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少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 第二波②

2020-05-28 12:58:39 | 事件

北九州市での感染確認は、4月30日からは23日連続でゼロが続いていたが、5月23日に新たに3人の感染が判明して以降は▽24日=3人▽25日=6人▽26日=2人と感染確認が続いている。そのほとんどが感染経路が不明で、北橋健治市長は「第2波の入り口に立っている」と市民に警戒を呼びかけている。という報道があり詳細を見てみると次のようだった。

北九州市(1)経過
4 月26 日(日曜日) 発熱(37℃台)。
5 月8 日( 金) 発熱が続くため、D 医療機関受診。
5 月12 日(火曜日) D 医療機関再診。
5 月15 日(金曜日) E 医療機関受診。
5 月16 日(土曜日) D 医療機関再診。
5 月18 日(月曜日) E 医療機関再診。
5 月22 日(金曜日) E 医療機関再診。
5 月26 日(火曜日) F 医療機関受診し、検体を採取。
5 月27 日(水曜日) 本市保健環境研究所におけるPCR検査の結果、陽性が判明。

北九州市(2)経過
5 月16 日(土曜日) 発熱(37℃台)、全身倦怠感、下痢あり。
5 月17 日(日曜日) 解熱、全身倦怠感、下痢あり。
5 月26 日(火曜日) H 医療機関受診し、症状が続くため、検体を採取。
5 月27 日(水曜日) 本市保健環境研究所におけるPCR検査の結果、陽性が判明。

※この事例を見ると4月30日からは23日連続でゼロが続いていたのは、エアポケットのような偶然であり、感染は収まっていなかったと見るべきです。体調に変化がありながら生活を続けていたのが問題です。その間に多くの人と会っているはずです。知らず知らずに感染させているかも知れません。まだ37.5度が4日以上続けばPCR検査を受ける。という誤った基準が続いているとは思いませんが、早期にPCR検査を受けるべきだったと思います。この事例で濃厚接触者の感染はまだ分かりませんが、高知市の事例では体調の変化に気づきながら日常生活を続けた結果、5人の濃厚接触者が感染しています。

高知市 症状・経過
4/5 2週間前から出現した咳、痰、頭痛に加え、39℃の発熱が出現する。
4/6 仕事を休み、A病院受診。明らかな肺炎(-)、インフル(-)
4/7 症状改善し、出勤する。
4/8 微熱出現し、A病院を再受診。主治医より保健所に相談があり、検体採取。
4/9 衛生環境研究所にて、新型コロナウイルスの陽性確認。
4/10 13:00 感染症指定医療機関に入院。

この男性の濃厚接触者、女性(妻)、男児(子)女性(母)、仕事関係で女性(妻)
男性(夫)の5人が感染しています。

※日本人は身体に変調を感じても、これぐらいで仕事を休むことは出来ないと仕事を続けます。その結果、周りの人を感染させ、さらに2次感染を引き起こしているのを、このコロナ禍では多くの事例が見受けられます。新型コロナの第2波を防ぐためにも、身体の変化を感じたらコロナに感染しているかもと仕事を休み、人の接触をなくし暫く様子を見るのが今の心構えとして重要ではないでしょうか、家族、他の人に感染させない行動が大事です。
コメント
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