goo blog サービス終了のお知らせ 

団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

 世の中には、悪い人が多いです。 悪意を持って近寄る人も少なからずいます。

2021-09-15 01:15:48 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「遠くにある幸せ」というタイトルで飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 カール・ブッセの詩に「山のあなたの空遠く幸い住むと人のいう」(上田敏訳)とある。

 現実の過酷さ、つまらなさにまみれていると、人はついここではないどこか遠くに夢のような幸せがあるに違いないと思いがちだ。

 これが落とし穴となり、仮想現実を現実と誤認してとんでもない事態を招くことがある。

 SNS(会員制交流サイト)は多くの人が利用する便利な通信網だ。

 見知らぬ人と電子盤上で言葉を交わし、その言葉だけで「つながる」ことができる。

 しかし、その言葉がウソかホントかは分からない。

 分からないのに「山のあなたの幸せ」と思いたがる。

 何の裏付けも証拠もないのにデマが真実として拡散していくのと同じだ。

 SNSがらみの悲惨な犯罪が報道されるたびに、おじさんは若い人たちに余計なお世話を焼きたくなってしかたがない。

 電子の言葉を簡単に信用するのは危険だ。

 そして、実際に「会う」のはそれ以上に危険だよ、と。

 SNS上で、言葉巧みに「会いたい」と言われても決して応じてはならない。

 幸せも白馬の王子・お姫様も、どこか遠くになんかありゃしないのだから。

 青い鳥は目の前に。


 以上です。


>SNSがらみの悲惨な犯罪が報道されるたびに、おじさんは若い人たちに余計なお世話を焼きたくなってしかたがない。

 私も若い人たちに、余計なお世話を焼きたくなりますね。

 世の中には、悪い人が多いです。

 悪意を持って近寄る人も少なからずいます。

 
>電子の言葉を簡単に信用するのは危険だ。
 そして、実際に「会う」のはそれ以上に危険だよ、と。

 その通りだと思います。

 「会いたい」と言われても応じてはいけません。

 幸せは近くにあります。

 周りを見回して下さい。





君たちがいて僕がいた ☆ 舟木一夫

赤く色付いた指がうれしく、ウキウキしている自分が、おかしく思えた。

2021-09-14 00:20:18 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「72歳のマニキュア」というタイトルで、72歳の女性が投稿されていました。


 いつもは通り過ぎてしまう店で、一本のマニキュアを買った。

 買って見たものの、実際に塗るには少々のためらいがある。

 今までおしゃれには縁遠かった。

 夫は何と言うのであろうか。

 また、他人の視線も気になる。

 かつて「白魚のような」と言ってもらえたその手も、今ではしわと染みとたるみの、それはまさしく年輪を重ねてきた手である。

 娘に、マニキュアをした指を見せた。

 娘は「いいよ」と言い、さらに「それに大きな高価な石がついた指輪でもしたら、もっといい」と言って笑わせた。

 今日も畑仕事で土まみれになった。

 手は荒れて爪の中にも土が入ってしまい、せっかくのマニキュアも台無しである。

 やっぱり私には似合わないかもと思いながら、いつもより丁寧に手を洗った。

 気を取り直して買い物に出た。

 ハンドルを握る手に、つい目が行ってしまう。

 赤く色付いた指がうれしく、ウキウキしている自分が、おかしく思えた。

 風呂上がりに、ハンドクリームを塗る。

 いつもなら、これで終わりだが、今日は違う。

 ゆっくりと、しわを伸ばすようにマッサージをする。

 手が潤ってきた。

 マニキュアが一段と光って見えた。


 以上です。


 投稿者さんって、私のかみさんと同じ歳なんだ。

 そう思って読むと、より身近な話に思えてきました。😊
 
>いつもは通り過ぎてしまう店で、一本のマニキュアを買った。
 買って見たものの、実際に塗るには少々のためらいがある。
 今までおしゃれには縁遠かった。
 夫は何と言うのであろうか。
 また、他人の視線も気になる。

 マニキュアぐらいで、ご主人とか他人の視線が気になるのかな?

 まだまだ72歳、オシャレをしなければ。😊
 
>ハンドルを握る手に、つい目が行ってしまう。
 赤く色付いた指がうれしく、ウキウキしている自分が、おかしく思えた。

 マニキュア効果かな、ウキウキされている。良い事です。😊

>ゆっくりと、しわを伸ばすようにマッサージをする。
 手が潤ってきた。
 マニキュアが一段と光って見えた。

 ハンドクリームを塗る際もゆっくりと、しわを伸ばすようにマッサージをされる。 

 ひょっとしたら、昔のような「白魚のような」手に戻るかも。😊




映画『愛唄 ―約束のナクヒト―』 主題歌GReeeeN「約束 × No title」コラボMV

せめて学校の卒業生名簿には、お名前を付け足してもらって下さい。

2021-09-13 02:14:19 | 日記
中日新聞の読者投稿欄に「卒業生名簿にない私」というタイトルで88歳の男性が投稿されていました。

 今でいう小学校五年生だった1944(昭和19)年の夏休み、父から突然「転向するように」と告げられ、別れを友達に伝えられないまま東京都杉並区から現在の富山県魚津市の父の実家に一人預けられました。

 いわゆる縁故疎開でした。

 学校までの片道に徒歩で一時間半かかった上、現地の子どもたちとは言葉も違ってなじめませんでした。

 翌45年夏、終戦となりました。

 しかし東京は食糧難だといい、卒業の日までの半年間は魚津で過ごしました。

 私が魚津にいた間、東京での友人は皆集団で疎開し、戦後すぐに戻ったと後で知りました。

 このため東京での卒業生名簿に私の名前はなく、同窓会には昔もいまもずっと呼ばれていません。

 以上です。


 投稿者さん、東京での卒業生名簿にご自分の名前がないことをご存知だったのに何も手をうたれなかったでしょうか?

 よく同窓会があると、出欠ハガキに「行方不明の方をご存知なら事務局へ教えて下さい」という事が書かれています。

 同級生に親しいお友達がいらっしゃらなかったのかな?

 またご自分で学校に問い合わせて、同級生の名前と電話番号、住所などを教えてもらい連絡するという方法もあったのでは。

 88歳の今ではもう同窓会も行われないと思いますので、致し方ないですよね。

 せめて学校の卒業生名簿には、お名前を付け足してもらって下さい。





秋でもないのに/本田路津子

90歳以上で車の運転は、どう見ても無理のような気がします。

2021-09-12 01:29:09 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「父が免許返納 安心した」というタイトルで62歳の女性が投稿されていました。

 
 92歳の父が運転免許証を返納し、心底ホッとしました。

 4月に腰を圧迫骨折した父は、運転が難しくなったことを自ら悟ったようです。

 2年ほど前から車をバックさせる際、家の堀にぶつけたり、車にこすった跡が付いたりするようになってきました。

 家族や親戚は「危ないから運転はすぐやめてくれ」と言い続けましたが、聞く耳を持ってくれず、私は仕事をやめて父の足代わりになることを申し出ました。

 その件で警察にも相談しましたが、父は返納にうなずいてくれませんでした。

 長年タクシーの運転手をして表彰を受けたこともあった父です。

 大きな事故を起こし、晩節をけがしてほしくないと考えてきたので、本当によかったです。

 以上です。

 運転をやめさせるって、なかなか難しいですね。

>その件で警察にも相談しましたが、父は返納にうなずいてくれませんでした。

 警察に相談しても聞き入れないとは。😅

>2年ほど前から車をバックさせる際、家の堀にぶつけたり、車にこすった跡が付いたりするようになってきました。

 池袋の暴走犯人、旧通商産業省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)を思い起こしました。
自分の自宅の車庫入れさえままならぬ状態だったのに免許を返納せず、大事故を起こしました。
 幼いお子様と母親を死亡させました。
 それを謝りもせず車のせいにするなんて、とても人間とは思えないです。

 90歳以上で車の運転は、どう見ても無理のような気がします。





いつまでも若々しくてかわいい南沙織さん 色づく街 南沙織 1991

「そんなこと言わないで。何かあったら私が世話をするから長生きしてよ」。

2021-09-11 01:06:31 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「孫娘からの優しい一言」というタイトルで、77歳の女性が投稿されていました。


 愛知県東浦町に住む長男一家がお盆休みに、わが家を訪ねてくれました。

 十年ほど前に夫を亡くして一人暮らしの私はつい「認知症や寝たきりになるかもしれない。皆に迷惑掛けたくないから、早く元気なうちにおじいちゃんのところに行けたらいいな」と言ってしまった。

 すると中学校二年生の孫娘が即座に反応してくれました。

 「そんなこと言わないで。何かあったら私が世話をするから長生きしてよ」。

 真顔でこう話していて、うれしくなりました。

 孫は450グラムの超未熟児で生まれました。

 保育器に半年以上いて、その後の成長を大いに心配したものですが、こんなに元気で明るい子に育ってくれるなんて。

 幼い頃はよく面倒を見た孫に、今度はこちらが世話してもらおうかしら。

 以上です。

>「そんなこと言わないで。何かあったら私が世話をするから長生きしてよ」。
 真顔でこう話していて、うれしくなりました。

 お孫さんにこのような事を言われたら、うれしくなりますよね。😊

 うちの孫もこのような事を言ってくれるかな?
 投稿者さんのお孫さんと違って、男の子ばかりだからどうなんだろう?




SEPTEMBER   竹内まりや  1979