まずは品川オフ会 のご報告から。
現在25~30名程の参加状況でしょうか。
新たにドルクス・タカさん(囚人5号さん)、ポチョJさん、
クワじいさん、Goshinさん、reonroiさん、
20年ぶりにブリードを始めようと思い立った川崎在住の方
から参加の連絡を賜りました。「HN:ヨロシクです!」
今回、能勢、川西、久留米といった各産地を代表する
トップブリーダーさんが集結するまたとない機会。
まさかいないでしょうが北海道、九州といった遠方から、
このオフ会に参加されるような方がいらっしゃれば
「遠距離特別参加賞」を考えております。
流石にそこまではないか
また産地間交流の目的のひとつは、新たにブリード始める
方が増えてほしい。
初心者の方には、少し敷居は高いかもしれませんが、
今年から、もしくは来年から、オオクワブリードを始められた、
始めようとお考えの方。
当日限定の素晴らしい特典を準備していますからね。 乞うご期待!
会場都合もあり、
8月31日(日)を締切とさせていただきます。
当ブログのコメント。
もしくは参加者の方まで、ご連絡下さい
それではご参加をお待ちしております。
今回は真面目に記述したいと思います。
誤解されずその本意が伝わるのでしょうか?
当ブログをずっとご覧いただいている方は何度か記述して
いるので十分にご存知かと思います。
ブログを始めるきっかけは、次女の生命が宿り娘の成長を
綴ろう。
きっと忘れてしまうようなことを備忘録として残しておきたい。
そして偶然の必然か?友人から譲ってもらったオオクワガタを
累代させてみようとインターネットで色々調べると、80mmアップ
という当時夢のサイズへ向け、その目標達成のため、より大きく
させるため独自の理論で仮説立て検証し、楽しんでいる方がいる
ことを知り。
なにやら面白そうだと。
また仕事に忙殺され、流されている自分に気づき。
あれやこれやと抜け落ちることがあまりに多く嫌になる。
そのアンチテーゼ的な思いから、趣味ならばこそ結果だけに
とらわれず過程を楽しみ、また縁あって選んだ久留米産地に
絞ることで、じっくりと仮説検証を進めていける。
熾烈な大型化には巻き込まれぬ範囲で。
それでも競い合い刺激し合うレベルでは楽しみたい。
またこの趣味の魅力のひとつが、交流の楽しみ。
おかげさまでこの趣味のブリーダーさんは皆さん良識ある方
ばかり。
こちらもライフワーク的趣味として楽しんでいる。
と、ここまではこれまで私が考え感じたこと。
そして今回の座談会&オフ会は垣根を越えたオオクワガタ
産地間交流が趣旨。
また業界最大手であるむし社にも取り上げていただける。
上記に記したようなこの趣味の楽しさを伝えたい。
そして新しくブリードを始める方を少しでも増やしたい!
このような理想を掲げ、参加者を募る中で、理想論だけでは
どうしても乗り越えられぬ壁にぶつかりました。
交雑問題
今更取り上げるのも嫌ですが、どうしてもこのグレー部分が
裂けては通れない。
ひとまずこの問題は置いておきます。
どうでしょう、皆さんオオクワブリーダーさんの2013年度
羽化報告が出揃いましたかね。
その結果に満足な方。
悔しい思いをされている方。
無我夢中でよくわからない方。
我が家は上記のとおり、久留米に絞ってブリードをしているので
皆さんの羽化結果はダンボなわけですが、
今年マツノインセクトさん、メルリンさん、shimaさんなど、これまで
数名の方しか成しえなかった久留米86mmアップの報告が
今年は全国各地でありました。
ブロガーさんだけでもwaizuさん、ともさん、クマモンさん、sendoさん、
クワガエルさん、爺鍬さん、きくまるさん ご指摘があれば追加修正致します。
そしてカネクワさんにおかれては、遂に久留米でも血統作出者を
超える、そして初めてとなる87.4mmとなる完品羽化を達成。
ここでふと思ったこと。
この久留米羽化実績は、数年前の能勢YGを彷彿させる状況
ではないのか。
久留米も確実に大型化が進んでいる。
またGONGONさんの情報では、久留米でも頭幅32mmを
※訂正31.6mmです。
超える86mmアップまでも。
パーツだけを取り上げたとき、それは将来的に95mmも
想定されるレベル。
この近年の急速な大型化。
菌糸ビン飼育によりオオクワガタが進化を遂げた。
交雑に対する私の考え。
全ての産地において明確な根拠がありませんので
「交雑はないだろう。」 という認識でおります。
それでもです。
例えばもし学者、研究者が、DNA鑑定を実施したと仮定して
マツノインセクト血統が純国産という認定が下りなかったとします。
外国産的な成長曲線の傾向がみられる。
菌糸ビン飼育により進化し、もはや違う種として認定されて
しまうかもしれない。
形状が違う。
大陸からの個体が遡ってどこかのタイミングで交じることも
あったかもしれない。
上に同じく先祖返りといった形質が現れるかもしれない。
そうです。
人が作ってきた叡智の結集。
そして未知なる可能性。
自分の好みの血統、個体、美形で拘り累代を楽しむ。
ノギスというシンプルで公平な基準で目的を持ち競い合う。
進化の過程を楽しむ。
リアルに第一線をブリーダーさんと楽しむ。
これだという仮説をもとに果敢に挑む。
喜びを分かち合える。
悔しさに打ちひしがれる。
決して生半可ではないが初心者でも日本一を目指し
日本一になれる。
夢がある。
私の趣味のマラソンじゃ日本一には決してなれませんから。
それらが何より興味深く楽しい。
なにより癒され、魅了され、ドキドキし
家族に白い目でみられ、お金もかかり、
ガッカリし、驚き、失敗して。
それでも虫を信じ更なる挑戦を続ける。
オオクワガタが好きだから。
以前のwaizuさんブログ内でのフレーズ
「オオクワガタもブラッドスポーツの域に入ってきたのではないでしょうか」
そしてGullさんの今回のブログ
マツノインセクト2013年14番85ミリがお気に入りでした。
あれは大きくなりそうでした。
こういうのがね。
オオクワブリーダーとしては、いいんですよ。
自分のお気に入りのオオクワガタ血統を、自分の好きなように
飼育しているのが一番であるし、何より私はそう思い楽しんでいます。
ご承知のとおり私は専門家では全く御座いません。
今回のこういった企画をお手伝いさせていただく中で、
オオクワガタブリードを熱く伝えたい!
といった衝動に駆られた、素人の戯言とご容赦ください。
おっと我が家の2013年検証は、もう少し後にします。