大阪府は大阪モデルとして(1)感染経路不明者が10人未満(2)検査陽性率が7%未満(3)重症患者用の病床使用率60%未満-の3項目とも1週間続けて達成した場合に段階解除に入る。と公表した。今、起きている牧野病院の院内感染が気になるが、この条件はクリアするでしょう。だが新型コロナウイルスの第2波のことを考えると、これまでの感染経路不明者が多いのが気にかかる。
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大阪府感染者 1,743人 5月10日時点
感染した人に保健所の担当者2人が聞き取りを行うが、内容は2次感染を防ぐための聞き取りが中心で感染経路については感染者との接触はなかったと言われればそれ以上追求できないでしょう。これも含めて感染者が忘れている・感染に関係ないだろうと省略している事を聞き出すのは保健師さんには少し無理があるのではないでしょうか、ウイルスは見えないがウイルスが動いて移動しているのではない。人に宿り人が移動しているので人の行動が明確になれば感染経路も明確になります。ただ飛沫感染で感染者との接触だけと限定すると判明させるのは難しい。ここで空気感染も感染経路に選択肢にいれれば範囲は広げられます。同じ地域で10人の感染者の移動経路と立ち寄った施設をマップ上に記録していけば共通する施設が有るはずです。二人でも合致すればそこで感染したと言えるのではないでしょうか。ここは聞き取りのプロの刑事さんにも応援して頂ければ良いのではないでしょうか、保健師さんと刑事さん(OBでも可)が一緒になって聞き取りを行えば感染経路は分かります、そうすれば感染源も明確になり対策も打てるでしょう。