悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

鎌倉探索&2021年ブリード最終ステージ検証

2022年04月26日 19時14分00秒 | 2021年度・オオクワガタ飼育


年度末の緊張感と慌ただしさがパタリと落ち着きました。納めた仕事の手直し工事と組織改編後、新年度予算分の改修案件が多少動き出した4月下旬。皆様はGW期間の予定は立てられましたか?
我が家は春になって少しずつ動き出しました。とはいえ本題の方は春でもじっとして貰いたいわけですが...😅

少し時間と気持ちに余裕ができたもので。
家族で鎌倉に出掛けた後、天気の良い日を見計らい、再度単独で鎌倉探索をしてきました。


・鶴岡八幡宮
創建1063年、鎌倉幕府を築いた源頼朝の祖先源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請し、源氏の氏神様として八幡宮を祀ったことから始まったとされる。





鎌倉五山 中国(宋の時代)の制度にならったもので禅宗寺院の格式を表したもの。鎌倉時代の1299年頃、北条氏によって導入された。




・建長寺





虫塚(虫のためのお墓)


 

天狗が鎮座する半僧坊


見晴台から相模湾を見下ろす眺望






・円覚寺





・北条時宗霊廟








・浄智寺










寿福寺








・浄明寺






・明月院(あじさい寺)







・報国寺(竹林寺)









2020年秋には京都五山も制覇していますので、鎌倉、室町といった悠久探索もひとまず落ち着きました。






さて今回は2021年ブリード最終ステージの取り組みについての話題を取り上げます。

ようやく今期のスタート時、ブリードルームに設置した温室2台、サーモスタッド3台、オイルヒーター2台を最大限に活用する時期となりました。昨年セミ化が多発しています。一昨年もセミ化が見受けられました。カンタケ菌をメインにしてからですね。

ウチの場合、セミ化が多発した要因はMAX温度がそのひとつとみています。これまでオオヒラタケ菌をメインにした管理では昇温時のMAX温度を25〜26度にして蛹化、羽化を促進していましたが、この2年間は一度MAX温度に到達させてから、その後23度台に戻し羽化まで管理をしていました。
これは昇温時のカンタケ菌ダメージを懸念しての管理。その分、下の温度を16度に下げて高低差による温度ショックを行いました。がしかし、どうも反応が悪く上手くいきません。


そこで今年は最終ステージについてはブリードルーム内温度帯を3つの異なる温度帯に分けて管理することにしました。

①23度台
②24度台
③25度台

三寒四温といった気温の変動がようやく落ち着くこの時期からの取り組みますが、果たしてどんな結果になるのか?
ウチの環境ではどの温度帯が最も良い結果が得られるのか?セミ化は改善されるのか?23度ではやはり上手くいかないのか?他温度帯では?完品羽化率は?暴れは?

2021年度はどちらかといえば安全パイ寄りの管理ですからね。完品羽化についてもデータを取り検証していきたいと思います。

それでも2020年1番の失敗要因は親の代の最終ステージ管理が大きく影響しているんだろうなぁと。個体差はありますが、やはりしっかりと管理され、スムーズに沢山の虫を羽化させている方からの虫は比較的スムーズに羽化するんだよなぁ。
なんとか春以降もボトル内でどしりと鎮座して動き回ることなく。お願いしたいものですね。やることをやって、ここまできたら最後は神頼みですな。


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新年度で気持ち新たに!

2022年04月02日 09時10分00秒 | 2022年度・オオクワガタ


横浜に来て2度目となる今年の年度末。官公庁、公立学校の年度末受注分の納め工事が続く中で、みなとみらいエリア新築プロジェクト別注カーペット納品が重なり超多忙な状況が続きましたが、どうにか乗り切りました。




前回記事でも触れましたが、大阪本社赴任直前ですから今からちょうど3年前。在住する人口密度日本一の豊島区。その豊島区区庁舎跡地に国際アート・カルチャー都市のシンボルとして劇場を作り文化を発信、にぎわいを創出していく。そんな官民連携プロジェクトの一貫として2019年に完成した、豊島区芸術文化劇場手織緞帳の納品依頼の大きな現場物件でした。



before
after









今回内装仕上材とはいえ3年前の受注金額を上回る別注案件。しかも2兆円の売上を誇る大手企業本社移転先。請負うスーパーゼネコンも同規模の大手企業。小さな仕事とは異なり、新築プロジェクト特有の確認作業が続き大勢の人が関与し、ピリピリと張り詰めた緊張感が漂う現場。責任も重い仕事だけに無事に納品するまでは気が気ではありませんでしたので正直ほっとしています。やり甲斐のある仕事に携われることは有り難いことです。



平成から令和と時代の節目となるこの3年間で、社会全体の仕組みが変わってしまう、そんな世の中の目まぐるしい変化が訪れましたが振り返ると個人的にも色々ありましたね。(備忘録的ブログ活用)

3年前の2019年4月から大阪本社自動車内装材部門に配属。その秋、暫く日本一の自動車販売台数で推移したトヨタSRV車の新車生産がスタート。月販7,000台の当初見通しを大きく上回り、月販1万台を超える販売実績が続き、現地中国工場と逼迫したやり取りがありましたが、それもまた組織一丸となって議論を重ね取り組んだ仕事。どんなことがあってもラインを停めることは、欠品はNG。しんどい反面嬉しい悲鳴でもありました。

その翌年2020年1月、状況は一転します。突然のコロナウィルスによる中国工事の閉鎖、他生産拠点での代替え対応、その後の大幅な海外生産減少...
半年後にはインテリア部門への復帰。
横浜営業所に着任、ビジネススキームの構築を任命され、新規取引先開拓と大型案件の取り組みを中心に進めてきた3年間。緊張感ある仕事の取り組みは、社会人としてのやり甲斐でもありますが、その分ストレスも大きく身体に偏重をきたすことも。年齢もありますし、心身ともに自身のケアも必要になります。





1992年入社ですから今年入社30年目を迎えます。この3年間の大きな変化もそうですが、30年前と今、時代の変化もそうですが、日本社会における価値観の変化も大きく様変わりしていると思いませんか?


入社3年前の1989年に昭和から平成に変わりました。入社した30年前、バブル崩壊後とはいえど上司に叱られながらも色々な仕事を覚え、経験を積み一定レベルに達したらその後は安泰。下積みを経たのちに活躍できる場のあることに疑問の余地はありませんでした。
しかしこれからの世の中は違います。右肩上がりの時代ではありません。企業自体が先が不透明な時代で生き残るためにはどうするかを模索しています。これまで以上に難易度の高い世の中になっていくでしょう。
これから社会に出て企業に努めて安泰でないことを自覚した上で、世の中の状況を常に見極め、考え行動する時代。そんな状況下の新社会人はこれから夢も希望もないのでしょうか?


◯一つの会社で勤め上げるのがいいという価値観

◯結婚と血縁が当たり前という家族観

経済的成功が、人生を満たす最善の方法だいう価値観


逆に上記のような皆がそれが正しいと思い込んでいた価値観も時代とともに変わったわけです。
多様な価値観で、もっと率直に自分の幸せを追い求めるようになる。そして今以上に「主体性」が求められる社会になっていく。
むしろそれで良いんだと。こういう方向性であるならば、令和という時代は平成よりも「良くなる」と思います。お金持ちにならなくたって良い。

だからこそ、他人や社会を意識し、そのなかで自分自身が貢献しながら生きていこうとする。人はもっと自由に自らが役立てる場所を探すようになる。多様な価値観で、もっと率直に自分の幸せを追い求めるようになる。いいんじゃないかと。常にアンテナを張り興味関心を抱いて生きていく。それが変化の時代の生き方ではないでしょうか。






ブリードは12年目を迎えます。
こちらも3年後を想定した新たな系統作りに着手していきます。こちらは採卵が確定してからあらためて2022年度系統を発表したいと思います。


さて今回の本題は2022梅田NIGHT FOREST オオクワガタ合同オフ会の件です。前回開催は2019年ですから無事開催が出来れば3年振りとなります。


・製造メーカーとしての生産管理
・世界文化遺産中心とした神社仏閣の近畿探索巡り
・食文化

そうなにより大阪に久しぶりに行きたい!
コロナ禍状況次第ですが、11月5日(土)18時から21時の予定で開催を予定しています。開催するからにはイベントはもてなしと賑わいですから。どうせやるなら盛り上がる会になるよう準備を進めていきたいと思います。
ブリード同様、こちらも楽しみに新年度も気持ち新たに頑張っていきますよ!


















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