備忘録ブログは久しぶりに家族の話題から。長女が小学生の頃、仕事がない大半の週末は公園に出掛けて遊んでいたわけですが、流石に中学3年にもなると、恥ずかしいのか、ウザいのか。2人で公園に出掛けることは無くなりました。まぁ思春期ですから。
思春期といえば先週のラジオ番組の特集14歳のプレイリスト。人は14歳のときに聴いた音楽でその後の音楽の好みが形成されるという。トップアーティストたちが「14歳のときに聴いていた(好きだった)音楽」をテーマに語り合うといった、まさにストライクな興味ある特集番組がありました。
もしもゲストに呼ばれたら(呼ばれることはありませんが) 2時間は喋り続けられる自信があります。^^
当日はスピッツ草野さんとあいみょんの対談。あいみょん曰く、小学校3年生の頃に聴いた"春の歌"からスピッツに目覚めたといった話題や、14歳からギターを弾き始めたこと。お互い陸上部だったなど、自分と共通する話題には勝手に共感を覚えました。
家に帰って早速、家族にその話題を上げることに。"14歳で聴いていた曲は何か?"
嫁はドリカムに渡辺美里だそうです。
そしてまさにど真ん中、14歳の長女。多感な思春期ですが、実は普段音楽をあまり聴くことがなく。ラジオ番組は最近良く聴いているようですが、もっぱらの興味はお笑い芸人。私からすると少し勿体ないなぁと。しかしこれはがりは押し付けることは出来ません。
まだ小学4年生の次女はポケカラで良く歌う"あいみょん"のようです。^^
ちなみにあいみょんは浜田省吾にも影響を受けているんですよね。次世代へと繋がっていく、時を超えて不朽ものを残すという作業、仕事には価値を感じます。
私の中学時代は歌謡曲全盛期。松田聖子に、中森明菜、トシちゃん、マッチに演歌も流行していましたが、当時聴いていた曲、私が影響を受けていたアーティストを挙げるとすれば
・オフコース
・ユーミン
・佐野元春
・大瀧詠一
オフコースはWe are・over ・YES-YES-YES
レンタルレコード店で借りてきたレコードをラジカセで高音質のカセットテープでダビングして聞いていました。(今となってはどれもが懐古的)美しいメロディーラインと切ない歌詞は思春期恋愛ソングとして、女子も大人気でした。ユーミンも同じ系統ですね個人的には。クラスの女性でコピーバンドを組み演奏していました。懐かしい🎶
当時、また別の系統として、その全てにおいて去勢を張る、舐められたら終わり。ツッパリ路線もまた全盛期の時代。
それも嫌いではありませんが、好みとしては家でゆっくりと聴くには上記アーティストのラブソングが多かったです。
振り返ると、読書の影響でしょうか。当時から偏った、硬直した概念よりも柔軟な発想や妄想がより多感な時代の感性を支配していたのでしょうか。
そして佐野元春
歌謡曲とは一線を画す、小気味よく爽快なサウンドが詰まったベストアルバム"ノーダメージ"は擦り切れる程に良く聴きました。後の高校でクラスメイトに佐野元春を広めましたからね。
また同じような系統では大瀧詠一
透き通る濁りの無さ、ライトな感性が合ったようで、ナイアガラトライアングル、A LONG VACATIONはやはり何度も聴きました。
若い世代にも伝わるのではないでしょうか。
その後、高校時代に良く聴いていたBOOWY、レベッカ、大学から、バイト時代に、バイクのひとり旅で良く聴いていた浜田省吾。
社会人になって、同世代のミスチル。
これらアーティストに共通する部分は歌詞あっての曲。私の場合はそう思っています。
そんな14歳のプレイリスト、虫の名曲を聴きながら、ブリードのスタートでも最も重要な産卵ステージ、ペアリングを開始しています。
特に前回のブログで触れたように、今期の♂種虫は19-KU-1508.88ミリとKU-609.87.2ミリ
とバランスが良く、形状面で完成度の高いタイプと、薄さが際立ち、今後完成度を上げていきたい2頭をメインとし、♂種虫を絞ったラインナップを組むこともあって♂に種があるかどうか?確認しながらのペアリングです。
KU-1508はペアリングが上手いようですぐに種の確認(有精卵の確認)ができました。
ただもう1頭のKU-609は試し産卵を行うも、上手くいかずになかなか卵を確認することが出来ません。
翅から内側に入ったお尻の影響もあるのか?
まさかの種無しの不安もよぎります。
そこで実家ブリードルームから既に仕込んである植菌カワラ材の中でも良質な材を選んで引き取り、試し産卵セットへ投入。
どうにか3週目にして卵を確認することができました。
この苦戦状況にふと思ったのが、同腹の♂を昨年お譲りした方の状況が気になりまして。くまパパさんに産卵状況について確認をしようと思っていた、そんな矢先に突然の訃報でした。
マツノプレミアムライン中心に2021年度の久留米補強状況も良く知っていましたし、相当の熱意と情熱をもって今年挑まれるため、注目しているブリーダーのおひとりでもありました。
また私がこの趣味をどう取り組んでいきたいかが伝わり、ご自身もしっかりとした目利きポイントや独自のブリードスタイルもお持ちでしたので、ブリード仲間としても今後お付き合いをと考えていた方でもありました。
実際昨年直接お会いしてお譲りした19-KU-609同腹KU-611.85ミリ
良質のある方であり、とても気さくで、前向きで、チャレンジャーでもあり、この趣味を楽しみにされ、なによりも心ある方だったことが皆さんの言葉からも察することが出来ます。
"来春から本気でブリードをやりますよ"
"なにかお力になれたらと思います"
" LINEのやり取りを読み返すと涙が出ます。
くまパパさんのご冥福をお祈りいたします