悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

長女卒園式・2013年度ブリード補強♀パート6

2013年03月24日 20時58分29秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

 

2013年3月24日。   神田川の桜も満開

 

 

 

備忘録ブログ。

 

 次女美織は1歳8ヶ月。

まだしゃべれませんが、「ママ」の強い口調が大人びて驚きます

目、鼻、口、頭がどこにあるか理解しているようで。

食事を終えると手を合わせて御馳走様をします。

母親が「歯を磨くよ~」と伝えると歯を磨く真似をし、

「着替えるよ~」ではごそごそ服を脱ごうとする。

 

最近出勤前の日課となっている「スクワット」ですが、

ふと振り返ると私の後ろで一緒にスクワットをしている。

その仕草がなんともいえず。

 

 

そして長女詩織は今週火曜日が卒園式でした。

平日でしたがお父さんの出席率は8割の30名。

娘もそうですが、親としても節目行事となる「初めての卒園式」

  

卒園証書授与のあと、ひとりひとり、マイクの前で将来の夢を発表するのですが、

我が娘は「お母さんになりたい」でした。

このまま明るく伸び伸びと元気に育ってほしいものです。

 園児のママさんが協力して製作した3年間の成長を綴った卒園記念DVDはでした。

卒園式後の謝恩会でママさん全員が

 

 

 

  

 

 

2013年種親ですが、10度以下の実家床下管理だった成虫を冬眠から起こして1ヶ月。

現在♂♀は順調にゼリーを食べています。

最初の2週間は自宅マンションによる18度~20度の管理。

成虫ほとんどマットに潜ったままゼリーには手をつけずにいました。

その後、今年はRVBOX内で「電気毛布とパネルヒーター」による温度管理を実施。

個体差はありますが、23度~26度管理でゼリー消費量は週に2~3個ペースといった状況。

昨年は冬眠から目覚ますように1週間で一気に26度まで温度を上げましたが

今年は温度を上げ下げしながらゆっくり起こしています。

話題のギンパウも使っていますョ。  

 

現在♂はブリード部屋となる「コバシャ小」に移動して、顎を結束バンドで縛りました。

1週間後にテスト期間として、いよいよブリード開始の予定。

 

♀はブリード前の3日間はゼリーを与えず、絶食状態から♂と同居させるスケジュール予定。

♀が餌に集中してくれると成功率が上がるように思っています。

 

 

 

ちょっと問題も出ました。

我が家自己ブリ最大2011年5番KU-505♂83mmは元気がありません。

ゼリーも食べずおそらく今期ブリードは厳しいと思います。

その原因ですが羽化したての頃、軽い羽パカを幾度か絆創膏で応急処置をしていた影響でしょう。

個体を弱らせてしまったようです。

初めて羽化ステージを迎える皆さん、ご存じでしょうが羽化したての個体はダメージが残るので

極力触らないようにして下さい。

 

 

 

 

さてさて本題ですが、2013年ブリード候補の第6弾となる♀個体をご紹介いたします。

 

Gullさん2012年羽化♀52mm.ku1102-11(♂84.2mm同腹)

種親♂メルリン2009年11番(♂83mm)

種親♀マツノインセクト2009年51番(♀50mm)

 

Gullさん2012年羽化久留米産最大♂84.2mm同腹個体

我が家も種親の中では体重・厚み・頭幅サイズは特出はしていませんが、

全体のバランスが良く素晴らしい個体です。

 

 

 

 

ゲバゲバ90さん2012年羽化♀52mm.KU-2011-B-0027(♂82.5mm同腹)

種親♂メルリン2009年11番(♂82mm)

種親♀メルリン2009年2番(♀52mm)

 

ゲバゲバ90さん2012年羽化久留米産最大♂82.5mm同腹個体

この♀は52mmながら頭幅が我が家の♀で5番目の大きさとなる15.5mmあります。

そして体重・厚み(体高)・は軽く薄いんです。

メルリン2009年2番の血を色濃く感じますね。

 

 

 

kazさん2012年羽化♀50mm.2011KU-koko3(♂83.2mm同腹)

種親♂マツノインセクト2009年13番(♂80.3mm)

種親♀マツノインセクト2009年10番(♀52.3mm)

 

首都圏久留米党のトップブリーダーkazさん2012年羽化久留米産♂83.2mm同腹個体

マツノインセクト直接購入個体のアウトライン。

この♀ですが、食欲がNO1です。とにかく良く食べます。

我が家で昨年使用したマツノインセクト直接購入個体2010年17番♂81.5mmとブリード予定です。

 

 

 

虎壱さん2012年羽化♀51mm.11KSM-103

種親♂shima1007年11番(♂80.8mm)

種親♀みかん2009年09KU1C-10(♀51mm)

 

東北の虎 虎壱さん2012年羽化久留米産個体

この♀は虎壱さんが高添加剤パターンによる菌床ボトルで育てられた個体。

現時点では、我が家の自己ブリードである2011年KU-403♂82.3mmとのブリード予定です。

 

このKU-403ですが、我が家の自己ブリード個体である2011年KU-211♀53.8mmとの

ブリードも予定しています。

このKU-211はHS菌床で暴れずに育った♀。

この2頭の♀は、2013年では高添加パターンの餌を与える予定です。

 

 

自己ブリード個体絡みでも、

我が家2013年補強個体の2大エース

「メルリン2011年10番♂82mm」「B団2011年♂83.2mm」

を脅かすような個体を作出したいものです。

何れにせよ、産卵を成功させないといけません。

それだけに今年のブリード準備はあらゆる手間を掛けて最善を尽くしていきます

 

 

と最近はお笑いモードがなくてス・ミ・マ・セ・ン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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waizuさんオフ会・イン高田馬場

2013年03月16日 23時30分28秒 | オオクワガタオフ会

 

 

 たったひとつの夢が

今この街の影に横たわる

でも今夜は思いっきり

ルーズにみじめに

汚れた世界の窓の外で

全てのギヴ&テークのゲームに

さよならしておくれ

Rock & Roll Night . Rock & Roll Night 

今夜こそ

Rock & Roll Night 

たどりつきたい

 

 

昨日、実はwaizuさんとオフ会でした。

waizuさんといえば、私がこのオオクワブリードという

この奥の深い趣味の魅力があることを気付かせてくれた 

完成度の高い「waizu Dorcus Office」 HPが有名ですよね。

私もブログを始める前から、waizuさんのHPとブログは何度も覗かせて貰いました。

 

 

そのwaizuさんですが、私のHP ookuwa blood 開設時、

HP掲示板に「私も佐野元春のファンです」とのコメントいただきまして

 

 

私も浜省は大学の友人の影響で、J・BOYから聴くようになりましたが、

佐野元春は、中学時代、今も付き合いの続く友人から

SOMEDAYを薦められて聴くようなりまして。

多感な中学生の時代もあって、当時「なんて斬新でカッコイイんだ

衝撃でしたね。

ちょうど1980年前半、ベストヒットUSAが話題となり、洋楽ブームが始まる頃でしたが、

佐野元春は、全く引けを取らない、カッコよさと歌詞と曲のセンス。

毎日レコードを聴いていた記憶があります。

 

いつか機会があれば「1980年代、日本が元気だった頃の歌を思う存分歌いましょう

それが今回実現したわけなんです。

 

 

 

そのオフ会ですが、どちらかといえば、大半は私のオオクワブリードに嵌ることになったきっかけなど、

waizuさんが聞き役に回るような展開。

恐縮するような状況ではありましたが、そこは根っからの営業マン「まあいいか」 などと流れに任せつつ。

そしてwaizuさんのブログにも記述がありましたが、

配合を考えて大きさを競う楽しさ  ブリードの純粋な楽しさを確認し合い、あっという間に一次会は終了。

そうそう、私から「waizuさんが注目しているブロガーさんはいらっしゃいますか」という質問はしてみました。

さてそれはどなだでしょうか 

 

 

 

そして、いよいよオフ会のメイン二次会は高田馬場カラオケバトル

結論からですが、いやー楽しかった最高でした

お互いカラオケ大好きですね

 

低成長が続き、いつまでたっても先が見えない現代と違い、

特に1980年代前半は日本が一番元気だった頃ではないでしょうか?

戦後の廃墟から立ち上がり、世界第二位の経済大国まで上り詰め

「アメリカに追い付き追い越せと」 当時の日本は、可能性に満ちていましたからね。

そんな時代背景もあり、やはり力強い歌が沢山あります。

 

そんな1980年ソング中心のカラオケでしたが、やはり今回は佐野元春でしょう!

歌は時代を、世代を超えますね

悲しきradio

アンジェリーナ

そして

名曲ロックンロールナイト

 

この曲を聴いていた中学生の当時から、いつのまにか長い年月が過ぎ、仕事に終われるなかで

結­婚して、子どももできて、会社で揉まれて。

忙しい毎日のなかでふと立ち止まると、若い頃に仲の良かった友­人たちは、この歌にあるように「友達の一人は…」

「友達の一人は­…」といった具合に別々の道を歩んでいる。

歌の歌詞にある、ロミオとジュリエッ­トのように結ばれない恋に胸を焦がした昔の思い出­。

この曲はそんな懐かしく切ない青春の挽歌ですね。

 

waizuさん、次回は87mm否、90点以上目指しましょう

今回はありがとうございました。m(__)m

 

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今年の種親管理はRVBOX!

2013年03月08日 23時22分57秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 

WBC・を見ながらのブログ更新 

ニッポン逆転4-3

国を挙げての選ばれし男達の真剣勝負 いや~痺れます 

頑張れニッポン

 

 

昨日は監査法人により行われる会計監査でした。

内部統制がいかに適切に行われているか? 

学生時代「ルールという観念を打ち破れ!枠に囚われるな!」と子供染みた名残が捨てきれず・・・

デイフェンス面は、タイプ的にどうも苦手ですので冷や冷やしていましたが、  

どうにか突っ込まれず無事終わりました。

 

 

先日は嫁のお父さん、義理父と二人で目黒にある串焼き「中垣」へ行ってきました。

互いの両親や、家族と集まって飲むことはあっても、義理父と二人で飲むのは初めて。

少し互いの懐な部分に触れることが出来ました。

またお店も平日の比較的早い時間でしたので、お客も暫く我々二人だけ。

もつ焼き業界の裏事情も色々入手出来ました。

  

内臓はなんといっても「旬」が一番の要素のようです。

この手前の椎茸も絶品でしたね。

思わず「原木ですか?」と尋ねてしまいましたが、やはりそのようでした。

大将とも話が合いそうですし、オフ会の会場候補に決定です

 

 

 

さて本題ですが、種親候補を実家から我が家のマンションに移動してから2週間。

マンションの室温は3月上旬のこの時期18度~20度。

この温度帯ですと、昆虫ゼリーは8割方食べていません。

 

4月初旬のブリードを考えると、種親もそろそろ温度を上げても良いですね。

今期の種親管理はこの方法で種親を管理しようと思います。

名付けて「管理温室・RVBOX・2013」

RVBOXの中に、菌床ボトルに入っている種親候補♂♀17頭が全て入っています。

このRVBOXの中に「パネルヒーター&電気毛布」の組み合せで適正温度に管理します。

予想以上に温度は安定しています

本当はスタイロフォームによる「簡易温室」を玄関に設置する予定でしたが、

今回は嫁の機嫌を考慮することに

 

昨年冬眠明けの種親である成虫は、全てワインセラー小の管理でした。

その温度管理については、冬眠明けから1週間後に一気に25度まで温度を上げました。

これには温度ショックをかけて、冬眠した種親を覚醒させる目的で実施しましたが、

今年は徐々に温度を上下させながら、ゆっくり上昇する方法を選択します。

そして冬眠明けから1ヶ月後の4月上旬、♀を複数掛け合わせる♂からいよいよブリード開始です。

 

次回は2013年久留米産・補強個体♀を一気にご紹介していく予定です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年・組合せの構想

2013年03月03日 00時37分02秒 | オオクワガタ検証等

 

 

 

 先週のオフ会の余韻からか、知的好奇心が目覚め始めまして。

我が家で今期トライしております、たんぱく質添加剤配合量パターン比較の検証ですが、

その実験結果と、オフ会での情報から、ひとつひとつ結びつく事柄を幾つか発見することが出来ました。

詳細について現段階では記述出来ませんが、

どうやら、炭素原子と窒素原子の比率(所謂、C/N比)を考慮し、添加剤の量を調整すべきのようです。

また加水分解の分解速度についてや、環境、湿度により、大きく変ることも今回で体験出来ました。

菌床は完全に生き物ですね。

アカモビさんありがとうございます。(__)

 

幼虫にとって吸収の良い栄養源となる餌を長く喰わせ続けること。 

分解の速い栄養源は雑菌に侵されるリスクが考えられる。

 

環境の違いによる影響については、2013年AKVプロジェクト(添加剤・久留米・検証)

で見えてくるように思います。

そのAKVプロジェクトですが、同じ種親から採れた幼虫(♂×♀2)を、菌床及び添加剤配合量と重量を統一し

6名によるそれぞれの飼育環境下で、10頭(5頭×2)ずつ計60頭を1年間飼育する企画です。

 

 

そんな環境と餌による検証も楽しみなところですが、

やはり2013年自己ブリードが一番の楽しみには違いはありません

その自己ブリードの組み合せについては、目下構想中(妄想中)なわけですが、

今期はマツノ843ギネス(マツノインセクト2003年.久留米♂84.3mm.KUWATAギネス個体)

の配合量の濃さについて、検証を試みたものの、ブリードの失敗(血の濃さの影響も考えられる)

となり道半ばとなりまして・・・

マツノ843配合量100%のブリードとなるインラインF3

(shima1007.H21-7-3♂82.7mm×H21-7-17番.♀52.5mm)の産卵失敗が痛かった

そして配合量75%の組み合せとなる

(shima1007.H22-6-23♂81.7mm×H21-5-14番.♀52.5mm)は産卵したものの5頭が全て★に。

 

血の濃さによる影響か、そもそも弱い個体であったのか、それとも血が濃いから故に弱かったのか・・・

良く分かりませんが、血の濃い組み合せですとメルリンさんでも不全が多い要因に挙げられることは事実。

shimaさんにもインラインの組み合わせは反対されましたからね。

反対されると、やりたくなりませんか

その次の世代の組み合せ如何では大化けする可能性もあるわけでして。

 

よって今期の反省を踏まえ、2013年の我が家では、

サラブレットの配合論をヒントにして以下のような組み合わせを構想中です。

 

 

 

4分の3同血 血統を2代遡り、父父、父母、母父、母母の4つの内、3つが同じ。

 血統の系統は父と母で異なっても構わない。

4分の2同血 血統を2代遡り、父父、父母、母父、母母の4つの内、2つが同じ。

 血統の系統は父と母で異なっても構わない。

4分の1異系 血統表の祖父母において、3頭が比較的似たタイプの血統で

 残りの1頭だけが異系血統(強くインブリードされていればなお望ましい)。

 

 

その他に

マツノ2003年843の血

メルリン2007年19番の血

メルリン2009年10番の血

shima1007.2009年6番の血

久留米産地では、とてつもない実績と可能性を秘めた血。

当然ながら超優良個体を生んだ「血と配合」を、構想(妄想)する日々

この段階がブリードの楽しみですね

 

私の場合、飼育管理について、もっとシビアにやらないと駄目なわけですが。 

どうも性格がO型気質でして拘るところはとことん拘りますが、基本的に大雑把なんですね。

ベーシックな部分がとても大事です。

と、備忘録で残しておくことにします 有言実行ですな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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