本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

スターバックスに学ぶビジネス

2014-04-14 23:07:07 | 進化。2013。2014。脱皮。
スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?
クリエーター情報なし
ディスカヴァー・トゥエンティワン

<スターバックスと口コミ>
・ スペシャリティコーヒーとエスプレッソベースのドリンクを提供する居心地のいいカフェ
→スターバックスが提供するのは心に残るエクスペリエンス
⇒注目に値することが注目される(注目を引く法則)
お客さまに口コミを広めてもらうには、注目に値するだけの商品、サービス、体験を提供しなければならない。
 ⇒口コミマーケティングはコントロールできないが、しかし口コミを起こすきっかけをつくることは出来る。
・ スターバックスはアメリカにおける、世界におけるコーヒーに対する人々の考え方を変えた。
・ スターバックスではブランドマネジメントを「評判管理」と定義づけている。

スターバックスはお客さまを大事にする気持から、お客様を判断力と見る目のある個人として扱う。
⇒スターバックスは、お客さまサービスに焦点を当てた2つのモットーをバリスタの胸に刻み込ませている。それは、「きっぱりイエスという」「接する、気づく、対応する」の2つである。
⇒スターバックスのロイヤルカスタマーは、
親切な従業員、清潔な店舗というひとと触れ合う要素に寄ってリピートしている。
・地域ごとに店舗の装飾を変えるのは、場所によって環境性質が変わるからである。
・一人ひとりが自分だけの特別な物を感じるようになると、商品はますます有意義なものになる。そうするには、商品の特徴だけでなく、特徴がもたらす紅葉に付いても伝える必要がある。

● マーケティングについての考え方
スターバックスにとってのマーケティングは、消費者に新しいものを体験したいと思わせ、良い気分になってもらうための手段であって、店での体験、商品そのものが何よりも大切になるのだ。
<企業は自社製品に愛着を持っているなら、そこには、ひとを引きつけてやまない魅力と素直に素晴らしいと感じて興味を持てるような理由があるはずだ。>
→ありのままを伝えるマーケティングなら、消費者はその企業の商品やサービスについて話す。だが、話を作っているなら、消費者はその企業のCMについて話す。

◯スターバックスのマーケティング暗黙のルール
① 誠実で信頼できる
② 気分を喚起する
③ 他社については一切触れない
④ 従業員のコミットメントを高める
⑤ 約束したことは必ず守る
⑥ 消費者のインテリジェンスを尊重する
→スターバックスではお客さまのことを、「興味を持たせるべき、興味深い存在」と捉えている。彼らは常に、いろいろな物事にアンテナを張り、広い興味や関心を持っている。
スターバックスは、彼らの興味屋関心をこちら側に向かせるべく、企業としてのメッセージの伝え方からパッケージの細部に至るまで、教養を感じさせるアプローチをとって伝えようとしている。

● 販売戦略の単純化
売上をつくることは複雑なことではない
① 新規顧客の開拓
② 既存客の購買意欲への働きかけ
③ 高めの価格設定

● スターバックスの共通ビジョン:
世界中のコーヒーの飲み方、味わい方、コーヒーにまつわる体験を変える。
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