本山市場

先月の末にカフェ「一日８ひとひ）」に行くのにこの廃墟の前を通り、その外観が既に異様なオーラを醸し出していたので再訪してみた。





南端にある市場のコミュニティボードにある張り紙が痛々しい。





アーケードの中に入ってみると、両側にあるはずの商店が全てなくなっている。





アーケードの屋根は商店あっての屋根であって、商店が無いのに屋根だけ存在していることの不条理さがこの市場が醸し出している異様なオーラの根源なのだと思う。









アーケードだけが解体されずに残っているということは、次にここで行われる予定であったプロジェクトが塩漬けになっているのであろうか。





まるでここだけ時が止まってしまったかのような息苦しい大気が充満しているように思う。









こういう中途半端な構造物の残し方と言うのは構造耐力的にも防犯面の見地からしてもとても危険なので、出来ることならば危険の無いようにした方が良いように思う。







他の方のブログを検索してみると、当初はマンションの建築計画があったらしいが、今後どう整備されていくのだろうかね。





すぐ近所には道路斜線をギリギリクリアしているようｎフォルムの美しい外観の店舗がまもなくオープンの日を迎えようとしているところであった。


c1995-2002 大木本美通（写真・キャプション）：閉店が多い本山市場内
阪神つなごうNETのブログ：阪急岡本駅の南側で今も頑張っている「本山市場」、負けるな頑張れ～！！
とみやんのブログだよ：本山市場が・・・
ひつじ逍遥記：解体中の本山市場