悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

オオクワガタ企画もいよいよ大詰め

2016年03月29日 10時22分46秒 | オオクワガタ関連の話題

 

なんと! 特急ひたちが満席だった。
立ち乗り乗車で水戸へ向かう車内から。

 

 

 


外苑西通り

会社が五反田ですので、失禁の動揺。
否出勤の土曜日、品川区と新宿区を結
ぶこの都道をたまにランニングで帰宅
します。

えぇ、近頃失禁していたわけではあり
ません。
語呂がね。  似てるだけ。



外苑西通りの中でも、港区白金台から
広尾、西麻布、南青山、神宮前へと抜
ける5kmの道程は、日本でも有数の洒
洒た街並みではないでしょうか。


駅前通りではないため、人がワンサカ
でないのがまた丁度いい。
土曜午後の昼下がり、硬めのウン○
失敬、遅めのランチを愉しむマダム。

そしてお洒落なカップルがウィンドウ
ショッピングをゆったりと楽しむ。
猥雑とは相反する感があります。






良くテレビに出てるカフェ



右手には六本木ヒルズ

 

 

 

 


その近くにふと気になる看板が・・・



六本木BAR KOKUWA



コクワだけに、ここでオオクワガタの
話題を 多くわ語れない・・・・?

 

 




南青山3丁目 フランフランの旗艦店
ラウンジ

 

 

 

 



そういえば先週の土曜日、この場所で
『我々は、いつ何時誰の挑戦も受ける
覚悟で練習に取り組まなければならない。』
新日本プロレス鬼軍曹、山本小鉄さん。
否、山本KIDに遭遇しています。


今は格闘家と格闘観戦家。立場は違えど、
お互い鬼軍曹の教えを忠実に守ってきた
ソルジャー。それはまさに一色触発。
危険な遭遇・・・

彼の放つその闘気は些かも衰えず。

しかし
『なんということでしょう!』
ビフォーアフター風

 

 

 


彼はまるでこちらに気づかずにスルー
・・・
俺は、俺は ホッとしているのか!

 

 



一触即発の後、気を取り乱し、
否、取り直して一路北へと向かいます。

 


途中には家具店のknollが。
デザイン史に歴史を残してきたモダン
インテリア家具メーカーの旗艦店。

 



そして陸上の聖地。
国立競技場跡地。
1度だけこのトラックを走りましたね。


既にもう跡形もなく・・・




4年後の2020年には、また幾多の名勝
負数え歌が繰り広げられるのか。
まずはこの地に、日本代表に選ばれる
ための熾烈な戦いがあるわけです。

 

 

 

 

 

 






オオクワガタブリードとビークワ特集
企画。

ブログやHPから日々の交流は楽しく、
気分転換としても、とても良いのですが
マスメディアからの情報発信もまた違う
楽しみが。

ダイジーさんの記事にありましたが
オオクワガタのコミュニティ、その
ネットワーク。
これはこの趣味の大きな魅力の一つ。
やはりその飼育人口が多いですからね。


『なにやら面白そうだ。』

そういったことに関われること。
これは私にとってはとても意義深く。


その2016年度企画もいよいよ大詰め
再来週土屋さん交え打ち合わせ予定。

現在決定している企画は二つ。

ビークワと読者・そしてブリーダー
ブログ・HP。

なにか連動した形で出来ないか?

 

競い合い

コミュニティ

なにやら面白そうだ

 

 


そしてこうなると、今年もやはり、
やるしかありませんか!



第3回品川オフ会
そうNIGHT FOREST
オオクワin品川・2016
広げようオオクワの輪!

10月1日(土)・9月24日(土)が有力か!

 

こちらは決まり次第早めに告知します。
オオクワの輪!是非一度ご参加下さい!


次回は2016年度添加剤についてです。


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開花とともに2015年度も昇温ステージへ

2016年03月19日 09時56分09秒 | 2015年度・オオクワガタ飼育

 

本日2本目の投稿。

今年も桜の開花に合わせたタイミング
で昇温へ。
ソメイヨシノもあと数日でしょうか?

『今期チョネさんところはどうです?』
そんな問い合わせもチラホラと。

しかし今期は数が少ないですからね。
正直なところ、今期は既に来期に向け
たデータ収集の意味合いもありまして。



2本目ボトルではもう一つ幼虫体重を
増やせなかった2015年度の我が家。
我が家の久留米産地の場合、これま
で晩成型が最も大きく羽化している。


冬季期間を含むこの3本目ボトル。
直近2年間の管理方法と少し変更して
います。
一般的なセオリーとは少し外れますが
まぁやってみようと。
3本目ボトルでも喰わせるイメージから
の対策です。



◼️餌
菌糸ボトルの添加剤。
こちらは業者さんと相談を進めながら
毎年色々と試しております。
今期3本目ボトル。

たんぱく質を減らしカロリーを高めた
添加剤配合へ変更しています。


◼️断熱対策
断熱材配置を変えて改善。


◼️湿度対策
3本目から加湿器を導入。
我が家メイン菌床ボトルの水分量は
48~49%。
そこで今期ブリード庫内の湿度を60%
以上に維持。
ホクホクと食べやすくなりやしないか?


◼️交換から降温までの期間
昨年・3本目交換から2週間後に降温。
今年・3本目交換から1ヶ月後に降温。

降温(冬季期間)温度はこれまで通りの
20度前後と変更はありません。




昨年昇温前のPPボトル表面







昨年昇温前のガラスボトル表面




ご覧の通りボトル形状により、ボトル
表面の乾燥状態に差がありますね。
やはり経口部が狭い方が菌糸ボトル内
水分の蒸発が少ないようです。

ただこと暴れに関してはデータ上ボトル
形状と暴れ比率の顕著な差は見られず。

ガラスボトルの場合、水分の蒸発が抑
えられる反面、既成PPボトル程に固く
詰めることが出来ず、菌がボトル内部
にしっかり廻っていなければ、暴れの
リスクはそれなりにあるよう感じまし
た。
今使っている業者のPPボトルは高圧プ
レス機による固詰と水分量、菌勢のバ
バランスが整い菌の収縮が少ない。

故に今期あえてガラスボトルの使用を
していません。
これは種菌の菌勢と添加剤と量に起因
するの事柄であり全てではありません。




そして今年昇温前のPPボトル表面




見た目ではPPボトル表面上の乾燥状態
はそれ程大きくは変わりません。
形状的に経口部の狭いガラスボトルが
水分を逃がしにくいようです。

状態は良いですよ。


ただ湿度対策は、昇温時の喰いが増す
時の優位性があるかどうか? ですね。

 


しかしこの3本目高湿度管理方法では
一つ気がついた点がありました。

良くネットの中に湿度が高いと雑虫の
(トビムシやダニ)繁殖が増えるとあり
すが、我が家の見解は異なります。

例え湿度が高くとも、菌糸ボトル内の
環境が安定していれば雑虫は湧かない。

しかし菌糸ボトル内環境が悪ければ、
(劣化が進むと)乾燥状態でも雑虫は発
生するし、同様に多少キノコが発生し
た時にも不思議と雑虫は湧いてきます
から。

 



取り組みの中で最も注目している点。
それはカロリーを高めたトライ!
この3本目が果たしてどうか?


実は高カロリー仕立てで早期羽化に
使用した菌床ボトルから、♀が羽化
ていますが数頭はお腹がパンパン。

果たして消化吸収能力の高い♂が、
我が家久留米にどれ程度いるのか。
また思惑通り体重増加から無事羽化
へと持っていけるものか?

ひとまず昇温終了時に少しだけボトル
を交換し体重増の状況を確認してみる
ことにします。

いやいや、しかし今年はどうも検証寄
りの飼育になってしまっていましたね。

2012年度ブリードよりはマシですが。

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振り返り初年度・2011年ブリード

2016年03月19日 09時41分52秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

本日は2本のブログ投稿です。
流石に慌ただしい年度末。
40代後半になるとなかなか疲れも取れ
にくく・・・

これはちとリフレッシュが必要だ。

一昨日少し仕事を早めに終え高田馬場
のサウナへ。
サウナ↔︎水風呂のセットを1時間程。
この水風呂ってのがイイ。頭がスッキリ
するんですよね。
おかげで少し楽になりました。


そういやサウナ入浴中、亀田の親父に
似た刺青の方と二人きりに・・・
このサウナにはテレビがあるんですが、
途中から暴力団組員の乱射事件のテレ
ビニュースが始まりまして・・・

この事件について、何故か二人議論を
取り交わす・・・
そんな妙な気分転換もありました。

 

 



ようやく久しぶりの休日。
この年度末時期に、割と放ったらかし
に放置出来る我が家ブリードスケジュ
ール。ブリーダー都合としては上手く
合っているなどと都合良い解釈。



サウナの前、中野沼袋駅から徒歩1分。
ougo氏名付け親・品川オフ会正式名称
NIGHT FOREST ですっかり有名となっ
たパブスナック『夜の森』



夜の森もいつか行ってみたいんですが・・・


その夜の森の隣に佇む、昆虫ショップ
マジックフォレストへ行って来ました。

こちらではマットやゼリーなど消耗品
を日頃購入させて貰っています。




以前は高田馬場にあったこのマジック
フォレストもこの趣味に嵌ることにな
ったキッカケの一つ。

近所にあった当時はお店に良く遊びに
行きましたね。
確か2009年~2011年の期間で2,000円
に1回のポイントが100ポイント以上は
貯ってましたから。



このマジックフォレスト、ここ数年は
お店をお母さんに任せ、店長ご自身は
週一回しかお店に出ていません。

しかし話せば長い数年のサラリーマン
生活から晴れて卒業。
昨年末から復活した店長が毎日お店を
切り盛りをされています。

このところお店の方はヤバイくらい静
かだったようですが、春の足音とともに、
問い合わせやお客様の来店も少しづつ増
えているようです。

 

そういや×2 今やオオクワガタ界の著名
コレクター(兼ブリーダー)yama_rayさん
も、マジックフォレストで委託していた
生体を購入下さったんですよ。
復活のブリーダー。
愉快で痛快で優しい。
?まるで怪物くんじゃないですか。


そういや×3 訪問の際店長から能勢産地
生体ペアを5ペア程用意したいといった
依頼があったな。
委託条件。 昨年羽化余剰個体で。

ちと募集を!これまでコメなどをいた
だいた方に限り5ペア程の余剰個体を
委託条件で預けられる方がいらしたら
当方宛にメールもしくはHP問い合わせ
までお願い致します。m(_ _)m

ホームページも間もなく復活の予定。
どうぞご来店お待ちしております。
マジックフォレスト

http://magicforest9.wix.com/magicforest

住所:東京都中野区沼袋1丁目34−2

電話:03-5380-4512

 

 




さて前回エントリー記事では、我が家
が大型血統によるオオクワガタ特大を
目指すことになった、その経緯につい
て少し触れました。


新たにブリードを始められる方も多い
スタート前のこの時期。
今回は大型サイズ挑戦の年と、その翌
年をもう少し振り返ってみたいと思い
ます。








大型血統によるブリードを決めた2011
年ブリード。
東日本大震災でその深刻な被害状況が
次々と露わになる中、流石にブリード
なんぞやっている場合ではない。
私も直後はそう思いました。
趣味を楽しんでいる場合ではない。
そんな風潮を当時は感じましたから。

 


それでも働き盛りの我々世代が、いつ
までも下を向いてばかりではいけない。
この趣味のブログでもそういったメッ
セージがありました。
当時Gullさん、よしくわさんブログが
同じような想いを伝えられていた記憶
があります。

また虎壱さん、じろうさん。
東北ブリーダーの方も色々な思いを経
た上でやはりブリードを始められる。

我が家もどうせやるからには仕事も、
そして趣味も全力で。
そう決断したことを覚えています。

 

 


そして偶然の必然。
マツノインセクト、メルリンさん、
shimaさんなど、それぞれ有望血統に
よる久留米産地2011年度ブリードを
まさにこれから始めようとする方が
偶然にも同じ東京に複数いたんです!

首都圏久留米党
kazさん、主水さん、ポチさん。
この3名なんとブログも数ヶ月前後で
開設していたという。

結婚を控えたポチさんはやはりお休み
中ですが、kazさんに主水さん。
いまでも連絡の頻度が最も多いのが、
このお二人。



またちょうど同時期ですね。
愛知のターニングポイントさん。
こちらも2011年初夏に昆虫ショップを
新装オープンを控えヤル気満々。

当時はオオクワガタブリードを日記と
してブログを立ち上げる方が今以上に
多くいらっしゃいました。

その中で私を含めた複数の方が参加さ
れるという、菌糸ビン添加剤モニター
のお誘いが・・・

なんの実績も無い新米ブリーダーなん
ですけども・・・
ただ人とは違う切り口によるブリード
に対する興味は大いにありまして。



そんなこんなで2011年初年度から添加
剤配合量による検証的ブリードで挑戦
する運びとなったわけです。

その後海斗パパさんには、素人のそれ
はたわいもない質問疑問に対し、いつ
も親切にアドバイスを賜りまして。

また店舗オープン時には本業でもある
レール取付依頼などでお世話にもなり。
そんな縁もありその後2012年には愛知
ターニングポイントブリードルームで
のブリードを併用しています。




そして現在ブリードを休止中のちなみ
さん。
関東大鍬研究会の幹事ちなみさんには
ブリード仲間との交流の楽しさを学ぶ
ことに。


レル会長とは2012年からのお付き合い
ですね。
こちらはYahooブロガーの集まりが多
いからでしょう。
大人の(オッさんの)趣味の集いそのも
のを楽しんでいる感が。

根がC調なもので。こういう雰囲気も
たまらなく大好きです。





偶然の必然。
ブログ開設前は、先人の方達のHPや
ブログを閲覧する中だけの情報しか
得られませんでしたが、このように幾
つもの出会いがあり、刺激がある中で
更にその情報収集のスピードは加速し
ていくことに・・・

またそれら有益な情報を咀嚼し、幾つ
かのテーマを定め仮説を立て、実践し
検証していく。

趣味を通しそんな体験の機会を得られ
ながらそれと同時に全国のブリーダー
達と競い合いを楽しむことも出来る。
また拘りの個体作出を目指す目的へと
向かうプロセスをも楽しめる。

大いにアリでしょう!


これも全ては人の繋がり。
なんですよね。

こうして色んな想いを馳せながら、
無我夢中の1年目が始まったのでした。
続く・・・

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産卵モード過程の変更

2016年03月13日 10時47分54秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育



リオ五輪女子マラソン代表をかけた
注目の名古屋ウィメンズマラソンが
本日いよいよスタートですね。
生憎仕事なものでリアル観戦は出来
ませんが、特に野口選手の走りには
注目しています。
女子マラソンのレジェンドですから。
最後まで魂の走りを見せてくれるも
のと期待しています。






大型血統によるブリード挑戦も早いも
ので今年6年目を迎えます。
中には今年からブリード始めようとい
った方もいらっしゃるのではないでし
ょうか。
大いに楽しみですね。

また直近になりこちらへ訪れて下さ
っている方へ。
久し振りに、我が家が大型作出挑戦
を始めたその経緯について少し取り
上げてみたいと思います。

 

 


大型個体作出挑戦!

その挑戦を決めた前年の2010年。
当時はショップで購入した佐賀県神崎
産地をブリードしていました。
常温管理による十数頭の飼育数。


また飼育と同時にインターネットから
『オオクワガタ』に関する飼育情報を
興味本位で色々と集めておりました。

その中でも特にドルクスデザインさん
HPを毎日のように眺めており。
こりゃなんとも面白いことに取り組ん
でおるな! と。

当ブログ初期にも記事にしていますが、
このHPの存在。
これが私にとって大変大きかった。
好奇心に溢れ、知らぬ間にいつしか引き
込まれるものが・・・
これぞ我が家オオクワガタブリードの
原点といえるものです。



そして皆さんと同じような流れか?
waizuさん、メルリンさん、マサレッド
さん、す~やんさんといった方々の
ブログを閲覧させて貰いながら、
『自分もやってみようか?』
そんな気持ちが少しづつ湧き始めた
わけです。


また『どうせやるなら一級品を!』

当時から血統背景を公開していた
ギネスホルダーメルリンさんHP。
これもなにかの縁?
まさにグッとタイミングで2010年8月
2009年10番86.1mm同腹を含む新成虫
販売のお知らせが舞い込み・・・
今では我が家メイン系統個体のルーツ
ですから。
不思議なものです。

 



その後マツノインセクト。
shimaさん、マサレッドさんから
久留米産地の有望個体を続々と入手。
まさにブリードモード全開で準備を
始めていた2011年3月。
忘れもしない東日本大震災が発生。

その当日、なにより身重だった嫁と娘
が心配でしたが、女性社員の帰宅を見
届けた後、深夜にスーツに革靴姿で走
って帰宅。
家に着くなり、最初に出迎えてくれた
当時4歳の長女から発せられた言葉。
『パパ、ママ泣いちゃってんのガハハ
ハ・・・』
その年の7月、無事に次女が産まれた
2011年当時の記憶は今も鮮明に残っ
ています。

 

話題が前後しますが震災から数週間。
東京も計画停電が続いていました。
しかし既にブリードモードは全開。
やると決めていましたからね。
そこは一片も揺るぐことなく。
色々とその方法を模索し

自動車用バッテリー

カーバッテリー用インバーター

カーバッテリーチャージャー

自動車バッテリーを電源とした計画
停電対策によるワインセラー飼育。
オートバックスでカーバッテリーを
真っ先に予約しましたから。
まぁアホですね。




そんな我が家6年目となる2016年度
ブリード。
この5年の間には色々とありましたが、
6年前と変わらずはブリードに対する
そのモチベーション。
そう準備だけは着々と整いつつあり。

我が家で、特に拘りのある血の配合。
そして種親の形状を独自の勘ピューター
によるデータをはじき出し。
種虫と組み合わせの選定は既に完了し
ています。



そして餌、道具と一通りが揃いました。








なにしろ肝心なのは成功しないことに
はブリードが始まらない最重要課題と
いえるこの産卵ステージ。

ペアリングと産卵セット 

昨年の過去記事です。

 

 


さて本題へ・・・
昨年2015年度は17ライン予定が13ライ
ンに変更してのスタート。
産卵スカラインは13ラインの内1ライン
のみでしたが、何せ1ラインの採卵数が
少なかった。

そのため昨年秋採りに挑戦しています。
6♀に再ペアリングし9月中旬投入。
それがまさかの誤算。まるで産まず。


何故か?


そこで我が家ではひとつの仮説を立て
ました。

♀の産卵モードタイミングではないか?

その仮説を基に産卵ステージでは、昨年
と二つの点を変更した検証をと試み、
実践したいと思います。

具体的に大きく変更する点は2つ。


♀種虫・餌(ゼリー)の与え方

越冬後の成虫に対して、ペアリング前
からゼリーを週2ペースで与え続けた。

⬇︎

越冬後の成虫に対して、ペアリング直前
まで♀種虫にゼリーを与えない。

 


ペアリング環境

コバシャ小ケースによるワインセラー飼育。

⬇︎

コバシャ中ケースによるブリードスペース
内飼育。


昨年の産卵セット状況

高湿度の梅雨時期を想定した方法。
しかもコバシャ小であれば20セット
が一度にワインセラーへ入るため
効率的とこの方法を選択しましたが・・・
恐らくは問題があったのでしょう。


具体的な方法は割愛しますが、
マラソン同様本番に合わせる生体の
コンディション作りと、産卵モード
へ集中出来る環境作りが大切かと。


餌の栄養価もステージごとに変える
など変更してみたいと考えています。
コンディション作りと、産卵モード。

昨年、同じ♀による再ペアリングから
の秋採り産卵大失敗がありましたから。






ただこれが適性なのか?
羽化後の管理方法(温度、餌のやり方)
なども含む、一連の流れであると思い
ます。

我が家でも産卵数が昨年と同様の場合
またやり方を変更します。

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2016年度ブリード種親紹介パート2

2016年03月06日 06時00分00秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

都内もようやく春の足音が・・・
来週は最高気温19度まで上がる日も。


高戸橋から江戸川橋まで約2kmに渡り
神田川の桜並木が続きます。
週末のマラソンコースでもあり。






河津桜が1本だけ咲いていましたが、
都内ソメイヨシノ開花予測は3月24日。
2週間程先の様相。

寒さも緩みつぼみも膨らみようやくと
春の訪れを感じると、なにか新しいこ
とを始めたくなります。

我が家は夏休みの計画を始めました。
長女も今年小学4年生。
限りある時間ですからね。
体験型牧場など子供にとっては貴重な
経験か。
乳搾りに、チーズ作り、バーベキュー。
いいかも?
そんな楽しみを考える時間がまたね。




 

 

 

 

 

 

 


さて今回は
2016年度ブリード紹介パート2


年始に掲げた目標の一つ、久留米産地
オンリーの300頭飼育。

補強のみに頼ってきた大型血統ブリード
も5年目となる昨年から、どうにか自己
ブリード個体中心の布陣で挑めるように。
その才能(ポテンシャル)を存分に引き出
し、さらなる頂きへ・・・
今年も変わらずヤル気です!

また♀個体を中心に、貴重な種虫も
ブリーダーさんから入手しております。



予定では予備を含め23ライン。

種虫♂は計8頭を準備。
血の配合。
形状。
ある意味ブリードの醍醐味、構想段階
も累代飼育ならではといえる組み合わ
せの選定も大きな楽しみの一つ。

   

それではご紹介をさせていただきます。


 

 

 

 

 

 

 



◆2014年度1番KU-103.♂84mm
マツノインセクト直系ライン



2012年度マツノインセクトから幼虫で
購入した37番ラインから83mmが羽化。
その♂83mmに、マツノ2012年度2番
♀53mmを掛け合わせ、2014年度2頭
の84mmが羽化しています。


こちらは胴体が長い。
長さを稼げるものと期待しています。
この84mmにはマツノインセクト直系
累代のみの構成で3ラインを予定。
マツノインセクト直系ラインで、種親
超え85mm複数頭を目指します。


 

 


 

 

 




2014年度3番KU-315.♂84mm
shima×メルリン累代ライン

自己ブリード3番ラインは主水氏ブリ
ードshima×メルリンの細身な形状♂親
に♀は東京オオクワ血統を掛け合わせた
血の離れたアウトライン。

こちらは細身で艶やかな美形大型を目指
した2ラインを予定しています。



 

 

 

 

 

 




◆2014年度8番KU-808.♂85mm
東京オオクワ累代



自己ブリード8番ラインは東京オオクワ
とこれも血の離れたB団とも氏からの
アウトライン累代個体。
こちらはある種普通っぽい形状の85mm。
太過ぎず、細過ぎず。
更なる進化に対応するには向いている?
未知のポテンシャルに期待したい系統に
は3ラインを予定。



 

 

 

 

 

 

 


◆2014年度14番KU-1411.♂86mm
メルリン血統累代



こちらはメルリン2009年86.1mm
インラインと貴重な♂個体に対し、
虎壱氏♀とのメルリン血統累代系統。
特にKU-1411は♂親の86.1に形状が
良く似てゴツく迫力のある86mm。

細身とは対局にある迫力ある個体を
更に一回り大きくさせてみたいと
考えこちらも2ラインを予定。

 

 

 

 

 

 

 




◆2014年度19番KU-1903.♂84.2mm
メルリン血統累代



14番の逆配合。
19番ラインから最大87.5mmが誕生
しています。


久留米産地といっても大型血統は
マツノインセクトが源流となり、
そこからブリーダーが累代を重ね
て今に至る。

その中でもやはり我が家の根幹と
なるのはやはりメルリン血統累代。

 

 


◆2014年度1番KU-1904.♂87.5mm



2014年度最大個体。
やはり看板となるのはこちら。

期待の5ラインを予定しています。


 

 

 

 

 

 

 



◆2013年度2番KU-208.♂85.8mm

2013年度自己ブリード羽化個体。
あえて血の濃い配合となる早期
羽化個体を掛け合わせてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


◆B団とも氏2014年度84.5mm
86.2mm同腹



我が家自己ブリード個体とはひと味違う
B団久留米のメルリン×shima配合。
厳選した種虫との掛け合わせにより
何世代か後の看板ラインへ。
そんな美しい種親。

 

 

 

 

それぞれ特徴が異なり個性的な
久留米2016年度ブリード。

サイズ+久留米らしい自分好みの
迫力を兼ね備えた個体を創り上げる
べく挑戦を続けたいと思います。

 

 




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