悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2018 KLB 参戦希望者 受付開始!

2018年01月28日 00時13分14秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

1月30日 AM9時:追伸
28日の2018 KLB参戦受付開始から
以前参戦希望との連絡がある方で、
おそらくまだ気がついていないであ
ろう方を含めると現在70名弱。
Twitterからの参戦希望がメインです。

流石に上限を設けねばなりません。
定員80名
残り10名強程度で🙇
事務局委員も増員です。

興味ある方是非😊

 

 ※追伸:本日KLBバトル参戦希望者の受付を
開始したところ、既に定員上限を超えて
現時点で60名に届きました。

流石に2月末の期限前に応募を締め切ります。
参戦希望の方はお早目にお願いします。m(_ _)m

 

 

 

 


久留米限定バトル KLB

・久留米 Kurume
・限定 Limited
・競い合い Battle

この趣旨は大型血統久留米産地を盛り上げる。
とはいえ1ライン限定企画ですからね。
KLBが新しい楽しみ方のひとつの形として
大型血統ブリードに興味を持つ方が増え、
”オオクワの輪”の裾野が広がれば。
何年か前からメルリンさん、クマモンさん
kazさん主水さんらと”実現したら面白い”
そう話題に上がったものを、ひとつひとつ
落とし込み、昨年から具現化しスタートし
ています。

『羽化個体をノギスサイズで競い合う』
公平でシンプルに定めたルールの中、
1年を通じリアルタイムで全国のブリーダー
と競い合う。
まぁ楽しんだもの勝ちということで。


昨年との大きな変更点

・2部リーグ制
・KLB事務局設立
・系統表・管理表・整理表による”見える化”
・KLB専用サイト開設

 

 

 

2部リーグ制ですが、過去に遡り久留米産地
85ミリ以上完品作出実績のある方は1部リーグ。
それ以外の方は今回2部リーグからの参戦に。
※今年85ミリ以上羽化させた方は2018 KLB
1部リーグへ自動的に昇格となります。

 


・KLB事務局設立
どうせやるなら大規模で運営をしてみたい。
また”見える化”を推進する中で、データ集計
がブリードの参考になり得るレベルで。
しかし同時に集計作業は増大、運営は困難に。
そこで今年からKLB事務局を設立。
今回有志4名の方に事務局委員として参戦者
の集計を分担いただく運営を予定しています。
ここがチョネットワークのオトロシイところ。😎

tamushinさん
カレントワさん
リョーパパさん
Sαsagas.さん
今回は力を貸していただきます。
あらためましてよろしくお願いいたします。

 


そして”見える化”の一環。
管理表・整理表を今回まめたんさんに
全面的にご協力いただき、バージョンアップ
したフォーマットが完成しています。
これによりKLB全てのライン、全ての幼虫
データを各項目ごとに集計して抽出が可能に。
例えば・・・
1本目上位100
2本目上位200
2本目に増えた体重上位50
各ライン♂平均アベレージ
全幼虫餌別の平均アベレージ
などなど

”見える化”で閲覧側もより楽しめること。
また参戦メンバーにとっては貴重なデータ
を共有できることに。今年も開催予定の
幼虫体重上位予想集計もスムーズに。

 

 

・KLB専用サイト開設
まだ着手していませんがその方向で検討中
です。そこにはKLB事務局委員経由にて
各ブリーダーからの交換報告を随時アップ。
閲覧者からのコメント📝も開示し、
よりオープンなスタイルで運営したいと。
同時にKLB専用Twitterを開設、リアル
タイムな更新も考えています。

 

 

どうです、なかなか凝っていませんか。

初心者に優しい敷居を下げた1ライン限定の
年間バトル。
ですが交換報告は速やかに。参戦メンバー
の協力があってこそ成り立つ大人の趣味と
してスムーズに運営をしていきたい。

ルーズだったり連絡が途絶えてしまう場合、
運営に支障をきたす懸念を考慮し今回罰則
規定を設けることに。
虚偽の申告についても同様です。
とはいえ、全てにおいて信頼前提のルール。
最初から上手くはいきませんからね。
最後まで結果が分からず、簡単にいかない
からこそ面白い。それこそがリアルブリード。

 

それでは2018 KLB参戦希望者受付を開始
します。以下内容を熟読の上、参戦希望の方
はブログコメント、Twitterコメント・DM
までご連絡下さい。



 




 

 

系統表フォーマット見本修正

  


 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に久留米専用プロトタイプ菌糸のKSPについて。
KLB参戦者の中でKSP菌糸を使ってみたい方。
今回は主水さんに代わり私の方で取りまとめます。
当HP『問い合わせ』またはTwitter DMまで
ご連絡下さい。

 

 

 

 

 

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2017年度・3本目への交換・次回2018年KLB告知

2018年01月21日 23時22分01秒 | 2017年度・オオクワガタ飼育

 

 



先週末、合計13名体制によるビークワ共同
ブリード分3本目への交換を終え、今週の
土曜、我が家自ブリ分の交換を行いました。

ひとつのイベントでもあった600頭一斉交換
を終えているため、♂ボトル100頭程の一斉
交換は気分的にも楽勝でしたねぇ。


いつもはブログネタとして交換報告を3度に
分けてアップしていますが、今月末こちらで
”2018年KLB参戦者募集”
記事を予定している関係で、2017年度
菌糸ボトル3本目への交換報告は、今回
一気にご紹介することにします。






今期は昨年より血を離したアウトライン
中心。これは15年度自ブリラインには
まぁ色々あって満足な個体がおらず、結果
補強中心の布陣。次世代に繋げられるよう
新たに祖となる個体の作出を目指していま
すが、自ブリが少ないため特長が掴みにく
く昨年と比べ予測が難しいです。

1本目同様、2本目についても昨年と比べ
幼虫体重はラインにより格差がつきました。


ですが、ウチで検証を続けている食性改善 
と血の配合量について、データを取り比較
てみたところなかなか興味深い結果に。
今期は特にその傾向が強いですね。


 

ホームページを更新しました。

2017年度飼育データ

 



◼︎17-KU-201

虫蔵氏15-10-12.85mm
×自ブリ16-KU-903.52.3mm早期

10/11
→34.1g
1/12
→41.6g  妙に長さのある幼虫。


 

 

◼︎17-KU-211
10/14
→36g
1/20
→39.9g






虫蔵氏15-10番は体重が乗る傾向に
あったので17年2〜4番は掛け合わせ
る♀も体重の乗る傾向のラインを選定
しましたが、16-9番早期はまずまず
狙い通りに大きく育っています。

 

 

 

 

 

 


◼︎17-KU-702

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×主水氏15-1-41.54.3mm

12/16
→40g  KLBエントリーライン。1本で40gに!

 

 

 

KLBエントリーラインでしたが、他は
大台には届かず。
1本目に後半の16〜22番までの7頭に
ついて、加水率の高添加仕込みの餌で
23度管理をしています。
2本目から通常飼育に戻し、後伸びを
期待して育てましたが、途中経過は
通常飼育とあまり変わりませんね。
果たして羽化時に変化がみられるのか?

 

久留米限定バトル・2017KLB

 

 

 

 

 

 



◼︎17-KU-808

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×自ブリ16-KU-1801.52.5mm

10/11
→35.4g
1/20
→40.4g




◼︎17-KU-809

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×自ブリ16-KU-1801.52.5mm

10/11
→31.5g
1/20
→39.2g




こちらの17-8番今年最大ave.ライン。
♂が少ないので真のポテンシャルは
果たしてどうか?分かりませんが、
実は種親♀は戻し交配の早期羽化個体。
次世代に血の離れたアウトラインなん
です。無事羽化してくるのか?
注目したいと思います。

 

 

 

 




◼︎17-KU-916

虫蔵氏15-17-5.84.5mm
×マツノインセクト15-19番.54mm

10/11
→33.4g
1/20
→40.8g

 

 


◼︎17-KU-914

虫蔵氏15-17-5.84.5mm
×マツノインセクト15-19番.54mm

10/11
→29.8g
1/20
→38.2g

17年ブリードの注目ラインのひとつ。
こちらは大きいのと小さな幼虫。
かなり格差が激しいですね。
もっと全体的に大きくさせたかったです。

♀最大aveラインです。 

 

 

 

 

 





◼︎17-KU-1008

虫蔵氏26-19.84mm
×マツノインセクト15-13番.52mm

10/11
→36.2g
1/20
→41.4g




9番同様、17年ブリードの注目ライン
のマツノ累代ライン。


 

 

 

 



◼︎17-KU-15-1310

虫蔵氏26-19.84mm
×自ブリ16-KU-207番.51.8mm

10/11
→30.6g
1/20
→38.5g

 

 長さのある=大きく感じる幼虫画像
を備忘録として残しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




◼︎17-KU-1409

主水氏15KU-1-28-85.8mm
×マツノインセクト15-51番.52mm

10/11
→31g
1/20
→38.5g


 






◼︎17-KU-1808

マツノインセクト15-51.81mm
×虫蔵氏15-19-18.54mm

11/22
→35.5g
1/20
→38g




こちらは画像はありませんが、1本で
♀と思しき放置ボトルから41.7gが
出ています。数も多いラインですので
期待したいですね。






 

 

 

 

残念ながら、幼虫体重に関しては昨年
よりも大きく育てられていません。
もう少し30g後半の数が欲しかったですね。

ですがデータを集め比較してみたところ
ナルホド、特に今期は原因が特定出来てい
ます。これは面白いですね。😏

 

 

 

 

 

 

さて、次回はいよいよ2018年KLB
の募集記事。
現在そのKLB企画の最終段階です。

50名定員としていますが、果たして
どれだけの方が名乗りを上げるのか?
現在の企画案として

・2部リーグ制
・自己ブリード部門
・美形部門
体重ave・羽化サイズaveを自動計算
出来る管理表フォーマットなどなど。

心強い有志メンバーの協力により、
昨年よりもかなりバージョンアップし
た大規模な企画になりそうですよ。😃

 

そこで問題となるのが参戦者からの集計
作業。戦者が楽しめるよう企画を盛り
込む程に、閲覧者が参考になるよう集計
項目を増やせば増やす程に・・・😰

そこで今年はKLB事務局を設け、その
集計作業を事務局の実行委員で分担し
て行えば、大きな規模で運営すること
が可能に。これは妙案です!👍

 

それでは次回 2018年KLB参戦者募集
まで楽しみにお待ち下さい‼️ 

 

 


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大型血統三大産地企画・3本目交換作業

2018年01月15日 06時30分36秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

 




1月13,14日はビークワ企画、大型血統三大
産地飼育研究室3本目への交換作業でした。

 

 


13日は有志メンバーす〜やんさん、杢目さん
私の3名と土屋編集長の他、交換作業の助っ人
として自ら名乗りを上げてくれたアトムさん
mindorさん、ゆきんこさんの7名。

14日は有志メンバー3名にtamushinさん、
ジャスタウェイさん、ゆとさんの6名。
2日間計13名体制でしたが、合計600頭全ての
交換が無事終了しました。





ブリードルームはオンライン上で24時間
いつでもどこにいても温度&湿度を監視出来る
”おんどとり”を設置しているとはいえ、普段は
誰もいない無人管理。
また飼育研究室の場所は東京の多摩市。
有志メンバーが頻繁に通える場所ではなく。


またこの時期は各自の自己ブリード分交換と
も重なりますからね。
菌糸手配と交換スケジュールについては昨年
7月には既に予定を決め取り組んでいた、
まぁちょっとしたイベントだけあって何事も
なく無事に終わりホッとしています。


交換状況の詳細はお伝え出来ませんが、
昨年よりも経過は良いですし、なにしろ今年は
より多くの個体を無事完品へ導きたいですね。
願わくば特大サイズも。


しかし600頭の掘り出しと計測とデータ記録。
やはり半端な数ではありません。
私が同じ作業を1人で実施するとしたら・・・
50時間以上、1日8時間作業で1週間。
しかも菌糸カス掘り出しを除いてですから・・・





この企画と趣旨に賛同し菌糸提供を賜って
おります、ドルビーインセクトの稲飯さん、
新家さん。
ブリードルーム実質オーナーで飼育データ
と管理表を取りまとめいただいている
yama_rayさん。
土屋編集長。
有志メンバー、す〜やんさん、杢目さん。
そして前回2本目そして今回3本目交換で
協力いただいた助っ人の皆様。
途中連絡下さったテツさん、次回掘り出しで。


皆さんのご協力の上に成り立っていることを
あらためて実感し、心より感謝しています。
🙇





なにより昨年からオオクワブリーダーが
確実に増えている現状はとても喜ばしいこと。
むし社来店客数もかなり増えているようで

それぞれのブリーダーが好きな産地、血統を
楽しみ、切磋琢磨しながら盛り上がっていくの
がなにしろが一番。

個人的には良質なバクテリアも確保出来したし
特に2日目、ある検証もしっかりと実施出来まし
たからね。大変でしたが有意義な2日間でした。


さて今週末はいよいよ自己ブリードの交換作業
です。

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2018年始動

2018年01月06日 09時54分27秒 | オオクワガタ以外の話題

 

 

 

 



新春のおよろこびを申し上げます

旧年中は大変お世話になり心より
感謝申し上げます






今年は2日から初売りの販売応援に出てい
ましたが、会社は昨日から仕事始め。

さてどんなテーマから始めようかと思いま
したが、今年は仕事モードでいきたいと。


新年ですので”今年がどんな年になるのか?”
我々の部署が置かれている状況から、今年
も国内マーケット(内需)は厳しさが更に続く
ものとみていますがどうでしょう。
実際初売りも消費意欲は鈍く・・・
株価上昇ですからね。バブル絨毯も用意したんですが・・・






ちなみにウチのバブリー”風”次女
このあと万札を扇子がわりにしてバブリー
とお立ち台の上で踊ってました。



 



日本全体、世界経済含めグローバルに捉える
とですね、2018年経済は好調の予想が大半。
これまで海外経済の堅調さに助けられ、外需
中心の企業が好調でしたが、東京五輪に向け
内需も上昇が期待できるようです。

確かに、2012年12月から続く好景気は
”いざなぎ景気” (1965年11月~70年7月)
を超え戦後2番目の長さとなるようです。
また株価は入社当時のバブル期1992年の
高値水準を約26年ぶりの高水準。


ですが人口が増加していた”いざなぎ景気”
の高度経済成長期とは異なり、少子高齢化、
人口減少による国内市場の縮小もあって、
なんともその実感が乏しい・・・

現に株価でみると外需中心企業は80年代
バブル相場”時の高値を更新する一方で
内需型企業は依然過去最高値の半分以下。

雇用情勢も好転していますが”実質賃金”
が上昇しない。これが大きいですねぇ。
暮らしが豊かにならない・・・







ウチの部署は国内マーケット中心です。

年始にあたり、次の6年周期で捉えた目標
と方向性。
少子高齢化を背景とした国内需要増加の限界
も踏まえ新たなビジネスモデル構築が与えら
れた課題。


・インバウンド消費、及び日本人以外、輸出
を含めた商品開発。
・異業種との連携。
・ご年配向け”健康、安全”に向けた商品開発。
・人脈によるネットワーク構築。

要するに新しいことへのチャレンジ着手。
しかも限られたメンバーだけに、優先順位を
明確に、スケジュールをしっかり組み立てて。


 





そしてこの趣味

暮らしが豊かにならない。

逆に言えばだからこそ、ニッチな趣味の存在
が人生に彩りを添えてくれるのではないか?

なにかね、そんな気がしています。



そんなことで、人生の彩りを添えてくれる
この趣味を、皆さまと色々と楽しみながら
続けていきたいと思います。
何卒今年もよろしくお願いいたします🙇






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