悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

新横浜NF告知記事第三弾!

2023年11月29日 07時00分00秒 | オオクワガタオフ会

2022KLB&NLB合同美形コンテストも盛況のうちに終了し、こちら悠久ブログに戻って参りました。そうです。開催まで残り18日に迫った新横浜NIGHT FORFST。

夜の部は11月30日で締切ますが、ここに来て参加者のご厚意により、多くの豪華協賛品が集まってきました。現時点で21品(2名様を含め24品)ですからね。参加した半数の方に何かしらの景品をお持ち帰りいただける。梅田NF同様交流の他にも夜の部楽しみのひとつになりそうです♫

前回第二弾の協賛品の続き(13番以降)を紹介することにします。


ashtakaプレス機生みの親ashtakaさんよりスマトラヒラタのペアを1名様





2023NLB参加中で紅一点、女性ブリーダーのaiponさんからは日本を代表するパテシィエ鎧塚氏のお菓子詰め合わせが届きました!お土産には最高ですね。





aiponさんからはもう一品。
シェンクリングオオクワ成虫ペア+ディディエールシカクワガタ幼虫をセットにして1名様に!




aiponさん同様こちらも初参加ですね。2023KLB参加中でYouTube動画もされているクワガタ山ちゃんさん
話題のウィスキー🥃知多を1名様!
酒好きの方々の人気が集まりそうです♫




これは凄いぞ!着実に進化を続け、今年超特大93ミリを作出されたtamusin会長から豪華成虫ペアの協賛です。しかも2枚様!






今回昼の即売会では4ブースで飼育用品含めクワガタ関連商品を多数持ち込みご販売いただくクワガタショップKPWさん!

当日は現在構築中のオークションサイトについてもご紹介いただく予定です。

オオヒラタケ菌糸ブロック2個を2名様に!







KPWさんからは折角だからと即売会でも販売予定の17種類の色鉛筆筆画(msy氏作)からオオクワガタをチョイスし1名様に♫




よしくわさんからはおとめさん協賛の成虫用ヒノキマット16㍑を1名様
タイミング的にバッチリですね👌




2023NLB参加中のanteさんからは、やはりご家族の喜ぶ大人気入浴剤12個入セットを1名様に!



調整中だったトップブリーダーのま〜たんさん参加も決定!

ちょっと豪華過ぎる参加者の面々ですからね。初参加の方は躊躇してしまうのかもしれませんが、個人的には協賛品の獲得を期待して参加するのはありだと思います。
といいますか、ある意味でそれも狙いですからね。








そして昼の部即売会。生体の方は能勢産地はビークワレコードホルダー奈良さん(初の関東地区の出店)を中心に、よしくわさん合同展ブースではhinamaxさん、world ace3さんの羽化個体を販売する予定です。
また久留米産地2022KLB優勝のJUUさん、東日本の久留米代表主水さん。今年90ミリ作出のクマモンさんといった実績あるブリーダーの厳選羽化個体が並びます。


また飼育用品については4ブースを使ってKPWさんがイベント特価で飼育用品全般の他マット、産卵材に植菌材、菌糸ボトル、菌糸ブロック等を揃え出店されます。
また立体標本(苔丸さん)や色彩画(msyさん)の商品も持ち込み販売の予定です。



展示即売会として現品を展示
ashtakaプレス機タイプ20


ashtakaプレス機タイプ30
最新モデル



ashtakaプレス機の他、すこぶり工房さんからも本体とアダプター展示をいただけるそうです。






また当日はプレス機体感実演ブースを準備します。


既にお仲間からはハンドプレス機を含めて比較体験ブース用に貸出をいただける各種のプレス機が集まります。



当日は菌糸ブロックとボトル等準備します。実際それぞれのプレス機を使ってみて
・労力の違い
・詰め時間
を体感いただく場にしてみたい。そう考えております。

現時点の予定ブースコーナー



その他先着300名様には缶バッジを無料プレゼント🎁

無料昆虫ゼリー掴み取りコーナー
なども準備

当日は控え室も準備するので、夜の部参加の方も早めに昼の部即売会に来場されてみては如何でしょうか?








以上新横浜NF告知第三弾記事でした。
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新横浜NF告知記事第二弾!夜の部協賛品のご紹介!

2023年11月16日 06時30分00秒 | オオクワガタオフ会

このところ頭の中はクワガタモードが半分を占めているのでは?といった状況が続いています。業者でも何でもないのですが😅

10月28日(土)のマツノインセクト訪問では静岡近郊でマツノ愛好家といいますか、マツノ信者ともいえる方々と1日を過ごしながらマツノで虫を選ぶ中で、あらためて地域に根付く繋がりの強さ、マツノインセクトを中心としたブリーダー間の強靭なコミュニティを感じました。





また現在進行形のビークワコラボ企画オオクワガタ検証では、種虫を提供いただいたGullさん M'sさん、餌を供給いただいている神長さん、総合プロデューサー土屋編集長、そして企画担当world ace3さんと日々やり取りを進めていますが、そちらではスマートで大人の対応な印象です。相手が何を求めているのか、お互い日々忙しいからこそ、そこを理解している方々なので、仕事が実にスムーズに捗ります。





今年は過去最高レベルとの呼び声も高く、やはり現在進行形の美形コンテスト!



※受付は11月23日迄。予想応募投票&コメント📝お待ちしております


閲覧者様からの予想応募投票が数日前から始まりましたが、毎回6割以上を参加者以外から投票を賜るので、ある意味で最も遠い存在でもある。選挙で例えるならば無党派層の浮動票でしょうか。
それでも企画が浸透しているようで、しっかりと虫をみて選び投票いただける。そりゃ自分が手塩にかけて育てた我が子がスポットライトを浴びる場で、見ず知らずの方に評価(投票)いただき、更にお褒めの言葉もいただける。エントリー者もそして主催者としもそりゃ嬉しいわけです。





そして新横浜NIGHT FOREST(新横浜NF)です。こちらは出店者であるビークワレコードホルダーの奈良さん、色々と協力して進めているよしくわさん。そして業者ポジションKPWさんには特にイベント集客について色々とアドバイスをいただいています。
こちらはまた目から鱗。ブリーダー目線ではなく、買いに来る側。消費者目線と即売会イベントとして何が重要か。その視点に立った指摘はナルホド感満載なんです。



といったことで。
開催日1か月前となりましたので、NIGHT FORFSTでは初めての試みとなる昼の部即売会イベントの紹介を中心とした形にバナーに修正しました。




◯昼の部来場特典
・先着300名様にオオクワガタ缶パッチ(KLB)プレゼント🎁


・昆虫ゼリー(16g)掴み取り2,500個(先着順)

こちらを準備します!
オオクワガタ即売会ですが、その他にも産卵材やマット、ゼリー、エサ皿、ケース等の飼育用品は勿論、昆虫立体標本や、色彩筆画(複製画)なども出店します。色彩筆画はイベント価格にて完成して間もないオオクワガタ含め合計17点を用意しています。細部に至るまで丁寧に繊細なに描かれたそれは見事な色彩画です。



私も早速リビングに置いてみました。





そしてメインはオオクワガタ即売会!こちらはなんといってもオオクワガタレコードホルダー奈良さんの能勢産地YG・SR大型血統を一同にご覧いただけるチャンス!

その他能勢産地オオクワガタは11/26(日)に開催される横浜のオオクワガタ即売会イベント前なので少し遠慮気味に。ただそちらの出店者も状況により新横浜NFの出店への検討中となっております。


久留米は2022KLB優勝者で毎年コンスタントに大型作出を出し続けるJUUさん。そして久留米90mm作出ブリーダー主水さん、クマモンさんの出店がメインとなります。

JUUさん、主水さんはレイチェルさん座談会動画にも登場されたおふたりですね。





厳選のオオクワガタを見て、触れて、選ぶ絶好の機会!是非予定を調整しご来場下さいね。夜の部ご参加の方も休憩室も準備しているのでお早めにご来場いただいても構いません。お待ちしております。


そんな昼の部の即売会も、来場された方にご満足いただけるよう準備を進めて参りますのでよろしくお願いいたします。

昼の部はこの次第三弾のブログでまたしっかりと紹介するとして、今回はやはり水面下で進めている夜の部協賛品の紹介です。




梅田NFで好評だった協賛品受付。
これは大阪オフ会時のプレゼント交換会を参考にしています。楽しい交流会にプラス、希望の品をゲットできたら。そしてご家族あっての趣味ですからね。ご家族に喜んで貰えるお土産の品もあったりしたら...

おい、妻よ!子供たちよ!お父さんはだな!クワガタだけじゃないのだよ!君達のためにゲットしたお土産もあるのだぞ。どうよ!的な😊



ということで。協賛品受付お待ちしております。わらしべ長者的な感じでひとつご協力いただければと存じます。


・NIGHT FORFSTでは欠かせませんね。
1.恒例のビークワ年間購読権(2024年度分)を1名様




2.レコードホルダー奈良さんからビックなプレゼントの協賛です!これをゲットできたら凄いぞ!



3.マツノインセクト松野さんからも協賛を賜りました。貴重なマツノ本家の虫、狙って下さい!(まだ何が届くか分からぬためひとまず1名様にしています)




4.KLB総合チャンプのJUUさんからの協賛です!美形久留米オオクワガタを1名様に



5.そして出ました!KLB事務局バイカンさんから太っ腹の協賛です!梅田NFの虎フグは確か1番人気だったような。鰻を食べに成田山へ!ペアで1名様



6.KLB事務局で今年念願の久留米90mmを作出されたクマモンさんから、数多く仕込んでいる有望ライン早期♀単品を1名様に!



7.私からも協賛させてもらいます。
地元高田馬場のウォーキングコース、神田川に面した寒天工房の和菓子。TVでも取り上げられたお店です。




8.これはネタとして。
会場から歩いて2分にある新横浜ラーメン博物館で作ったモノです。館内ではパッケージとラーメン具材を自分だけのオリジナルカップラーメンを5分で作ることができます。
今回はオオクワガタバージョンと新横浜NFバージョンを2目様に。






9.杢目さんからは東京丸の内銘菓アラカルトのご提供です!内容はお任せということで。家族向けのお土産に如何でしょう♫






10.よしくわさんからは昼の部にも出店予定のよしくわ式エロ皿(NIGHT FORERTバージョンとして焼印あり)×2個+話題の良質産卵材SB材×2本のセットを1名様に!





11.まめたんさんからは名古屋で有名な銘菓ぴよりん関連のお菓子3種〜4種類の詰め合わせを1名様に(※その時の販売状況で内容は変わります)




12.久留米トップブリーダー主水さんからは仕込済みの有望ライン早期羽化個体♀の協賛です。
ヤフオク等では販売のしない主水さんですからね。貴重な久留米個体を昼の部ブースにて出店します。夜の部参加者以外の方は昼の部(首都圏久留米党)即売会ブースの方にお立ち寄り下さい。





夜の部は参加者の皆さまからは協賛品を、そして今月末まで追加の参加者も受付中です。受付はこちらブログのコメント欄、又はkurume_klb@yahoo.co.jp
チョネTwitter DM宛でも構いませんのでご連絡をお待ちしています。

現在ひろババさんの追加で確定47名ですね。調整中の方次第では残り僅かとなっていますのでお早めにお願いします。



最後に浜省LIVEの話題を。
このところ忙しく2週間連続の土日仕事が続きますので、3週間振りの休日となる11月25日(土)は、旧来の友人たちと久しぶりの浜田省吾LIVEに行ってきます。そう、バンダナとサングラス🕶の正装は新横浜NF前に!!熱く楽しんで来たいと思います♫








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マツノインセクト30周年お祝いの会

2023年10月29日 15時02分00秒 | オオクワガタオフ会

まずは本業の話題から。
9月から今年4月入社で東京支店配属の新入社員1名をこちら横浜営業所にて預かり研修中です。
新人君の頼もしいところは自信に満ち溢れている点。私から"どうよ?営業相手として接しやすいのはおじさん、それともオバさん?若い女性かい?どのタイプが得意なんだい?"との質問には笑顔で"オールOKです"そう即答するんです。

滋賀県出身で京都の大学では心理学、宗教学を学び、また趣味の音楽ではバンドリーダーとしてメンバーをまとめていた影響もあるのか自発的で、それなりに経験を積んできた自負心があるのでしょう。また入社早々、右も左も分からない状態でゼネコン下の野丁場に放り込まれ、現場監督と職人の間に挟まれ、時にある理不尽な扱いもある現場仕事でも、当人はケロッとしてへこたれず。そんな頼もしい面もあってベースの部分はバッチリ。まずは経験を積んでいくこと。得意先から宿題を貰えるようになると第一歩です。

先日、事務機器系商社得意先からやはり新人研修会の依頼を受けまして。良い機会だと考え、新人君にも一つだけ15分間講師として自社商品説明のミッションを与えました。
当日は横で彼の説明を聴いていましたが、資料作りは上手なものの流石にトークはまだまだ。
それでも責任を与えるとしっかり準備して挑む姿勢も資質はありか。
しかし驚いたのは2人の共通の趣味が作曲なんです。20代は皆作曲活動をしているのか?こんな偶然ってある?ちなみに佐野元春、浜田省吾の曲は知らないようです。ふむ、小学5年(小5)からやり直しだな♬






さて昨日10月28日は久しぶりのマツノインセクトへ訪問してきました。今回の目的はマツノインセクト30周年のお祝いの会に出席させていただくこと。その前には折角の機会なのでマツノインセクトで虫を選びに行ってきました。
結果、やはり行って良かった。とても楽しく有意義な11時間半でした。^^


忘れぬうちに昨日の訪問記を備忘録として残しておくことにします。
こちら東京からだと300キロ以上、車だとノンストップでも5時間近く掛かる遠方の地。なので今回は新幹線で豊橋駅まで。そこからまめたんさんにアテンドいただきました。
まめたんさんとは5年前、2018年11月3日のマツノインセクト25周年以来ですね。
まめたんさんの赤いスポーツカー(違ったか?)にはビークワコラボ企画・初代優勝者(2021KLB優勝者)のろなさんが同乗されていました。ようやく直にコラボ企画の御礼ができました。^^



マツノインセクト訪問までの40分間はとりとめもないクワ談義であっという間にマツノインセクトへ到着。おっと!行きの道中、予定ではまめたんさんにマツノお勧め個体の情報を得る筈でしたが...
とはいえTOP GUN chのYouTube動画


でお勧め個体情報をメモ📝し準備は万端。
今回は来年度に向けて気持ち新たにと♀個体の補強だけでなく♂個体も選ぶつもりで伺いました。初心忘るべからず。 
♂も♀も本家マツノインセクト個体でブリードに挑戦する。来季はそれを楽しみたいと思いまして。

現地にて2023KLB参加メンバーのgoshinさん、だいふくさんと合流。午前中は♂個体から選ぶことにしました。なるほど、流石にこの時期だと残っているプレミアムラインは少ないですね。今年89ミリの羽化している22年16番、18番♀は完売。なので血統背景からの虫選びを変更し、形状面で選ぶことにしました。

なるほど×2
以前と比べてラインごとにその傾向特長の違いが割と顕著に現れているように感じます。
・大型サイズが安定して出ている
・体重が乗りやすい
・大顎が太く横幅が迫力があるが少し顎が短め
・上翅に皺、ズレが出やすい

選定の結果大顎の長く細身な♂個体を確保。
お昼前に本日の準主役、めんTさん(ブリーダー兼エージェント)が登場。登場するなり電話片手にクライアントからリクエストのある虫を吟味されていました。




一旦お昼休憩のあと、午後からは再びマツノインセクトへと戻り選んだ♂のお嫁さん(♀個体)の選定を開始。途中からまめたんさんにも選定に協力して貰いながら進めます。
めんTさんには♀を選ぶ際に同腹の♂形状も確認した方が良いとの助言もあって、最終的に王道の血統背景と、艶ありで好みの形状とそれぞれ異なる傾向を持つ♀を2頭選定しました。



◯マツノインセクトの強み。
過去から現在と種親の累代実績を確認しながら
ら沢山の個体からその場で虫を選べることができること。選定の際はラインごとの特長や傾向も顕著することが可能であること。あらためて感じました。単純に選ぶことが楽しい。ブリードの原点がここにあると!





そして今回の目的である夜の部へ。とはいえ開始までには少し時間があったもので。喫茶店でろなさん、goshinさん、だいふくさんと現在進行形のリアルな飼育情報の交換会を。菌糸の喰い方については今年のろなさんの傾向が果たして正なのかどうか?注目したいところですね。



豊橋到着から9時間。
TAKU KAWARAさん、まぁしぃさん合流で定刻通り18時半に開始。
隣が松野さんだったもので。これまた色々と貴重なお話を伺いながらのあっという間の2時間でした🍻


今回は完全にゲスト側で気楽なオフ会であり、楽しい虫選びでした。やはりマツノインセクトあっての久留米。松野さんに良い報告ができるようブリードも頑張らねばいけません。


最後にマツノインセクト30周年あらためておめでとうございます。

めんTさんの挨拶にあったようにオオクワガタ専門で30周年を迎えるショップは他にはなく唯一無二の存在です。
誰かの意志によって世界はつくられ続ける。
湧き出る源泉でありながらもまだまだ発展途上の最中にあり、新たな可能性を招く。マツノインセクトがこれまでのように顧客と一緒になって成長を続けていくスタンスである限りマツノインセクトは安泰です。また静岡県勢を中心とした熱量の高い、熱いブリーダーのみならず、全国の久留米ブリーダーに指示される存在であることに変わりはありません。


変化の世の中にあり、変わらないといけないと説かれる世の中にあって、変わらない製造メーカーポジション的スタンス。先代から続く道。夢の続きである道。








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ブログ累計200万PVへ

2023年10月04日 07時15分00秒 | オオクワガタ以外の話題

備忘録として残しておきます。

2010年12月から始めたブログですが、記念すべき良き日の10月4日、遂に累計200万PVに届きました📝
※累計投稿数は633記事






"悠久の時を経て"をブログ題名にしたわけですからね。ブログ開設当初、日々営業マンとして忙しく、また結果だけを求められる状況のため、どこか流されていた自分自身への反省もあって過程を大切に。そう考え備忘録として長く続けていくつもりでしたが、いつの間にやらもうすぐ13年目。
ですか。^^

虫ネタ以外にも色々と書き綴っており、ネタ切れの心配は無さそうなので。これからも変わらず、好きなように続けていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♂️

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浜田省吾"初秋"

2023年10月01日 09時07分00秒 | オオクワガタ以外の話題

Xでも触れましたが3日後の10月4日でウチも結婚20周年を迎えます。
2,000年以降の累計データではこの20年間で約1,432万組が結婚し約511万組が離婚しているそうです。

夫婦円満の秘訣、心得とは🤔
・会話を大切にする
・お互いを思いやる
・おいしい食事
・干渉しすぎない
・感謝すること

当たり前なことなんですがね。忙しさにかまけてついつい虫、否、無視したり忘れてしまいがちに。

『結婚して良かったか? 』2016年・プレ企画開始まで3日 - 悠久の時を経て

『結婚して良かったか? 』2016年・プレ企画開始まで3日 - 悠久の時を経て

週末は1ヵ月振りに催事応援販売。流石の繁忙期。特に敷物はマネキン4名体制でも大忙しでした。日々の法人営業ではない一般顧客との接客販売は楽しいですね。ですが売上数字...

goo blog

 

↑7年前のブログ

記事にあるように、めでたく50年目の金婚式を迎えられ
る夫婦の割合は3割程だとか。勿論前提としてお互い無事でなければたどり着けません。心身ともに健康でいられるように。この時点からの逆算、ですね。





そしてこちらのブログも累計200万PV到達まで僅かとなりました。10月4日に結婚記念日に200万に届くように!

そして日々の生活を過ごしてゆく中で、通常は時間というものについて、特別に意識することもなく、その日その日を送ってゆくもの。だからこそ次の30年目に向けて忘れぬように。そんな気持ちでブログ記事を書くことにします。

今回のテーマは"初秋"
結婚した2003年9月26日発売の浜田省吾バラードアルバム。そして私が手織絨毯のバイヤー職として初のパキスタン出張に訪れたのがちょうどその頃なんです。

当時を振り返りますと、2001年9月11日アメリカ同時多発テロ発生から中東地域では無差別テロ事件が頻繁に発生。2002年6月14日にはパキスタン南部カラチの米国総領事館前で自動車爆弾を爆発させ12人が死亡、邦人1人を含む40人が負傷しています。

そのカラチで開催される国際展示会場、そして古都ラホールへの出張は2003年9月と結婚式直前。当然自爆テロは防ぎようがなく現地では何が起こるか分かりません。遺書を書き残し出張に出向いたことを思い出します。





初秋
バラードセレクション第4弾として発売され、40代以上の大人がを主人公のバラードアルバム。アルバムタイトルは「人生の秋」を意味しています。

浜田省吾過去のバラード3作品『EDGE OF THE KNIFE』(1991年)は10代、『Sand Castle』(1983年)が20代、『Wasted Tears』(1989年)が30代を主人公に作られ集められたアルバム。

初秋は40〜50代を迎え人生における初秋とも言える時期を歩む主人公の視点から綴られる歌詞を通じ、愛する人との別れや悲しみ、人生における時間の使い方について様々なことを考えるきっかけを与えてくれる。そんな構成のアルバム曲です。


2曲目のPAIN筆頭に人によっては重い、暗いといった印象を与えるかもしれません。私自身勿論ビートの効いた曲も好きですが哀愁のあるバラード曲にこそアーティストとして浜省らしさが詰まっていて、とても好きな要素なんです。


誰しもがいつか向き合うこととなる「永遠の別れ」や家族や恋人への愛、別れの悲しみや切なさ、それらと向き合い一瞬一瞬の時間を丁寧に生きる大切さと向き合う。

物事には終わりがあり、必ず別れが訪れること。その事実を自覚した時、目の前にいる愛する人との別れを考えずにはいられない。

いつか訪れる別れの痛みと苦しみから、愛することに躊躇いを感じている主人公から、人生における愛情の大きさを感じ取れる。

どんなに愛する人と出会っても、いつか必ず終わりが来る。その事実を知りながらも、限られた時間を共に過ごし暖かな関係を築くことが大切であり、永遠に続かないからこそ今この瞬間を大切に生きるべきである。

例え別れが訪れても、共に過ごした満ち足りた時間と、愛されていた実感があればそれを持って生きていける。

だからこそ、終わりの瞬間を恐れて立ち止まるのではなく、終わりに向かってその一瞬一瞬を大切に生きよう。

1.「君に捧げるlove song」(A Love Song for You)

2.「PAIN」(DOWN BY THE MAINSTREET)

3.「悲しみの岸辺」(The Shore) (J.BOY)

4.「ガラスの部屋」(A Glass Room) (Home Bound)

5.「A LONG GOODBYE」(FATHER'S SON)

6.「NEW YEAR'S EVE」(FATHER'S SON)

7.「GIVE ME ONE MORE CHANCE」(SAVE OUR SHIP)

8.「君の名を呼ぶ」(I Call Your Name) (SAVE OUR SHIP)

9.「紫陽花のうた」(Hydrangeas in Kitakamakura) (青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜)

10.「永遠の恋人」(Everlasting Love) (「アヴェ・マリア」カップリング)

11.「星の指輪」(Star Ring) (その永遠の一秒に 〜The Moment Of The Moment〜)

12.「初秋」(Early Autumn) (その永遠の一秒に 〜The Moment Of The Moment〜)

13.「我が心のマリア」(Maria) (ROAD OUT "TRACKS")

今日今この瞬間から1つ1つの出会いとその時々の時間を大切にしようと強く思わせてくれる。そんなアルバムを聴きながら20年目をゆっくりと過ごすことにします。


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更新10/1 NIGHT FOREST vol7in・新横浜 12/16(土)

2023年10月01日 08時10分00秒 | オオクワガタオフ会
※10月1日上書き更新
・バナー修正
即売会開始時間変更13時〜16時30分へ
・タイムスケジュール表公開
・即売会会場図面作成
・夜の部参加者一覧更新・第二弾
・即売会出店者一覧更新・第一弾

あっちこっちに話題が飛び無駄に長いこちら悠久ブログですが、今回テーマはひとつのみ!正式に12月16日(土)の開催が決まったオオクワガタブリーダーの交流会イベントNIGHT FORES vol7 in・新横浜 開催の告知記事です。






日程:2023年12月16日(土)
※先日のブログ記事では11月25日と発表しましたが再調整し日程を変更しています。



昼の部:即売会 14時〜16時30分変更→13時〜16時30分 入場料無料
・スケジュール表公開 9/25


・即売会会場図面 9/25



※会場内に飲み物持参可能な休憩場所を設置します。夜の部にご参加の方は休憩場所をご利用下さい。

※生体をご購入され、夜の部にも参加される方のために会場から徒歩2分に冷暖房完備の保管先を準備しました。ご安心ください。

※出店者の選定につきましては信頼と実績のある方へ交渉を始めました。
久留米は89mm以上又はKLB1部リーグ継続ブリーダー、能勢は90mm以上複数頭作出実績あたりでしょうか。
トラブルを勘案、出店者選びは慎重に行いますが心当たりのある方は、心の準備をしておいて下さい。



夜の部:交流会&抽選会 18時〜21時30分
会費制:7,000円 飲食ありパーティー形式
事前受付制 当日現金精算

※夜の部はこれまで同様メインの交流会です。参加方法はこちらのブログコメント欄にハンドルネームとひと言メッセージを添えてコメントをいただくか、X(Twitter)DM宛にご連絡をお願いします。

・コメント例📝
TOMIYA
昨年の梅田では遠方からご参加された方がおられましたが、今年は秋の天皇賞をゲットしyama_rayさんに会いに兵庫から参加したいと思います!関東の皆様よろしくお願いします。

※夜の部は事前受付制ですが、会場のキャパに限りがあるため予定人数を超えた場合は受付を終了させて頂きます。予めご了承ください。

※夜の部は昨年梅田NFで盛り上がったトップブリーダー及び参加者協賛によるプレゼント抽選会を行います。豪華な生体ペアは勿論のこと、業者様協賛、そしてご家族に向けたお土産などなど、皆様からの協賛品を受付ます。(事前受取も可能です)
ご協力の程よろしくお願いいたします🙇‍♂️

※参加者・出店者・協賛者様・協賛品はこちらで随時更新していきます。


夜の部参加者一覧更新第ニ弾 10/1

現段階で参加予定の方を掲載しています。まだ先なので予定の立っていない方も10名以上いらっしゃいますが、ひとまず第一弾として一覧表を公開しました。




遠方からは青森県からオオクワガタレコードホルダーhxbwh999さんの参加が決定!
・即売会から出店予定です。

熊本県からはKLB事務局でもあるクマモンさんの参加が決定しました!
・即売会からの出店予定です。

大阪府からは現在進行形ビークワ・オオクワガタ検証企画でお世話になっているworld ace3さん参加が決定!

静岡県からはマツノインセクトを語らせた止まらない、まめたんさんも参加されます。

クワ談義が大いに楽しめそうな面々が参加します。能勢産地、久留米産地などに限らず、同じオオクワガタをこよなく愛するブリーダーの集い。引き続きNIGHT FOREST in新横浜へのご参加をお待ちしております。





協賛品随時受付中です。






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・コンセプトはオオクワガタの輪





昨年の梅田NFは東京品川会場を上回る80名規模の交流会となり、会場の熱気も凄く盛り上がりましたからね。
関東でやるからには集客を集めそれなりの規模で開催しないといけません。
正直なところ開催の準備には気合いと時間と労力が必要なので独りではできません。

色々な方から"今年のNIGHT FORESTはやらないんですか?"との声掛けもありましたが、先日の東のオフ会で、交流イベントの楽しさを知る面々の強い後押しもあり、遂に4年振りとなるこちら関東での開催を決断した次第です。

そしてどうせやるなら新しい試みも取り入れたい。あんな方にも、こんな方にも一同に会えるといった、これまでの同窓会的な交流会イベントに加えて今回は即売会を併設します。

信頼と実績のあるブリーダーの吟味した虫を、手に取り、見て触って選ぶことができる。また飼育のコツやアドバイスなども含めて、じっくりと次世代のブリード個体を手に入れて、更に羽化成績を向上させるチャンスに繋がります。


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・新横浜会場開催のメリット

これまでの品川ホテル会場は取り壊しにより使用ができません。またホテル会場の飲食パーティーだとどうしても高額予算になってしまう。特にこのところの価格上昇は著しく。

しかし飲食可能なイベント会場の場合、ホテルよりも会場費自体が安価で飲食もケータリングサービスなどの選択肢がある。
その分長い時間交流会を楽しめることに。

新横浜ですが今年3月から渋谷から新横浜間の直通運転が開始。


また新幹線の停車駅でもあり遠方の方も参加しやすい立地です。遠方の方が来るとなるとですね。あの方には一度お会いしたい。人の輪が繋がるんです。^^


近くにはラーメン博物館もありますし、泊まりで検討されてみては如何でしょうか。




そんなこんなで4年振りにイベントの地新横浜で新たなスタイルで展開する交流会イベントNIGHT FOREST開催です。

この趣味はコツコツと個人で楽しむものではありますが、同じ趣味に打ち込み共通の話題を共有している方との交流と語らいは、不思議な程すぐに打ち解け話が弾むんです。モチベーションも上がるんです。







参加された方が楽しめるイベントになるよう、これから有志メンバーと準備を進めていきます。

皆様もお仲間をお誘い合わせの上、お気軽にご参加頂きますよう、まずは12/6(土)に予定を入れられるよう、ご家族ならびに日程の調整を是非に。それでは沢山のご参加をお待ちしております♫ 


produced byチョネ


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9月の近況と2022年ブリード総括をさらり

2023年09月24日 09時00分00秒 | 2022年度・オオクワガタ


本日は9/3(日)山梨のぶどう狩り🍇以来の休日になります。





今朝の東京は18度と肌寒く感じる程でしたね。暑さ寒さも彼岸までといった慣用句がありますが的を得ているようです。


9月19日からこちら横浜営業所で今年入社の新卒社員を預り研修をしています。初日から営業所のメンバーと同行、窓装飾に床装飾と内装仕上げ材の材料とその施工方法について指導中。中でもベテラン社員による業界立ち位置マップとレクチャー。経験を経て見えてくるモノを見える化した資料はとても役に立ちますね。流石👏


その新人君ですが趣味はバンドで、ギター&リードボーカル担当だとか。今でも早朝ランニング後を自分の時間に充て曲を作っているそうで。(私もたまに嫁の実家で坂崎幸之助さんとお話しをすることもあるのだよ。といった余計なプチ自慢も加えながら^^)

このインテリア関連の仕事でアレ、なんでアレ営業職であれば責任を伴う売上、利益計画の達成を目指すわけですが、本質的にはお客様に喜んでいただけるモノ、コト(作品)を提供すること。

なのでただ商品を販売するだけではない、作品を生み出すまでに至る過程やそのエピソードに響くものがあるのかなぁと思いまして。

自身の営業職キャリアの中でも上位に入る思い入れのあった仕事。当時新規開拓先だったロフトに向けた既製カーテンの商品開発とその裏話について来週話をしてみようかなぁと思っています。

転機の年統括・2013年1番血統孵化 - 悠久の時を経て

今回はいつも以上に完全自己満備忘録ブログ。ですが、タイミング的にどうしても記述しておきたい備忘録。運気でいえば、この人生でも記憶に残る活動的な年にふと気がついた...

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その1年後、惜しまれつつ亡くなったデザイン部同期と一緒になって取り組んだのはもう12年前の出来事。なんですね。

渋谷ロフトとして1号店が開業したのが36年前。ロフトの凄さは「お客を飽きさせないように常に売り場を変化させている」ことです。今ではそのロフトからインテリア雑貨が殆ど消滅してしまったことは時代の変化、なのでしょうか。






仕事の話題が続きますが、昨日無事に綴織緞帳の搬入作業が完了しています。

京都工場で織られた幅18m×高さ8.5m重量850kgの綴れ織緞帳制作期間は約1年程。











豊島区立芸術文化劇場以来の緞帳搬入でしたが、"仕事に大きい小さいはない。いやあるな。ゼネコンからの指摘も特にはなく無事に終わり安堵しました。というか常日頃の忙しさもあって昨晩はぐったりでした。



一昨日は4年振りとなる東日本地区会員得意先様を集めて行われた会合とセミナー及び懇親会。



特に今回の田島智太郎さんのセミナー、現場体験と綿密な取材活動をもとに世界マーケットからみた日本。個人の資産形成・ライフプランニングはとても勉強になりました📝










今回は2022年ブリードの話題をさらり。

やはりといいますか、幼虫採取に手こずりスケジュール🗓がズレてしまい、それを最後まで引きずってしまった管理不足要因が大きく、成績は良くありませんでした。

300頭分用意した菌糸プリンカップも結局半分以上余らせてしまいました。
が、もうひとつ気になる点が発覚。そう幼虫の食べ方です。


実は他の方とは比べずに着目はしておらずに気がついたのは8月度。きっかけは次回ビークワ10月号で取り上げるオオクワガタ検証企画の資料作りのためworld ace3さんから届いたプリンカップ検証データと画像と、ウチの昨年度のプリンカップ食べ方のデータを比較した際ですが驚きました。

※興味ある方はビークワ89号検証企画をご覧下さい。



それもあって今年は菌糸投入スケジュール🗓にはかなり気を遣いましたね。
また加水率をチェックして詰めています。






結果ウチでは近年と比べ、かなり少数の♂41頭といった羽化個体数でしたが2022-KU-406.87.8mmが完品羽化最大でした。

こちらは主水さん×かっちゃんさんの久留米トップブリーダー系統を掛け合わせ。
来年種親として頑張って貰います。




そしてこちらは♂種無しの不安から主水さんに相談し急遽手配し送って貰ったラインからの羽化個体。

2022-KU-611.87.1mm




同腹KU-615も迫力ある羽化個体で種親予定です。



種親である主水さん2020年10番87.2mm







そしてメルリン系統最大はこちら
2022-KU-1211.87mm

残念ながら羽化後★に

小さいながら形状優先の同腹KU-1210を種親に据えメルリン系統として累代を続けていきます。






そして2022年KLBライン



6月末期限の幼虫採取に間に合った2番インラインをKLBラインとして選定。
♂3頭のみのためVIP管理し、どうにか1部リーグ継続条件の86mmアップで羽化させることが出来ましたが、やはり上位争いに加わらないといけません。2023年度は頑張りますよ。

以上さらり2022年度羽化報告でした。



次回は水面下で進む新横浜NIGHT FOREST(新横浜NF)の最新情報記事を掲載予定です。























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近況とレコードブリーダーQ&A 動き出した新横浜NF

2023年09月02日 22時56分00秒 | オオクワガタオフ会


富士登山から1ヶ月半が経ち、8月が終わりました。実に高温猛暑の夏でしたね。(って暑さはまだまだ暫く続くようで...)
こちら東京都内の8月度ですが、猛暑日は昨年の年間猛暑日最多記録16回を上回り最多記録を更新、真夏日は7月6日から続き、8月31日迄で57日間継続している。そりゃ暑いわけです。

なので6月の月間歩行距離300キロからは
落としていますが、それでも月間240キロと歩行距離を維持。
直近4ヶ月の合計も1,000キロを超え、年始からの体重も3キロ程落ちて55キロとベスト体重になり身体が少し軽くなった気が。あとはもう少し身体を柔らかくしたいですね。



黄色線が今回の富士山ルート


"6年周期9サイクル目に突入してから何か変わったことがあるか?"

そんな自問に対しては歩行距離が伸びたこと。スマホで閲覧するYouTube動画の内容の変化でしょうか。

登山関連が圧倒的に増え、最近は健康関連動画を良く閲覧しています。
疲れた身体にご褒美をと夜食のお供だったスナック菓子とチョコも菌糸、否禁止し糖分多量な飲料水も控えています。
健康関連動画は採取してはいけないNGな食べ物ランキングに引っ張られます。9月8日の健康診断が少し楽しみですね。


そして長らく外出を控えていたコロナ禍から解放された久しぶりの夏☀️です。
これまでの分を取り返すかのように、私も、そして我が家もお出掛けモード全開に!自分の好き勝手なことばかりやっているとなかなか上手くいきません。家族サービスは重要。

富士登山の翌週は4年振りそして40周年の夢の国・東京ディズニーランド✨✨



混んではいるものの、予想よりもスムーズに(20分〜50分前後)アトラクションに乗れて子供たちも満足な様子。
なので、三半規管がポンコツな我が家は調子に乗り、畏れ多くもあの恐怖のアトラクション"ビックサンダーマウンテン"🏔への挑戦を決断!







しかしやはり無理でした...😅
ウチはカリブの海賊が精一杯...ですな。









なんやかんやと朝イチから夜のパレードまで久しぶりのディズニーランドを満喫しました✨✨


次女12歳(6年周期3サイクル目に突入)の誕生日を挟み





翌週は箱根温泉旅行+芦ノ湖花火大会(湖水祭)へ出掛けました。


旅のスタートは朝イチで小田原港の魚市場食堂から。オープン迄行列に並び、こちらの名物アジフライを堪能。厚みがあって美味しかった🍴

釣りが趣味な松戸市在住の友人曰く"小田原のアジはデカイ"そうで。次回は行列店"お食事処大原"の"絶品アジフライ定食"を食べてみたい!


食事のあとはかき氷で涼み



早めにホテルにチェックインし温泉三昧♨️とのんびりくつろぎ、バイキングディナーの後はカラオケへ🎶


浜省、ミスチルもいったシンガーソングライターの系統を累代?する、リクエストのあいみょんを熱唱する次女🎤

今回私は🕶浜省オンステージを封印、旅行前に独り練習したヒゲダン"Pretender"に挑戦するも...
"グッバイ♫"が "スッパイ♪"にしか聞こえんと家族に大笑いされ終了...チーン

浜省、否チキショー!バカにしやがって!次回リベンジだ😤🎤







朝風呂に浸かったあと♨️早朝の箱根仙石原
付近を探索。クワ友にから事前に箱根採取情報を教えていただき挑みましたが、残念ながらゲットは叶わず。





午後からは今回メインの場所へと移動。
・湖水祭花火大会
箱根神社御鎮座1266年を記念して芦ノ湖半で約2,500発の花火が打ち上がる🎆










湖畔からの花火見物は始めてでしたが、時折り地響きのような大音量は大迫力でした!リアルでなければ体感できませんね。
良き夏の思い出となりました。



その翌週の8/5はお盆帰省時に恒例の甥っ子姪っ子用のビンゴ大会の景品を探しに、職場から2分の昆虫イベントBIG Dreamへ。






箱根では採集が果たせなかったミヤマクワガタを含め生体をゲット!

お盆期間の帰省先では子供たち(その親)に喜んで貰えました。







そして先週末はよしくわ幹事によるなんとも豪華布陣が集まる東のオフ会に参加。


Gullさん
杢目さん
虫蔵さん
mikimikiさん
hxbwh999さん
(M'sさん電話参加)
土屋編集長
スペシャルメンバーとの楽しい会でした。


虫蔵さんとは2017年以来?
久しぶりのクワ談義に花が咲きました。
当時は私と同じ餌も使っていましたが、現在はマツノインセクト・オアシス菌糸と累代ブリード個体中心に絞り、かなりの飼育数の記録、観察を続けているので課題が明確でポイントがリアルなんですよね。
検証に値する取り組み。勉強になります。


そして現役のオオクワレコードホルダーhxbwh999さん。飼育数の最も多いオオクワガタブリーダーの中でも大型羽化の実績は現時点で頭ひとつ抜けている、まさにトップブリーダー。
初対面でしたがそこは生粋の営業マン。照れずに幾つか用意していた質問をぶつけてみることに。

今回はQ1幼虫の体力についてをこちらで取り上げることにします。

Q1 幼虫の体力について
私は昨年、大切な部分は幼虫の体力とお言葉頂きましたが、その体力につきまして切り返し意味合いを質問しませんでしたが、今はその体力とは?どういう意味合いなのか理解しきれておらず体力について気になってます。

A:当時のやり取りで、幼虫飼育において体重はセーブするのでは無く乗せれるだけ乗せるほうが良いのですね?との会話の流れから”体力”について触れたように記憶しております。

我が家では体重は乗せられるだけ乗せたいのですが、大きくなる個体(ライン)は勝手に乗ってくれたイメージで、特別な事はしておりません。

最終仕上げの羽化時に”体力”を残しておく事は意識しておりまして、ボトルリレーのタイミングを基本に幼虫を良く観察しながら温度管理やボトルの状態に応じて調整するような形で自分なりの判断をしてます。

尚、羽化力のある個体(ライン)は、ブリーダー側のコントロールとは裏側にサクッと羽化してくるので、そもそも基本的な体力がありポテンシャルが高さに違いを感じていまして、累代する中での飼育過程やライン毎の傾向を見極めるよう重要視しています。




オオクワレコードホルダーhxbwh999さんへの質問第2段は次回以降に続きます。




そして、オフ会の最後に話題に上がった今年のNIGHT FOREST!

昨年梅田NIGHT FOREST(NF)も盛り上がりましたが、4年振りとなる今回は恒例の品川ホテル会場が建替えで取り壊しに。(跡形も無くなってしまいました)




東京のホテル宴会場も梅田同様に価格が急上昇しています。さて、肝心な会場選びをどうしたものかと...🤔


そうだ!と職場から徒歩2分、新横浜のBIG Dream会場ならパーテションで区切れるしイベント即売会&交流会といった趣向でNFが開催できるのではないだろうか?...

思い立ったら即行動です。
電話で問い合わせして、飲食可能であることを確認。同時に会場を見学、箱の大きさも275平米、156名収容とイベント即売会&交流会ができるなと。今年3月からは渋谷から1本と交通の便も良い。遠方からは新幹線も停車するぞ。

ということで
11月25日(土)新横浜のイベントホールでNFの開催を決めました。


これまでのNFは関東のスーパーブリーダー含むオオクワガチ勢中心で、あんな方にも、こんな方にも会えるといったの同窓会的な趣きでしたが、今回は実験的に即売会を併設することで、少し敷居を下げ、初心者もターゲットとして大型の生体を実際に見て選ぶことができること。実績ある方の説明、アドバイスを貰える。そんな会を考えています。
交流会もホテルよりも安価な会場のため、いつもより長丁場で交流会を楽しめるようになります。

ということで×2 関東近郊の皆さん!
11月25日(土) 
4年振りNIGHT FOREST in新横浜!開催しますよ!詳細は後日発表します!

こちら悠久ブログでは動き出した2023NFについての話題に






・2022年ブリード総括




・ブリード餌の調整について





それと新横浜NFの参加が内定しているhxbwh999さんへの質問の続き、などなど色々とブログネタが集まっているので、順次記事をアップしていきたいと思います。

今年は腰を据えてじっくりとブリードのみに集中しようと思っていたのですが...
結局忙しいんだな。今年も😅
ではでは。



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富士登山初挑戦!

2023年07月16日 06時02分00秒 | オオクワガタ以外の話題


"いつかは富士山に登ってみたい"
一度は挑戦したいと思っていた富士登山。
今回は2023年7月13日、14日と1泊2日の富士登山初挑戦とその事前準備。
そして1合目(馬返し)から頂上への往復⇄ルートのご紹介を記事にまとめました。 

富士登山の経験はないが一度は登ってみたい、そんな興味のある方に向けています。


しかし当日の山頂付近は雨と強風が吹き荒れる最悪のコンディション。

フルマラソン完走率が92%で、富士登山全体の登頂率が70%なのか?体感することで理解ができました。(その要因は最後に触れています) 

果たして今回の目的地である頂上まで辿り着けることが出来たのか?





◯挑戦の経緯
これまで7/1〜9/10の富士登山解禁期間に時間を作ることがありませんでしたが、今年の6月で54歳となり6年周期の10サイクル目に突入。
・新たな始まりに何かに挑戦したい
・折角なら1合目から頂上へと登りたい
世界文化遺産で史跡の残る富士山吉田口登山道ルートから登ってみたい

そんな思いから富士登山を決意し準備を始めることに。



◯富士登山への準備
体力のある10代、20代であれば若さの勢いで一気に登れてしまう気もしますがね。
ただ30代〜40代の働き盛りを経て50代にもなると多少時間に余裕が持てるようになります。

・歩行距離
まずは手始めにと5月から1日の歩行距離を増やしていきます。関東近県の神社仏閣巡りの階段、時間のある際には周辺の山登りを加えていきます。

2023年GWから6月まで そしていよいよ2023年ブリード - 悠久の時を経て

今年2023年ブリードですが本割り出しは6月17日に一斉に行います。こちら東京から千葉の市川市と距離にして30キロ程離れた実家ブリード管理なこと。日頃から何かと忙しく、掘...

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5/8 御岩山・茨城県日立市 標高530m



5/19 高尾山・東京都八王子市 標高599m



直近2ヶ月間は月間300キロに。



・今年の混雑状況
下調べをしていると特に今年の富士山は大変な状況らしいことが分かりました。
世界文化遺産登録から10年目、コロナ行動制限明けもあって全国から、いや世界各地から登山者が続出、週末やお盆の時期には御来光を求めて山頂付近の登山道で渋滞が起きるようです。
山登りで渋滞は嫌だなぁと7月の平日を登山日に選択、山小屋と道具一式を予約。

登山道具一式をレンタル出来るんですね。



登山道具があって助かりました。ただ登山中にトラブルが発生しています。






山小屋は雑魚寝のイメージしかありませんが違うんですね。全室個室(カーテン間仕切)です。






◯13日初日(馬返→8合目東洋館)

体力をつけ下調べを行い、道具を揃え体調も万全な状態で初日当日を迎えます。

家を5時半に出発。途中コンビニで食べ物と飲み物を調達し登山は7時半から。
当日のルートですが、吉田口登山道の山登りの起点"馬返"からスタートとしました。

東京方面からは中央自動車川口湖ICから10分程で馬返の途中、中の茶屋の看板が出ています。(ナビは馬返の住所選択が出来ず案内図を添付)


ここが目印

中の茶屋の歴史は古く1704年から現当主で15代目と富士山信仰の歴史を感じます。


中の茶屋から更に車で山道を7分程走ると馬返に到着。当時の富士登山の人と物資は馬で運んだが、馬はここから引き返したため馬返の地名が残っているそうです。


山頂まで10.6キロ・515分の看板


平地を走るのと登山では同じ10キロでも掛かる時間は10倍以上。なんですよね。初心者なのでその感覚が湧きません。

いよいよ長丁場の登山開始です!
🗻





・石の鳥居
世界文化遺産に登録されている吉田口登山道の5合目までは信仰の跡を感じる史跡が至る所に残されています。








・1合目 鈴原天照大神社
こちらまでは15分程で到着。


登山道に所々設置されている"浸透升"
これは雨水を浸透させ登山道の浸食を防ぐために設置されています。




・2合目 富士御室浅間神社

このあたりからいっとき激しい豪雨が発生し早くも雨具を着用することに。果たしてこの先どうなることやら、不安にかられます。



・3合目 三社宮

・見晴茶屋


このあたりから少しずつ傾斜が急になってきます。




・四合五勺 御在石浅間神社
標高は2,000m



・雲切不動神社


雨は止んできました。雲切不動神社を過ぎると舗装された滝沢林道に出ます。ここで林道を数分歩きまた登山道に戻ります。






そして5合目の佐藤小屋に到着。
出発から2時間強とここまでは予定通り。
強風の中、6合目へと向かいます。






・六角堂
日蓮宗の開祖、日蓮上人が富士登山を行った際に書写した法華経を埋めたとされる場所。





6合目到着。ここまで2時間半。
標高2,390m。
6合目の先からは一転、岩と砂で荒涼としています。富士山では植生や標高による特徴を「草山・木山・焼山」という言葉で表現され、ここからが天地の境とされる焼山にあたるエリア。


しかしこの6合目からは雨と特に強風が吹き荒れてる天候。しかも1合目から身体を慣らしてきた筈でしたが、頭痛の症状が現れてきました。最も危惧していた高山病の兆候ですね。なにしろ三半規管がポンコツなもので。

そのため6合目からは水前寺清子(チーター)の代表曲のように100歩進んで2歩下がる。いや違うな、100歩登って2分休む。を繰り返すペースでジグザグの砂利道を7合目へと進みます。






7合目あたりからは溶岩の岩場が出現。少しずつ点在する山小屋を確認できます。


頭痛が酷くならぬように気を遣いながらゆっくりと歩を進めていきます。





そして本日の目的地、山小屋・東洋館に到着。6合目から8合目までは2時間半程かけてのゆっくりペース。1合目からトータル5時間程でした。



眼下には山中湖が遠くに望めます。




そして東洋館の裏手に回ると急勾配の岩場が続きます。明日はここからスタート。






山小屋で翌日の準備をしていると、初心者ならではのある失敗に気が付きました。
明日着る分の衣類がバッグから全てびしょびしょで出てきたんです。ショック!
(初心者の方はビニール袋に入れて持参下さいね。衣類を乾かす道具はありません)



16時頃から夕食タイム。
見渡すと外国人が7割といった山小屋の状況です。今日は平日ですが解禁日まで土日は既に予約で埋まっているようです。
(ご飯のおかわりは無料)


食後に頭痛鎮痛剤を服用し、明日の頂上までの登山に備えますが、時折ゴーという強風の音が響き渡ります。大丈夫か??








◯翌14日2日目

今日の午後から仕事が入ってしまったので翌朝は予定を少し早めて2時半に出発。
体調ですが相変わらず頭痛といいますか、船酔いが延々と続く状態での登山開始。

雨の中、真夜中の急勾配な岩場をライトを頼りに登っていきますが、時折強風も吹き荒れ、気分の悪さも続きます。
(初心者の失敗ふたつ目、手袋は必要不可欠です。準備をお忘れなきように!)




なので山小屋ごとにベンチに腰掛け、休憩を取ります。
しかし雨風で身体が冷えてしまってゆっくりは出来ません。早々にゆっくりペースで先へと向かいます。

時折雷も光り嫌な雰囲気に。このあたりで正直なところ心が折れそうになりました。
夜半に雨風の富士登山。初心者は下山をした方が賢明だと思います。

しかし同時にキツイ経験を経て思い出しました。あの時に比べればなんてことはないぞ。逆境の経験は必ず糧になる。
それを感じられただけでも価値はありましたね。



頂上まで526m
少しずつ夜が明けてきたようです。





海抜3,400mの本八合目 富士山ホテルに着くとベンチに登山者が集まっています。
ナルホド、そろそろ日の出(ご来光)の時間なんですね。しかしこの空模様では無理だなと諦めていました。


それでも20分くらいかな、休憩がてらベンチに腰掛けていますと、なんと!
うっすらと雲の切間からご来光が!!




ふむ、これは神社仏閣巡りのご利益でしょうか?それ以降は暑い雲に覆われたままでしたのでほんの一瞬でしたが幸運でした。

またゆっくり休んだことで、頭痛と吐気を忘れてしまうレベルにまで回復。多少なり元気が湧いてきました。






標高3,600m 9合目
頂上まであと少し。
この体調ならお鉢巡りも可能だぞ。


しかし9合目付近も雨風の状況です。





ようやく見覚えある鳥居も見えてきました。すぐそこは頂上だ。





・富士山頂上浅間大社本宮



8合目からは休憩を含め4時間と1時間程オーバーでしたが、どうにか6時20分に目的地の頂上に辿り着くことができました。

1合目からの合計は9時間。
平日で悪天候のため渋滞はなし。それでも頂上には登山者が集まっていました。



そしてお鉢巡り。
しかし昨日14日早朝の富士山頂上は、身体を傾けないと立っていられないような暴風雨が吹き荒れ、誰ひとりお鉢回りに向かう登山者はいません。
流石にこの状況では断念するのが賢明でしょう。危険過ぎますね。




頂上を後にして早々に下山を開始。






こちらの看板は重要。
吉田口と須走口の分岐点です。


下山ルートは火山灰に含まれている鉄分が酸化し風化してできた赤土が続きます。


7合目
下山は日頃の早歩きとランニングの成果でぐんぐんと下っていきます。
長く勾配の続くジグザグ道を下るので膝を痛める人が多く、トレッキングポールを持って行くと安心とありましたが、下る勢いでトレッキングポールの下半分を破壊してしまいました。



少しずつ山中湖湖面も近づいてきました。

頂上から2時間ちょっとで6合目に到着。
ここから元来た吉田登山道へと下っていきます。







吉田登山道に入ってからはペースダウンするも6合目から2時間かけて無事に馬返に到着。




今回の富士山初登山でしたが、登りは9時間、下りは4時間と計13時間。
標高差は2,500m 距離にして30km
高山病と雨風、強風もありましたが、雷雨や吹雪などそれ以上の悪天候は無かったですし、一度は経験したかった目的を達成できたので満足しています。


最後に条件が違うのでそもそもの比較にならないという点は置いて、フルマラソン92%の完走率と富士登山登頂率70%の違いについて。一応どちらも経験したもので。

これは体力というよりも気候(雨、風、寒さ)と体調(高山病)面で不安になるからではないでしょうか。
コンディションを整え最高のパフォーマンスを出し切るレースのフルマラソン。
タイム設定によりますが、体力と難易度はフルマラソンの方が上かもしれません。

それに対し登山は自然相手なので条件が整わずアクシデントの発生もあり、冬山登山は猛吹雪などで命の危険もある。
条件次第ではそんな不安感がフルマラソンよりも大きいからのように感じました。




以上、富士登山初挑戦ブログ記事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (8)
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2023年ブリードライン・第一弾

2023年07月02日 09時15分00秒 | 2023年度・オオクワガタ

2023年の上半期が過ぎ、昨日から後半に突入しました。5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行され、3年間続いた行動制限が緩和となり、少しづつコロナ前の生活に元に戻りつつあります。

◯国内の上半期のトピック
・1899年に国が統計を取り始めて以降、初めて国内出生率が80万人を下回り少子化問題が深刻化へ  

・国内株価が3万808円35銭と"バブル景気"時期の1990年8月以来32年9ヶ月ぶりの高値を記録

最近は強盗事件も多くありませんか?住宅侵入強盗件数増加。日本の治安が悪化しているように感じますね。
◯考えられる要因
景気の悪化、国民の規範意識、地域連帯意識の希薄化、情報の氾濫、不十分な青少年教育等

Twitterでも取り上げましたが、総務省発表の家計調査によると、2人以上世帯の1世帯当たりの実質消費支出が前年同月▲4.4%に。特に教育費や仕送りを切り詰める動きが見られ項目別教育は▲19.5%
給与は前年比1%増加も実質賃金は▲3%

◯実質賃金
労働者が労働に応じて取った賃金が実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値

国内のあらゆるモノが値上がりとなる物価高が続き、使えるお金が減少している。趣味の世界における影響度合いも気になる、そんな今年の上半期ですが、皆さんのところは如何でしょうか?



ウチでは3月末の春休み期間に家族で奈良・大阪旅行に出掛けています。家族の大阪は2019年7月以来ですね。しかしメインのUSJは家族揃って三半規管がポンコツであることが証明される結果に...

私個人では都内近郊から足を伸ばし"関東パワースポット巡り"として精力的に訪れた神社仏閣巡りも上半期のトピックです。(長野県に山梨県、静岡県まで。関東ではないですね)一石二鳥、月間歩数を稼ぐことに繋がりました。


そしてなんといっても今年上半期は、そんな閉塞感と先行きの不安感を吹き飛ばし、日本中が歓喜に沸いたWBCの3年ぶり3度目の優勝は外せません。優勝の瞬間、成田山新勝寺に居ましたが、思わず雄叫びを上げてしまいました。^^

この趣味では4月に2022KLB・NLB羽化予想を兼ねた座談会オフ会を企画。動画運営のレイチェルさん他、お忙しい中、ご協力いただきました。
オオクワブリード座談会





同じく4月にはビークワ87号・春号から新たなオオクワガタ検証がスタート!
『同条件で飼育してどのくらい結果がバラけるのか検証してみよう!』
次号は"種虫と管理表紹介"ですね。
world ace3さんに代表者としてご協力いただいております。



NIGHT FOREST梅田にご参加下さったYYさん。更に盛り上がるのでは?と架け橋となって、ビークワにてホペイ特集記事が実現。ホペイの世界はマニアックな魅力溢れています。ご覧でない方は是非、ご購読下さいね。

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さて、2023年ブリードですが、本日で菌糸ボトル投入の目処がつきました。
昨年は種虫を絞り、有望♂種親には勿論、仮割り出しを経て確認ののち、10ライン掛け合わせるもどれも卵が孵化しないという事態が発生。
結果予定の半数と140頭程度でのスタートとなってしまった反省から、今年は7頭の♂種親で挑んでいます。これも主水さんから大変貴重で、次世代楽しみな個体を譲っていただいたおかげです。

それでは2023年ブリードライン編として、数回に分けてご紹介していきたいと思います。

◯2023年ブリード・1〜3番







こちらはブリード10年目にしてナンバー1個体と自負、左右対称、ディンプルもなく無駄を感じぬ自然な雰囲気な美形個体2019年15番(KU-1508)88mmの累代、2021年7番(KU-703)85mmを♂親に据えました。


1〜3番の父親は全て2019年15番



3番はインラインブリード


産卵ステージではどれも問題なく産んでくれました。孵化率も高かったですね。
こちら3ラインは種親越えサイズを果たせなかった2021年のリベンジを兼ねていますが
、どちらかといえば"美形累代継承系統"として美形個体作出を優先、更に迫力ある形状を狙っています。


なんといっても虫蔵さん作出、ビークワ美形優勝個体の血が入る系統ですからね。







◯2023年ブリード・4〜7番







昨年沢山の方に2021年11番系統をご購入いただいておりますが、その中でもKU-1113.82.6mmを選定しています。



こちらは羽化した♂20頭全てが不全なしで羽化した大変安定感のある2021年11番の♂種親を使った系統です。
他に大きなサイズの兄弟はおりましたが、累代の特長といえるその薄さに着目し選定しました。


種親である19年6番(KU-609)87.2mmも厚さの薄い個体でしたからね。後半の系統はより大きさを狙った掛け合わせも控えているので特長を重視した系統になります。




4番はインラインブリード








第二弾は主水さんからお譲りいただいた90.6mm同腹を含む、有望個体系統をご紹介させて頂きます。








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2023年GWから6月まで そしていよいよ2023年ブリード

2023年06月16日 06時16分00秒 | オオクワガタ以外の話題


今年2023年ブリードですが本割り出しは6月17日に一斉に行います。
こちら東京から千葉の市川市と距離にして30キロ程離れた実家ブリード管理なこと。日頃から何かと忙しく、掘り出し、投入作業は予定を決め毎回一気にやっています。

忙しさの合間で、来季の組み合わせを思案し、種虫のコンディションを整え、ペアリングから産卵セットを組んで割り出すまでの約4ヶ月間の産卵ステージ。手間暇をかけて誕生した幼虫と対面する割り出しは毎回楽しいですね。

昨年は♂種虫を限定したこともあって産卵に苦戦したので、今年は7頭に掛け合わせを
行いました。またペアリングと産卵セットともに発酵マットを使用せず、滑り止めカーペットを用いることに。果たしてその成果は如何に?





さて今回は2023年ブリード関連の前に備忘録記事を挟みます。(ブリード以外のネタが溜まってしまったもので)

年末に血圧の値が140〜150mmHgと高値を維持。過去にもストレスだと思われる要因で、そのくらいまで上がったことはありましたが今回は下がる気配がありません。
念のため年末に頭部MRI診断を受診。特に気になる点はありませんでしたが、やはり問題はコレステロール値なのかなぁと。

体質なのか30代から基準値をずっと超えていますが、休日はランニングを続けていることもあって放置してきました。
正直なところコレステロールに関しては高いと危険だ、あるいは高くても問題ないなど、一般の健康書などでは諸説飛び交う状況なので、一概に「コレステロール値が高い」からといってもリスクは人によって異なる筈だ。と虫、否無視し続けてきたわけです。
とはいえ、50代にもなると友人、知人が様々な病気やリスクを抱えていることも事実。また悪玉コレステロールは健康に悪影響を与え、対策が必要であるとも。

・健康寿命
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
日本人の平均 
男性70.42年 女性は73.62年

そこで今年からコレステロールを下げる薬を服用、3ヶ月ごとに血液検査を行い、主治医に相談しながら体質改善を続けていますが、どうせなら徹底しようということで。
毎晩の日課であったスナック菓子とチョコレートを菌糸、否禁止に。(ガーナチョコも値上がりしましたからね。)

そして1日の歩数も1万歩に。🚶‍♂️


このラン&ウォーキングに適しているのが神社仏閣巡りなんですよね。⛩
ということで。
GWから10サイクル目を迎える誕生月の6月までの期間、仕事とブリード関連の合間で訪れた先をご紹介することにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・善光寺
開基 皇極天皇
創建 642年
宗派 無宗派
長野県長野市にあり日本において仏教が諸宗派に分かれる以前の寺院であることから無宗派の単立寺院。本尊「一光三尊阿弥陀如来像」は552年の仏教伝来の際に、同時に百済から渡ってきた仏像で、日本最古の歴史ある仏像といわれている。古くから広い信仰を集め"遠くとも一度は参れ善光寺"として毎年600万人の参拝客を誇る大寺院。













・ 戸隠神社
長野県長野市の霊山・戸隠山の麓に創建された2,000年余りの歴史を持ち日本有数のパワースポットとして全国から参拝客が訪れる。奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社それぞれの神様を巡る「五社巡り」は高い人気を集める。戸隠の名の由来は日本神話が関係している。「天照大御神が天の岩戸という場所に隠れていたとき、その岩戸のまま投げ飛ばされ落ちた先が現在の戸隠である。

平安時代後期は修験道場として比叡山延暦寺、高野山金剛峯寺と共に三千坊三山と呼ばれるほど多くの修験者や参詣者を集め、江戸時代には、江戸幕府を開いた徳川家康の手厚い保護を受け、農業の神・水の神として広く信仰された。

宝光社



火之御子社


中社








九頭龍社


奥社





 ・松本城
築城主 小笠原貞朝、石川数正・康長父子
築城年 1504年
天守が国宝指定された5城のひとつ(他姫路城、犬山城、彦根城、松江城)
北アルプスを借景にした雄大な景色の中に立つ平城五重六階の造りの天守は1593年から1594年に造られたとされ、現存するものとしては日本最古。
天守建物は壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りでこの漆喰の白と漆塗りの黒の対比が絶妙な美しさを醸し出している。




・諏訪大社
長野県諏訪湖周辺にあり、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社。
本宮主祭神 タケミナカタの神
創建は不明だが、その起源は『古事記』の国譲りの神話まで遡ることができる。

諏訪湖を挟み南北に上社と下社があり、南に「上社本宮」「上社前宮」、北に「下社春宮」「下社秋宮」の2社4宮からなる日本でも珍しい4社体制をもつ。
諏訪明神は古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として、また武勇の神として広く信仰され、鹿島、香取、諏訪の宮と謡われているように軍神として崇敬された。

下社春宮






下社秋宮






上社前宮




上社本宮 










・日光東照宮
栃木県日光市にある東照宮の総本社 
創建1617年
江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る。また久能山東照宮・上野東照宮と共に三大東照宮の一つに数えられる。輪王寺、日光二荒山神社を含めた二社一寺は「日光の社寺」として世界文化遺産に登録されている。

1616年徳川家康は駿府で亡くなったあと、遺命により遺骸は久能山に葬られ、同年中に久能山東照宮の完成を見たが、1617年に二代将軍秀忠が天海僧正に命じ下野国日光に改葬されることとなった。

特に目を引くのは江戸時代の建築様式、工芸、彫刻、絵画など江戸文化が凝縮され約24万枚もの金箔が貼られた国宝「陽明門」
間口約7メートル、奥行約4メートル、高さが約11メートルの規模を持ち、龍や鳳凰などの想像上の動物や、古代中国に由来する故事や聖人などをかたどった508もの精緻な彫刻が装飾され “日本でもっとも美しい門”として知られ、いつまで見ていても見飽きないところから「日暮(ひぐらし)の門」とも呼ばれる。











・輪王寺



・日光二荒山神社




・久能山東照宮
静岡市にある神社
創建1617年
徳川幕府の創始者徳川家康祀る霊廟。家康が晩年を過ごした静岡に埋葬してほしいという遺言により創建された。
1年7ヶ月の期間で社殿が建てられたが、当時最高の建築技術・芸術が結集された「権現造」の様式は、日光東照宮を始めとする全国の東照宮建築のひな形とされた。大工棟梁の中心、中井はその生涯で名古屋城・仁和寺・二条城(国宝、世界文化遺産)など現在にも残る重要な建造物を手がけたが、久能山東照宮は晩年の傑作であるという評価から平成22年に国宝に指定されている。









・三峯神社
埼玉県秩父市の神社
主祭神 伊弉諾尊 伊弉册尊
ヤマトタケルノミコトの創建と伝わる。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征に向かう途中に立ち寄った三峰の地の山川の美しさに感動し、平和を願って 伊弉諾尊、伊弉册尊の国生みの神様を祀った ことが始まりとされる。

道案内をしたとされる狼(山犬)を守護神として祀っていることでも知られる、秩父三社の一社。

中世以降は日光系の修験道場となり、関東各地の武将から崇敬を受けるようになる。1352年に足利氏に敗れた新田氏が当山に身を潜めたことから、足利氏に社領が奪われて衰退する。
1500年代に修験者の月観道満が廃寺となった地に堂舎を再興させて、京都の聖護院より「大権現」を賜り、以後は 聖護院派の天台修験の関東総本山として隆盛 するようになった。
 三峰の地名と熊野の地名の類似より、三峰の開山に熊野修験が深く関わりをもち、近年は関東屈指のパワースポットとして広く認知されている。











・高尾山薬王院
東京都八王子市の高尾山にある寺院
主本尊 飯縄大権現
創建744年 東大寺の大仏造立の「行基」によって開山された。成田山新勝寺、川崎大師平間寺とともに真言宗智山派、関東三大本山のひとつ。
天狗が飯縄大権現の一族(従者)とされることから、高尾山は古くから天狗が住む山といわれ、境内には天狗の像や天狗をモチーフにしたオブジェが多くある。
また高尾山は山岳信仰に由来する修験道の山で、今でも法螺貝の音が響き渡り、パワースポットとして人気を集めている。












・御岩神社
茨城県日立市にあり古代信仰が続く神秘的な雰囲気が漂う霊山。神仏を祀る唯一の社。
御祭神は国之常立神、大国主神、伊邪那岐神 伊邪那美神、大山祗神、ほか20柱御岩山総祭神188柱を祀る。
創建時期は不明だが、721年と日本最古の書の1つ「常陸國風土記」に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」とされる事から、古代より信仰の聖地であった事が窺える。中世には山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となり、江戸時代は徳川光圀公など藩主代々参拝を常例とする祈願所であった。
近年はパワースポットとして人気があり、県外からも多くの観光客が訪れている。










・大洗磯前神社
茨城県大洗町にある神社
創建856年
主祭神 大己貴命
平安の昔から霊験あらたかな神社として祀られ、御祭神が降臨したとされる岩礁を神聖な禁足地「神磯」とし、海に向かって建てられた鳥居が大洗町のシンボルとなっている。
茅葺の本殿や拝殿、随神門は、徳川光圀公の命により元禄年間に造営が始まったもの。
那珂川対岸のひたちなか市の酒列磯前神社と深い関係にあると言われ、2社で1つの信仰を形成している。






・酒列磯前神社



・江島神社
神奈川県藤沢市江の島にある神社
創建856年
主祭神 多紀理比賣命、市寸島比賣命、田寸津比賣命
江島神社は辺津宮、中津宮、奥津宮の三社からなる神社の総称。それぞれの社には、天照大神と須佐之男命の間に生まれた三姉妹の女神様が祀られており、日本三大弁天の一つ。
江島神社発祥の地である本宮「岩屋」は弁財天が初めてこの地に訪れた聖地。
洞窟の中を進むと、数多くの龍の像があり、第二岩屋ではライトアップに照らされた大迫力の龍の像を見ることができ神秘的な空間を体験できる。











次回はようやくブリードの話題です。
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2023年GW横浜みなとみらい探索

2023年05月05日 10時55分00秒 | オオクワガタ以外の話題

3年ぶりに行動制限のない大型連休ですが、如何お過ごしでしょうか。ウチは3月に家族で奈良・大阪へ旅行に出掛けたこともあり遠出はせずにゆっくり過ごしています。
昨日4日は朝からの快晴、流石にこれは勿体ないと横浜へ出掛けることに。29日の横浜KUWATA、3日の長女部活動🥍試合の応援に続いてまたもの横浜。

毎週仕事ではオフィスからオフィスへと車で移動を繰り返していますが、休日に歩いてみなとみらいのエリアをゆっくりと探索するのも良いかなぁと♫





①横濱ゲートタワー




昨年2023年3月にオープン。
特注カーペット納品でお世話になったこちら複合商業施設ですが、プラネタリウムを併設しているんです。そのコンセプトは"みなとみらいを行き来する大人たちに、都会の中で少し贅沢な気分で自然を満喫できるグランピングのような星空体験を提供します"だとか。



②横浜コスモワールド



1990年開園、みなとみらい地区にある都市型遊園地。高さ112.5m(全国4番の高さ)を誇る大観覧車🎡は存在感があります。



横浜ランドマークタワー


地上70階、高さ296mの超高層ビルで横浜のシンボル的な存在。大阪あべのハルカス300mに続く日本では2番目の高さを誇りますが、今年の秋に完成する麻布台ヒルズ330mが誕生3番目に。
ちと自慢を。その麻布台ヒルズオフィス棟の全ての床材は弊社リサイクル循環型タイルカーペットが採用されています。


③横浜赤レンガ倉庫


1911年に竣工、荷物を預かる保税倉庫として1989年まで活用されていましたが2002年横浜赤レンガ倉庫として文化・商業施設に生まれ変わりました。2022年にリニュアルしファッション、雑貨、飲食店など66店舗のテナントが入り多くの観光客で賑わっています。




④神奈川県立歴史博物館





今回探索のメインがこちら。神奈川の文化と歴史を紹介する博物館。博物館の旧館部分は1904年に横浜正金銀行本店として建てられ国の重要文化財に指定されています。

博物館の中は想像以上に広いです。旧石器時代から現代までと5つのテーマに分かれただ展示はなかなか見応えがありました。



⑤横浜スタジアム


ご存知プロ野球・セントラル・リーグに所属する横浜DeNAベイスターズの本拠地として1978年に開業。ハマスタの愛称で知られる。既に球場の周囲にはユニフォームを着用した大勢のファンと熱気で盛り上がってました。ベイスターズの応援は凄いので🍻を飲んでの野外観戦か、良いなぁ〜^^




⑥神奈川県庁舎


1928年竣工、国の重要文化財に指定されています。ちなみに横浜三塔をご存知か?
神奈川県庁(キング)
横浜税関(クイーン)
横浜市開港記念会館(ジャック)の総称で知られ、洋風の歴史的建造物として外観を写真に収める人も多い定番の観光スポットでもあるんです。

横浜税関(クイーン)


横浜市開港記念会館(ジャック)
2026年3月まで改装のため休館中




⑦日本郵船氷川丸








1930年にシアトル航路用に建造した貨客船。当時最新鋭の船として竣工しました。戦争中は海軍特設病院船として、また終戦までの3年半にはジャカルタ、サイパン、マニラなどへ赴き計24回の航海で3万人にのぼる戦傷病兵を収容し内地へ輸送。
戦後は貨客船に戻り1953年にシアトル航路に復帰。船齢30年に達し第一線を退くまでに太平洋横断254回、船客数は2万5千余名と活躍、1960年に引退した後、2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。
戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船であり、造船技術や客船の内装を伝える貴重な産業遺産として高く評価され2016年に重要文化財に指定されています。
当時の社交界の場としても活用されていた館内はその名残りを感じる雰囲気がありました。そういえば等身大で動くガンダムも眺めることができます。山下公園も沢山の観光客で賑わっていました。





⑧横浜マリンタワー




横浜開港100周年の記念事業として、1961年に建設された横浜のシンボル。当時は日本で最も高い灯台でした。
特に高さ106m、2層の展望フロア、360度の大パノラマから見える夜景は一度堪能してみたいものです。2022年にリニュアルオープンしています。



⑨港の見える丘公園




山手の観光コースには外せない公園。
展望台からは広がる港や横浜ベイブリッジの風景を眼下に眺めることができる。
元々この一帯は開港当時外国人居留地で丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所を地元の要望で1962年に開園しました。
こちらの公園といえば、私の世代はオフコースの名曲"秋の気配"を思い出します。





⑩横浜中華街





500店以上もの店舗があり日本最大かつ東アジア最大の中華街。前身である1866年の横浜新田居留地時代から数えると150年強の歴史をもつ。中区の中国人人口は6000人を超える、そんな横浜観光の定番、説明不用の横浜中華街。流石に人で溢れかえっていました。



11 横浜元町

横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発達した商店街。横浜が開港した1860年、当時の横浜村の住民が隣接する本村に強制移転させられ、後に本村が横浜元町に地名変更したのが元町の始まり。元々は静かな農漁業の町でしたが、元町を望む山手の高台が外国人居留地となり外国人向けの商店街として発展。全長600mの商店街には西洋風の雰囲気が漂うブティック、小売店、カフェやレストランなどが並びます。
得意先の家具店も賑わっていました。

ということで。
以上横浜みなとみらい探索でした。
それではそれぞれに今年の大型連休をお楽しみください。

今から母親を交え家族で西船橋ベトナム🇻🇳料理を堪能してきます。




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2023年2月〜4月の備忘録・BE-KUWA新企画とYouTube動画

2023年04月22日 19時30分00秒 | オオクワガタ以外の話題
2023年は6年周期でいうと10サイクル目の新たな始まりスタートに位置する年である。
そう捉え始まった今年ですが、色々何かと忙しく久しぶりのブログ更新となります。なので2023年ブリードの組み合わせ等の話題は次回に。



今回はそんな節目にあたる始まりの年として、備忘録用に書き残しておきます。
この趣味は2011年の大型血統久留米ブリード開始から13年目。そしてブリード3サイクル目の今年は2つの新たな試みにチャレンジしています。


そのひとつはビークワ検証企画
"同条件で飼育して どのくらい結果がバラけるのか検証してみよう!"



能勢YG血統一級品個体を使って、同じ種虫の♂1頭に複数の同腹♀を掛け合わせ、両親が食べた餌で、管理が行き届いた環境下で飼育した場合に羽化サイズはどのくらいバラけるのか?
実際にやってみようと。でも実際の検証を担当するのは私ではありません。
2022NLBに参加頂いているworld_ace3さんを代表者に選出。NLB宣伝部でもあるくわやんさんにもフォローいただきながら、現在進行形で企画を進めているんです。world_ace3さんとは検証の行方がどうなるか?ワクワクしながら。^^
どうなんだ?!皆さんもビークワの新たな検証企画としてその進捗推移をお楽しみに願います。


そしてこちら、おそらく初の試みでは?レイチェルさんオオクワガタ大学に乗り込み、YouTube動画によるKLB・NLB座談会オフ会を企画することに。日本で新型コロナ感染症が発見された2020年1月からの3年間は外出規制が続き、所謂オフ会といったような交流の集いもなかなか実現できませんでしたからね。
昨年11月、3年振り開催の梅田NIGHT FORESTに参加された方はご存知でしょう。梅田NFの幹事として立ち回っていたので、私自身は集まった皆様とクワ談義が殆ど出来ませんでした。
なので久しぶりにクワ談義がやりたかった!


↗️クリックでYouTube動画を閲覧可能
・4月度のタイミングであれば2022年上位羽化予想を絡めた座談会形式が良いかも?


・座談会形式のオフ会なら動画配信が良いな!


・動画配信をするなら夢旅路さんアドバイスのとおり、ただ普通に羽化サイズの上位予想しても、視聴者にメリットがないので視聴して貰えない

・であれば40g超えてからの管理、羽化前ボトル交換のコツなども動画に交え、大型を出すコツも組み込めば視聴者、飼育者にもメリットがあるのでは?


KLB・NLB2023年の参加募集告知があって良いな!



今回東日本では久留米ブリーダーのトップ3といって良いでしょう。主水さん、カレントワさん、JUUさんが揃い、大型作出のコツにも迫る、視聴者にとって有益な動画に仕上がっています。レイチェルさんは動画の完成に向けこの1週間、深夜まで1時間以上の動画編集作業に費やしていただきました。
今回は座談会オフ会動画という初の試みでしたが、トップブリーダーが大型サイズ作出を生み出すために、どのくらいの時間と労力と情熱を費やしているのか。裏側を垣間見ることができるのではないでしょうか。是非多くの方にご覧いただきたいと思います。🙇‍♂️

私が大型血統作出のブリードを始めてからオフ会等の交流会で出会った中で特に印象的だった先輩ブリーダーちなみさん、Gullさん、マサレッドさん、ワイドカウさん、メルリンさん、す〜やんさん、waizuさん。皆さんそれぞれに個性的ながらも独自の着眼点をもち、話題も豊富で楽しい集いばかりでした。
良く話を聞くと、皆さんそれなりの社会的地位にある方で、また家族と上手に折り合いをつけながらブリードをされていたんです。
趣味を楽しむため、自分本位で好き勝手にやってばかりいては続けることは出来ない。そこは皆さん共通しているところでした。
『そうか、この趣味を楽しんでいる方はまともな人が多くて、変な人が少ないんだな。』
私自身、この趣味を続ける上で安心感を得たのはそんな交流会の出会いでした。
そして時は流れ。当時、諸先輩から得た数多くの学びを、しっかりとしたスタンスで続けている同期、後輩ブリーダーから学び、また次の世代へと繋げていく。かっこよく例えれば、循環型社会の創出。悪い流れではないでしょう。


この趣味以外の本業でもお陰様で3月の年度末は大変忙しく。主水さんの務めるゼネコンが建設。総投資額830億円、敷地面積77,000㎡のマルチテナント型物流施設全フロア床材納品等含め新築、そして工事を伴う改修案件と続き、その忙しさは横浜営業所に着任してからピークに。





他にもみなとみらいのホテル案件や


横浜市庁舎後のシンボリックな案件などなど、横浜営業所として獲得しなければならない現場もあるので頑張られねは。
そういえば刑務所の改修工事では、偶然にも集合場所で経過を終えた囚人の出所場面に遭遇もしました。


何かと忙しい中ですが、昨年で東京の神社仏閣巡りを制覇。今年に入り関東近郊へと神社仏閣巡りのエリアを広げています。

1月
川崎大師
空海を宗祖とする真言宗智山派の大本山。1128年建立で髙尾山薬王院、成田山新勝寺と共に関東三山と呼ばれ初詣は毎年300万人以上を誇る。実に48年振りにの川崎大師、育ちは市川市ですが産まれは川崎市なんです。






2月
浅草寺
創建628年都内最古の寺院
浅草は江戸時代から庶民文化と商業の中心として栄え今も年間3,000万人もの観光客で賑わう。
母親を連れて"浅草演芸ホール"で落語を堪能とプチ親孝行。入社2年目から2年程30年前に通った地でもあり。観光地だけにオフィス街と違い人の歩くペースがゆっくりなところが良いですね。





海南神社
982年建立 源頼朝の敬神の念が厚く、頼朝お手植えの御神木がありました。


三崎港といえばマグロ丼。美味しかった。



3月
成田山新勝寺 
空海を宗祖とする真言宗智山派の大本山(関東三山) 。940年建立、開山以来千年以上護摩祈祷が続く。単車で訪れて以来30年振りの参拝でしたが、実はちょうどWBC優勝の瞬間に居合わせました。真言宗、天台宗で行われる護摩祈祷は開山以来千年以上続く由緒ある悠久の寺院。










鹿島神宮
紀元前660年創建、神武天皇が日本神話のタケミカヅチノミコトをこの地に祀ったの始まりとされ全国に約600社ある鹿島神社の総本社。明治以前まで"神宮"は伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮の三社のみで由緒と歴史は別格。源頼朝、徳川将軍家も祈願に訪れ武の神様として仰がれている。









香取神宮
紀元前643年創建、日本書紀の国譲り神話に登場するフツヌシノオオカミを祀る。全国約400社の香取神社の総本社。鹿島神宮とこちら香取神宮に兄弟の武神を鎮座させて二神が力を合わせて東方の守りとなるようにと蝦夷攻略の拠点としたとされる。







3月はお客様対象の弊社関連会社リサイクル工場への研修会もありました。
時代は循環型社会へ





研修会翌日は、家族と3年振りの奈良・大阪観光へ

東大寺
創建は8世紀前半、東大寺は飢饉、地震、伝染病などにより社会不安の続く時代に、社会不安を取り除き、国家の安定を図るため
建立されたとされる。





ピリケン様にもご祈願



4月
法華経寺
千葉県市川市にある日蓮宗五大本山、創建は1260年。日蓮は仏教のあらゆる宗派を否定し攻撃的なイメージがありますが、己の信念を貫き通す負けじ魂と妥協なき生き方はある意味凄いなぁと。私は特定の宗教に信仰の無い、所謂無宗教ですが歴史から学ぶことは多いですね。ちなみにウチの宗派は日蓮宗です。




箱根の現場現調仕事が入りその合間に。
箱根神社
勝負の神として多くの武将からも崇敬





九頭龍神社
縁結びの神として人気



箱根元宮
駒ヶ岳山頂に鎮座、箱根大神の神体山を拝する箱根神社奥宮






久遠寺
山梨県身延町にある全国4,600寺院を誇る日蓮宗総本山。南部実長が佐渡の流刑を終えた日蓮を招き1281年創建 。
法華経流布、弟子信徒の教化育成と日本に迫る蒙古軍の退散、国土安穏を祈念したと。元寇は1274年ですか。当時の時代背景もあったのでしょう。

父親が3月に入院、家内安全の祈願もあって一度参拝をと考えていた日蓮宗総本山、久遠寺へ足を運びました。











仕事も趣味も、ひとつひとつ愚直にこなし、GWの連休をゆっくりと過ごせるよう、4月の仕事もしっかり取り組んでいきたいと思います。
こちら5月5日から公開!
チョネ省(バンダナ&🕶のルーツがここに!)


最後に2023KLB・NLBの参加について



こちら悠久ブログでもご案内をさせていただきます。2023年KLB・NLB参加締切は4/30迄
新たな挑戦者のチャレンジをKLB事務局一同、お待ちしています!👍 












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手織絨毯の魅力・2022年3本目への交換第2弾

2023年02月18日 13時18分00秒 | 2022年度・オオクワガタ

今年2023年は、6年周期でいうと10サイクル目の新たな始まり、スタートに位置する年である。
などとそう勝手に解釈しているもので。^^
ブログ本題に入る前置きも、自ずと"6年周期"ごとを振り返る話題になってしまいます。
とはいえ、自分を振り返る、立ち返る備忘録ブログの存在は、こちらのブログでは度々登場、重要視している"過程"として大切なわけです。
そんな節目だからなのでしょうか?最近週末の恒例となりつつある、次女との図書館通いで手に取る書物も何故か歴史に纏わるものが中心に。📚


さて交換報告第2弾前置きですが、6年周期の5〜6サイクル目(24〜36歳)当時に注力した、本業の手織絨毯販売と仕入について取り上げることにします。こちらのブログ"悠久の時を経て"と名付けた由来は手織絨毯なんです。
まず初めに歴史から学ぶ、美しいものに説明は不要といった一級品の定期など、手織絨毯の仕事と関わる中で、多くの貴重な経験と学びがありました。


・手織絨毯の歴史
絨毯の起源は、4,000年前~5,000年前ともいわれています。当時の絨毯は現在のパイル織りではなく獣毛を固めたようなもので、実用品として太古から日常品として使われていました。
現存する世界最古の手織り絨毯は1949年ロシアの考古学者がシベリア、アルタイ山脈中のパジリク渓谷にあるスキタイ王族古墳から発見された、バジリク絨毯です。



盗掘をまぬがれ、凍結状態になったことにより劣化が最小限にとどまった絨毯が発見されました。およそ2,500年前のものと思われるその絨毯は、羊毛とラクダの毛の地糸に羊毛のパイルが使われており、当時、位の高い裕福であったスキタイ王侯を葬る棺に納められた埋葬品の一部であったそうです。ちなみに初めて絨毯を購入した人物は紀元前3世紀頃アレキサンダー大王だとか。ペルシャの戦いから帰国した際に購入したものと伝えられています。
 
ペルシャ絨毯の芸術性が高まるようになったのは、西アジアがイスラム化し始めた7世紀以降。イスラムでは偶像を崇拝する事が否定されており絵画、彫刻などの生産が遅れましたが、対して織物や陶器などの工芸品の発達は早く、アラベスク文様が工芸品を飾る事で工芸美術を構築していくことになります。また当時、高級品とされる絹製絨毯は権力などの象徴の証として、王侯家族の観賞用、各国への贈答用など、様々な使い方がされていたようです。

実際にペルシャ(現イラン)で絨毯の生産が発達し始めるのは16世紀のサファヴィー朝以降。そしてイスファハンに都を移したシャー・アッバス1世(1587年~1629年)の時代にペルシャ絨毯の製作も最盛期を迎えます。新しい王宮、庁舎、邸宅の建設にともない絨毯の需要が増大。貿易が奨励されたので世界の商品が集まり、世界の半分と称される程に繁栄を謳歌します。ペルシャ絨毯も宮廷工房が設立。宮廷工房では羊の飼育から染料植物の栽培まで一環して宮廷の敷地内で行われました。


・イマーム広場とイマームモスク
イランの真珠、世界の半分と称されたイスファハーンを代表する場所がイマーム広場。モスクや回廊が四方に配され、見事な景観が展開します。建物を飾る壮麗なタイル細工は圧巻。イスラム建築の頂点の姿がここにあり、ユネスコの世界遺産に登録されています。







その後18世紀になると、アフガンの侵略によってサファヴィー朝は滅びてしまい、そのために絨毯の生産も多くが途絶えますが、19世紀後半にはタブリーズを中心として絨毯の生産が復興、急激にペルシャ絨毯が製作されるようになります。
やかで絨毯の復興は欧州の市場へと向けて行われ第一次世界大戦の時期は、市場がヨーロッパからアメリカへと移ったものの20世紀のパフラヴィー朝でも絨毯の復興のための制作は続き、そこでペルシャ絨毯が世界でも不動なものになっていくのです。


・日本への輸入
イランの織物であるペルシャ絨毯ですが、日本伝来の歴史も古く、最も古いものは、魏志倭人伝にて邪馬台国の卑弥呼に、朝貢の答礼として絨毯のような敷物が贈られていた事が記されています。遣唐使による工芸品には、花氈というフェルトは今でも正倉院宝物として残されいます。
本格的に日本へ絨毯が入ってきたのは17世紀以降、中国やシルクロードを経由し桃山時代に日本へと渡ってきたものと考えられています。当時の権力者豊臣秀吉が絨毯の美しさをとても気に入った事で、絨毯を裁断させ、身にまとう陣羽織とさせました。
ペルシャ絨毯の産地であるイランと日本での共通点はいずれも欧米のような土足の文化ではなく、室内では靴を脱いで生活するという点です。そのような生活習慣の共通点もあるためか日本の生活にも絨毯が受け入れられる事となりました。また京都祇園祭りの山鉾を飾る懸装に使われていたりと、日本の祭りの文化にも昔から深く関わっていたようです。





・手織絨毯の魅力
手織絨毯は気の遠くなるような長い時間をかけ一つ一つ手作業で作られており、長いものでは数年、数十年を費やし製作されています。織工たちはたて糸を固く張った機の前に腰をおろし、何百万、何千万という結び目を作る作業に取り掛かります。そのため手織りの絨毯は機械で織ったものとは模様の繊細さや耐久性が格段に違うのです。


絨毯の主な原料はウール=羊の毛です。セーターなどでご存知でしょうが、羊の毛は食べ物や気候の影響で弾力性に富み強靭で暖かみがあります。空気を羊毛を手で紡ぎ、草木で染め、手織で仕上げるので、毛が寝てしまうこともなく、踏まれても長持ちするのです。また羊毛には油分が含まれているので、踏まれる程光沢感が出て、美しさが増すのです。更に細かい手織りの技術によって、いっそう耐性が高まるのです。




手織りの繊細な模様も魅力のひとつです。産地や手織りの職人によって様々な模様があり、繊細で鮮やかなデザインが特徴となっています。
ペルシャ絨毯に欠かせないのが女性の存在で、この繊細な模様を作りだしているのがイランの若い女性職人なのです。10代後半の女性の細い指先と視力の良さが上質な絨毯を作り出しています。女性の優しいエネルギーが、気分を和らげる心地のよい絨毯を作る秘訣になっています。



やはり特出すべきはその耐久性です。丁寧に織られた絨毯は使えば使うほど色合いに深みが出て重厚さが増してきます。長い期間をかけ丁寧に織られているので、丈夫で傷みが少なく耐久性に大変優れています。
50年、100年と経過した絨毯もあり、50年以上のものをセミ・オールド、100年以上のものをアンティークと呼ばれ、修理(メンテナンス)をしながら、愛着を持って自分と一緒に暮らしていく。そんな感覚ができるのも絨毯の大きな魅力に他なりません。





とここまでは書物やネット情報で集められる情報です。ここからは仕事上の経験を踏まえた話題に。私の本業はインテリア関連の営業職ですが、入社したての1年目から、得意先様を集め定期的に行われている買付イベントの設営準備の際、初めて手織絨毯を目に触れることになります。その後、直属の上長が一般消費者に向けた、手織絨毯の大きなイベントに注力していきます。



サイクルでいうところの5サイクル目。
1993年〜1999年は銀座、新宿とイベント会場を借りた手織絨毯展示会を毎年開催していました。私も良質な多くの手織絨毯に触れ、マネキンの話術を聴きながら少しずつ絨毯を覚え、販売に携わりながら次第に手織絨毯に魅力されていきます。そして入社4年目には自ら200×300cmサイズのタブリーズ産ペルシャ絨毯を36回払いのローンで購入しています。(会場価格96万円)
この思い切りの良さは当時催事担当の上長、絨毯の仕入商社、そして当時の上層部にも認知され、のちに会社の手織絨毯仕入バイヤーに任命されるといった流れへと繋がっていくことに。

手織絨毯イベントの最盛期は一会場で数億を売り上げましたが、国内はデフレ化が進みが加速化。潮目が変わりつつありました。その後、タイミング的には6サイクル目、結婚する2ヵ月前でしたね。パキスタン・カラチ開催、手織絨毯展示会への海外出張を命じられています。しかし当時は2001年から始まったアフガニスタン紛争の影響が少しずつ高まっていた頃でもありました。万が一のため遺書を書き残した記憶が残っています。

海外出張のミッションは自社のカタログでオリジナルデザインの手織絨毯を展開すること!
手織絨毯は簡単に手が届くものではありません。どうしても高額なわけです。デフレ化とはいえ、高額絨毯も催事イベント用として一定のニーズがあるので、全国の拠点、営業所では輸入商社経由で委託販売は続いていましたが、そうではなく会社、カンパニーとして、手頃な価格の普及品化するため量を増やし、その分安く購入し、手織絨毯オリジナルデザインによるブランド化を目指す。自社買付による全国展開です。

オリジナルデザインではありませんが、私が担当となって始めて訪れた2003年の国際展示会で草木染、草木洗い絨毯として発表されたいたものを日本国内限定柄として仕入、カタログ掲載をすることにした絨毯。今振り返ると環境配慮への先駆けかもしれませんが、ただ少し価格が高過ぎましたね。第一弾は失敗(不発)に終わりました。


こちらは染料で染めずに天然素材のウールのみで織り上げたナチュラルバーバー。日本のフローリングに馴染むよう存在し過ぎない色柄のセレクト。品番はNBA・NBBでしたか。NLBと間違えそう...



普及品シリーズデザイン




モダン手織デザインシリーズ
こちらは通称チョビといった厚みのあるダブル織りで織り上げたアフガニスタン由来の手織絨毯です。雑貨系の家具インテリア店舗で導入の多かったシリーズ。緻密さはありませんが、なにしろ頑丈な絨毯でウチのリビングでも暫く愛用、丈夫で汚れ難いと嫁に好評でした。使い捨てではなく使い込む絨毯です。

他にも光沢感あるシルク入りオリジナルデザインや、モダンデザイン、ギャベなど。
普及品オリジナルシリーズですが、デフレ化もあって全国の家具店、専門店、百貨店等への汎用品ブランドとして、オリジナルシリーズ手織絨毯の納入は10年程続いていきます。
私自身もアフガニスタン紛争による現地のテロが活発化し渡航禁止になるまでの2003年から2009年、30代半ばの6年間は毎年、カタログ展開商品の選別とチェック、他イベント用として手織絨毯の海外買付は続きました。

日本国内で手織絨毯を拡販し増やすことは即ち、現地で働く多くのワーカーの生活の向上に繋がるわけです。これは実際に現地の人間と定期的に仕事を続け、また現地の熱量を肌で感じないと理解できない部分でしたね。そしてなかなか普通のサラリーマンでは味わえない、商社ポジション的で貴重な経験でした。

世界には中国商人、インド商人、ユダヤ商人と有名ですがペルシャ商人には中国人でも敵わないといわれています。イランは2,500年以上前の古来から東西交流、シルクロードの交易の要所です。相手のプライドを重んじ懐に飛び込む、そういう商売の極意が脈々と受け継がれています。

例えば日本から大金を持って現地イランの著名絨毯工房に買付に行くとします。勿論商売なので買付自体をすることは出来ますが、ただ本当に価値のある絨毯が、欲しいものがその場に出てくることはありません。毎年何度も通い、相手が勧める絨毯(在庫が多く売りたい品物)を何度も購入した上で、"コイツは口先だけじゃなくて信用できるやつだ。"そう認められて初めて上質な絨毯を購入することができるのです。

長い年月をかけて織られた大切な絨毯は、子供のような存在なのでしょうね。素性の分からない人間に一級品の絨毯は渡せないわけです。
仲間を大切にする、信頼できる関係をつくる、人としてのあり方を子どもたちにも日常から教えているのです。

・長い年月をかけ人の手で織られる緻密で精巧な品質と完成度、素材を生かした美しさ

・使い込む程に味わい深く、長きに渡り暮らしに寄り添う、使い捨ての対極に位置する本物の良さ

・時代を超え今も世界中の多くのユーザーに愛されている事実 価値あるものは残る

歴史のある、そして独特な手織絨毯の世界に触れた貴重な経験が2人の娘に"織"の文字を名付け、ブログタイトル"悠久の時を経て"とした理由なんです。






さて2022年ブリードの交換報告第2弾です。
昨年2021年度に♂種親として活躍して貰った2019-KU-609を昨年に続いて使用しています。




こちらめんTさんからの♀を掛け合わせた10番が2022年ブリードの中では最も体重の乗ったラインになりました。










やまさん89.5mm同腹の♀を使った11番ラインからも太めな38.8gが出ています。








こちらはJonny the 30さん累代でメルリン久留米血統の血を残すための里帰り的な種親。ウチのメルリン系統の♀中心のラインナップを組み、メルリン血統再構築として位置づけていますが、こちらはJUUさんからの♀を掛け合わせた15番ライン。ウチの♂種親のメルリン系統累代は血の濃さの影響もあってどうも不健全なようなので、里帰りの♂種親にウチの累代♀を掛け合わせています。




2022年♀個体は主水さん、かっちゃんさん、めんTさん、やまさん、Jonnyさん、JUUさんと久留米産地では実績を残しておられるブリーダーからの補強が中心です。
前年2021年は主水さん、虫蔵さん、杢目さん、カレントワさん、めんTさんでした。

私はある時から考えることがあって、自己ブリードや純血マツノ久留米といった拘りは持たず、信頼に足る方の育て上げた虫を毎年補強するようにしています。
確かに多数の人の手を渡ることで、人から人が繋いでいく中では当然リスクも発生しやすいのでは?そんな考え方もあろうかと思います。過去には2015年に発生した久留米偽称事件といった嫌な出来事もありましたからね。実はその出来事からなんです。人の育てた虫を積極的に補強していこうと考えたのは。

ここ数ヶ月の悠久ブログをご覧の方はお分かりでしょう。3サイクル目の多感な10代の学生時代に影響を受けた、リスクを顧みず常に挑戦を続けた猪木イズム。7サイクル目、新規開拓を軸に取り組んでいた40代前後。そして今回の6サイクル目の時代、手織絨毯のバイヤーとして経験を積んだ30代。

各々ブリードスタイルも考え方も色々とあると思いますが、嫌な出来事があっても、いやあったからこそ、信頼に足るブリーダーからの個体をしていこうと。購入に抵抗がないのはこれまでの経験がベースにあるかです。真摯に打ち込んでいるか?信頼に値する人物かどうか?慧眼力ですね。リスクを恐れ、結果どこからも虫を買えなくなってしまうのでは面白くありません。

同時に商売のためにというのではなくて、やはり価値ある個体を作出していきたいですね。そこは過程というよりも実績の部分です。毎年安定して自信を持って世に出せる。そんなブリーダーを目指していきたいものです。今回も長い記事でしたが、6年周期の始まりの年ですからね。ひとつご容赦ください。ではでは。

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人生を6年周期で考える・2022年3本目交換について

2023年02月11日 10時30分00秒 | 2022年度・オオクワガタ

"6年周期で人生を考えてみる" 以前そんなテーマでブログで記事にしたことがありましたが、バイオリズム的な運気を俯瞰的、長期的な視点で捉えた経験はありますか?
周期に多少前後の幅はありますが、私自身振り返ると周期的な人生の節目(転換期)があるようです。



今年は社会人生活も30年を過ぎ、次の10サイクル目を迎える新たな始まりの年(周期)。
歳を重ねますと、ある時から良い意味で自惚れと勘違いで邁進するだけでは通用しないことを、自分がちっぽけな存在であることを否が応でも人生経験から知ることになります。所謂(壁)というものでしょうか。
特に仕事において、大きな時代の流れに対してはなすすべがないことを。そして同時に、若い時の勢い、打算的でない負けん気と健気さが大きな武器であったことを痛感します。

壁というと私の場合は40歳前後、6年周期でいえばちょうど8サイクル目の頃が転換期でしたね。営業部門の管理職となり、自らの数字だけではなく、与えられた部署全体の目標を達成しなければならない。チームで補い合いながら、更なる売り上げ拡大のミッションが与えられました。しかし当時の流れ(時流)は、少しずつ逆風が吹き始めていたのです。

その2つ前、6サイクル目の30代前半から中盤の1,999年以降からは部署が絶好調の時期でした。モノづくりの企画と営業とが一体化し、次々とヒット商品を世に送り出していました。特にインターネット部門はそれこそ時流に乗って拡大路線の真っ只中に。また家具、雑貨店と新規に獲得した先も軌道に乗っていましたね。取引先からは御社の商品を扱いたいといった声も多く聞かれました。しかし、好調の波はいつまでも続きません。

7サイクル以降からのインターネット部門物流費の大幅値上げ。そして既存店、新規販路は家具大手チェーン・ニトリの攻勢が顕著になり、都内主要ターミナル駅の出店ラッシュが続き、それに伴う取引先である既存店舗の縮小が始まりました。
売り先のシュリンクです。

具体的、俯瞰的に見てみると丸井in The ROOM閉店がまさに大きな壁と感じていた2011年と12年前でしたか。新規開拓先の中でもOEM展開をしていたロフト、インザルームは特に思い入れがありましたからね。オリジナル商品として双方で企画デザインしたラグ、カーテンが形となって誕生し、やがて店舗のヒット商品へと育っていく。作り上げていく過程、そしてモノづくりに携わってきたメンバーと喜びを分かち合う。まさに仕事の醍醐味がありました。


時流の流れに伴うシュリンク傾向に対して、前売り部門一丸となって、あらゆる施策を講じ、粘りに粘りましたが、取引先の売上縮小に歯止めが掛からず、24年間ラグ、カーテンを製造企画し、また手織絨毯の仕入、開発担当として愛着のあった前売り部門からは一転して、9サイクル目からは新築、改修案件を開発部隊とワークし獲得するといった工事部門へ異動することになりました。

しかし異動したその後の6年間で大塚家具、島忠家具、東急ハンズと前売り部署主力取引先が、次々に買収されることになろうとは流石に思いませんでした。前売り部門が最も勢いのあった6サイクル目(18年前)には"役員の半数を我が部署から出そう!" そう息巻いていたこともありましたが。ニトリやIKEA強しです。

インテリア業界でもこれだけの激変があるわけです。流れのまま過ごしていれば、瞬く間に激流の渦に飲み込まれてしまう、そんな変化の激しい激動の時代。今の工事部門は神奈川エリアにおけるビジネスモデルの構築といったミッションと、シンボリックな大型新築案件の受注と納品がメインで、前売り部署とはまた違ったやり甲斐があるわけで。それと同時に、もしコロナ禍が起きず、大阪本社在籍のままであったなら、きっと今頃は海外赴任だったことを考えると。運が良いなぁと思いますし運が良い分、もっと今を楽しまないと。

仕事は色々プレッシャーがあるのでしんどいわけですが、やはり家族の存在は大きいです。家族がいるから頑張れる。そして健康でいられて、気持ちの切り替えができる趣味があってこそ、色々な困難も乗り越えていける。そう思います。
振り返ってみると、私は同じ方向に向いている人達と、新たな何かを生み出していくことが好きなんだなぁと。

次に迎える10サイクル目を前に、6年周期を年表風に振り返ってみました。変わらず楽しみながら邁進するのみですな。嘆いてる暇はありません。









さて本題の2022年ブリードです。年末に菌糸をボトルに詰めて2/14に交換する予定でしたが、家族が揃ってコロナに感染。菌糸詰め作業を14日に、ボトル投入は予定から2週間遅れの1/28に交換を完了しています。準備と後片付けを含め160本を3分半ペースを想定も実際には4分ペースと10時間以上を要しましたがこちらは1日で完了。ちとハードでした。😅

昨年は大型血統10年目羽化の祖となる2頭のお気に入り個体(種親)によるブリードのために次世代に累代を残すことを優先(重視)。安全寄り(完品羽化重視)に軸を置くブリードでした。具体的には

・温室2台を増設・温度の安定を維持
・餌を少し弱めの添加剤配合
(北斗恵栽園・タダノヒラタケ菌)を3本目の半数に使用
・暴れ又は劣化ボトルは全て4本目に交換
(菌糸及び発酵マット)

しかし今年は特に主水さんからの90.1mm同腹といった良血個体をメインに据え、チャレンジ寄りの方向性で挑むことにしました。具体的には
・インラインブリードを多く組む
・添加剤は強めの餌による取り組み
・プリンカップで餌の食べ方を確認する
・自詰めは少し緩めで喰わせるように

なので正直投入スケジュールのズレは致命的なマイナス要因に繋がることに。案の定、10/8投入分は明らかに交換が遅かったですね。年末交換で良かったようです。反省点は見えているので翌年そのあたりは改善しないといけません。

◯2022年2番(KLBエントリーライン)
主水さんからの2020年当たりライン10番88mm(90.1mm同腹)のインライン。
なにしろこちら10番88mmを種親にしたラインは幼虫採りに苦戦。卵が採れても羽化しないといった状況が延々と続きましたので、半ば種無しと諦めていましたが、それでもどうにか6月末の期限内に最も幼虫が採れたラインをKLBエントリーラインに選定。ただ幼虫体重の乗りはもうひとつ。
久留米インブリードはなかなか難しい。喰い方もじっくりとした居食いではありませんが、還元率の高い系統ですからね。3頭のみの♂ですが、最後までしっかりと管理してどうにか1部リーグ残留を果たしたいところ。










◯2022年4番
こちらは同じ主水さん2020年10番にかっちゃんさんからの♀を掛け合わせたアウトライン
こちらは1本目の投入が遅かった分、菌糸の状態も悪くなく喰い方も満足できるレベルでした。









◯2022年6番
こちらは2020年10番の種なし疑惑が発生、相談した主水さんから急遽援軍として送っていただいた同じく10番同腹の87.2mm
同じ2020年10番でも大顎が太く出る系統にまたものインラインブリード。やはり交換の遅い投入分から37g台が出ています。




次回交換報告に続く。


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