親戚の結婚式に参列するために上京した折に、せっかくなので浅草によって山門の前にある
雷おこしで有名なお店に立ち寄ってきた。
テレビ番組で「浅草・山門・雷おこし」とくれば、必ずと言っていい程、ここの実演販売の様子が
紹介されるので、一度実物を見てみたいと思い立ち寄ったのだが、残念ながら立ち寄った時間が
遅すぎたため、あえなく撃沈した。それはそれで残念だったが、我々は「五家宝」という響きの
美味しい食べ物と出会うことが出来たことは何よりの収穫だったなあと今でも思うのである。
つなげてみる。
お店は大通りと参道の交わる角地にあり、そのいずれに沿った商品棚には色とりどりの雷おこしが
ワンサカ積み上げられていたのだが、この五家宝という商品は、その脇にある店内へ入り込む行き
止まりの通路の奥にひっそりと置かれていたのであった。
並べてみる。
見た目はこんなんで、現代の飽食の時代には救いようの無いよな地味な色彩と質感で、おそらく
世間の若者たちはほぼ確実にこの商品を手に取ることすらしないのではないかと容易に推測できる
ような代物なのである。
寄ってみる。
更に寄ってみる。
夜な夜な、夕食後にこうやってマジマジと見つめながら一本ずつ味わい、食している我々。
原材料はいたって素朴。
味もいたって素朴。
けど、深みのある風味。。。
モノクロで撮ってみた。
これは、イタダケナイ・・・
ヤバイ粉を吹いているようで、ちょっとばかし反省。
マジ美味いっすよ!!
我々は次回、またここに立ち寄ることがあれば必ず
お買い求めをするであろう、雷おこしを差し置いてでも。。。