中日新聞の「くらしの作文」に「ぼた餅」というタイトルで、67歳の女性が投稿されていました。
今年も春のお彼岸が来た。
冬の長い信州では、ようやく冬が終わると思えるのは、やはりお彼岸が来てからだ。
春分の日は、お天気も良く、お彼岸らしくぼた餅を作ることにした。
昨年までは短時間のパートをしていたが、今年は無職となった。
時間はたっぷりある。
のんびり楽しんで作ろうと準備にかかる。
子供たちが巣立って2人暮らしの我が家では、もち米とうるち米を合わせて3合でも少し多いような。
でも、ぼた餅の好きなパートナーは、ぺろっと食べちゃいそうだ。
あんこ、きな粉、ごま。
これが我が家の定番で甘すぎないように用意する。
ご飯が炊けて少し塩をまぶして、すりこぎで軽く潰す。
ご飯を小さく丸めて仕上げていく。
昔はテーブルの向こうに小さな義母がいて、私がご飯を丸めると、あんこやきな粉をまぶしてくれた。
お彼岸になると、2人でぼた餅を作ったことが思い出される。
早いもんだね。
優しかった義母が亡くなって13年になろうとしている。
私も仕事をリタイアし、次の人生の目標を探している。
次は何をすればいいんだろう。
のんびりできない性分の自分に笑える。
ぼた餅は美味しくできた。
義母もきっと褒めてくれるだろう。
さまざまな思いを胸にしながら、流しの洗い物に取りかかった。
以上です。
うちでは、ぼた餅を作った事がないです。
私はかみさんに「ぼた餅とおはぎは、どう違うのか?」と、よく聞くようです。
この記事を見た時も、かみさんにぼた餅とおはぎの違いを聞きました。
<こしあんを用いているのが「ぼたもち」。つぶあんを用いているのが「おはぎ」となります。これは、あんの材料となる小豆の収穫時期に由来すると言われています。
小豆は秋に収穫されます。秋に食べる「おはぎ」は、とれたての小豆を使っているので、粒のままでも皮も柔らかく、美味しく食べられるのです。
ところが、春になると、小豆も時間が経って固くなるため、こしてからあんを作ります。そのため、春に食べる「ぼたもち」にはこしあんを使うというわけです。>
↑は、ネットの説明でした。
ぼた餅とおはぎの違いは、こしあんを使うかつぶあんを使うかの違いなんですね。
私は「おはぎ」の方が好きです。
昔は実家に顔を出す時は、おはぎを持参しました。
よくシャトレーゼの「おはぎ」を買って持って行きました。
当時は1個100円でした。
シャトレーゼのケーキは美味しくなかったですが、おはぎは美味しかったです。
うちの母親も甘い物が大好きだったので、おはぎを持参すると喜んでいました。
平井 堅 『瞳をとじて』MUSIC VIDEO
>ぼた餅と、おはぎの違い・・そうだったんですか(知らないで作ってましたわ)
知らない方が多いと思います。
私もぼた餅とおはぎの話題が出ると、いつも違いはどうだったんだろうと思い、かみさんに聞くと「毎回聞くね」と、うんざりされます。
今回はかみさんが教えてくれなかったので、ネットで調べました。
アンコの違いなんですね。
ぼた餅はこし餡、おはぎはつぶあん。
私は粒あん派なので、おはぎが好きです。😄