悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2017年久留米バトル2 開催のお知らせ

2017年02月25日 07時17分15秒 | オオクワガタ関連の話題




悠久の時が来た。
悠久ではありませんね。

それでも昨年に続き、三大大型血統飼育研究室
の取り組みも企画の骨子が固まりましたので
タイミング的には今なのかなぁと。




実はTwitter限定で『2017年久留米バトル』
を企画し発表したところ、67名の応募があり
ました。

そのバトル企画内容ですが2017年に採取予定
の我が家同腹幼虫5頭を数名の方に提供。
その代わりに毎回幼虫交換の幼虫体重情報を
提供いただき、参加者で競い合うというもの。


そのあと、更に条件を絞り込みましたが、
それでも53名の方からの応募が。








しかし公平にと同腹兄妹に限定しているので
どうしても参加者は限りなく絞られます。

参加者が多くいらしゃるのになにか勿体ない。

※ちなみにこのTwitter限定久留米バトル
の応募は終了しています。

 

 




縁あって始めたオオクワブリードの趣味。
またこれも縁あって久留米産地をブリード
していく中で、羽化個体のノギスサイズで
競い合うという最も公平でシンプルな基準
により頂点を目指して取り組む。

そのやり甲斐の部分の他に、もう少し敷居を
下げ、チャレンジの意欲、そして裾野を広げ
る目的として考えていたバトル企画。


何年か前kazさん、主水さん、メルリンさん、
Gullさん、waizuさん、クマモンさん、
田舎っぺ。さんsendoさんといった仲間の
ブリーダーさんに、色々とご意見を頂戴した
こともありました。



しかし何か新たに物事を始めると、必ずや
反対意見が生まれるもの。

例えば今回のバトルにしても、
・久留米産地ばかり色々とやりやがって・・・

三大大型血統企画も2年目に突入します。
そこは勝手ながらクリアかと。



・競い合いは疲れる。
仲間で気軽に取り組みたい・・・


参加者が少ないかもしれない。
そこはTwitter限定企画で実証済みであり。





何事も興味を持って楽しまないと。
一度キリの人生ですから。







さて前置きが長くなりましたが、
2017年久留米バトル2
1ライン限定・自己ブリードを発表致します。

ご参加を希望される方は、久留米バトル企画
の内容をひとまずジックリと確認していただく
ようお願いいたします。










その上でご参加を希望される方。
こちらブログ、もしくは
TwitterのDMまでご連絡お願いいたします。


締切は3月10日(金)まで。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。


今回参加条件が揃わぬ方。
興味があるがブリード経験もなく様子をみたい
といった方。

今年が盛り上がれば、来年も実施するものと
考えております。
その際はあらためてよろしくです。

またこちらでのバトル推移。
SNSとして、閲覧するだけでも面白い企画
ではないかと考えております。
是非楽しんで下さい。



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2017年度ブリード種親候補の紹介

2017年02月19日 08時25分19秒 | 2017年度・オオクワガタ飼育





春が近づいてきましたからね。
仕事にプライベート(旅行の計画)にようやく
動き始めました。

バイオリズムを気にしてはいませんが、
今年に入ってから、どうもやろうとすることが
上手くいかない。タイミングが合わない。

ハッキリと申しますと、確認不足に起因し
深く考えぬ、不注意によるミスが続きまして。
上からガミガミと叱責され、そうなると前向き
モードに切替も出来ず、モチベーションすらも
上がらない・・・

そんな低迷状態が続いていましたが、
やはり悪いことはいつまでも続くものではあり
ませんね。
ようやく歯車が噛み合ってきたようで、
新たな取組みも少しづつ形がみえてきました。
運気も上向きつつあるのかな。


 


2016年度ブリードはここまでは順調です。
羽化予定として考えている6月中旬までは
4ヶ月程先ですが、特出したライン(系統)以外
からも累代を残したい美形大型個体がきっと
羽化してくるものと期待しています。



一つ心配しているのが「セミ化」
我が家ではこれまで幼虫がセミ化した経験が
殆どありません。
しかし昨年は唯一の40gアップがセミ化し、
結局落ちてしまいました。


以前ビークワでマツノインセクト代表松野さん
が幼虫期間についての話題を取り上げた記事が
ありましたね。
重い体重の幼虫で完品羽化させようと思った
ら、なるべく短い期間で羽化させないとダメ。
元気なうちに羽化させなきゃ。と。


それと同時に考えている久留米晩成の傾向。

また別に早期羽化にみる熟成期間の重要性。


相反するんですよね。
どこに軸を置くべきか・・・
こればかりはやってみなければ分かりません。


それでもこれから蛹化・羽化ステージに向けて
どう管理するか。
予定は既に決めており、結果は分かりませんが
失敗を恐れずトライしたいと思います。












さて2017年度ブリード種親候補の紹介です。


2016年度はどうにか、累代を続けられる種親が
揃う目処がつきましたので、
ガラリと一新し、2017年度ブリードはあえて
自己ブリードに拘わらず、思い切って新しい
血を積極的に入れていきます。


毎年拘っている『血の配合』よりも形状面を
重視し種親候補の選定を行っています。

マツノインセクト、庚午虫蔵さん、主水さん、
メルリンさん、dorcus黒王さん、ともさん、
クマモンさん。

久留米の錚々たるブリーダーから優秀な遺伝子
をフル活用して挑む2017年も楽しみですね。


形状面重視とはいえ、2017年度ブリードに
おける1番のキーポイント。   それは
マツノインセクト2011年8番の血

マツノインセクトから外に出た11-8番の血を
5年の時を経て、それぞれのブリーダーから
再び集結させた。
そんな布陣といっても過言ではありません。



まぁ2015年自己ブリードが失敗しても、
これだけの布陣で挑戦することが出来る。
久留米ブリーダーには感謝しかありませんね。

2年後に羽化個体を種親として選んで貰えるよ
うに頑張りたいと思います


そうです、ピンチをチャンスに 

 

こちらの2頭が我が家2017年度エースと
位置づけています。やってくれるであろうと。

 

 

 

 

こちらもエースに匹敵する種親となります。
余力のありそうなフォルムは期待したいと。

 

 

 

こちらも戦力的に甲乙つけ難い布陣ですが
特に形状で好みなのがこの2頭ですね。

15-26番は画像以上に手持ち感がある。
マツノ51番は小さいが潜在力を感じます。

 

 

 

 

 ♂種親は15-10番のみ自ブリ個体を使用します。
この2頭はサブ的な種親として取り入れます。

 

 

 

この他2016年強制早期羽化を一部使用します。

ブログでは見えづらいと思いますので、
組み合わせのラインナップが決定した後、
いつも通りHPに掲載を予定しています。






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2016年度・早期羽化

2017年02月12日 14時00分59秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 


ちと風邪を引いてダウンしておりました。

 

 


たまにありません?
昔聴いていた曲が頭の中をふと駆け巡ることが。




もう32年も前の曲なんですね。
BOØWY・CLOUDY HEART

ここ数日、CLOUDY HEARTのサウンドが
時折ふと流れてくるんです。


今でも語り継がれし伝説のロックバンド。
そのBOØWYの解散。
あの当時のロスト感はね、半端がなかった。

ヒムロックの思慮深いポリシー。

「誰にも似ない」「決してブレない」スタイル。

遠い目をする大人への憧れ・・・

 

 

インタビューの映像などをみると感じます。
歳を重ね、経験を重ねていくと若い頃とは
違ったものの見方、考え方が出来るように。
普段は厳しくとも、ポリシーを貫こうとも、
歳を重ねるごと、人に優しくなれる・・・

 


たまにで良いのでね。
上からこちらを覗いて下さいね。















それでは2016年ブリード早期羽化の話題を。

 

今期強制早期羽化の取り組みとして10月中頃
から発酵マットと菌糸ボトルで、
それぞれ15頭ずつ30頭を仕込んでいます。

・飼育場所:ワインセラー
・飼育温度:28→25→30→28→24度を維持
今期Max温度は30度まで期間は1週間。

1ヶ月経過し醗酵マットボトルから蛹室を確認。
そこから段階的に24度まで下げています。
仕込みから2ヶ月経過時点でマットは2/3
が蛹化。2頭程が残念ながら★に。
結果に計11頭がこれまで羽化しています。

 


一方の菌糸ボトル。
こちらはPPボトルは確認が分かりにくく
蛹室形成らしいものもありましたが、
結果、全て幼虫のまま。

2本目S3.800ボトルへ投入しましたが、
1本目から強い餌を与えていたためか、
S3を喰い続け大きくなっていました。




このことから醗酵マットの場合、
幼虫は喰い続けることなく、成長を諦め
成熟への脱皮ホルモンが分泌されスイッチ
がスムーズに入ったように思われます。

一方の菌糸ボトルでは、餌が豊富にあり
喰い続けることで成熟せず成長を続けた
ため脱皮ホルモンが分泌されなかった。
ではないかと考えています。




もう一点は羽化サイズについて。
羽化した個体は同じように50〜51ミリ前後
と予想より小さいサイズで羽化しています。
これは、蛹室形成までの期間が1ヶ月と短く
成熟期間が影響しているのではと考えます。

実際前蛹からは24度まで落としているので、
正直もう少し大きな羽化サイズを想定して
いましたがそうでもない。

幼虫体重には差があったものの、
羽化サイズは個体差も殆どないため、
やはり成熟期間に関係しているのではと。
あくまでも我が家久留米の傾向からでは
ありますが。

 

2016年は昨年の失敗から、無理をせず
早々と温度を下げてしまい、
正直なところ成功とはいえぬ状況ですね。

ただその傾向から、来期の課題と取組み
が明確になりました。

来期は菌糸ボトルから、もう少し大きい
サイズを狙えるようにしたいと思います。

 











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※追記明日参列される方へ・ レルさん、お通夜のお知らせ

2017年02月07日 12時41分16秒 | オオクワガタ以外の話題

 




追記事項です。
この度取りまとめいただいております、
酔いどれさんから以下の連絡がありました。
ご確認お願いいたします


明日8日、レルさんのお夜に参列される
皆様にお願いが御座います。
 
その前に、レルさんの本名をご存知ない方の為に
 
レルさん事、中澤 進さんです
 
今回お通夜に参列されます方は、
まず記帳をされると思います。
その際、各自のお名前の下に虫友と明記して
頂きたいのですが。
 
例えば
        山   
        田
        一
        郎 
     
        虫 
        友
 
上記の様にお願いいたします。
これはご親族の方の達ての希望でして、
お仕事関係か?趣味関係か?
やはりご家族としても、
交友関係の広いレルさんの事ですから
参列される方がどの様な関係の方なのか
把握をされていません。
そこで出来ましたら当日記帳の際
交友関係を把握出来ればとの事から、
この様な方法を取らせて頂きました。
何卒ご理解ご協力の程、宜しくお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 


レルさん、お通夜のお知らせ


本日酔いどれさんブログにて、以下内容の
記事がアップされています。
全文をコピーさせていただきました。

 

 

 



昨夜、私が寝た後レルさんのご親族の方から
メールが届いてました。

内容は

昨日はありがとうございました。


家族葬の形を取り繕う予定ではありましたが
、叔父が勤務されていた会社の方々や、
周りの状況を鑑みて、
お通夜は8日の18時~、東京都武蔵野市
にある延命寺というところになります。


叔父も来てくれたら喜ぶかと思います。
虫友さんや面識のある共通の仲間の方が
もし来ていただけるのでしたら、
お願いしたく思います。(一部編集)


明日ご都合のつかれる方は是非会場に
足をお運び頂き、レルさんと最後の
挨拶をして頂けたらと思っております。

以上です。

 

 

交流のあった複数の方から、日程が
合えばご一緒させて下さいとの連絡
がありました。

こちらブログにてご連絡させていただきます。

 

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悲報

2017年02月06日 16時25分48秒 | オオクワガタ以外の話題

 

 


何度ご一緒に乾杯したことか。
これからも、ずっとお付き合いしていきたい。


じじいになっても、皆で集まってワイワイと
楽しいお酒を酌み交わしたい。


そう思い、そう信じていた大切なクワガタ
繋がりの友人が、2月4日に逝去されました。




いつも笑顔を絶やさず、陽気で明るく、
とても気さくな兄貴的存在。

日常の何気ないことに、興味関心を抱き
歩んでいく人生そのものを、力まずに
自然体で満喫されていた。
そんな生き方に憧れ、尊敬する
人生の先輩でもありました。



まだ信じられません。
ニカッとね。
笑って目の前に現れてくれそう。



もう会えないと思うと、ただ残念で悲しい。

振り返るにはまだ時間が必要です。


レルさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。




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2016年度・菌糸ボトル交換データ

2017年02月03日 21時53分05秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

 


次女は5歳と6ヶ月。
少食系女子なもので。
いつも食事はゆっくり少しずつ。
それでもいつの間にかしっかり食べるように。
顔も少しぷっくり、体力もついてきました。

 

 


お姉ちゃんの年中組の同時期と比べると、
ちと読み書きを覚えるは苦手。
本人の学習意欲と集中力の持続に起因します。
女の子ですからね。
思いやりと愛嬌があれば良いのではと。


巷に聞く『出来るお姉ちゃんと比べられて・・』
まぁ自身過剰なお姉ちゃんのこと。
そういってバカにしたりもするだろうし。
今はなにも感じていませんが、いつか本人も
気にすることがあるかもしれません。


そこは広い心で諭したいもの。

悔しい様子なら・・・
『お姉ちゃんを見返してやれ!』

しゅんとしてしまうようであれば・・・
『気にしない、他に良いところが一杯ある!』

 

 

 



仕事も一段落。
総入れ歯。否、そういえば、TVショッピング
オンエアをご覧になられた方はいらしたのか?
汚れの落ちやすい高密度ベルギーラグ
次回は3/22にオンエアが決まりました。
沢山売らなければ。

 

 

 





またこちら目黒にあるアジアン家具店。
昨年1月、当ブログでも記事にしていますが、
オリジナルラグを企画提案し投入して1年間。
昨日バイヤーと商談をしましたが、
好調な販売実績との報告がありました。

その暮らしにアジアの風を・・・
雰囲気のあるアジアン家具・コンセプトショップ

セールはしない。
安売りもしない。
慌ただしい現代、リゾートコンセプトのままに
時間だけがゆったりと流れる癒やし空間の演出。

やはり心に余裕がある生き方、暮らし方がいい
ですね。

 

 

 

 

 

 




さて、今回は2016年ブリード3本目交換総括。
HP.2016年度飼育データを更新しています。

2016年度飼育データ

 

 

 

 

2016年度ライン別・幼虫体重アベレージ

 

それぞれの飼育数が異なります。

あくまでもラインごとのアベレージ比較。
上から8番・11番・4番が幼虫体重AVEトップ3
2本目体重増加ラインは上から5番・11番・16番

果たして2本目に伸びたライン(幼虫)は
羽化サイズに反映し大きくなるのか?
我が家課題は毎年2本目の体重増。

これまで2本目の大幅な体重増は経験値が少ない
ため良く分からず・・・

不全率など含めデータを取りたいと思います。

 

 

 

 

次に菌糸ボトル別の比較 

 

   

ラインにより当たり外れがあるため、
今期我が家の当たりラインのデータ。

本当は餌慣れの影響がどうか?比較しようと
思いましたがデータ上からは餌慣れの優位性
、如実にアドバンテージを感じたラインが
我が家ではありませんでした。

幼虫体重AVEの高い11番の種親♀はオアシス
菌床だったりするもので。
喰える幼虫はなんでも喰えるのか?

♂種親の餌慣れの影響も大きいのか?
ちなみに♂種親の使用菌床はG+Tが多いですね。

 

 

 最後は年度別・幼虫体重別の飼育数データ

 

幼虫体重推移の良かった2014年度を上回る
2016年度ブリード。

平均値が35g付近になっています。
今期は最後まで楽しませてくれそうです。

 

 

 

 

 

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