悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2013年度・低温管理組の結果

2014年11月18日 19時15分28秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 


水戸から東京へ向かうフレッシュひたち
でトリスハイボールを一杯ひっかけながらスマホで投稿中。


19時台ですと自由席は満員。
あやうく座れぬところでした。






2014年度プレ企画発動から3日目。

1103.763.753PV。
アベレージは873PVですか。

ナルホド。
予想の推移ですね。


流石に目標に掲げた50万PVはやはりかなり厳しいかと。

今後裏技でキーワード検索を駆使することも視野に入れています。



今年はA~F.計6つの景品を用意しておりますが、現在応募者は

10名。応募締切は25日なので皆さん傾向を確認しながら

様子見の状況でしょうか?


それとも今年はそもそも応募者が少ない?

興味が無い?

どっちなんだ

この微妙な不安感を含め主催者として

ある意味楽しみな展開ではあり。

本業ではなく趣味の世界。

自己完結型自己満ブログ。


予期せぬこともあり得るというね。
こういうのも含めて楽しみなんです。

皆さん、どうぞお気軽に応募下さいね。





さて2013年度の検証テーマであった

低温管理組の状況がどうだったか?

 

今回それを取り上げたいと思います。


我が家で低温管理組にトライした幼虫は合計5頭。


検証テーマ

2本目を低温管理(13度程度)させ3本目への交換を

実施せず羽化させることで体重減少リスクを抑え

特大サイズへ結びつけることが可能ではないか?


HP管理表をご覧いただくと分かる通り、そのうち3頭

は13度管理のまま梅雨時期を避けて7月羽化目指し

低温管理を続けていました。

その結果は・・・

 

 

 




やはり菌床が持ちませんでした。

結論からいうと羽化ステージで暴れてしまい

78mm.81mm.今だ幼虫が1頭。

という結果に。



正直なところ交換する菌床ボトルが

無く準備不足を否めませんでした。




そこで今年もリベンジをしております。



1本目33gアップの幼虫を5頭セレクト。交換後から4週間後

種親候補の成虫と一緒にワインセラーへ移動しています。

庫内温度は13度。


この低温管理組今後のスケジュールとしては、3月末

通常ブリードスペース昇温直前に3本目にボトルを交換。


ボトル交換後も23度ワインセラー管理を継続。

その後ブリードスペース管理組が昇温を経て少し

温度を下げた段階で、低温管理組をブリードスペースに

合流させ羽化ステージへ。


これはイイかも知れません。


このリベンジ企画が、結果どうなるのか?


当ブログにて結果をお知らせしたいと思います。





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2013年度総括その3・温度管理について

2014年10月10日 22時08分06秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 



季節的にインテリア業界はこれからが本番。

このところ帰社は平均22時を過ぎ、3連休も仕事。

ブログ更新は息抜きでもあり。



 


さて来週末からボトル2本目への交換を開始します。

割り出しと同時に投入し110日~120日の交換を予定。

少し引っ張ります。


 


昨年はプリンカップマットを経て約100日交換なので

孵化からの期間としてはそれ程変わらないか。

飼育数は昨年とほぼ同数の212頭。

(まるで食痕の見えぬボトルがチラホラと・・・)

昨年2013年度は、後伸びといわれる久留米で♂30g

アップ数18頭・約2割というまず満足の1本目交換結果

でしたので2割が一つの目安となります。




 その喰痕から判断する限り今期はもう一つ。

断熱材対策を施しましたのでボトル内でじっくり居食い



 

さて我が家2013年度総括その3



1.血統(血の配合量・配合率)

2.菌床(添加剤)

そして最後はオンザロード、否、温度。


3.環境と温度について


より大型化すると考えられる血統(系統)の入手。

長さを鑑みた組み合わせと血の濃さを踏まえた配合。

実績、コスト、安定した供給体制、飼育環境を加味し、

同様に大型化に向けた菌床の選択。

更なるプラスαを期待した添加剤の取り組み。


上記は私のイメージとして

攻め型の構想と捉えています。




それと比べ環境と温度はどちらかといえば

守り型取り組み。


などと記述しながら、これまで我が家はややチャレンジ型

ではありますが・・・




その温度と環境について我が家では2011年と2012年度

過去2年間、対決の構図として環境の違いによる

温度管理検証に取り組みました。

成果は別として。



2011年度は高田馬場マジックフォレスト

レンタルルーム恒温管理と

自宅マンションでのワインセラー管理。

特に2011年は「恒温で実際にセミ化を招くのか

そこはどうしても取り組みたかった。

ちなみにレンタルルームの冬季期間は通しで23度。

結果はご存じか、全て羽化しています。


ただサイズには反映しなかった。

3本返しサイクルでは菌床が持たず80mmアップは

2月に4本目に交換した1頭のみ。

ワインセラー管理の方が成績が良かった。

やはり冬季期間の管理が重要であると。




2年目の2012年度名古屋ターニングポイントさん

レンタルルームと実家ワインセラー管理。



サンプル数も多く、同じ菌床を使った取り組み。

ですが結果こちらもワインセラー組に軍配が上がりました。

しかし2年目に体験した数々の反省と失敗要因は大きかった。


プリカ高添加飼育の拒食症現象。

ずさんな交換による雑菌混入と菌床劣化による暴れ誘発。

交換サイクルの遅れによる影響。etc

インライン♀のポテンシャル検証含めて色々学びました。

 

 

この幾つかのチャレンジについては納得していましたがね。

なにせ同期ブリーダーとの羽化実績に大きな差が・・・

 

 

そこで「大型血統作出ストーリー」の原点に立ち、

今までの失敗経験を生かし、そして転機の年として決断。

2013年度のエアコン管理による実家ブリードスペース設置

へと至るわけです。

 



2013年度はこれまでの反省を踏まえ温度、湿度の他

インテリア業界の特権を生かし光、音という部分も考慮して。


遮光・防音カーテンに、い草を用いたブリードスペース

 

 

 

 

湿度効果を期待したい草でしたが、デメリットとして逆に

ダニの温床になったような気が。

特に冬場放置した♀のボトルにはコナダニの影響で

目が痒くなりましたから。

 

 


温度湿度管理については「おんどとりデータ」を見る限りまだまだ。






2013年度は投入から26度。

2本目への交換から少しづつ下げ3本目への交換は

21度前後。

ここからチャレンジ魂で3本目冬期期間温度を

20度~21度で約90日間桜の開花まで維持。

ここは正直チャレンジでした。


セミ化の懸念は2011年度の検証があるので

心配していませんでしたが、菌床の劣化による暴れ。


期間、菌床水分量、詰め方、温度、湿度等複合的要素が

ありますし、暴れ防止対策を施したものの半数以上

暴れてしまうのでは?

正直トライ中そんな恐怖はありました。


結果暴れ率2割。

過去2年間冬季期間18度の我が家温度帯による

暴れ率は5%未満。

結果、久留米で目標の85mmアップを達成する

ことが出来ました。

内心ハラハラドキドキでした。

 



ここは意見の分かれるところではありますが、

3本目羽化ボトルは多少水分量がある方が暴れ

にくいように感じていますがどうでしょう?

暴れたボトルを掘り出した時に感じるあのパサパサ感。



ちなみに過去TP菌床ボトルでの暴れは殆ど記憶がない。

またマツノインセクトのオアシスは菌自体が強く、

適度な水分量を維持している印象です。

エクシードさんのレビンもハマると同様の印象ですね。

 

 

何れにしても蛹化ステージから羽化ステージにおける

菌床ボトルを如何に良好な状態に保つか? 保てるか?

そこが重要ですね。

 

 

年2014年度ですが、あえて前年との比較検証をと

考え2013年度に施さなかったスタイロフォーム及び

断熱シートによる、断熱対策を実施しています。

 

産卵セット前夜でしたね。

 温度ブレ、掘り出し後の菌床ボトル状態など、比較検証を

進めたいと思います。

 

 

そして今期の冬期期間温度管理をどうするか?

最終的に決断ができていません。

さてどうしようか?

 

 

 

 

 




 






 

 

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2013年度総括その2・菌床について

2014年10月03日 23時04分24秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育




 

次女美織は3歳2ヶ月。

今はパン食派。

ポカリが好きで夏に与え過ぎた影響で虫歯が数本。

はまっているのはディズニージュニア・アニメ

「小さなプリンセスソフィア」

定番のアンパンマン。中でもオモチャ紹介のYouTube。

今年大ブレイクの妖怪ウォッチは既に飽きたかな・・・


怒られると生意気にもふてくされ、タンスの隅に

入っていじけたり。

時折優しいところも垣間見られ。

来年から幼稚園ですから早いものです。

 

 

 

 

 

 

オフ会ネタを優先してきたため、

2013年度の総括がズレ込み、皆さんは既に2本目交換

も終盤時期となり、最早時期外れの感が・・・

それでも備忘録と頭の整理として書き残します。

 

 

 



2013年度総括その2・菌床について

 

昨年2013年度に使用した菌床ブランド

TP.ST2-EX

三階松G・T・GT866

神長S3・S3M・S4

以上3ブランドにオリジナル添加パターン。




2013年度総括その2として今回取り上げるのは

2012年から使用し2013年度メイン三階松菌床について。

 




三階松菌床をメインに選んだ理由


我が家ブリード環境は水分量の少ない仕様が

合っていると判断。

オリジナル添加剤も併用しているので感じるのですが

水分量が多いと劣化が著しく

また一昨年の経験で3ヶ月近く経過したボトルでも

菌床の劣化が少なかった。



ブリード当初から取り組んでいる久留米産地に

適した高たんぱく質添加配合量の検証を突き進めたい。

これは後程。



久留米での大型実績がまだ少ない。

天邪鬼的考え方。
レビン、オアシス以外から出してみたい

勝手ながら本家マツノ血統に拘りオアシス

飼育メインブリーダーさんとの対決の構図が面白いと❗️




三枝さんの蓄積されたデータと研究熱心な姿勢

そして怪しいHPとたまに突っ走り過ぎるところ。

やや私と近いタイプではないか。




特に高たんぱく質添加剤の餌を、問題なく摂取

(吸収)出来る強化タイプの久留米産♀を作り

累代させていく。

大型化へ向けこの仮説と過程は実に興味深く。

 

 

我が家では大型ブリード挑戦の2011年度、久留米産に

ギネス菌床である銚子オオクワガタHSを使用しました。

ただ当時の幼虫は喰いカス(糞)が黒く下痢気味が多かった。

HSではやや強いか?という印象を当時抱いたわけですが

そのHSよりも更にカロリー、タンパク質添加含有量が

多いと思われるのが三階松Tタイプ。

我が家久留米の♀の場合、まず暴れますし

♀の羽化サイズがまるで大きくならないという。

 

要するに他と比べ差が良く分かるんですね。

 

TP菌床で高タンパク質添加検証を3年トライした結果

それ程には差を感じなかっただけに、逆に分かり易い。

違いが顕著である。

ここは添加剤に興味がある方は重要でしょう。

 

 

しかも糞や食べカスが黒から茶褐色で下痢が少ない。

腸内共生菌の働きやバクテリア分解吸収能力の高い

♀幼虫を選別していく。

一握りですが、暴れず喰える幼虫がいるんです。

 

 

 

そして更に都合が良いのが、三階松Gタイプ菌床。

この菌床はタンパク質無添加。

 

 

ちなみに我が家2013年久留米種親個体は

マツノインセクト

メルリンさん

shimaマツノ血統

東京オオクワ

その他ブリーダーさんが累代してきた個体と様々。

 

どの血統に何が合うのか、どんな菌床で育ってきたのか?

どの餌が適正か?の中、G+Tのミックスという

選択肢ならばどちらかを喰えるため♂はリスクが少ない。

♀は高添加仕様の検証を続け、

♂はリスク回避と実績狙い。

これぞ一石二鳥。

 

そんな考えで2013年度のメイン菌床に

セレクトした訳です。

 

 

3本目の♂には廃ホダを15%使っている

GT866を羽化まで使用。

 

その2013年度の結果ですが、

約半数の17頭の80mmアップ。

82mmが4頭

83mmが2頭

84mmが1頭

85mmが3頭

 

トップブリーダーさんの羽化実績と比較すれば

何てことはありませんが、これまで我が家

の羽化実績からすれば上出来の結果。

 

 

また2014年度ブリードで、そのTタイプで

ギリ暴れず羽化したきた♀を使ったラインが

2014年7番・14番

(虎壱さんからの補強♀個体ライン)

2014年18番・19番

(自己ブリード早期羽化ライン)

という高タンパク質強化♀によるラインなんです。

どうなんでしょう? 

 

その辺りの2本目への交換状況も楽しみではあります。

 

 

餌の要素である菌床も重要ですからね。

 

ブリーダー目線に立ち、安定した品質を提供する

ための情報提供は大変有り難く信頼が増します。

『仕込み失敗ロットが出てしまいました。』

そんな悪い情報も含めて。

三階松三枝さんには色々お世話になっており

ますのでなんとか実績で恩返しがしたいと思っています。

 

 

 

最後、

3ヶ月経過した我が家1番ラインボトル状況

 

 

 

 

 

 

今期はG+Tと、プロトタイプKSP1。

 kazさんの仮説も踏まえ、もう少し引っ張ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年度総括その1.久留米血統と血の配合について

2014年09月21日 22時43分10秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 


昨日は夕焼けがやけにキレイでした。

今年は夏が短く、東京もすっかり秋の気配。

 

昔からとても好きな季節です。

 

 

 

そういえば、浜省が10年ぶりとなる新曲「夢のつづき」が

来年1月に公開される映画『アゲイン 28年目の甲子園』の

主題歌に決定したようです。

浜田省吾の楽曲が映画主題歌になるのは今回が初。

 



この曲を聴いた主演の中井貴一さんは・・・

 

人は生を受けた瞬間から死に向い歩き出す。

子供の成長を知り、大人は喜び、その喜びを知る事で

自分の老いを知る。

常に相反する物が存在する人の一生。

その中で夢を持ち、夢を語り、追い、夢を託す。

移り行く夢こそが、大人への証なのかもしれない。

 

ふむふむ。

なかなかイイ事語りますね。

 

 

 

 

皆さんの2本目交換報告が佳境に入ったようで。

1年間をブリード期間とするならば、90日程度はまだまだ序盤戦。

ただ有望ラインはその傾向が見えてきますからね。

一喜一憂するボーダーラインは30gが一つの目安でしょうか。

 

 

さて、我が家のブリード状況ですが、

2014年度は6月29日一斉投入なもので交換は

10月中旬から下旬の予定。

 

種親は2013年度とは全て違うものの、その

飼育頭数は220頭前後と昨年と似たような状況。

★も想定し昨年の交換実績が一つの目安となります。

ちなみに昨年2本目へ交換した♂88頭の内訳は


25g以上が計66頭と全体の75%

28g以上が38頭と全体の45%

30g以上は18頭と全体の20%

さて、2014年度はどうなるでしょうか

種親サイズが小ぶりですからね。

どうなるか正直今期は分かりません。


 

 

 

 

 

 

今回は我が家2013年度ブリードの総括

 

血統と血の配合量

菌床と添加剤

温度管理

 

今回は血統と血の配合量について、我が家のブリード実績及び

久留米ブリーダーさんの羽化実績から検証してみたいと思います。

 

これで久留米産地も少し詳しくなる

 

 

 

2013年度・優秀な久留米血統(系統)

 

マツノインセクト2011年8番

2013年度・久留米産羽化最大サイズはご存知ドルクス黒王さん。

88.4mmという想像を遥かに超える驚愕サイズを作出されました。

久留米でも、能勢、川西産地に十分対抗できる。

今後に夢を与える、ただただ驚愕の羽化報告でした。

この報告を知った松野御大、俄然やる気倍増らしく

 

その種親は雌雄共にマツノインセクト86mm同腹個体である

2011年1番♂82mmと2011年8番♀54mm

 

マツノインセクト2011年1番は羽化個体数が少なく、

市場に殆ど出回りませんでしたが、一方多産であった

マツノインセクト2011年8番は多くの久留米ブリーダー

種親として2013年度ブリードで掛け合わせされました。

 

そのマツノインセクト2011年8番でドルクス黒王さんが

88.4mmを作出されましたからね。

勿論飼育技術あっての驚愕羽化実績にほかなりませんが

やはり2013年度・最強血統(系統)と称したい。

 

その他2011年8番ですが、私の知り得る情報ではshimaさん

B団ともさんが8番♀による完品86mmを作出されています。

 

安定感より一発がある。

勝手ながらそんな血統(系統)といったイメージを持っています。

 

 

メルリン2011年10番血統(系統)

我が家2013年久留米自己ブリード15ラインですが

1番~6番種親♂はメルリン2011年10番82mm

1番は羽パカ86mm

2番は85.8mm.85.1mm羽化後★

4番は85.1mm

5番は85mm

7番~12番種親♂はB団2011年83.2mm

7番83mm

8番83mm

12番は

羽パカ86.6mm羽化後★

13番~15番種親♂は

OOKUWA BLOOD2011年4番82.3mm

13番~15番は添加剤を強めに配合した影響があり

残念な結果となりました。

 

 

1番~6番の種親メルリン2011年10番ですが、

やはり想像以上に優秀な種親として頑張ってくれました。

ただただ感謝。

次の世代に夢を託したいと思います。

 

メルリン2011年10番ですが我が家以外でも、

sendoさん2013年1番ラインである自ブリ♂84mmと

メルリン2011年10番♀51mmの掛け合わせから

最大86.3mmを筆頭に4頭もの85mmアップを作出。

 

またGONGONさん2013年12番ラインではshima1007

H23-8♂832mmとメルリン2011年♀52mmの掛け合から

里子含めやはり4頭もの85mmアップを作出されています。

 

お二人も裏の工夫を含め、拘りが半端ではありません。

飼育技術、飼育努力があって達成した。

そう思います。

 

それを踏まえても血統の潜在的パワーを感じずにはいません。

こちらは安定感のある血統(系統)という印象です。

 

 

 

 

メルリン2009年11番血統(系統)

我が家のメルリン2011年10番血統ですが、

メルリン2009年11番とメルリン2009年10番との掛け合わせ。

 

我が家は予てより2009年10番の血統(系統)に注目して

おりましたが、今年久留米ブリーダーさんの羽化実績報告を

聞く中で、メルリン2009年11番のポテンシャルについても

個人的な評価が高まっています。

 

カネクワさんは、メルリン系の累代個体により今年

87.4mmを作出されていますが、その掛け合わせは

メルリン2010年8番♂82mmとメルリン2009年11番×2009年1番)

♀52.3mmから。

またメルリン2009年11番×2009年1番)のインラインF2から

86.4mmをも作出されている。

 

その他ではクマモンさん最大86mm、きくまるさん最大86mmが

確か血の配合としてメルリン2009年11番の血が25%入っている。

 

マツノインセクト血統では遡っての血の配合量が不明なわけですが

カネクワさんの特に87.4mmの配合は興味深いですね。

サラブレットに見る奇跡の配合量を具現化されています。

 

 

 

 

 

血の配合量について

これはOOKUWA BLOODですからね。

 

我が家としては、検証を続け注目している拘りの着眼点。

将来における血統作出にあたり、どれだけの血の濃さが影響を

与えるのか?

流石にここは秘密な部分でもあるわけですが、

2013年度ブリードで感じた事を少しだけ記述したいと思います。

 

※あくまでも我が家2011年~2013年度におけるデータによるものです。

 

 

1世代前(両親)50%配合の影響は全く感じない。

1世代前(両親)インラインF2とのアウトライン50%配合では

むしろ好結果のケースが多い。

1世代前全てアウトライン(♂♀両親全て)は相性により不発も有り得る。

2世代前75%以上から多少の影響を感じる。

 

 

血の配合については一過性では分かりません。

色々考えながら取り組んでおりますが、果たしてそれが正しいのかどうか?

それ以外に種親の形状。

菌床や添加剤からのアプローチ。

 

それら妄想を楽しみながら、マイペースで取り組むことが

やはりハマ、性に合っているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014年品川オフ会続報!・2013年度飼育データ更新他

2014年08月16日 00時00分01秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

我が家の夏休みは沖縄旅行がありましたから。

遠出を控えた静かなお盆休み。

昨日はブリードスペースのある市川の実家で兄弟夫婦

が集まり、プールやら、スイカ割りやら、カルタとりやら、

カラオケやらと賑やかでした。

あっ、当然カラオケは歌って踊りましたがね。 練習も兼ねてね

 

 

mindさん

くわるどさん

くわがたの里さん

孫兵さん

アルデンテさん

上記ブリーダーさんのブログを

OOKUWA BLOOD トップページRSS設定へ

追加登録させていただきました。

 

  

  

 前回記事アップ翌日は、訪問者数が324/日

そしてPV(閲覧数)は2013年10月2日

2013年度2本目へ交換その1 

の952/日PVを更新する988/日PVでしたね。

1,000/日まであと僅か。 

 

 

 

やはり今回のオフ会に注目が集まっていることは事実。

ビークワ土屋さんとの打ち合わせはメルリンさん。

そしてGullさん、よしくわさん、paxさんにもオフ会告知を含め

ご協力いただいております。

 

 

そうです!

オオクワガタが好きで盛り上げたいという方々!

嬉しいですね。

 

 

どうやら9月13日(土)は品川の地に、

オオクワブリーダー精鋭が集結しそうです。

 

能勢YG血統を代表するトップブリーダーである

SBCマサレッドさん、そしてhizoさんが

遠方より久留米トップブリーダーmasukoさんも

あのフォレスターさんも調整中。

 

そして川西産地を代表して奈良輪収容所からは

囚人1号さんの参加が決まりました


その他mindさん、杢目さん、トレハさん、タケセイヨウさん、

mustarさん、ougoさん、こちろさん、noaさん、孫兵さん

と続々参加予定❗️

 

 

まさにオオクワブリーダー夢の祭典!!

盛り上がってきましたよ~

 

ビークワ座談会の方もどんな話題が

飛び出すのか?!想像がつきません。

 

これはまたとない機会だけに、オオクワブリーダーの皆様は

ぜひぜひ奮ってご参加下さいね

 

※尚当日手土産等の持参はご遠慮お願い致します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、我が家2013年度ブリードもほぼ羽化個体が揃いまして。

当HPにて以下データを集計UPしております。

OOKUWA BLOOD2013年飼育データ

OOKUWA BLOOD2014年飼育データ

余剰個体販売について

 

余剰個体については、我が家はここ数年種親候補以外、

お世話になっている昆虫ショップ・マジックフォレレストさんへ

全て委託販売として持ち込んでおります。

 

2015年久留米ブリードをご検討の方。

興味のある方はお早めに問い合わせまでお願い致します。

次世代の久留米、熱いと思います。

是非ご検討下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 2013年度85mmアップ個体

2013-KU-503.♂85mm

 

 

  

血の離れたアウトライン。

特に我が家初となる85mmアップにつき感慨深い個体。

5番は♂2頭のみだが、特出する頭幅30.2mmが

その存在感を際立たせる。

 

 

 

 

 

 

2013-KU-405.85.1mm

 

  

不全★ながら特大サイズも羽化した4番ラインから2頭目の85mm。

なんとか尻出しも最小限度に収まり、期待の種親候補となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2013-KU-214.85.8mm 

  

還元率の良い2番ラインから3頭目の85mm。

蛹化前、発酵マットへ移動し大きな螺旋状の蛹室から

完品で羽化した個体。

大顎が先端を向き、左右対称で長さもあるお気に入りの個体。

 

 

 

 

 

 

 

そして1番・2番・4番・5番・12番の次世代秘めたポテンシャルに続く

我が家のラインはこちらの7番・8番です。

 

 

2013-KU-707.83mm 

我が家2013年4番と♂♀が逆の掛け合わせがこの7番ライン。

♀種親はメルリン2011年10番53mm。

正直安定感に欠けるラインではありましたが、メルリン2011年

10番のポテンシャルについては最早説明が不要。

 

 

 

 

 

 

2013-KU-801.83mm 

 

逆に安定感があったのが、この8番ライン。

 

♀種親はメルリン2009年10番86.1mm直仔がメルリン2011年1番52mm。

 

 

♂が少なく残念でしたが、どれも美形で暴れも殆ど無いラインでした。

 

 

 

 

次週は2013年度の統括を勝手気ままに記述させていただく予定です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

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2013年度羽化報告その3・2番ラインからの最大羽化報告

2014年07月26日 00時00分00秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

ただ今沖縄。予約投稿。

 

バイクにkey差し込み~
闇の中 滑り込む~
すべてが消え去るまで~
風を切り 突走る  J.Boy~
Show me your way~




夏が来ると思い出す。

この季節は無性に単車でぶっ飛ばしたくなる。

独身時代はそれこそ毎週のようにツーリングに

出掛けていました。



まだ見ぬ景色・瞬間。

高原の新緑と風の匂いを感じる。

見知らぬ仲間との出会い。



そのどれもがツーリングの醍醐味



ちょうど25年前の今頃。

20歳の夏休みに40日間の日本一周野宿の旅として

全国を回っていました。


見ず知らずの家へ泊めてもらったり・・・

キャンプファイヤーで野球拳をした女性が最後には

下着1枚になったり・・・


漁船に潜り込み一泊したり・・・


今振り返ると実感しますが、若い時しか出来ませんね。

 

 





ツーリングとは別に、単車を趣味として少しづつ自分だけの

オリジナル・カスタム化にしていく過程もまた実に楽しく。

 

 CB400SF

1992年の発売から間も無い時期に購入しました。

その後この単車は爆発的に売れたため、街を走ると良くすれ違う。

私の性格上、必然的にオリジナル・カスタム化に拍車が掛かり。

本体価格よりもカスタムにお金をかけてね。

 

ヨシムラ手曲げ集合管、オーリンズのサスペンション。

バックスステップ、ウインカー、ハンドル

サイドカバー、フロント&テールカウル等々。

 

mustarさんのレベルには程遠いですが。




ツーリングは採集。

そしてオートバイカスタム化とオオクワガタの累代飼育。

自然回帰。



格好良さ・存在感を求めて。

自分だけのオリジナルを作り上げ所有する満足感。

 

ただどちらも自己満の極みで女ウケは全くしないという。






 

 

 

 

 






2013年度羽化ステージ終盤を迎え最大蛹に注目していた最中。

実は我が家で2013年度3頭目となる85mmアップが

羽化していました。

 



2番ラインは3本目への交換時には幼虫体重がそれほど

伸びておらず2013年5番・4番・1番の次、4番手と目しており。

それほど重くなく、しかも発酵マットに移動させていた

ノーマークの中から、自己ギネスを更新する最大サイズが

無事に羽化してくれました。

 



お尻の引っ込みも早く、縮みもそれほど無い。

しかも発酵マットへ移した幼虫からの羽化。

そうです、最終マットからの85mmアップ。



裏の飼育データを振り返ると2本目交換時には『大きな居食い』

これはマットへ移行してもその傾向があり、螺旋状に蛹室を

形成しているマットならでは?の珍しい形。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



引っ張りましたがそれではご紹介します。
  

 

 KU-214

 

 

 

 

 

 

 

 

このKU-214  大顎は長くありませんが、左右対称で

顎の先端が上を向く直線的なフォルム。

また厚みもありますが、横ではなく縦に伸びてくれました。

艶があり母親のメルリン2011年2番似か。

 

 

 

 

 

 

その他に同じ2番ラインから84.5mmも羽化しています。

こちらはふっくらと少し丸みがありまして。艶消しボディは父親似?

KU-205

 

 

 

 

KU-207

 こちらは残念ながら羽化直後★に

 

OOKUWA BLOOD 2013年飼育データ更新・修正・7月29日

 

 

 

同じ♂親ではありますが、前回取り上げた1番ラインと2番ラインの違いとして

横(幅)か、縦(長さ)か。

大顎先端の形状。 

2番は暴れが少ない。

2番は終盤型の成長曲線で還元率が良い。

栄養吸収力の違いか?

同じ菌床で育った1番・2番強制早期羽化♀サイズ

でもそれは明らか。

それが羽化サイズアベレージの違いでしょうか。

 

 

 

といっても我が家の羽化サイズアベレージは飼育スキル

同様まだまだ。  

今後の課題です。

 

でもね。

存在感のある美形大型サイズに目標を定め、
 
手塩にかけて育てきた一年間の集大成。
 
 

やはり感慨深いものがあります。

 

 

 

 

 

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首都圏久留米党オフ会・2013年度1番血統飼育データ

2014年07月21日 07時57分59秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 
次女も3歳となりますので。

遠出を控えていた我が家も来週の週末はいよいよ

待ちに待った沖縄への家族旅行。

 

また健康診断も8月に控えており、この1ヶ月は

ランニングとサウナでダイエット中。


早稲田には銭湯が多くあるので、ランニング帰りに

立ち寄ることも。

サウナの後の水風呂が最高です


 



まずは告知から。

首都圏久留米党オフ会を開催します。

日時:8月2日(土) 18時~

場所:品川駅近辺


カネクワさんの久留米87.4mmアップ報告で久留米も

次の大型ステージが現実化しましたね。

不全ではチラホラ超大型実績もあるようで・・・

先行する能勢YGも大型化の中で通ってきた道なのか・・・



ただ久留米を飼育されているブリーダーさんから

今年の羽化状況をお聞きする限り、特に35g前後の

大型幼虫からの蛹化・羽化にはまだまだ大きな壁が。



正解は見えずまだまだ未知数・・・

大型化には血統背景の要因が大きいですが

それぞれ飼育環境に適した管理・温度帯・餌。

その複合的な要素をどうやってものにしていくか。



またそれとは別軸に、将来の超大型化を見据え

他がやらない高添加の餌による首都圏久留米党の

検証がAKVプロジェクト



その来期取り組みをテーマに今回議論します。

久留米に適した添加剤、合わない添加剤。

菌糸の持ちが良くなる添加剤があるのでは?

これがAKVプロジェクトの探求テーマ。


久留米産に興味ある方は是非お気軽にご参加下さい

ちっともお気軽感は無いかもしれませんが。

ブログでもHPでもご連絡をいただければと思います。



久留米以外を飼育されていても構いません。

久留米に力を入れていきたいブリーダーさん。

首都圏久留米党・新規党員募集です







さて我が家の2013年度ブリード羽化ステージも

いよいよ大詰め。




その中でも今回は我が家でも幼虫体重が乗り期待値の

高い2013年度1番ラインの羽化報告をさせていただきます。



我が家1番ラインはメルリン2011年10番86.6mm同腹

♂82mmと、マツノインセクトで直接購入した86mm同腹

♀53mm2011年8番を掛け合わせた久留米2013年度

期待の鉄板ライン。


しかも多産だったこのマツノインセクト2011年8番は

皆さんのところでも大きな幼虫が多かったですからね。


その期待ラインの我が家の結果は・・・



 

完品羽化は83mmにとどまり・・・

 KU-108

 

 

 

 

 

羽パカオンパレードという厳しい結果に・・・

 KU-105

 

 

 

 

 

 

 



この1番ラインから羽化した我が家♂ですが、他のどの

ラインよりもひと目で分かりやすいというね。

画像の通り皆やたら太い。

また横に出る系統だからなのか、オアシス菌床で育った

♀を高添加仕様で育てた影響からなのか

そして羽パカがやたら多かった。


この二つの特徴は顕著でした。



ただどれも平均的に大きくなっておりこれは特別な血

であることは明確。

次世代が楽しみな血統であることに疑いの余地はありません。


 


ちなみに2014年18番ラインは、この1番ラインから

強制早期羽化させた♀を使っておりまして。

高添加菌床で育てているので、18番ラインの最終羽化

個体がどうやるのか

注目したいと思います。

次世代へリベンジへ

 

 

 



そしてあの12番・28g蛹もいよいよ羽化までカウントダウン



果たして無事羽化してくれるのか


 

 

 


なんか顎がズレてね・・・

 

 

 

 

To be continued





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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久留米羽化ステージの難易度

2014年06月29日 23時33分34秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 
 前回のブログでは、目標にしていた久留米産85mmアップ

の報告をさせてもらいましたが、全国津々浦々のブリーダー

さんから温かいお祝いのコメントを賜りました。


この場を借りて御礼を申し上げます。

皆様どうもありがとうございました。

 

 


2013年度は久留米表年。

転機の年であった2012年は「勝負」とばかりに

優秀な種虫を集めただけあって、楽しませて貰っています。

 

振り返れば、今から1年9ヶ月前の2012年9月26日

「種親候補:来期最強の補強その1」

にて種親♂紹介の際「85mm複数頭アップ」

を宣言していました。

 

 

 


 

 

今のところ5番に続いて、4番からも3週間前に1頭良いのが

羽化しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色艶があり、顎の先端が上を向き、大顎の張り出しもあり存在感のある

久留米らしい、それは実に惚れ惚れする個体。 自画自賛 

 

 

ただ、残念なことに3週間、お尻が少し出ての85.2mm

微妙です

果たしてお尻が引っ込み85mmをキープするか?

84mm台に落ち着いてしまうのか?

久留米85mm複数頭への道程は簡単ではありません。

もう少し後、確定次第報告したいと思います。


 



 

 

その他には2番期待の蛹がいましたが、これは85mmには

もう一歩届かず。

 

 

 

 

我が家では残る大型への期待の蛹はこの12番のみですね。



12番KU-1202最大幼虫35.9gがようやく蛹になりまして。

 

 

 

 

 

 

 

幼虫時から長さに注目していた幼虫。

 

 



蛹化の気配が無かったKU-1202はセミ化と菌床劣化→暴れを嫌い、

あえて菌床ボトルから発酵マットへ入れ替えています。

その後すぐに電気毛布で包み、蛹化を促進させたあの幼虫。

 



実は蛹室を形成し、蛹化したと思い込んでいましたが、

皺の状態から長らくそのまま。

管理温度もありますが、前蛹を経て24日後にようやく

蛹化を確認。



その後、今度は発酵マットから上の4番蛹室へと移動しています。





ちなみにこの種親♂はともさんからの♂83.2mm(85.4mm同腹)
とゲバゲバ90さんからの♀52mm(82.5mm同腹)

そして注目すべきは種親♀の血統背景。

種親はメルリン2009年11番と2009年2番。

分かる方には分かりますね。

 



これはメルリンさんの2011年3番と同腹兄弟同士の掛け合わせ。

還元率の良い2009年2番の血が入っている系統。

その本家メルリン2011年3番の♀を使い、

今年ともさんが自ブリメルリン系♂との掛け合わせから

今年85.7mmを作出されています。

 

グリーンさんのところにも2011年3番♀も37.4g→38.4g。

36gといった大きな幼虫がいますよね。


メルリン2011年3番は久留米ではマツノインセクト2011年8番に続く

2013年度の有望の系統。




蛹が長くて還元率が良い。

どうなんだろう?

これは期待せざるを得ませんね。

 

 

 




しか~し、画像を良く見ると尻の先端形状がなんか変だぞ

これはアカンのちゃうか









これが久留米の羽化ステージにおける難しさか

4番の完品85mmアップ。

12番の完品羽化。

どちらも黄号信号ですがどうでしょう?

 



良くも悪くも結果は悠久の時を経てにて更新します

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2013年度・羽化報告その1

2014年06月21日 00時00分01秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育


 

 

前回記述の2ショット画像ですが、ゆかりちゃんの左側のみ

トリミングして保存した方もいたとかいないとか。

右側のみ画像保存をされた方は、よもやいないでしょうが

もしいらっしゃいましたら・・・

報告は何卒ご遠慮願います。 

 

 

 

ワールドカップ1次リーグもギリシャとの引き分けで厳しい状況に。

次のコロンビア戦に勝利し、更に強運を引き寄せ

どうにか次のステージ、決勝トーナメント進んで欲しいところです。 

 

 

 

本日6月21日は45回目の誕生日

先程まで高田馬場塚田農場でココペリさんとまして。

お店のお客さん全員でお祝いして貰いました。

起きたら、子供たちからは何かプレゼントを貰えるかな

 




ちょうど2年前のブログでしたね。

久留米大型血統によるブリード元年。

2011年度の目標に掲げた自己ギネス83mmアップ

の羽化報告をさせて貰いました。



あれから2年ですか。




特大羽化報告が続いているブリーダーさんからすれば

特出すべきことではありません。


ですが立てた目標へのプロセス。

仮説&検証。

ブログ媒体を使った話題の提供、そして趣味を通じた皆さんと

の交流を楽しめていること。


また今年初めてといえる久留米大型幼虫からの羽化ステージに

おける難しさに直面しているものとしては、一つの壁をクリアした

事を素直に喜びたいと思っています。



既に首都圏久留米党メンバー、メルリンさん、川又店長には

報告させていただきましたが、誕生日の記念という事もあり発表します

 

 

 




久留米85mmアップ達成です!

 

 

  

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

 

 

  

 

 


この個体はメルリン2009年10番を♀親に持つ2011年10番♂82mmに

東京オオクワ2011年SP2♀52.2mm(85mm同腹)といった血統背景に

優れ、血の離れた掛け合わせからの羽化個体。



♂のポテンシャルはもはや説明不要86.6mm同腹82mm。

我が家でも久留米85mmも十分狙える布陣で2013年度の

スタートを切りました。

しかしこの5番は5頭しか産まず。

ただ♀の頭幅が太い印象がありまして。

52mm台で16mmありましたからね。

そのポテンシャルを十分受け継ぐ迫力ある頭幅の個体が羽化しました。

その頭幅は驚異の30.2mm



これまでの補強種親も28mm台後半まででしたからね。

これには流石に驚きました

 

 

 

この5番ラインですが3本目交換時、♂2頭の体重は38gと35.3g

これまた我が家では注目に値する途中経過。



その後蛹化ステージで紹介させていただいた通り昇温からすぐに

最大38gが暴れてしまいまして。


その後隣の35.3gも移動?暴れ?

ここは決断とすぐに発酵マットに移動しており、4月末に蛹となり

5月23日に羽化しています。

発酵マットからでも問題なく羽化したんですね。

 


ちなみに暴れた最大体重38gは羽パカ83.8mm。
頭幅はやはり大きく29mmでした。

 




また手にした重量感は今までとは別格。

久留米大型血統中心のブリードを始めて丸3年。

「この子孫を残したい」

そう思える個体にようやく出会えました。

それが何より嬉しいですね。

 

 

まだ羽化待ちの個体もいますので、また異なる系統、

異なる形状の種親候補に出会えることを期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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雅パパさんゴルフ対決&残念な個体

2014年06月07日 08時36分10秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

お疲れモードを吹き飛ばせ

本決算が締り、少し落ち着ける時期となる6月初旬の恒例行事。

先日今回で3年連続3度目となる「雅パパさんとの恒例ゴルフ対決!」

に行ってきました。


今回は「ゴールド佐野カントリークラブ」



メンバーは私・私の友人・雅パパさん・雅パパさん同僚の方といった

4名でのラウンド


ゴルフといえば、ここ数年は得意先のコンペか、父親との親子対決か、

地元同級生とのラウンド程度で年2~3回ペース。 

練習もラウンド前に少々といった程度。



ただセミプロである雅パパさんとのラウンドですし、ブログネタとして

毎回取り上げている訳で

今回も得意の「妄想トレーニング」を繰り返し、どうにか仕上げてきました。



こちらのコースは雅パパさんが6~7年前に出場された、栃木県予選大会コース。

見ての通りそれはそれは手入れの行き届いた本格派の素晴らしいコース。

私の友人も大満足でした。

関東も梅雨入りとなりましたが、なんとか雨も持ちこたえベストコンディション



さて肝心の内容ですが、1番ミドルホールは惜しいパーパットを外したものの

ボギースタート



しかしですね、やはりメンタルなスポーツ。

「ちょっと今回良いかも?」などと期待を膨らませ、気分良く2番ホールへと

向かいましたが、途中ふと会社からの重いメールをチラ見してしまいましてね。

いやいや参りました。次の2番ホールはなんと11打

結果53という相変わらずの低レベルスコアで前半を終了。

雅パパさんの方はといいますと、相変わらずドライバーが飛ぶ飛ぶ!!

280以上飛んでましたからね!

前半終わって41と流石のスコア。

そして私以外、皆さん前半は40台。


「こりゃちょっとマズイな、気合い入れねば」と闘魂を注入




後半戦はいつものオヤジギャグを控え、スマホの電源を切りゴルフに集中。

その甲斐あってか、前半は4連続パーと謝・敏男バリの好スコアを連発 

その後も何とか粘りまして、後半43のスコアで目標の90台を達成

ちなみに雅パパさんは41、42の83とお見事なスコア。

レベルが違います



しかしここ最近のお疲れモードを吹き飛ばすような、楽しいメンバーでの

ベストコンディションゴルフ。

いや~久しぶりに楽しめました。

皆さんとは、秋の対戦を約束しゴルフ場を後にしたのでした。

雅パパさん、今回も幹事お疲れ様でした。













 

 

 

さて、もうひとつの土曜日。 「ゆうべ眠れずに~

そうそう、そろそろ「関東クワカラ予選大会」のカラオケ課題曲も

決めないといけませんね。

 

さて関東近郊の歌好き、歌自慢ブリーダーの皆様。

晩夏予定の「関東クワカラ予選会」ですが、

場所:品川駅近辺のカラオケBOX

日時:8月末~9月初旬の土曜日

時間:1次会オフ会&カラオケ3~4時間

人数:2~MAX5名程度

選曲:課題曲2~3曲  自由曲4~6曲程度(参加人数による)

予選会上位入賞者特典:

来年3月末waizuさんとの決勝大会参加資格他

バックリこんなイメージでしょうか?

 

これより当ブログにてあらためまして「関東クワカラ予選会」の

受付を開始致します。

歌好きの方。

浜省LIVEを堪能したい方。

ご連絡下さい

 

  

 

 

さてもうひとつ土曜日の本題。

九州久留米党のプレスリー、ブルースカイさんが

羽化後★となりましたが、久留米で88mmを超えるサイズの

報告がありました。

あともう少しだけに実に残念


正直★では色々とクレームをつける方がいることも考えられた

事でしょう。

しかし、久留米大型を目指すブリーダーからすればまさに痺れる報告

しかもそれ以上の大きさを誇る蛹が控えている。

久留米の大当たりラインのポテンシャルも凄いでしょう

来るかもしれません。久留米。ブルースカイさん2番ライン注目ですよ

 

 

 

そして我が家も羽化ステージとなり、一部ですが掘り出しを開始しています。

ただ不全や羽パカが多い。

これも大型ブリードの宿命でしょうか。 我が家の飼育方法、飼育環境に

原因がありそうです。

 

その中で4番最大KU-412.最大時37.4gの羽化が確認出来ました。

しかし良く観察すると動きがない

そこで気になり掘り出してみることに。

 

 

 

 

 

 

 

すると我が家にも既に★で羽パカながらもこんな個体が。

 

 

この個体の裏側

これぞ久留米「裏」ギネス 

ジョークです。

但しお尻がビョンと出てしまった不全個体でした。

★ですし不全では全く意味がありません。

しかし、我が家では初めて未知なる大型化の可能性を感じた個体。

抵抗感もあり迷いましたが、記録の意味でお恥ずかしながらも

掲載することにしました。

 

大型化への課題はなんだろうか 

血統 組み合わせ 餌慣れ 環境

それとも信念と情熱?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年度・蛹化ステージその3 4番・7番ライン

2014年05月17日 20時56分56秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育



皆さんのブログを拝見しますと、いよいよ2013年

シーズンも佳境に入ってきたことを実感します。


九州久留米党のダイジーさんは、本格ブリード1年目

ながら久留米で84mmアップ達成を皮切りに、

九州久留米党党首クマモンさんが、19番から長い

フォルムと感じる蛹体重26gの報告がありました。



虫蔵さんは7番から前蛹体重28g。

そしてブルースカイさんが2番から27.5g・28gと脅威

の蛹体重の報告が

我が家では今まで25gすら見たことがありませんが。

 


皆さんエースラインは流石に違いますね。

どうにか今年は久留米でも特大サイズが無事羽化して

欲しいものです。

 

 

また能勢YGではマサレッドさん、よしくわさんが共に最終40g

台からの蛹化を確認されているようです。

無事に羽化すると、一体どんなサイズになるんでしょうか

す~やんさん的な見地から勘案すると最終体重からの還元率

75%としても30g・・・ 

 

また私の知る情報ですと、昨年奈良輪さんが幼虫体重

48gから蛹還元率74.6%となる蛹体重35.8gという報告

がありましたね。

  


我が家では、最終結果は分かりませんが前回報告のマット

へ移行した5番ライン無事羽化して欲しいところ。

 



その5番ラインの血統背景を改めて紹介。

♂はメルリン2009年10番直仔のメルリン2011年10番。

そして♀は東京オオクワ2009年SP-2番。


実績あるメルリン2009年10番の血に対して、掛け合わせ

た♀は血の離れた配合で、血の濃いインラインF4。

メルリン2009年10番配合量25%



血統背景に拘る我が家でも特に爆発力を期待したライン。

また東京オオクワさん久留米SPラインは羽化実績も

素晴らしい特別な血統だと感じています。

川又店長、先日は有難うございました。  

 




そして今回紹介するのは最大サイズ2番目37.4gの4番ライン。

このラインはどれも暴れがありません。

期待値は高いのですが蛹の様子が見えず。

どうなんでしょう? 

KU-412.37.4g

4番はメルリン2009年10番配合量50%

♂は5番と同じくメルリン2011年10番。

♀はB団ともさんからの2009年10番とshima1007.

2009年6番を掛け合わせた個体。

注目すべきは85mmアップ複数頭という羽化実績。

蛹化ステージまでは、♂♀共に同腹85mmアップ複数頭

というポテンシャルを十分感じています。

 

 



その掛け合わせと♂♀が逆となるのが我が家7番ライン。

これは逆に最も暴れやすい傾向のラインでして。

KU-716.35.2g

それでも最大35gはなんとか踏ん張り、この状態で蛹化しています。



なにせ昨年の蛹化ステージは妄想レベルにさえ至らずでしたからね。

羽化結果は分かりませんが、折角ですので期待のラインは

ブログネタとしてご紹介させていただきます。

 

我が家は大型作出をメインとしたブログですので、2014年度も

やはり置かれた環境で、最大限にポテンシャルを引き出すこと。

そして今年もワクワクするような期待の幼虫が、誕生してくれる

ことを期待したいですね。

 

次回は2014年度産卵セットのご紹介です。

まずは産ませないといけませんね。

 

 






 

 

 

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昆虫フィールド86号&2013年度蛹化ステージ状況その2

2014年05月10日 22時35分17秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 


そういえば、昨年11月16日、名古屋で開催された

マツノインセクト「松野さん20周年記念パーティー」の模様が

昆虫フィールド2014年NO86.春号にて取り上げられています。


パンチの効いた私のオヤジギャグ含めて。

若山編集長、この度はありがとうございました。


当日は松野御大のお祝いという趣旨もあってか、やはり大型血統

による久留米ブリーダーが主体でした。


また会場が名古屋でしたので、近畿エリア中心の名だたる精鋭

ブリーダーが集いましたからね。

幹事として本当良い記念になりました。


 

 




そしていよいよ今年の集大成となる羽化ステージへと突入


そろそろブリーダーの皆さんも、期待と不安で日夜ドキドキ

ウオッチングの時期でしょうか

かくいう私もそのうちの一人

広報担当とはいえ首都圏久留米党党首の立場、そして

昨年のリベンジもありますしね。

そろそろ我が家でも久留米産で結果が欲しいところ。



ただ浜田・紹興酒にさほど焦りはなく。

仮に私がズッコケたとしてもね、首都圏久留米党メンバー

2大エース主水さん、kazさんが控えていますし

最近復活した?低温飼育のpaxさんも静かに燃えている。

ポチさんは来年か。


また久留米復権ということでいえば、松野さんパーティーに

ご参加下さった方々からも、今年は凄いのが出てくるでしょうから。

競い合う刺激があれば良いなというね。







その我が家の2013年度蛹化ステージその2

ですが昇温から45日を経て現在約9割が蛹化となりました。

 

今回ブリードスペースの冬期温度を、今までのワインセラー管理温度

よりも高めの設定だっただけに、上手く温度ショックが掛かるかどうか?

セミ化も含め不安要素がもありましたが、そこはひとまず無事クリア

したと言って良いでしょう。


 



暴れも落ち着きました。

結局♂で計14頭ですので全体の約2割程度ですか。

ちと微妙な蛹化ステージ状況ではありましたが、まあ良しという事で。

 

そしてその殆どが発酵マットへ。

ラインとしては、7番が昇温からの暴れが比較的多い(暴れやすい)

ですね。

2本目さほど体重が乗らなかった2番は逆に暴れなかった。

またなんとか35g以上も半数は粘り、暴れず蛹化していますので

そこはある程度期待したいのですが、32g以上で目視出来る

蛹がどうも小さいような気がしてならない。 大丈夫か?コケるのか?

 




また暴れると一般的にはダイエットして体重は落ちますが、

今回のような初期交換の場合、果たして羽化サイズに大きな

影響を及ぼすのかどうか?

蛹室作りが下手なだけ?

菌床水分量などの影響?

発酵マットではすんなりと蛹室を作る。

暴れなくとも還元率が悪い幼虫もいる。

そもそも個体差で暴れても大きくなる個体は大きくなる?

nabeさんの話では能勢YGで暴れて85mmUPのケースも

あるようですし。



2013年度については、暴れ初期に発酵マットへ移行した

サンプル数が多いので、この「暴れと羽化サイズの影響」

については羽化後にあらためて比較したいと思っています。

 




でね、何で暴れについてくどくど記述しているかと申しますとね。

発酵マットへ移行した蛹がデカイんですよ

それは2013年5番.38gと35.3g

※画像35.3g

実はどちらもマットに投入し既に無事蛹化しています。

38gは昇温後の3月末、すぐ暴れたために菌床ボトルへ投入

その後暴れが収まらぬために発酵マットへ

幼虫最終体重は33.8g

その後4月末に前蛹となり5月初旬蛹化確認。




一方の♂35.3gですが38gのケースがありましたので、

移動した形跡があった4月中旬に、思い切って即発酵マットへ

幼虫最終体重33.9g

その後4月中旬に前蛹となり4月末には蛹化を確認。

ちなみに33.9gは26度~27度管理。

33.8gは23~24度で前蛹期間を管理しています。

 

※暴れについての検証ともう一つの検証

「前蛹期の温度管理について」


BE-KUWA「ギネスブリーダー養成プロジェクト」ハルさんによる

「前蛹期の温度条件はクワガタの体格と大顎の成長に多大な

影響をおよぼすと考えられる。」

「栄養状態の良好な大型♂幼虫は、前蛹前期の幼若ホルモン

濃度が高く、前蛹後期に大顎原基の細胞増殖が盛んに起こるため

に立派な大顎を持つ大きな成虫になる。」

♂の体格や大顎の発達を促進するには前蛹の外観が変化し

始める前蛹期以降の低温管理が有効であり、これらの時期を

高温で管理すると、幼若ホルモンが早く分解されて消失し、

幼虫元基は成長しきらないうちに成虫器官に分化して

大顎の発達が悪い小型蛹になると考えられる。

 

要するに前蛹期の低温が大型化に有効であるという事ですね。

 

ただ全ての幼虫が同じ時期に前蛹から蛹化する訳ではありませんし

低温を続けることで蛹化しないといったリスクもありますからね。

冷し虫家など複数の温度管理の可能な方しか、現実的に厳しいかと。

 

ですが今回の我が家はガラス瓶と発酵マットだけに、観察がしやすく

幼虫から前蛹へと観察が出来たことが大きく。

 

またこの2頭の他に、数頭のサンプルがありますので大型羽化実績

だけでなく、その辺りも今後興味深く観察を続けたいと思います。


 


ただ2頭とも不全というオチだけは全くもって勘弁ですが







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2013年度・蛹化ステージ状況

2014年04月27日 00時43分52秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

いよいよ2014年GWがスタートしましたね。

といっても先程まで遅延している現場の立会いでしたが。

 

 

 

 

 

我が家は7月に沖縄旅行が控えていますので、GWは近場の行楽地で

子供達とワイワイと楽しみたいと思っています。

 

 

 

 

さて2013年度ブリード状況です。

整理の目的でここまでの2013年度を振り返ってみます。




我が家は2011年度、2012年度までの「ワインセラー」「レンタルスペース」

いった異なる飼育環境からの比較検証を続けてきましたが、

2013年度からは「転機の年」位置づけ、実家ブリードスペースでの

エアコン管理によるオオクワブリードをスタートしています。


環境•菌床•血統を心機一転し、6月中旬から1本目へ投入を開始。

産卵ステージは概ね成功し、約220頭と当初の予定飼育数にて

久留米オンリーブリードをスタート。



少し例年より高めの温度管理から、約100日後となる10月中旬に

2本目へ交換を開始。

結果、最大35gを筆頭に30gアップが17頭という久留米としては

幼虫体重がそこそこ乗った状況。


また2013年度は、どういう訳か1本目オアシス菌床が例年に比べ体重の

乗りが今一つというブリーダーさんの報告もあり、こんな我が家でも

やや注目を集めた感が。


この辺りから、ブログ閲覧数も増えてきており「転機の年」と思い切っ

取り組んだ成果 などと久留米大型羽化作出ストーリーブログとし

てはまだまだ楽しみが続くといった2013年度ブリード状況でした。

 

 



そして次の3本目への交換。

ブログにも記述していますが、失敗要因もあり、全体的にもう一つ伸び

ありませんでした。


30gアップ数は41頭と全体の58%ですが、33gアップ数は16頭と1本目から

すればもう一つもの足りず。

当初の交換時期も100日目となる1月末を見込予定が、食い上げ(劣化)

あって90日未満での交換となり、3本目の菌床の持ちにやや不安の

残る状況となりました。

 




さて問題はここから。

冬期温度管理を経て、昇温を開始する中で、暴れ•セミ化•不全といった

最終ステージでは、ある種大型羽化の宿命といえる階段が待ち構えてい

わけです。



その冬期温度期間を20度前後とやや高めの温度で管理して約80日。

昇温は都内の桜が開花した3月25日より開始して30日。

 

 


さて我が家3本目の状況です。


予想より蛹化は想像以上にスムーズですね。

ちょっと例年より早いような気がします。

♂は判明出来る蛹が4頭。

蛹室を作っている♂は7~8割。

シワの入った幼虫や前蛹状態の幼虫が5割程でしょうか。

予定では6月中旬頃には羽化のピークを迎えるものと思います。

よって約1年サイクルかと。



そして気になる幼虫の暴れ

これは♂で合格ラインとしている全体の1割は余裕で超えています。

間違いなく2割は越えるでしょう。



そして残念ながら35gアップも4頭程暴れてしまいました。

幼虫最大サイズ38gの5番もマットへ。

 

クマモンさんブログにもありましたが我が家では早期羽化の成功例を踏まえ、

暴れてしまった♂は発酵マットへのボトル交換を進めています。

 

この時期(段階)では蛹室を形成するだけと思われる為、即マットへ移行している。

暴れた幼虫を予備菌床へ変えても落ち着かないケースが多く更に体重を落とす。

蛹室の形成が発酵マットの場合比較的早い。

水分量、硬さの調整がし易い。

 

メルリンさんとの話では暴れてしまったら、流石に85mmは難しいようです。

 

 


その「暴れ」も大半が蛹室の形成をほぼ完了していますので、もうそろそろ

落ち着く頃だと思いますが。

 

 

今回のキノコ発生を防いだ2013年度冬期温度管理方法。

暴れ対策も含め羽化個体が揃わぬ段階ではなんとも言えません。

しかも点ではなく、今までの管理状況がつながっていますから

簡単には判断出来ませんね。

 

我が家のエアコン管理のブリードスペースの温度ブレ。

3本目の期間が予定より長くなってしまったマイナス要因。

2本目の失敗要因で、雑菌が混入したかもしれないといった要因。

 

こ辺りはまだまだ飼育管理が不十分ですね。

 

 



 

それでも期待の幼虫は我が家にも少なからずおりまして。

 

 

 

 

最悪暴れが止まらないような状況も想定はしていましたから。

まあどうにかここまで辿り着きました。

1ラインで多数の大型作出。

これは実感として、なかなかどうして簡単にはいきません。

 

 

残るは羽化ステージにおけるセミ化と不全でしょうか。

2014年産卵ステージを含め、この2ヶ月間はドキドキワクワク。

楽しめそうです。 

 

 

 

 

 

 

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久留米表年の期待値・2013年強制早期羽化その3

2014年03月21日 22時34分56秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

2014年3月21日。東京の桜(ソメイヨシノ)

 

 

今日高知と九州各地で開花の発表がありましたね。

東京の開花予測は3月25日。

あと4日ですが、どうでしょう? もうそろそろでしょうか。

そうです

我が家の2013年度昇温も桜の開花に合わせる予定。

 

 

現状ボトル状況 (かなり状態の良いボトルをピックアップ)

 

 

 

20度で前後で管理しそろそろ3ヶ月となりますが、キノコ発生は完全に抑制されています。

確認出来る暴れらしき♂ボトルは今のところ2本程でしょうか。

ようやくここまでたどり着きました。

当初想像していたボトルの状態よりかなり良いと思います。 良く持ったなと。

ですがこの冬期温度高めで3ヶ月という選択が果たしてどんな結果を招くのか?

 

暴れ比率と羽化不全比率

セミ化比率

 

そして84mmを飛び越し、目標として掲げた久留米85mm複数頭UP!!

大型血統によるブリード3年目となる2013年度で達成されるか否か

 

 

楽しみではありますが、この冬期温度の影響が果たしてどうなのか。

す~やんさんの経験ですと、冬期期間をしっかり下げた方が

暴れ率が少ないとのデータもあるようです。

ですが温度帯が高めといわれている久留米産地。

失敗かどうかもあと3ヶ月。

一応昇温ステージにおける独自の対策も3つ程準備を済ませました。

 

 

 

久留米表年のクライマックス。 いよいよですね。

首都圏久留米党・九州久留米党・昨年マツノツアー参加メンバーの方々。

またその他全国津々浦々の久留米ブリーダーさんの最終ステージ

に羽化報告がとても気になりますし、本当に楽しみです 

 

 

やはり久留米ブリーダーの底辺が増えるには羽化実績です。

それもあっちでも、こっちでもというね。

 

正直我が家では能勢YG、奈良輪川西に追い付け追い越せといった

レベルには到底及びません。

どうしても今年、どなたかから久留米大型特大実績が欲しいところ。

期待したいですね。 

皆さん気合入れてお願いしますョ

 

 

 

 

 

我が家 勿体無い企画「幼虫販売企画」

メルリン2011年10番♂が衰弱しましたので、

2014年度ペアリング予定を変更しています。

興味のある方はHP問い合わせまでご連絡ください。

 

 

 

 

さて今回は我が家の早期羽化について記述したいと思います。

 

2013年度初めて久留米強制早期羽化に取組みました。

その結果ですが、1月中旬までに23頭中計10頭が羽化しています。

 

振り返れば2013年度・早期羽化チャレンジ検証。

170Lワインセラーとサーモ&パネルヒーターによる高温管理を実施。

(28度~30度)

 

途中その兆候が見られず、温度ショックをかけたり、暴れた幼虫を

800→1400ccへ交換したり、一部を発酵マットに移したりと色々試みました。

しかし良く暴れました。

 

ライン差も顕著だったこと。

暴れ幼虫に対する蛹室作りの手段として発酵マットがかなり有効だった。

 

特に発酵マット♂の暴れ対策についても実践する予定でいます。

成熟後(羽化前)の蛹室作りですので、菌床ボトルにする優位性はあるのかどうか?

まあ暴れないに越したことはありませんが。

 

 

話を戻しまして、途中暴れずおとなしくしているのは7頭のみでしたが、

結局最後まで暴れず2本羽化までの幼虫は3頭のみ。

大人しくしていたものの★となったり、♂だったり・・・

 

そんな中、強制早期羽化最大個体は2013年KU‐210

S3M→T.800といった高添加菌床リレーを経て16.3gから暴れず羽化。

それが最大サイズとなる♀51.5mm

その他、大きさはともかく高添加で暴れずに羽化した

2013年KU-128.♀47.2mm

2013年KU-803.♀49.3mm

この個体は東北の虎・虎壱さんからの同腹♂81.2mm(86.1mm同腹)

に掛け合せます。

 

 

 

 

この2014年17番メルリン2012年11番♀53mmですが、

paxさんから譲り受けた個体。

メルリン2010年8番という我が家にはいなかった注目の有望血統(系統)なんです。

また♂種親が共に2010年5番という微妙な血の配合も良い選択と自負しています。

何しろ2010年5番は美形で健全な血統(系統)ですからね。

 

 

そして虎壱さんの高添加の配合で無事羽化した♂に、

やはり我が家の高添加仕様で育った強制早期羽化との掛け合わせ。

この18~20番についても、2014年度ブリードにおいて注目している組み合わせですね。

 

paxさん、虎壱さん、この度は有り難うございました。m(_ _)m

先ずは累代に全力で挑みます

 

 

 

さて明日はいよいよwaizuさん、ougoさんとの対決

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年度・冬期管理状況&近況

2014年02月28日 23時29分15秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

年度末を控え、インテリア業界もかなり忙しく・・・

更にちょっと色々ありまして。

 

ある大手飲食店チェーンの海外初出店が決まり

日本食文化「和のおもてなし」の普及をテーマに、

東京ショールームを世界の研修センターにする。

その床改修工事が決定したり。

 

担当者退職により、通販カタログ5月号「冷感ラグ」

最終打ち合わせと担当引き継ぎがあったり。

 

増税前、この土日は2日で1.7億の予算を誇る、サンシャイン文化会館での

家具を中心とした得意先店外催事。

カーテン&カーペットブースでは2日間で600万の予算。

 

 

色々あるにせよ、マネージメントを含め、流石に多岐に渡る仕事をやり過ぎです。

幾らなんでも細やかな配慮なぞ到底出来ません。 

ストレス&愚痴ですが。

それだけに、少し立ち止まり、息抜きの為のブログ更新でもあり

 

 

 

 

 

さて、前回パート3に渡る渾身の種親紹介」。

一石二鳥、初の幼虫販売企画に対して、ここ数日

沢山とまではいきませんが、複数のブリーダーさんから

ご応募がありました。

 

実は我が家の2014年ブリードの優先順位を決める

最適な判断材料でもあると考えており。

 

どうしても採らねばならないラインが見えてくるという。

有言実行。やはり気合が入りますからね。

2014年度から大型血統による久留米にチャレンジしたい方

ご応募お待ちしております

勿体無い企画

 

 

 

さて我が家2013年度ブリード状況ですが、

1月初旬の交換から早2ヶ月。

我が家ブリードスペース冬期温度についてはこの2ヶ月。

実は例年より高めの温度設定を維持しています。

 

20度~21度ですね。

この温度帯ですと、我が家のブリードスペース管理では

キノコ(子実体)は全く生えておりません。

 

実は2013年度の冬期温度は16度か20度か?

どちらにするか?正直決め兼ねておりました。

 

しかしちょっとした実験を経た結果、20度を基準とする

温度帯を今期選択したわけです。

果たして、この温度から昇温を経て無事に羽化してくるのか

 

 

 

ですが全くの無謀な試みではありません。

2011年度ブリードでは、既にレンタルスペースによる23度

恒温温度帯のよるブリードを経験している我が家。

23度恒温でも、我が家久留米産は無事羽化しましたからね。

 

ただshimaさんの見解ですと

「超大型幼虫ではセミ化のリスクが懸念される。」

果たしてどうでしょう

nabeさんもセミ化を経験されていますよね。

 

まぁ正直駄目なら、2014年度で変えれば良いワケで。

別段私が困るわけではありませんからね。

 

 

何しろGullさんや、メルリンさん、masukoさん

東京オオクワ川又店長さん。

35g以上の幼虫がゴロゴロといるわけです。

諸先輩方は凄いですよね。

ステージが違います。

ただ上には上がいるという事実がまたやり甲斐があり楽しい。

 

 

 

自分を分析する習慣があるのですが、

私は起業家には向いておりません。

人の輪の中でワイワイガヤガヤと。

競い合うのが性に合っていると分析しており。

また程よい刺激がないと、退屈してしまう性質のようです。

これもまた人それぞれ。

楽しめれば良いわけですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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