何年前からなのか、ハッキリとは覚えていないが私は三週間~1ヶ月に一回の散髪を梅田のとあるお店でカットをしてもらっている。小学生時代の地元の友人とばったり道で会い、その中の他愛も無い会話の中で、この散髪屋の話題が出てきたのも懐かしい話である。
過去いろいろな散髪屋を冒険した末にここに落ち着いたわけだが、当時は「安ければいい!」みたいな感覚で質の良くないお店ばかりを渡り歩いていたけれども、ここなら倍額以上払っても行きたいと思わせる何かがあったのだろう。少しオーバーな表現でもあるが、私は何故か年上の人間にカットしてもらうよりも、年下の人に顔や頭を触られる方が安心するのである。
まあ、そんなこんなで、私のカットを担当していた人が「武者修行」ということで今月いっぱいで、しばらく店を離れることになったのである。月に一回程度の訪問だけれども、ちゃんと顔・名前を覚えていてくれる店側の姿勢や担当者の対応もあってか、実は毎月のカットが楽しみだった時期もあって、これが最後だと思うとなんだか心寂しかったりもするものである。
大林宣彦監督の新・尾道三部作の2作目である「あした」の冒頭に町のヤクザの親分(植木等)が散髪屋で店主と会話するシーンを今日久々に思い出しちょっぴり感慨にふけってみたり・・・親分曰く、見ず知らずの人に刃物を握らせ人間の急所である「首・顔・頭」を触らせるのであるから、それなりの覚悟と信頼がなければ、そんなことはさせられないという話。
近年、流れ作業的に各行程が淡々と薦められるお店が多い中で、客の趣味・趣向に合わせたフレンドリーな対応で束の間のオアシスを演出してくれるそんなお店に、束の間の幸せを感じでみたり・・・。
過去いろいろな散髪屋を冒険した末にここに落ち着いたわけだが、当時は「安ければいい!」みたいな感覚で質の良くないお店ばかりを渡り歩いていたけれども、ここなら倍額以上払っても行きたいと思わせる何かがあったのだろう。少しオーバーな表現でもあるが、私は何故か年上の人間にカットしてもらうよりも、年下の人に顔や頭を触られる方が安心するのである。
まあ、そんなこんなで、私のカットを担当していた人が「武者修行」ということで今月いっぱいで、しばらく店を離れることになったのである。月に一回程度の訪問だけれども、ちゃんと顔・名前を覚えていてくれる店側の姿勢や担当者の対応もあってか、実は毎月のカットが楽しみだった時期もあって、これが最後だと思うとなんだか心寂しかったりもするものである。
大林宣彦監督の新・尾道三部作の2作目である「あした」の冒頭に町のヤクザの親分(植木等)が散髪屋で店主と会話するシーンを今日久々に思い出しちょっぴり感慨にふけってみたり・・・親分曰く、見ず知らずの人に刃物を握らせ人間の急所である「首・顔・頭」を触らせるのであるから、それなりの覚悟と信頼がなければ、そんなことはさせられないという話。
近年、流れ作業的に各行程が淡々と薦められるお店が多い中で、客の趣味・趣向に合わせたフレンドリーな対応で束の間のオアシスを演出してくれるそんなお店に、束の間の幸せを感じでみたり・・・。
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