悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

運気を数年の単位で客観的に眺めてみる

2021年03月22日 06時59分00秒 | 2020年度・オオクワガタ

 

 

昨日のブログ記事の前に保存していた、頭を整理しておくため備忘録ブログです。
 
 
数年間単位で客観的に振り返ると、運気にも関連して自分のこととはいえ面白いものがあります。運気を12年周期とすれば12年前の当時、仕事に忙殺され次から次へと振り返ることもままならず、流されていると感じていたあの頃を思い出します。ブログを書いてみようか?漠然とそう考えていたような。やはり虫ネタがないので、興味無い方はスルーでお願いします。^^;
 
 
 
 
 
大阪本社自動車生産管理部門に着任したのが2019年4月ですから、あれから2年の月日が経過したわけですか・・・
この2年間はかなり濃密な期間を過ごしてきた自負があります。特にコロナ禍よりも自分自身にとって一番大きかったことは、部署異動直後から始まることになる、ギャップ、葛藤、頭の切り替えに戸惑ったあの経験に他なりません。
 
なにしろこれまでこれで良いと思ってきたことが、これではダメなんだ。しかしこの考え方が間違ってはいやしないか?そうかやはり通用しないのか。この歳で自分の無力さをトコトン思い知ることになろうとは思いませんでした。そこそこはできるだろう。そんな自負心を打ちのめされる経験は大きな収穫でした。
それを経た今は気負いが減り、以前よりも等身大でいられる気がします。大阪での生活を経て、仕事上も当ブログの表現においても、多少躊躇が減りストレートになったような。まぁ色々と大変でしたが仕事ですし、自分自身の人生とって一皮剥けた気がしています。
 
 
 
 
着任当初の4月からは自動車業界とインテリア業界、その大きく異なる体質の違いに困惑。管理職といった立場もあって、インテリアの営業管理職にどんな仕事が出来るのか?社内では色眼鏡で見られるわけです。ペーペーではありませんからね。当然全て受け入れる心構えです。仕事のキャリアはありますが、こちらでは所謂ゼロからのスタート。いち早く自動車業界の職務と慣習を吸収し、即戦力になるべく頭を切り替え挑んでいたわけです。
しかし実際にはゼロからどころではありません。マイナスからのスタートでした。これまで培ってきた考え方、仕事の進め方がまるで違うわけです。キャリアが発揮できない、通用しない現実にいきなり直面しました。
 
例えれば、インテリアの営業職ははある程度自分の裁量が認められており、瞬時の判断を求められるケースが多くあるんです。
何ひとつ上にお伺いを立てていては相手先との商談成立に至りません。分からないことは持ち帰るにしても、その都度知識と情報を引き出しの中から咀嚼し交渉に挑むわけです。

しかし当時は何ひとつ判断が出来る知識と情報が不足しています。それに加え、個人がその責任を負うことがタブー。悪くいえば誰も責任を取りたがらない。よってほぼ全てのことは会議により部署判断として扱われていくことになります。
当然人間考え方はそれぞれ。立場によって当然物事の捉え方も違います。毎回日々の社内会議は正直キツかった。"体質に合って一体化出来る環境下で、人は頑張れるとするならばね。正直なところここは自分の能力を発揮する場所とは違うのかもしれない"と。
 
"いや世界に拠点もありグローバルでやり甲斐のある大きな仕事だぞ" 
"いやいや、自分のポテンシャルを最大限に生かせる環境が重要なのだ" 
信頼を得ることもひとつひとつ日々の積み重ねに他なりませんが、とはいえ結果成果をすぐに求められる。そんな日々の葛藤も懐かしいものがあります。
 
 


同じ営業職でも攻め(販売)に特化し商社的にモノを動かす営業もあれば、モノを作り一から十まで完結し納品する。どちらかといえば守り、ディフェンス特化型の営業職種もあるわけです。逆の立場、製造部門に精通し経験の豊富な側から見れば、モノを知らぬ口だけの営業に何が出来るのか。それは当然でしょう。特に命に直結する危険部品を扱う、製造するポジションですから重みも、価値観もDNAも違います。精度の大切さ、何事も簡単に習得することはできないということです。

製造部門の重みを感じる一方、凝り固まった発想、考えではその先には発展しないことも感じました。本当は何がしたいのか?
 




 
今現在は昨年の7月から主にインテリア内装材を扱う横浜営業所に着任。大きく生活スタイルが一変したコロナ禍が続く中だからでしょう。割とまだ大阪にいるんじゃないの?そんな方も多いようですが。今は全国の各営業所拠点の立て直しといったミッションの中で頑張っています。
 
昨年7月から既存ルート掘り起こし、大型案件ワーク、新規販路開拓といった主に3つの課題に着手。課題のひとつである大型案件は幾つか獲得していますが、日々のコンスタントな受注数が少ないことが横浜営業所としての課題。売上ボリュームが足りない。
東京から近いため、この数年は東京支店で対応してきたツケですね。地道な既存先フォロー、注文の流れに繋がる設計販促が全く行き届いていなかったわけです。コロナ禍もあり特に営業訪問に苦慮する中、ようやく現場案件と見積の数が少しずつ増えています。やはり会社対会社の仕事よりもマンパワーを発揮できる仕事の方が正直楽しいです。なんでも自分が楽しくやれる方が頑張れますから。
 

 
思いつくまま、まとまりに欠けた記事で恐縮です。要するに、根本的に世の中は色々な人がいるから社会が回っている。適材適所は存在する。しかしその判断はそれなりの経験を要す。またそこに長く携わることで価値観は良くも悪くも固まるもの。だから色々な考え方が生まれるのは至極当然なこと。愚直な経験の積み重ねは重くて強い。それでも現状維持だけでは生き残ってはいけぬ。その現状を切り開くパワーの源は目的意識と信頼関係にある。
目に見えぬものですが、上記を逆に取り上げると分かりやすいかもしれません。
 
長く携わらぬため価値観が定まらず、色々な考えを受け入れられず、軽くて弱い。現状維持で生きていこうと目的意識も持たぬ故、信頼関係を育むことはない。
 
色々な人が存在するのがこの世の中。では自分はどうしたい?本質で考える習慣を持つことが大切な気がします。根っこの部分ですね。もしくは空っぽのモナカに餡を詰めていく作業か。
 
本当は自分はなにがしたいか?
やりたいことをしていない人と一緒にいることは苦痛です。しかしそんな人の影響を受け自分が燻り続けるのもナンセンス。
やりたいことが分からなければ見つけること。ひとつのことを真摯に愚直に続けぬことには、本当にやりたいことが分からないかもしれません。

またやりたいことが見つかり、それに向かって歩む人と、同じベクトルで目的に進むこと、一緒にいることは楽しいもの。
人間はどうしたって環境に左右される生き物ですから。

今は自分にしかできぬことをやり続けられれば良しです。
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年ブリード種親発表!の筈が・・・

2021年03月21日 12時36分00秒 | 2021年度・オオクワガタ飼育



大阪への異動が決まる頃が最低の運気でしたが、その後少しずつ運気が上昇しています。
このグラフ📈は六星占術ですが、振り返ってみるとふむ、確かに思い当たります。

本業では7月からこちら横浜営業所に着任。暫くこちらの状況を把握してからは東京支店とスクラム。横浜みなとみらい特定都市再生緊急整備地域の新規大型現場床フロア材の指定を幾つか獲得、受注に繋げることができました。
シンボリックな大型現場にはどこのメーカーも会社を挙げて取り組んでおりエース級の営業、開発担当者を配置。受注獲得は容易ではありませんが、どうにか少しずつですね。


一方新規得意先はコロナ禍が続く中、改修工事案件数が少ないことを想定、日々の受注に繋がる中小規模の改修案件を手掛ける得意先を中心に、出来るだけ得意先数を増やすよう日々ワークを続けています。

事務機販売系、入札指定業者にターゲットを絞り、その中でも神奈川県の学校関係に強い先、感度の高いオフィスデザイン設計施工先、そしてインターネット部門に強く全国展開を手掛ける得意先などの新規先から、新たに発注をいただけるようになりました。しかしホームユース向け建材ルートは商流のモノの流れが複雑で、思うように攻め切れてません。


この新規販路へのワークですが、現在経験豊富なベテラン社員とのタッグで進めています。前任担当者、関連部署から情報収集し、加えインターネットから情報を集め攻略先ターゲットを絞ります。攻略先をリスト化し、アポイントを取得しスケジュールを立て訪問。その後、スケジュールを立て間をおかずキーマン宛に再訪問。

先方の担当者との情報交換の中から案件や課題を模索。宿題を持ち帰り、次回訪問時に回答し仕事を繋げていく。その日々の繰り返しの中で次第にどこと付き合っていくか、誰とより付き合っていくべきか、時間は限られていますからね。自ずと精度と高まっていく。信頼感の構築は仕事の醍醐味でもあるわけです。





こちらの趣味も備忘録を兼ね今年を振り返りますと、正月はゆっくりと充電期間に当て、仕事始まりからはKLB関連に着手。
3月1日の2021KLB応募開始に向けて事務局メンバーと諸々の準備を開始。年間スジュールと概要(ルール)について確認作業をから始めました。

旧事務局メンバーから引き継ぐKLB2つの課題は
①認知度をより向上させる(サイト活性化)
②参加者モチベーション維持

この2つ課題に対し今年に入り実施した取り組みは以下の4つ

①KLB参加者メンバー紹介






参加者の全てがブリードルームを所有しているわけではありません。家族との折り合いをつけ、限られたスペースで小遣いの範囲内で飼育を続けられている方が寧ろ大半ですからね。参加者の人となりの紹介を中心に、今後はブリードの裏にある工夫面や苦労している点なども取り上げていきたいと思います。その際はご協力ください。


2021KLB応募開始に向け準備を進める中、今年はビークワとのコラボ企画を並行するため、むし社との調整も続けています。
特に代表者発表の反響は大きかった。



ひとつの企画とはいえ代表者は産地血統を代表する立場になります。その意気込み、熱意は相当のもの。この"熱"の部分が読者に伝わればと思っています。
私自身も産地血統の垣根を越え、同じオオクワガタブリードで楽しめれば良い。そう考え品川NIGHT FORESTなど、そんな想いで携わってきましたからね。非常に楽しみにしています。
ちなみに一応、昆虫業界の人間ではありません。好きでやっているだけ😅



そして同じく2021KLBの準備と並行し2020KLBの管理表提出に向けたアナウンスと喚起を続けます。期限内の提出が参加資格といった形で進めた






こちらはどなたでも予想に参加することができます。締切は3/27まで
お仲間の応援投票含め、お気軽に予想応募にご参加下さい🙇‍♂️

そして最後までモチベーション維持に繋がるよう、新たな企画を盛り込んでいます。


④2020KLB完品羽化部門

行き過ぎたサイズ偏重主義とは一線を画す、幼虫採取から羽化までしっかりと管理する本来あるべきブリードの形。
この企画立案に向けた情報収集では宣伝部メンバー、また個別に意見を賜った有志の方々にも大変好評でした。

上記の効果もあってか、昨年まで途中離脱の方が多かったKLBも2020年は殆どの方が羽化ステージへ進んでいます。




さて本題の2021ブリード種親候補発表ですが、前置きが長過ぎて力尽きました。次回ブログにて前半、後半と2回に分けて記事にしたいと思います。









締切日の4月末までには60名程度の参加者で今年もスタートを迎えることになります。但し幼虫を採取出来なければ参加できません。6月末の投入期限に向け準備を進めて下さいね。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年シーズンの準備

2021年03月08日 06時12分00秒 | 2020年度・オオクワガタ




このところこちら悠久ブログがご無沙汰しておりまして。実は私なりに、ちと思うところがありまして。仕事も3月の年度末は休日返上の予定が続き、KLBの取りまとめも今年はビークワコラボ企画も重なりますからね。それなりの負荷が掛かるわけです。そうするとですね。チョネ的には性格的にいつもの真面目モードから抜け出したくなるわけです。それがオヤジギャグだったり、ボヤキであったり。キャラ的には途中で頓挫しない、決して諦めない。そんな安心感が売りなもので。キレることはありませんが。今回は心のボヤキですな。


大型血統によるブリードへの挑戦も、こちら当ブログも11年目を迎えます。
ふと、同じようにブリードをブログを続けていく方の存在の少なさを感じまして。流石に減ったなぁと。

時系列を振り返られるブログを所用しているとですね。偶然の必然か、同じ時期に同じ趣味を始められた方との仲間意識、同期的な感覚を持ちますし、またそれがこの趣味の媒体を通じ交流を繰り返し、リアルでも何度か集う🍻中で、やがて年齢や立場を超越し、いつしか友人関係へと発展し繋がっていきます。大人になってから友人関係が新たにできる。素晴らしい趣味だと思います。


とはいえ、全てが良いことばかりではありません。どんな世界でも長く続けていきますとそりゃ人間ですから。誰しも多少なり人の嫌な部分も見えてくる時もあろうかと思います。潜在的な不満が少しずつ蓄積、どこかでいつしかそれが爆発しトラブルに発展することもあり得るわけです。

そういった人間関係の綻びの中で、その最たるものは"自分さえ良ければ"といった考え方が見え隠れする時ではないでしょうか。もうひとつは"お金"に纏わるトラブル。やはり根本的にはこの2点が大きな要因でしょう。

鑑賞目的だけではない、目標値のあるブリードの持つ性質上、この趣味では割と起こりやすいのかもしれません。他には考え方、価値観の相違が挙げられます。


無論楽しい面が圧倒的ですが多少そういった裏側の部分もこの10年の間に見てきましたからね。確かに"自分本位とお金"に対する注意喚起、警告自体は間違ってはいません。しかしそれも度が過ぎると、どうなんだろう?そんな気がしているわけです。


"自分さえ良ければ、お金目的" いやいや、けしてそんな者ばかりじゃ無いぜと。情報発信を熱心にしている奴はその裏にきっと何かある。いやいや、一緒くたにしてくれるなよと。

確かに自己防衛をして生きていかねばならない世知辛世の中ですからね。ある意味仕方無いとは思うものの・・・
盛り上げていきたいのに、盛り下げてばっかりじゃ追いつかんわな、かなわんなと。

当ブログも有益な情報かどうか。甚だ疑問が残りますが^^;、少なくともこれからブリードを始める方にとっては、割と知りたい情報もあると自負しております。また情報は各個人で取捨選択すれば良いわけですがそんな情報の発信も、大半の方がそういう風に考えているとしたら・・・
何かとても馬鹿らしく思えるわけです。
大人げなくややへそを曲げた。そりゃ人間だもの^^以上チョネのボヤキでした。





さてウチの2020年ブリードですが、3月に入り昇温を開始。同時に越冬から期待の種親も起床させています。
昇温の方ですが、年間でも3月、4月は1日の寒暖差が最も激しい時期です。また外気圧も大きく変更する時期。
そのため、温度の安定には気を使っており、エアコンの他にサーモ機能のあるオイルヒーターを駆使しています。
それでも微調整レベルの温度ブレはこの時期なかなか難しいところですね。



それぞれブリーダーの置かれている環境は異なります。また温度変化については対策前と対策後のデータを取り、それぞれを比較することで対策の効果について確認出来ます。条件を合わせたビフォーアフター。検証にはこれが最も重要です。

外気温の上下差、外気圧の変動については気象庁のHPで誰でも入手が出来ます。
一度ご確認してみては如何でしょうか。



それに比べ種親の起床については割と緩めです。毎年ウチではこの時期ワインセラーを使って種親を起こしてきましたが、実家ブリードのため餌やりのため頻繁に通う必要が出てきます。
そのため、今年は何年か振りに東京のマンションで種親を管理することに。

以前使用したこともある電気毛布を復活。オイルヒーターと同様、日本製を選択。割と細かな温度設定が出来るので重宝していますが、大きさ約1畳程の電気毛布を、段ボールの中にくるみ、25から27度程で暫く管理してみました。
とはいえ寒暖差の激しい時期です。この簡単な管理方法で、果たして温度は安定するのか?電気毛布は使えるか?
新たに温度計を購入し、この1週間のデータを取っています。




大切な種親ですからね。特に急激な温度上昇が発生すると、種親にダメージが残ります。またこの時期は常温だったり、低い温度帯だと餌を与えてもなかなか起床してくれません。この温度計過去のデータも記憶してくれるのでちょっとした管理では使えそうです。




そしてこのブリードの趣味において、かなり重要な産卵ステージ。産卵させることが出来なければ始まりませんからね。
今年で3年目となる自作植菌カワラ材。こちら過去ブログでも取り上げていますが失敗経験から学ぶこともまだまだあります。

特に今年は良質な産卵材が少なく、今後も不安が残る中ですからね。自作した植菌カワラ材を使った産卵はひとつの選択肢にな
るのではと思います。
このあたりをテーマにしたブログ記事ですが、当ツイッターでいいね数が目標数に届けば、ブログ記事にまとめて公開する予定です。興味ある方は
までいいねをClickしてください。
いいね数100以上の場合は、真面目に植菌カワラ材記事をまとめたいと思います。
ただ届かぬ場合はスルーとし、次回は種親候補紹介記事をアップしたいと思います。
ではでは。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする