悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

KLBとは? 

2020年09月14日 18時52分00秒 | 2020年度・オオクワガタ

速ですが「KLBとは何ぞや?」
ブログ10周年に先立ち、ツイッターでは数年ぶり
となる限定プチプレ企画を開催しています。
今回は来年のKLB運営における情報収集もその
目的のひとつ。
その中で幾つか同様のご質問をいただきました。

◯KLBとは
K:KULUME(久留米)
L:LIMITED(限定)
B:BATTLE(バトル)

素性の明確な久留米産地個体による1ライン限定
最大羽化サイズで順位を決める事前エントリー
制の久留米バトル企画です。

KLBブログ※2020KLB 参加概要



 
 
 
 

2017年第1回を開催。来年で5年目を迎え毎年
70名程が全国から参加者が集まっています。

現在ビークワレコードは歴代NO1のみ。
レコードを目標に据えるには、その道のりは
あまりにも遠く。そこで毎年年1回、産地別
にNO1を決めるような大会があれば、飼育者
も楽しみが増え、裾野が広がるのではないか?
そんな考えがそもそものベースにありました。

''当時むし社へ進言もしましたが却下でした"

本来であれば三大産地で開催を!な訳ですが
運営規模の理由から、有志で出来ることをと
考えクマモンさんらと久留米産地に絞り、楽
しみ方のひとつの形として続けています。



◯KLBの特徴
1ライン限定のため、初心者もベテランも、ま
た他の種をメインに飼育されている方にとっ
ても比較的参加しやすいと考えています。
現在久留米では名立たる著名ブリーダーの他、
オオクワガタ現役のレコードホルダーを始め
能勢YGトップブリーダーも久留米産地個体か
らエントリー頂いており、参加者はリアルタ
イムで全国のブリーダーと競い合っています。

 

見える化として参加者には管理表・系統表を提

出いただきます。

参加者の飼育状況を見える化することで、飼育
スキルの全体的な底上げに繋がり、また参加者
だけでなく閲覧者も楽しめる企画となっています。

□サイズ以外にも美形コンテスト・新人賞な
どもあり、自慢の羽化個体をお披露目する
場としての活用も可能です。


□業者様並びに著名ブリーダーから協賛を
いただいております。「見える化」のため
これまでにトラブルは一度もありません。
大人のルールの上に成り立つ楽しみ方
のひとつと考えています。

KLB主催者としては今後KLBを盛り上げるため
には参加者を増やしていく必要があります。
また毎年ある程度の新規参加者もいることが望ま
しいと思います。


次にKLBの問題点・課題点 新たな規格案な
どを取り上げます。

◯KLB課題
・モチベーションの維持
1年以上の長丁場の企画です。周りの参加者
と比べて、幼虫の飼育推移が思わしくなかっ
たりすることで、モチベーション維持を保て
ず、管理表提出が滞るケースが出ています。

また置かれた環境の変化、仕事やご家族な
どの予期せぬ原因の発生などにより、途中
でリタイヤとなるケースも考えられます。
様々なリスクを勘案すると、1ラインとは
いえ軽はずみに参加となり、迷惑をかける
ことだけは避けたい。
そんな方もいらっししゃるでしょう。

先のことは分かりませんが、誰しもが参加
出来る企画ではありますが、参加者に置か
れましては事前の準備と相応の覚悟を以っ
て望んでいただきたい。そう考えておりま
す。

・KLB事務局メンバーの負担
現状KLBブログはオオクワを、久留米を盛
り上げようといった有志の方々により裏方
の作業を進めています。具体的にはページ
構成や参加者の管理表の更新、管理表提出
チェック機能と提出の催促。参加者から送
られてくる管理表アップロード作業など。
実はそれなりの時間と労力を要しているた
め、事務局作業改善もKLBの課題です。


※2020KLB 年間スケジュール





参加者は
参加表明
1本目投入
3本目投入
羽化報告
計4回の報告をお願いしています。
上記ルールについては来年度から多少改善
(変更)となる見込みです。

 

※2020KLB 副賞




KLB副賞として予定している景品ですが、
このあたりも今後初参加の方に対し手厚く
なるよう、実績ある著名ブリーダーからの
協賛を増やしていく考えがあります。
またモチベーション維持に起因するため、
上位に入らなくとも最後までしっかりとや
り遂げた方に対する副賞(完走賞)など現在
検討中です。



◯2021KLB企画案
最後に有志の方からいただいた新たなKLB
企画候補案を紹介します。

・KLB同人誌発刊
最後までやり遂げるモチベーション維持と

また思い出を残すというのであればコミケ
の同人誌みたいな形で本を出す。
参加者の飼育データ、意気込み、上位個体
の画像、事務局の方の座談会などを誌面と
して掲載し、希望者のみに発行する形であ
れば十分思い出に残るのでは。

・動画配信
一部リーグ、2部リーグ参加自由として、

タイミングが同じ人達で幼虫や成虫の計測
会をYouTube LiveやZoomなどで配信す
る。個々で粛々とやるより互いの刺激にな
るのではないか。
配信を観て触発されて交換始めたり虫の世

話を聴きながらする人が居るので動画であ
る事ってモチベと言う意味では結構な底上
げになると期待する。
例えばノギスを当てたり体重測る時も画像
から映像へ変えるだけでも一歩になるので
はないか。

KLB団体戦
KLBについて今の個人戦と並行して団体戦

みたいのもやったら面白いのでは。
住んでる地域や最大サイズでチーム分けを
して、決まった羽化頭数の合計で競う。
新規とベテラン勢とコミュニケーションも
増えるし、お互いプレッシャーにもなる。


私個人的の案としてビークワとKLBコラボ
企画を推しています。参加人数が多いので

紙面構成上は久留米から代表者を選出。
KLBも来年5年目を迎えるため、記念大会と
銘打って、オオクワガタ飼育歴の浅い方を
ターゲットにして久留米以外他産地の代表
を募りKLBに参戦、能勢YG・能勢SR血統・
奈良輪川西と自ブリ1ラインによる目指せ90
ミリ作出といった成り上がりのガチ勢対象
90GPをKLBと同時開催など。

以上KLB関する説明記事でした。

皆様も他にご意見などあればツイッターDM、

HP問い合わせなどからご連絡下さい。

 

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