井埋込カセット形 S-ラウンドフロー(360°全周吹き)天井埋め込めタイプ
大きくはこの3つに分けることができます。
ここにFNNプライムオンラインで見かけた飛沫の拡散シミュレーションの図があります。


壁に取り付けられた送風口から風を送る空調タイプで、感染者の口から出されたウイルスは暫く空中に漂い空調の風によって流されていきます。教室内では周りに人がいますので飛沫にウイルスが潜んでいたら周りの人に感染させる可能性は高いです。

天井埋込カセット形 S-ラウンドフロー(360°全周吹き)天井埋め込めタイプ



空調の風は教室内を包み込むように四方に流され、中に居る子供から出された飛沫は天井に吸い込まれていく。病院の手術室などはこのタイプで、採用している学校もあります。これで感染防止が完璧ではありませんが、インフルエンザだけでなく新型コロナにも効果はあると思います。シミュレーションで検証して効果があれば全国の学校に採用して子供たちを守って欲しいです。

コメント
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