悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2013年度羽化報告その3・2番ラインからの最大羽化報告

2014年07月26日 00時00分00秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

ただ今沖縄。予約投稿。

 

バイクにkey差し込み~
闇の中 滑り込む~
すべてが消え去るまで~
風を切り 突走る  J.Boy~
Show me your way~




夏が来ると思い出す。

この季節は無性に単車でぶっ飛ばしたくなる。

独身時代はそれこそ毎週のようにツーリングに

出掛けていました。



まだ見ぬ景色・瞬間。

高原の新緑と風の匂いを感じる。

見知らぬ仲間との出会い。



そのどれもがツーリングの醍醐味



ちょうど25年前の今頃。

20歳の夏休みに40日間の日本一周野宿の旅として

全国を回っていました。


見ず知らずの家へ泊めてもらったり・・・

キャンプファイヤーで野球拳をした女性が最後には

下着1枚になったり・・・


漁船に潜り込み一泊したり・・・


今振り返ると実感しますが、若い時しか出来ませんね。

 

 





ツーリングとは別に、単車を趣味として少しづつ自分だけの

オリジナル・カスタム化にしていく過程もまた実に楽しく。

 

 CB400SF

1992年の発売から間も無い時期に購入しました。

その後この単車は爆発的に売れたため、街を走ると良くすれ違う。

私の性格上、必然的にオリジナル・カスタム化に拍車が掛かり。

本体価格よりもカスタムにお金をかけてね。

 

ヨシムラ手曲げ集合管、オーリンズのサスペンション。

バックスステップ、ウインカー、ハンドル

サイドカバー、フロント&テールカウル等々。

 

mustarさんのレベルには程遠いですが。




ツーリングは採集。

そしてオートバイカスタム化とオオクワガタの累代飼育。

自然回帰。



格好良さ・存在感を求めて。

自分だけのオリジナルを作り上げ所有する満足感。

 

ただどちらも自己満の極みで女ウケは全くしないという。






 

 

 

 

 






2013年度羽化ステージ終盤を迎え最大蛹に注目していた最中。

実は我が家で2013年度3頭目となる85mmアップが

羽化していました。

 



2番ラインは3本目への交換時には幼虫体重がそれほど

伸びておらず2013年5番・4番・1番の次、4番手と目しており。

それほど重くなく、しかも発酵マットに移動させていた

ノーマークの中から、自己ギネスを更新する最大サイズが

無事に羽化してくれました。

 



お尻の引っ込みも早く、縮みもそれほど無い。

しかも発酵マットへ移した幼虫からの羽化。

そうです、最終マットからの85mmアップ。



裏の飼育データを振り返ると2本目交換時には『大きな居食い』

これはマットへ移行してもその傾向があり、螺旋状に蛹室を

形成しているマットならでは?の珍しい形。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



引っ張りましたがそれではご紹介します。
  

 

 KU-214

 

 

 

 

 

 

 

 

このKU-214  大顎は長くありませんが、左右対称で

顎の先端が上を向く直線的なフォルム。

また厚みもありますが、横ではなく縦に伸びてくれました。

艶があり母親のメルリン2011年2番似か。

 

 

 

 

 

 

その他に同じ2番ラインから84.5mmも羽化しています。

こちらはふっくらと少し丸みがありまして。艶消しボディは父親似?

KU-205

 

 

 

 

KU-207

 こちらは残念ながら羽化直後★に

 

OOKUWA BLOOD 2013年飼育データ更新・修正・7月29日

 

 

 

同じ♂親ではありますが、前回取り上げた1番ラインと2番ラインの違いとして

横(幅)か、縦(長さ)か。

大顎先端の形状。 

2番は暴れが少ない。

2番は終盤型の成長曲線で還元率が良い。

栄養吸収力の違いか?

同じ菌床で育った1番・2番強制早期羽化♀サイズ

でもそれは明らか。

それが羽化サイズアベレージの違いでしょうか。

 

 

 

といっても我が家の羽化サイズアベレージは飼育スキル

同様まだまだ。  

今後の課題です。

 

でもね。

存在感のある美形大型サイズに目標を定め、
 
手塩にかけて育てきた一年間の集大成。
 
 

やはり感慨深いものがあります。

 

 

 

 

 

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首都圏久留米党オフ会・2013年度1番血統飼育データ

2014年07月21日 07時57分59秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 
次女も3歳となりますので。

遠出を控えていた我が家も来週の週末はいよいよ

待ちに待った沖縄への家族旅行。

 

また健康診断も8月に控えており、この1ヶ月は

ランニングとサウナでダイエット中。


早稲田には銭湯が多くあるので、ランニング帰りに

立ち寄ることも。

サウナの後の水風呂が最高です


 



まずは告知から。

首都圏久留米党オフ会を開催します。

日時:8月2日(土) 18時~

場所:品川駅近辺


カネクワさんの久留米87.4mmアップ報告で久留米も

次の大型ステージが現実化しましたね。

不全ではチラホラ超大型実績もあるようで・・・

先行する能勢YGも大型化の中で通ってきた道なのか・・・



ただ久留米を飼育されているブリーダーさんから

今年の羽化状況をお聞きする限り、特に35g前後の

大型幼虫からの蛹化・羽化にはまだまだ大きな壁が。



正解は見えずまだまだ未知数・・・

大型化には血統背景の要因が大きいですが

それぞれ飼育環境に適した管理・温度帯・餌。

その複合的な要素をどうやってものにしていくか。



またそれとは別軸に、将来の超大型化を見据え

他がやらない高添加の餌による首都圏久留米党の

検証がAKVプロジェクト



その来期取り組みをテーマに今回議論します。

久留米に適した添加剤、合わない添加剤。

菌糸の持ちが良くなる添加剤があるのでは?

これがAKVプロジェクトの探求テーマ。


久留米産に興味ある方は是非お気軽にご参加下さい

ちっともお気軽感は無いかもしれませんが。

ブログでもHPでもご連絡をいただければと思います。



久留米以外を飼育されていても構いません。

久留米に力を入れていきたいブリーダーさん。

首都圏久留米党・新規党員募集です







さて我が家の2013年度ブリード羽化ステージも

いよいよ大詰め。




その中でも今回は我が家でも幼虫体重が乗り期待値の

高い2013年度1番ラインの羽化報告をさせていただきます。



我が家1番ラインはメルリン2011年10番86.6mm同腹

♂82mmと、マツノインセクトで直接購入した86mm同腹

♀53mm2011年8番を掛け合わせた久留米2013年度

期待の鉄板ライン。


しかも多産だったこのマツノインセクト2011年8番は

皆さんのところでも大きな幼虫が多かったですからね。


その期待ラインの我が家の結果は・・・



 

完品羽化は83mmにとどまり・・・

 KU-108

 

 

 

 

 

羽パカオンパレードという厳しい結果に・・・

 KU-105

 

 

 

 

 

 

 



この1番ラインから羽化した我が家♂ですが、他のどの

ラインよりもひと目で分かりやすいというね。

画像の通り皆やたら太い。

また横に出る系統だからなのか、オアシス菌床で育った

♀を高添加仕様で育てた影響からなのか

そして羽パカがやたら多かった。


この二つの特徴は顕著でした。



ただどれも平均的に大きくなっておりこれは特別な血

であることは明確。

次世代が楽しみな血統であることに疑いの余地はありません。


 


ちなみに2014年18番ラインは、この1番ラインから

強制早期羽化させた♀を使っておりまして。

高添加菌床で育てているので、18番ラインの最終羽化

個体がどうやるのか

注目したいと思います。

次世代へリベンジへ

 

 

 



そしてあの12番・28g蛹もいよいよ羽化までカウントダウン



果たして無事羽化してくれるのか


 

 

 


なんか顎がズレてね・・・

 

 

 

 

To be continued





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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温度管理対策&2014年度1本目投入

2014年07月13日 21時45分05秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育

 

 次女美織は25日で3歳。

元気に明るく育っています。

母親に怒られた時には(時のみ限定)泣いて走って抱っこをせがむ。

『今度海へ行こうね』と伝えると、本心で行きたいであろう高音域の

精一杯の声で「うん、みんなで行こうね」とニコニコ顔で叫ぶ。

今限定の素直さを家族で楽しんでおります。

 



 嫁のお腹に新たに生命が宿ったことが発覚したのが2010年11月。

 「子供の成長の足跡を残したい。」

 それがキッカケでブログ媒体に取り組むことを決意しましたから。


クワネタ以外も記述していくマイペースな当ブログ。

今後もボチボチとお付き合いいただければと存じます。



 

  

今回は我が家2014年度1本目投入状況を取り上げます。 

当日は、時間的な問題で6月29日オンリーデーのピンポイント投入

実家2Fブリードスペースで早朝からの作業。

その前日から我が家ブリードスペースの改良を施しまして。


ブリードスペース内の温度安定化と保温効果を高める目的で

「保温断熱シート」と「スタイロフォーム」をブリードスペース内の

壁、床、天井に貼り付けました。

 

  

保温断熱シート
発砲ポリエチレンとアルミ蒸着フィルルムの
シートは95~97%の輻射熱を反射し空調の効率
を優れた断熱性・保温性・保冷性でアップする。
 
 
 
 
スタイロフォーム
スタイロフォームの熱を伝えにくい特徴は
冬の寒さはもちろん、暑さにも有効。
また温度を一定に保つことで冷暖房のエネルギー
消費を抑える効果がある。

 

 


 イメージ
 マンションのような高気密、高断熱空間

 ワインセラー大型版

 サーキュレーター2台による空気循環型

 



 2013年度はあえて保温対策を実施せず、防音カーテン

にエアコン、サーキュレーター1台の管理で1年間通してみました。


 しかし予想以上にエアコンの温度ブレが大きく。

また冬の暖房代が冷房の2倍をゆうに越える。 

よって今回の対策では温度安定化と、保温と断熱効果で

冬期期間を暖房から冷房管理へ移行する省エネ対策が目的です。

 

果たして妄想通り温度が安定するのか?

冬季期間冷房で通せるか?

昇温時のみの暖房切り替えが理想ですが。

どうでしょう?やって見ないと分かりません。

 

 

 

2013年ブリードスペース

 

 

 

 

 

 

2014年度ブリードスペース

 

 

 

そして翌日に今期ブリード予定数の全てを一気に1本目へと投入。

結果2014年度ブリード数は計16ライン213頭でスタートしています。

 

また今年初めて「勿体無い企画」と銘打ち幼虫販売をさせていただきました。

 

要望の多かったラインは産卵セットも気合いも入りますからね。

残念ながらご希望ラインが産卵しなかったため、お分け出来ない方も

いらっしゃいました。

ですが来期もこの企画は実施したいと思います

 

 

オークションですと怪しいものもあるようですが、我が家では

希望される方へ、しっかり管理し無事産卵したもののみの出品。

ここ重要

 

大きくなるか?はまた別問題ですが楽しみですね。

 

また例年より♀セット解除からの期間を長めに取ったため卵は3個のみ。

これも昨年孵化後間もないド初令で1本目投入した幼虫が、2本目交換時

消滅していたケースがあり、あえて期間を長めに設けました。

 

 

 

 ちなみに1ラインだけ変更しています

チョネットワーク。 変更ラインが分かった方。

それはかなりチョネ通の方。

しかし我ながら2014年度の布陣は、どこからどんな個体が出てくるのか?

正直全く先が読めぬ2014年ブリード。

 

マツノインセクト血統累代ライン。

細身で長さ狙いのライン。

血の離れたアウトライン。

血の濃いアウトライン。

メルリン2009年10番系統による掛け合わせライン。

高添加の早期羽化♀によるライン。

 

また1年。じっくりと楽しみたいと思います。

 

 

 

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前橋出張・久留米ギネス更新

2014年07月08日 10時25分07秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

 

本決算後、少し落ち着いた状況もほんの束の間。

7月に入り先週半ばからカーテン新作発表会。

 方向性はモダン。

 

 

 朝から晩までかなりの忙しさ。

そして今は出張で前橋に来ています。

 

 

昨年も七夕シーズンに訪れましたね。

 

今年32回目となる、得意先様合同主催の手織り絨毯販売会。 

こちらはトラッド&クラシック。 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年は夜の部担当として、先輩と歌に踊りにと前橋を熱い夜にした自負が。

ただ騒いだだけですが。

 

 

しかし、この手織り絨毯のメンバーは実に面白い方々が集う。

惚れた絨毯を探しに単身中近東へと乗り込む。

 

アウトローじゃないと出来ません。

 

 

今年は主催者の部長、サブリーダー、私とある男の勝負をしています。

ミッション

夜の部で席についたキャバ○を絨毯販売会会場へ誘う。

ルール

会場に1番乗りしたキャバ○を見事呼び込んだものが勝者。

ちょっと分が悪いか? ライバルは夜の帝王と強烈ですから。

 

 

 

 

 

 

 

さてクワネタでは吉報です。

九州久留米党党首クマモンさんブログにて ご紹介がありましたが、

秋田のカネクワさんが87.4mmの久留米ギネス更新を達成されました。

 

 

sendoさん、タイトルに焦り傷口が開いたか?

 

普段のお付き合いはありませんが、嬉しいビックニュースとして

当ブログでもご紹介させていただきます。

 

 

 

着目すべき点は3つ。

毎年少しづつ自己記録を更新されている。

頭幅の大きい裏年メルリン2010年8番♂から迫力ある大型サイズ。

メルリン2009年10番以外からの大型羽化。

 

 

 

今年能勢YGの大型羽化報告が際立つ中、 なかなか大型サイズに

繋がらず、少し消沈ムードの久留米ブリーダーでしたので。

幼虫体重があっても、デリケートな久留米はなかなか難しく。

 

ただ大型血統のポテンシャルを引き出すコツを掴むと

久留米も必ず大きくなる。

しかも長さだけでなく迫力があってゴッツイ

大型実績の少ない久留米だけに挑み甲斐がある。

久留米ブリーダーとしては嬉しい朗報でした。

 

出でよ️続けよ

久留米スーパーブリーダー

 

 

 

 

我が家のブリードですが、2013年蛹化、羽化ステージは放置状態。

来週も土日が仕事ですので。

2014年度産卵ステージの方は、スケジュール的にここしかないと

6月29日(日)1日で1本目投入を完了しています。

 

 

それと同時にブリードスペースを改良を終えました。

 

出張中につき、これは次週取り上げたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2014年度ブリードスペース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久留米スーパーブリーダーの小5

否、正午。

否、称号はいただきますぞ

 

 

 

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