昨日は都内も外気温が14度まで上がり
なんとも気持ちの良い朝に。
久し振りに神田川沿いをランニング
右手は神田川、左手は椿山荘の庭園。
ホテル椿山荘の周辺(東京西北・目白近辺)
は椿が自生する景勝の地で「つばきやま」
と呼ばれ江戸時代初期松尾芭蕉もこの地に
4年程住んでいたようですね。
上総久留里藩黒田豊前守の下屋敷を政治家、
山縣有朋が1878年私財を投じ「つばきやま」
を購入「椿山荘」と命名したそうです。
軍人で政治家の山縣有朋。
かなりの文化人でもあったそうで。
和歌を嗜み、庭園を好み京都無隣庵、
小田原古稀庵、目白椿山荘庭園。
この三園をあわせて山縣三名園とよばれ
明治天皇をはじめとする当時の政財界の
重鎮を招き、椿山荘で国政を動かす重要
な会議も開いていたようです。
悠久ですね。
途中のランニングコースには
細川庭園
関口芭蕉庵
ウチから東へ2キロ程、落ち着いた景観が
早稲田、目白、文京区この辺りに続きます。
ちなみに北へ2キロが池袋
南へ2キロちょっとで新宿
新宿の途中、コリア・タウン新大久保
数キロで街の景観がガラリと変わる。
なんとも東京の奥深いところですね。
そうそう西に2キロ、中野むし社でした。 😙
河津桜が咲いていました。
神田川のソメイヨシノ・・・
あとひと月で開花。
春の訪れを感じます。🌸
春の訪れとともに動き出したのか?
昨日のTwitterではこれからの戦いが楽しみ
な、若き格闘技界の天才、注目選手の話題
を取り上げました。
ボクシングではご存知 井上尚弥選手
そしてキックボクシング。
恐らく歴代史上最強ではないでしょうか。
那須川天心選手
陸上界、そしてオオクワ界も新星現るか?
などといった話題を取り上げた矢先、
本日の東京マラソンで、陸上界も次世代
の頼もしい選手が成果を出してくれました!
東洋大箱根駅伝から注目の選手
男子フルマラソンで遂に16年振りの
日本新記録誕生!
設楽悠太選手!
5位入賞井上選手も6分台、
そして昨年12月の福岡国際で
2時間7分19秒を出した設楽と同期で
ともに箱根駅伝で活躍した大迫傑選手。
陸上界も遂に動き出しましたね!
これは非常に明るい朗報です。
オオクワも若きブリーダーが増えています。
特にTwitterではオオクワブリードを今期
からチャレンジされる方も多いようです。
オオクワ界も新星が現れるのか?
それともオッさんが台頭するのか?
今回記事、既に経験者の方は取るに足らぬ
情報だと思いますが、これからチャレンジ
されるブリーダー向けに、過去の失敗例を
取り上げたいと思います。
・産卵ステージ・早期羽化管理
早期羽化個体をペアリングさせ産卵セット
を組むが、なかなか材を齧らず産卵行動に
入らないという経験が2016年ブリードに
ありました。
おそらく成熟する前にペアリングをさせた
ことがその要因と考えています。
じっとしたまま3週間以上動かないんです。
あきらかに未成熟では?といった状態に
見受けられました。
この経験から成熟には個体差があり、特に
成熟前の♀は子供をつくる過程において
準備期間が肝要であると気がつきました。
対策として、翌年種親の管理方法を見直し
ています。
種親管理温度を高めに設定。特に早期羽化
はワインセラー上段に配置、餌の食いを
確認、食いの悪いものはペアリングを少し
遅らせるなど個別対応を行っています。
またペアリング後直ぐに産卵セットには
投じず、少し時間を置くようにしています。
・産卵ステージ・種親温度管理
これは2016年ブリードの失敗例です。
ペアリングの中盤でワインセラー故障。
庫内温度が一時33度に上昇していたことが。
5日程でしたが、特に種親♂が壊滅に近く
瀕死の状態に。♀は♂よりも生命力が強く
その後の産卵セットでは特に問題もなく、
しっかりと産んでくれましてひと安心。
しかしどうでしょうか?種虫が高温の影響
を受けていたかもしれません。
・コンセントが外れる
・停電
・電化製品の故障
重要なステージだけに注意が必要です。
・産卵ステージ・顎縛り
これは2012年ブリードだったと思います。
補強するよりない頃に貴重な♀種虫を
やられてしまいました。
理由は不明ですが気性の荒い♂でした。
それ以来、ウチではリスク回避のため結束
バンドによる顎縛りを必ず実施しています。
・産卵ステージ 産卵モードの重要性
これもウチの経験上でのこと。
産卵セットを一度解除し、少し時間を空け
た♀を再び産卵セットを組んでも、数が
採れない。産卵材を齧って材の中に潜り
休息してしまう傾向が多いんです。
逆に産み始めた、産卵モードに突入した
♀についてはどんな材でも苦なく産む。
これは良質な材に産み始めた♀の場合。
このことから、産卵行動を開始した♀は
一定期間に集中して産卵させるように
タイミングを見て判断しています。
次回はほぼ決まった2018年ブリード種親
の紹介記事を公開予定です。