とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

映画『ドリームプラン』を見ました。

2022-02-27 08:14:41 | どう思いますか
 映画『ドリームプラン』を見ました。テニス選手ビーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズの父でありコーチであるリチャード・ウィリアムズの生涯を描いた映画です。

監督       レイナルド・マーカス・グリーン
出演者   ウィル・スミス アーンジャニュー・エリス サナイヤ・シドニー デミ・シングルトン トニー・ゴールドウィン ジョン・バーンサル

 この父親、そばにいたら本当にいやな奴です。おそらく誰もがこの映画の父親を嫌うでしょう。まったく協調性がない。

 しかし一方ではうらやましくも思います。だれもが彼のような自信を持ちたいと思います。他人に嫌われながらも信念がなければ、夢は成し遂げられなかったのかもしれません。

 彼の自信を支えたのは家族です。いくら嫌われようと家族の支えがあれば生きていけます。家族のために戦い続ける姿はうらやましく感じる部分もあります。。

 とりわけ日本社会は協調性が要求されます。本来協調性は自分を生かすために必要なものです。しかし日本における協調性は自分を殺すことを要求します。自分を殺しながらじっと耐えている、耐えていないと生きていけない。それが日本社会です。

 映画自体はウィリアムズ姉妹の成功物語で、感動的に描かれており、楽しい映画です。しかしそれ以上に協調性とは何か、自分の生き方をつらぬくためにはどうしたらいいのか、自信とは何か、様々な問題が突きつけられる映画でした。
コメント
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